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五社英雄監督「吉原炎上」

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星4、1 五社監督のヒストリーオブ吉原




1987年東映作品。
原作斉藤真一。
脚本構成笠原和夫。
脚本中島貞夫。
監督五社英雄。



昔「ゴールデン洋画劇場」でよく地上波放送していたこれを見てみるうシリーズ。

今じゃ考えられない。毎日がCSの映画チャンネル並みの地上波ラインナップで、私らの子供の頃はやはりおかしい時代だったんでしょうか?なんて。

よく五社監督作品は、本作と「肉体の門」(近日鑑賞予定)それから「極道の妻たち」(高視聴率映画。こちらもいつかレビューしたい)なんか放送していた。

Hな作品だ、と人目でわかる作品、ギラギラした目つきの男性群、そんな印象の五社監督作品群。今なら挑戦出来る、なぜなら、おじさんだもの。

東映DVD鑑賞となりました。



いやあ凄いよなあ。
セットをバッチシ作って、しっかり「炎上」させる。ラストの炎は、遊女の怨念の集積のよう。ラストカットの名取さん、本当に熱そうで目がシパシパしていた。

物語は、ウブな匂いをもつ名取裕子。吉原のとある遊郭へ荷車にのりやってくる。そこで見聞きするはじめの一歩、ワケありの働き、訳ありの遊女様々。

導入の素晴らしき、How to 遊郭の仕組みを化粧しない名取視点で観客にわかりしめるはじまりは秀抜。

遅咲き早咲きの桜たる遊女達のそれぞれのドラマを挟み叫びながら、名取裕子の登り花魁の道まで魅せる。

はじめの遊女の春に二宮さよ子。

遊女の中でも西川峰子の素晴らしき叫びとスローモーション五社スロー必見。あまりにも奇妙で一生忘れられない。だけど、人間誰しも狼になりたい時があっても良いと思うが、西川峰子の吐き出す桜のなんとも真っ赤なカットの強烈なこと。

ほか夏の章たるのたうちまわる金魚のような藤真利子の鋭利な刃物のような鋭い夏。

最後にそびえるかたせ梨乃の歌に豪華にまるで男気のような下水さ風きる遊女ぶりも必見。かたせ様は、五社組のアクトレスだ。本作での大声、叫びを是非。

まるで主役の名取裕子は、さながら脇役のよう。

吉原の古きなくなった伝統をかすかながら蘇らせた五社マジックに魅せられた炎。元祖炎上ムービーなのかもしれない。いや本作の炎上は、まことに艶やか、つややか。

脇男優になまり宜しくビートきよし、名調子のような呼び込み左とん平、遊郭ちょろちょろウェイター岸部一徳、念願の五社組にはいれた喜びをバイオリン歌にこめる、アドリブ歌ありの竹中直人。

あと今回は完全にコメディアンリリーフの主役級緒形拳は、余計な一言軍人でちょい役。

さりげなくロマンポルノ組から絵沢萌子。


神代辰巳のエロスと比べるともはや大仰大袈裟、ザ大芝居に見えるかもしれない。が、東映筋金入りのセットと絢爛豪華な日本の歴史的エロスをきっちり描いた五社カッツは、素晴らしいにつきる。
けばけばしいほどのきらびやかな色と装置に
名取裕子の花がちる

今も昔もかわらぬ遊女は、今もなお続く。
こんな物語どこぞの箇所でも花開いてる男女だから、、、。

五社監督の変なスローつぼに入ってきたなあ。

溝口健二の「西鶴一代女」から
ナギサオオシマの「愛のコリーダ」から
神代辰巳の「赤線玉の井ぬけられます」から
日本映画のラブエロス作品群は、素晴らしきある意味恋愛情念映画だよなあ。

日本映画のラブストーリーは、ちゃんと存在しているんだけど、みな、知らないだけ、なんだよなあ勿体ない勿体ない。




さて、
五社監督のヒストリーオブ吉原

ぜひどうぞ!

追伸
「肉体の門」「櫂」「陽暉楼」「薄化粧」「極道の妻たち」「226」あたしまで鑑賞未定見てい予定。

原一男「ニッポン国VS泉南石綿村」

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星4、5 原一男監督の裁判とイシワタと労災




配給製作、疾走プロダクション。
構成小林佐智子。
撮影、監督原一男。



日本ドキュメンタリー界の怒れる監督でトップランナー、原一男監督。

圧倒的密接密着したなかから半ば共犯的に現実を共にカメラで戦うような作風で絶大な支持と作風を紡ぎ出してきた。

原一男おさらい。
見てダビングしたビデオを「呪われる」と思い消した過去を持つ。それは神軍我に天誅言動でくらわす。過激な人。奥崎けんぞうを捉えた最高傑作「ゆきゆきて神軍」

ビデオ屋で探しまわりやっと借りた2本。

俺のからだは、個性だよだけど病気でもある処女作「さよならPC」

原一男と身近な恋をなかばマンマに撮りあげた通称元祖始祖ハ○撮りドキュメンタリー。なんとまんまな痴話ドロドロぐだぐだした私小説「極私的エロス・恋歌1974」

わたしは作者か?
嘘つきか?
創作者か?
幻想家か?小説家井上光晴を撮る「全身小説家」

「全身小説家」を見てから次なる原一男作品が見たくて90年代かな?キネ旬を読んでムズムズってたあの日。

時経過。なあんとツィッターをやってると「原一男」の文字。すぐフォロー。んで新作を撮っている噂。どこかで短縮版上映。そんでそんでついに上映のはこび。なにやら公害物の匂い。

わがシネウインドにも限定上映。んで原一男監督が来館との事。

うわあスケジュール的に

いけえねー

と思い初日に行くと。なんと半券持ってくるとトークショー入場可能(涙。感謝シネウインド。翌日溢れる情熱トーク、原監督、小林プロデューサー、スタッフの方でトーク堪能。原監督の独壇場時間足りない足りないの裏話。)新潟初日見てまいりました。



まず率直に。監督曰く自覚もされて泣く泣くだと思う。が、しかし。もう少し短くして2時間以内にしたら、間違いなくシネコンにかかっていたのかもしれない。監督の意に反してかもしれないが。興行も、上映箇所拡大も可能なのかもしれない、だが監督許さない事だろうきっと多分。

原監督もトークで赤裸々トークしてたのだが、

今までは面白い!人を見つけてきて共犯関係で撮りあげたと。

確かに
さよならPCの障がいしゃの主張
原監督の恋人と今とカメラ「極私的エロス」
全身虚構事実のリミックス井上小説家
対象人物がいたわけだった。

原監督は、「10年」探したと。けど、そのような刺激的な人いない。
劇場映画を挟みこみ、出会いは、テレビドキュメント映像製作以来。そこから本作へつながったとのこと。

まず、漠然感ずるとこ!
わあ!原監督の

ある意味直球のドキュメント

来たあ。新しいそしてそれは実に実に素晴らしすぎた。

それもとてつもなく素晴らし過ぎて、涙ちょちょぎれたあ。最高傑作でましたよねえ、確実にでた確信した。

一見冒頭は、「石綿」なる被害者の方々を丁寧にカメラを真ん中にすえ超傾聴していく。原監督のフィールドワーク的に被害者の方のイラストと簡潔ピアノ音が心にひとり、ひとり刻まれていく。

石綿、今じゃ使えない物だ。舞台は、関西、大阪泉南だ。そこに原監督がふつうの人びとを撮る。いや今度は被がい者なのだ。

みな出演者は、どこか違うのだ。健康的にみえない、心に何か重たい物を持ち、原監督に自分を語る。その言葉ひとりひとり。

へたしたら
ベッドから
パジャマ姿から
細いチューブを鼻にいれながら(肺がご病気の為酸素を吸入していると見受けられる。その痛み一呼吸を見てほしい)わたしを話すその姿をとくと見よっ!

なかでも、原監督らしさが猛烈に出るドキュメントショットが出る。本当にびっくりするのだが、原監督との信頼関係によりとある患者さんのとある禁断シーンを魅せてくる。いやあびっくりしました。これを撮れる原監督の素晴らしさ、そしてそれは無残にも響く呼吸難の苦渋の咳が響き、決してほっこりしそうで、恐ろしい真実が見えた!!必見。

中盤
弁護団団長の琢磨しい動員力に原監督は、いつしか提案する。
それさ裁判であり、
勝訴であり、
勝ちであり、
ありのままぶつける。

それはいつしか石綿から対戦相手は「ニッポン国」の政にスライドする。

中盤からの怒濤の裁判、役所、演説のモンタージュドキュメントのぶ厚いこと。
胸迫ること。2018年こんな映像日本人が撮れてる、上映していることに驚愕する。一見テレビの「ザドキュメント」的な中盤からの映像だが、ラストまでぬかりなく丹念に石綿原闘争は、ゴールを「とりあえず」迎える210分弱。

私はふたつ胸つかまれた事項披露する。
まずとある女性の方にインタビューしていく。
時間テロップが時を刻み、年数を刻む。
お子さんも大きくなる。
が、その方の顔が明らかに
「憔悴していく」のだ。
どこか「やせていく」のだ。「小さく」なっていくのだ、この変化、病気を患う姿をありのままみせるこのドキュメント!とっても忘れられなかった。明らかに見始めと顔が違う。
体調が悪い、話しの元気がない。
時は進み
裁判とニホン国はびくともしない
人は見えぬ壁にぶちあたり病は確実に顔を変えている瞬間を原監督はドキュメントしていて、本当に驚愕事実だった。

そしてもう一つは、ニッポン国。この国の良くない部分が後半ガンガン出てくる。怒りがわかない人はいないのではないか?
ひいては、
間違いなく日本政治に対する原一男、泉南の方々を通して嫌というほどさし迫りくる怒りが浮かび上がる。

なんども
足をつかい
語気をあらげ
なんども
たちあがり
群衆に被害を叫ぶ日々

共に映像は、よりそい泉南闘争の参加者となりうる原一男モンタージュをとくとご覧ください!

私は、とある女性の悲痛な叫び続ける大声に絶望のいななきのようなひとりの苦しむ女性の演説に涙が溢れた。



無料で入れた原一男トークでは裏話を笑顔満載に、ふむふむ聴いて、
原一男キネ旬本購入して、サインを頂き
2018年の大切な思い出となりました。



さて
原一男監督の裁判とイシワタと労災

原一男対ふつうの人びと

原一男対日本政治

機会があればぜひ!

追伸
2018年劇場日本映画ベストスリーにランクインします。確実に力作です。そんじょそこらの作品ではない、力作新作であると断言!

追記
原監督新作は、水俣病とのこと。もしなら来年公開とのこと。

蛇足追記
私は原一男監督の「福祉」映画が見たい!原点「さよならPC」にもどり、原一男の幸福な健康ドキュメントを見てみたい!!もしくわカメラを自分にあててほしい!!なんて勝手なお願いをしてしまったサインを頂いた小僧おじさんでした。

オリバー・ストーン監督「プラトーン」

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星5つ オリバー・ストーンのベトナム戦争カンボジアあたり


1986年オリオンピクチャー、MGM提供。
アカデミー監督、音響、編集、作品賞受賞。
ベルリン映画祭監督賞受賞。
脚本監督オリヴァーストーン。



2018年全員で展開するリヴァイバルプロジェクト、「午前10時の映画祭」今回のプログラムで期待して待ち望んでいた作品でした。

オリバー・ストーン監督「プラトーン」だ。

出会いは地上波テレビ放送。インデックスシール(雑誌「ビデオでーた」のやつ)貼って録画した記憶。
それからノーカットで吹き替えじゃなく見たいと思いコロンビアビデオでレンタル。そしてVHSダビングした。 
圧倒的にわかりやすく、何より最初に「ベトナム戦争」を体感出来た映画だった。

それから幾つかベトナム戦争とやらに括られる映画を見てきた。
たまにテレビ放送していた「ハンバーガーヒル」

実録フィルムと手紙の朗読のような「ディアアメリカ戦場からの手紙」

結婚馬鹿騒ぎとロシアンルーレット、マイケルチミノの「ディアハンター」

戦争はもはや自然にとりこまれる、マリックの「シンレッドライン」

ゴダールのカメラ半径1メートルの自問反戦自答「ベトナムから遠く離れて」

結ばれた友情、転がる裏切りと死体「キリングフィールド」

デパルマが描きわける戦場におけるレイプ「カジュアリティーズ」

もはや立派な心と体は完全武装キューブリックの「フルメタルジャケット」

監督自身が気が狂った破壊のエクソダス、コッポラの「地獄の黙示録」

他オリバー・ストーンの戦争諸作も制覇してきた。オリバー・ストーンの戦争作品は、「ブッシュ」「ニクソン」(再発売希望)含めみな必見。

そんななかでも本作の輝ける鋭さは、本物だった。見直して分かった。

午前10時の映画祭、秋雨降る中鑑賞してきた。



あー凄い凄い凄いなあ
オリバーオリバーオリバーあなたは凄いもん作っていたんだねえ。

冒頭は、砂埃舞う所。画面まっちゃっちゃっ。そこに寝室兵士として送りこまれるチャーリーシーン。もみあげもなくウブさ満載の顔。むせかえル暑さと砂けむりに目がしぼむ。この冒頭登場シーンは、ラストクレジットにも使われていた。

見直してわかった素晴らしさ。それは間違いなく瞬間瞬間くりだされる5から10秒のカットの満ちたベトナム模様。それから俳優達の素晴らしい役所、持ち味の素晴らしさだ。

藁葺きの草に火をつけて、煙草を吸う兵士。この皮肉なエゴショットを強烈目撃した。いつまでも本作を記憶していたショットだ。

この村を襲撃するくだりで涙が流れた。ベトナム戦争は、完全に感覚麻痺した殺人狩りのショーになる。

また、村に退去命令が出ても隠れて村の女たちを強姦する兵士。この具体的描写は一切出ないが、ぶち切れたチャーリーシーンの恫喝と涙のアジア女性で一発理解。

この村を襲撃する所のシークエンスは、ある意味本山の鍵となりベトナム戦争ではなく狂っ田矢先の怒り爆発殺戮とかすのか?任務遂行とするのか?
理性と疲弊と激情が見ている我々に交錯する。

怒りに任せるチャーリーシーンの強行ダンスシーン必見。

「野獣かよ!おめらわあ!」と言い放つチャーリー。(だが、数年後チャーリーシーンは、プライベートで野獣になりエイズを背負う羽目に。恐ろしいなあ)

木と同化する腐敗死体からライターを奪う
首にたかるアリ
足がボコボコに膨れる不衛生と皮膚
麻薬にむせながら踊るつかのまの休息
痛め尽くした死体を飾り怒り増幅させる敵
カミカゼ突っ込むベトナム兵士
間違える爆撃
周到な地下組織、マップ、破壊工作の敵
ヘルメットのメッセージ、煙草
くみ取りトイレ掃除
衛生兵

わめくさわぐやかましい
冷静をかき
泣き叫び黙らせ
煙草をすう

見張り眠たい眠ったら死刑
人種もいじめもありまくり
こづかれどつかれ命令命令
なぜなら死はいつでも隣あわせだからだ。

それぞれの笑顔、心情、除隊まで数える毎日

この一瞬一瞬の3秒くらいのカットがイチイチ素晴らしくネガティブな事実事象を映し出していて、その累積映像豊富なのが今回見直してよーくわかった。必見。

そして本山を支える俳優達の素晴らしいキャラクター、演技だ。

2大派閥のトムベレンジャーとウィリアムデフォーは、とにかく必見。
トムベレンジャーは、以下この役に引っ張られるかのごとく戦場アクション映画が続いた。間違いなく本作のおかげだ。
トムベレンジャーのあの傷を見て欲しい。敵上等、上下関係俺制定俺法律俺戦法。
生きながらえてきたトムベレンジャーの傷の意味。喧嘩傷当たり前に争って勝ち得た印のよう。
取り巻きも従える。歴戦傷、統率傷なのだ。

主役のチャーリーシーンは、志願兵。珍しがられる優等生だ。他兵士は、自認する下層な心意気。なりたくもない僻地から収集されたチャーリーシーンの独白が重なる。祖母にあてた手紙が終始ナレーションする。両親を嫌い、国に奉仕したいという珍しい理由からのチャーリーだった。
チャーリーシーンのラスト付近の顔必見。

ウィリアムデフォーも若々しい。冷静に戦況を把握し乗り込み、遂行する兵士。結末悲劇な真実。

途中から来た上司の間違える戦術、やけっぱち。

除隊待ち傷なき体で帰りたい古株兵のボヤキ、楽したい言動。

オリバー・ストーン自身が上役のやくどころでベトナム兵にカミカゼ爆撃受ける所は、思わず苦笑い(爆)


ラストの眩しい光は、本作のくらい余韻を打ち消す眩しい閃光のようで、涙を拭いてティジョイ新潟をあとにした。



さて
オリバー・ストーンが描くベトナム戦争
カンボジアあたし
プラトーン



戦争みるならまずこれ!
アメリカの狂えた世界をぜひごらんください!

追伸
本作、全国の高校で見せればいいのになあ。一発でわかるよ戦争のなんたるかがね。

あー〇ソ凄かったなあ。

2018年裏劇場ベストワンです!!

オリバー・ストーン監督「プラトーン」

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星5つ オリバー・ストーンのベトナム戦争カンボジアあたり


1986年オリオンピクチャー、MGM提供。
アカデミー監督、音響、編集、作品賞受賞。
ベルリン映画祭監督賞受賞。
脚本監督オリヴァーストーン。



2018年全員で展開するリヴァイバルプロジェクト、「午前10時の映画祭」今回のプログラムで期待して待ち望んでいた作品でした。

オリバー・ストーン監督「プラトーン」だ。

出会いは地上波テレビ放送。インデックスシール(雑誌「ビデオでーた」のやつ)貼って録画した記憶。
それからノーカットで吹き替えじゃなく見たいと思いコロンビアビデオでレンタル。そしてVHSダビングした。 
圧倒的にわかりやすく、何より最初に「ベトナム戦争」を体感出来た映画だった。

それから幾つかベトナム戦争とやらに括られる映画を見てきた。
たまにテレビ放送していた「ハンバーガーヒル」

実録フィルムと手紙の朗読のような「ディアアメリカ戦場からの手紙」

結婚馬鹿騒ぎとロシアンルーレット、マイケルチミノの「ディアハンター」

戦争はもはや自然にとりこまれる、マリックの「シンレッドライン」

ゴダールのカメラ半径1メートルの自問反戦自答「ベトナムから遠く離れて」

結ばれた友情、転がる裏切りと死体「キリングフィールド」

デパルマが描きわける戦場におけるレイプ「カジュアリティーズ」

もはや立派な心と体は完全武装キューブリックの「フルメタルジャケット」

監督自身が気が狂った破壊のエクソダス、コッポラの「地獄の黙示録」

他オリバー・ストーンの戦争諸作も制覇してきた。オリバー・ストーンの戦争作品は、「ブッシュ」「ニクソン」(再発売希望)含めみな必見。

そんななかでも本作の輝ける鋭さは、本物だった。見直して分かった。

午前10時の映画祭、秋雨降る中鑑賞してきた。



あー凄い凄い凄いなあ
オリバーオリバーオリバーあなたは凄いもん作っていたんだねえ。

冒頭は、砂埃舞う所。画面まっちゃっちゃっ。そこに寝室兵士として送りこまれるチャーリーシーン。もみあげもなくウブさ満載の顔。むせかえル暑さと砂けむりに目がしぼむ。この冒頭登場シーンは、ラストクレジットにも使われていた。

見直してわかった素晴らしさ。それは間違いなく瞬間瞬間くりだされる5から10秒のカットの満ちたベトナム模様。それから俳優達の素晴らしい役所、持ち味の素晴らしさだ。

藁葺きの草に火をつけて、煙草を吸う兵士。この皮肉なエゴショットを強烈目撃した。いつまでも本作を記憶していたショットだ。

この村を襲撃するくだりで涙が流れた。ベトナム戦争は、完全に感覚麻痺した殺人狩りのショーになる。

また、村に退去命令が出ても隠れて村の女たちを強姦する兵士。この具体的描写は一切出ないが、ぶち切れたチャーリーシーンの恫喝と涙のアジア女性で一発理解。

この村を襲撃する所のシークエンスは、ある意味本山の鍵となりベトナム戦争ではなく狂っ田矢先の怒り爆発殺戮とかすのか?任務遂行とするのか?
理性と疲弊と激情が見ている我々に交錯する。

怒りに任せるチャーリーシーンの強行ダンスシーン必見。

「野獣かよ!おめらわあ!」と言い放つチャーリー。(だが、数年後チャーリーシーンは、プライベートで野獣になりエイズを背負う羽目に。恐ろしいなあ)

木と同化する腐敗死体からライターを奪う
首にたかるアリ
足がボコボコに膨れる不衛生と皮膚
麻薬にむせながら踊るつかのまの休息
痛め尽くした死体を飾り怒り増幅させる敵
カミカゼ突っ込むベトナム兵士
間違える爆撃
周到な地下組織、マップ、破壊工作の敵
ヘルメットのメッセージ、煙草
くみ取りトイレ掃除
衛生兵

わめくさわぐやかましい
冷静をかき
泣き叫び黙らせ
煙草をすう

見張り眠たい眠ったら死刑
人種もいじめもありまくり
こづかれどつかれ命令命令
なぜなら死はいつでも隣あわせだからだ。

それぞれの笑顔、心情、除隊まで数える毎日

この一瞬一瞬の3秒くらいのカットがイチイチ素晴らしくネガティブな事実事象を映し出していて、その累積映像豊富なのが今回見直してよーくわかった。必見。

そして本山を支える俳優達の素晴らしいキャラクター、演技だ。

2大派閥のトムベレンジャーとウィリアムデフォーは、とにかく必見。
トムベレンジャーは、以下この役に引っ張られるかのごとく戦場アクション映画が続いた。間違いなく本作のおかげだ。
トムベレンジャーのあの傷を見て欲しい。敵上等、上下関係俺制定俺法律俺戦法。
生きながらえてきたトムベレンジャーの傷の意味。喧嘩傷当たり前に争って勝ち得た印のよう。
取り巻きも従える。歴戦傷、統率傷なのだ。

主役のチャーリーシーンは、志願兵。珍しがられる優等生だ。他兵士は、自認する下層な心意気。なりたくもない僻地から収集されたチャーリーシーンの独白が重なる。祖母にあてた手紙が終始ナレーションする。両親を嫌い、国に奉仕したいという珍しい理由からのチャーリーだった。
チャーリーシーンのラスト付近の顔必見。

ウィリアムデフォーも若々しい。冷静に戦況を把握し乗り込み、遂行する兵士。結末悲劇な真実。

途中から来た上司の間違える戦術、やけっぱち。

除隊待ち傷なき体で帰りたい古株兵のボヤキ、楽したい言動。

オリバー・ストーン自身が上役のやくどころでベトナム兵にカミカゼ爆撃受ける所は、思わず苦笑い(爆)


ラストの眩しい光は、本作のくらい余韻を打ち消す眩しい閃光のようで、涙を拭いてティジョイ新潟をあとにした。



さて
オリバー・ストーンが描くベトナム戦争
カンボジアあたし
プラトーン



戦争みるからまずこれ!
アメリカの狂えた世界をぜひごらんください!

追伸
本作、全国の高校で見せればいいのになあ。一発でわかるよ戦争のなんたるかがね。

あー〇ソ凄かったなあ。

2018年裏劇場ベストワンです!!

クリストファーマッカリー監督「ミッションインポシブルフォールアウト」

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マッカリー監督・トムクルーズのスパイ大作戦6 大作戦「落ちる」


バットロボット、アリババピクチャー他提供
製作トムクルーズ、JJエイブラハム。
脚本監督クリストファーマッカリー。



昔は、コッポラの青春映画「アウトサイダー」の脇役若手俳優だったトムクルーズ。

今や製作プロデューサー兼ヒットメーカー俳優になり、アクションからサスペンスから怪物映画まであらゆるジャンル出演にカスタマイズ俳優しているトムクルーズ。

そんなトムクルーズの本腰企画がテレビ作品「スパイ大作戦」のリメイク、「ミッションインポッシブル」シリーズだ。

シリーズおさらい。
「アウトサイダー」繋がりからエミリオエステベス。
ボスには、ジョンボイド、フランス界からジャンレノ、エマニュエルベアールまで出演したオールスターキャストと「アンタッチャブル」で素晴らしいテレビリメイクを果たしたブライアンデパルマ監督を迎え、チームワークと任務遂行をスリリングリメイクし大ヒットした「ミッションインポッシブル」

炎の画面にジョンウーのジャンピングガンアクションを重ねる、アクション特化に走る「ミッションインポッシブル」

チームワークに戻りながら抜群のアクションとスパイ成功を描き「」以降も製作総指揮にまわるJJエイブラハムの「ミッションインポッシブル」

脚本家のクリストファーマッカリーといよいよトムクルーズの製作プロデューサーが油に乗ってアクション、スパイとどんでん返しの返しを物語に複雑にしかけてきた「ミッションインポッシブルゴーストプロトコル」

マッカリー監督、完全にトムクルーズ、ジャッキーチェン化してきた飛行機にへばりつガチンコアクションとミッション遂行とさらなるどんでん返し倍返し「ミッションインポシブルローグネイション」

今やシリーズこれで6作め!「フォールアウト」
落ちるのかな?
辞書より「外へ落ちる、喧嘩する」

みたいな感じ。

事前情報入れず、デイタイム鑑賞してまいりました。



正直いろいろあるけど、
ポンポン舞台変わるけど、
ヘンリーカビィルの絡みも途中もにゃもにゃするけど、

ラストトムクルーズの勇姿に涙がじわわわあんとあふれたなあ。ますますジャッキーチェンに近づいたなあ。

まず、「、4」以降、マッカリー作品からわりと連作で見ないとわからない情報があります。
ので「ゴーストプロトコル」「ローグネィション」を見てる方だとなおよく判ります。
私、見終えてさっそくデパルマ坂、ジョンウー版、「ゴーストプロトコル」を買いました。レベッカファーガソンの立ち位置確認の為。

いやあそれにしてもトムクルーズ!必見!のアクションです。
完全にトムクルーズ死ににいってますよねえ!死にたいんじゃないかなあ。
まあとにかく、ガチンコなんですよねえ恐らく。トムクルーズのラストもさることながら、バイクシーン、カーチェイスね!凄いですよ!トムクルーズのマジのリアクション顔を是非確認してください!

まあ完全に挑戦してますよねえ!対抗心というかね。

トムクルーズがやる

というアクションにとことんくらいついている。なんでアリババさんと提携してるのかもしれませんね。
全部が全部トム様だとは思いませんがね。クレジット見るとCGアーティストのなかなかいらっしゃいました。(「ジュラシックワールド」とかと比べると少なめ)
あとシンキングタイムが笑えた。「今!考えてるよ!(今やってるよ!)」みたいなね。とても好感もてる。
最後にトムクルーズ!顔?ちょっと変わりましたよね!前作のブルーレイでトムクルーズのインタビュー見ると顕著。(蛇足だが1作めはまだニコール・キッドマンがどうの言ってます。んで今調べたらケィティホームズとも離婚成立してた。その影響かしらと思った余計深読み)

いつものお笑い担当サイモンペッグ。笑えるよなあ。

落ち着いたキャラ、機械担当ヴィングレイムス。
「ショーンオブザデッド」にサイモンとリメイク「ドーンオブザデッド」にヴィングが出演していて共に「ゾンビ」映画出身という共通点あり。ちょっと笑えるのよ起用にゾンビありて。

なんか見たことあるなあと思ったヘンリーカビィル、「スーパーマン」でしたねえ。ザックスナイダー版のねえ!あれっ?ザックスナイダーから起用多いからプロデューサー絡みがあるかもしれませんね。

個人的に嬉しかったのは、アンジェラバセットの起用。黒人上役に出演。「MI3」でのローレンスフィッシュバーン的な位置だす。
「マルコムX」や私の映画「ボーイズンザフッド」に出演散見していた。DVD持参。アンジェラバセットは90年代スパイクリー組に出ていた方で好きな女優さんだす。しめる上司にチョイ役で出ています。

トムクルーズとチームイーサン率いる爆弾どうにかせんと物語!

とくとご覧ください!


さて
マッカリー監督・トムクルーズのスパイ大作戦6 大作戦「落ちる」

爆弾どうにかせんと物語

スパイ大作戦ファンの皆様!
トムクルーズファンの皆様!

ぜひ劇場でお楽しみください!

ジーンサックス監督「おかしなふたり」

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マッソー・レモンの変なカップル



1969年作品。
脚本ニールサイモン。
監督ジーンサックス。



とある日のツイートで知った。喜劇脚本家ニールサイモン死去。追悼コメントあった。棚にそういえば買ってあった事思い出す。

ニールサイモンは、リチャードドレイファスの「グッバイガール」を見た記憶。ほぼ忘却、言葉数多いコメディみたいな感じ、雨のシーンを覚えていた。

この黄色ジャケ良く記憶していたCICビデオ。なかなかのレアビデオ。ていうかニールサイモンのビデオは、なかなか無かったのでほぼ未見。80年代入ってからの諸作はDVDである記憶。マーティンシーンの「ロンリーガイ」とかとか。

見たかった作品で、ソフト化になったら真っ先に買ったがなかなか見なかった。

ユニバーサルDVD、棚から1枚掴みで鑑賞しました。



わあお!まるで花王名人劇場(死語)名俳優のザコメディという感じで楽しく見れましたね。

どこか舞台劇のようで多分舞台でもリメイクしてるんじゃないかしら日本の誰かが?!

Wiki調べだとやっぱり舞台先だった。
ウォルターマッソーが1965年から演じていた。

物語は、ジャックレモンが心何かありげな感じで歩く。どうやらホテルに入ると気分は消極的。

音楽ニールヘフティがやけに明るく盛り上げる。ニールヘフティさん、テレビ版「バットマン」の「バットマア~ン!バットマア~ン!」のあの作曲家だった事にWikiでびっくりする。

一方トランプを楽しむ男たち。なんだか綺麗じゃないむさ苦しさ。そのアパートを提供するのがウォルターマッソーだ。バツイチ新聞記者、電話取れば養育費請求の元家族の声。そんなアパートにジャックレモンがやってくる。さておかしなカップルはどうなるやら?みたいなお話し。

いやあレモンとマッソーがファミレスで会話するシーンは、真骨頂。レモンの性格が分かってくる。特に耳鳴り解消のジャックレモン必見爆笑。なんか「恋人たちの予感」のメグライアンとビリークリスタルを思い出した。レストランで喘ぐシーンと似てる。


ていうかジャックレモンのナイーヴ演技がある意味本作の肝、見せ場だ。

受け手はマッソー。この奇妙なカップルのゴールはいかに?

蓋を空けるとかなりの舞台っぽい作品でしたが、流石に名人芸のバツイチチョンガー男やもめ物語。

誰も死なない友情コメディであった。
本作ヒットしたのか、ウォルターマッソー、ジャックレモンそれぞれピン出演スタッフで作品が出来ている。
邦題がレモン出演「おなしな夫婦」ウォルター出演「おかしなホテル」で「おかしな~」邦題繋がりで巻きこみ商法。

時たち、老齢なレモン、マッソーと「恋しくて」のハワードイッチ監督で続編もできているので気になるなあ。

姉妹役の方も綺麗でよく笑うナイスコメディエンヌだった。


さて
マッソー・レモンの変なカップル

ぜひ!

日野日出志監督「ギニーピック2血肉の華」

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星4、4 日野日出志ギニーピックな伝説的モルモット、切り刻まれた肉体



脚本監督日野日出志。
配給ミッドナイト25。




2018年9月何気なくマイ携帯雑誌という名の呟きツィッターにサラッと作品紹介とYouTube窓口。

「えっ!ウソやン、これ見れるの?!」

画像タップするとタイトル「15歳未満は貸出視聴禁止」(YouTubeでもはや誰でも可能)

ちょっとすんなり見れるのでだじろぎ、事前情報をウィキる(Wikipediaで検索し調べる事をウィキると訳す)

確か出会いは、小学校の友達のビデオ屋。うわああるんだあとおどろしい紙パッケージのVHS。
その後新作も出来ていた事は、「ビデオでーた」の雑誌広告で知っていた。
人魚のやつ、LSDのやつ。パッケージのいかがわしさだけで記憶決定認知。なかなかのレアビデオ。

本作のパッケージは、完全放送禁止レベルの殺傷切り株具合で一発トラウマ目視決定のある意味素晴らしいスナッフ感満載のジャケ写真だった。

というか調べればわかりますが、とある事件絡みで本部シリーズビデオ屋から、ある日ばっさり消えた事を覚えている。

そして時たちアメリカ発売。からの「アメリカンギニーピック」ならぬリメイクインフルも撮られていた。

3作め以降はなぜかコメディに展開。マチャミ、柴田さん等初期ワハハ魂が共鳴してか出演。なぜかシティーボーイズの一人相撲さえきしげるさんも出演していた。

準備整え、携帯にヘッドホンぶっさして鑑賞となった。



まずこれ18禁止レベルです。完璧スプラッターホラー映画上級編なんで覚悟願う。


いやあ!これ!不謹慎絶対確定認識で言うけど、素晴らしく良く出来てるっすねえ!まあ規制入るのもわかるなあ。

あの立派過ぎるスプラッターホラーでしたねえ。

2018年自宅裏ベストでたなあ。一変見たら忘れらんねえわあこれ。

何が良いか!
ゴアのリアルさね!これにつきます。監督日野日出志のこだわりだと思うんだが、
まあ切り株にするまで、手こずるてこずる。このゴアのリアルさと肉感さの良さね。

骨ゴリゴリのリアルさにつきたあ。うへえ。目もふへえ。


簡単にスプラッターしない。骨と肉をしっかり切る事の素晴らしさ!いやあハーシャルゴードンルイスに見てるのかなあ?!


ハーシャルは、意外にシャレオツにグシャグシャ,カットわりつつ時に笑えてゴアするのだが、、こちらは、徹底的に完全モルモットを作ろう俺美意識殺意で絶望絶対満載!

ひたすら茶化さずに
血肉を華さかす本作。
ラストは少し作り物すぎてあれでしたが、最後の華は、ちょっとキモいと思いました。

いやあラスト含め、変な絶望鼻歌含めすげかったなあ(鼻息荒くなる)
小学校以来の念願にみれたからもあるけど、
いやあこれは酷い(褒め)なあ。
 
監督はいつか伝説になるだろと言ってるが、あの事件とアメリカでリメイク作品化されてる時点で重々本作作品としてホラーインパクチマシマシだ。

あの甲冑おじさんの力の抜けた感も良かった。あと女優さんのある意味80年代の感じもすばらし。
まさかあんなになるとは。

いやあ本当に冒頭の注意事項というか作品触れ込みは、あながちフィクションじゃないんじゃないかと思わせる精神性だよなあ。
いや監督のホラーやったるよ!の意識が物凄くよく伝わっている証拠だよねえ。
マイナス感情を誘発しているわけだからなあ凄い作品でした。

まさしくカルト作品の名に相応しい。

白石監督の「グロテスク」は、本作のリメイクなんかもと思い直した。



さて
日野日出志監督の
悪魔のモルモット血肉の華
伝説のギニーピック2 

本当に覚悟注意くだされ!

ホラーファンならぜひ!


追伸
びっくりしたなあ。YouTubeでこのシリーズほぼ見れる。

いやあ嬉しいけど、大丈夫レィティング。まあ規制も時間の問題だと思われます。だからコンビニでH本分けてるのも意味あんのかなあと思いますよね。

いやあびっくったなあ。

血肉華、私の頭に確実に咲いたわあ。おっさんになってだが。
逆に若者にこれみせちゃアカンやつですねえ。これね。携帯も考えものだなあとそこまで考えちゃう携帯鑑賞でございました。

注意注意注意
いや下劣猟奇ホラーとしては、一級だす!

日本にもハーシャルゴードンルイスいるじゃん!って思っちゃった。

ほか続編、ファースト見れたら追いかけてみます。

追記
YouTubeで見れる見たい作品きっと探せば無数にある気がするのだが、さしあたり気になってるの
ギニーピックシリーズ 
キューブリック「拳闘試合の日」
大林宣彦の8ミリ作品
衣笠監督「狂った一頁」
とかとか
あー調べると切りが無い。
近所にビデオマーケットさんのような輸入映画ソフト屋があればいいだがない、わけで。なんで規制されるでしょうね。ちょっとおかしいですもんね、ヘタしたら小学生でも塾いく電車内で見れちゃうわけですからね。

蛇足追伸
けどこういうスナッフフィルムは、もうリアルスナッフやらDQN映像拡散で今や鍵付き有料高級ペイチャンネルTVとかしているのがナウな現状だと思ってます。
リアル殺戮ショーとか絶対アメリカとかありそうだもんねえ。あーおそろしや恐怖恐怖!

写真は掲載しずらいので手書きポップ風自筆で

ジャッキーチェン監督出演「香港国際警察」

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ジャッキーポリス、怒りの鉄拳


ジャッキーの懇親の力作。監督主演作。

大がかりなカーアクションから殴りあいをポリスなのに大爆発。スラム街をぶっこわすシーンからブリジットリン、マギーチャンとのアクションラブコメをはさみつつ、ジャッキーコメディーシーンの前半。そして濡れ衣をかぶってからの後半。ジャッキーの怒りの激走アンド鉄拳がスパーク!
ラストのデパートのシーンのそこまで痛めて、ガラスでやっつけるのーのシーンはすんごい!
また、ボス役の悪もさえ、ラストの激高するジャッキーの殴りは胸をすくう。なぐりあいの早さが尋常ない。
監督ジャッキーの映画史に残るアクション身体技だ。
主題歌もいいぞー!
2008年8月レビュー

追記
ジャッキーチェン監督出演作品。ジャッキーマスターピースだと思ってます。ジャッキー映画色々ありますが、ジャッキー監督作品は、段違いに違います。全て素晴らしい、ただし「アジアの鷹」シリーズは除く。テレビ放映で録画保存。確か泣けた気がした、はじめて見たときかなり、怒った気がする、敵にマジでテレビ画面にむけて、きれていた。
もうカーアクションのむちゃくちゃさ、ほんと死人がよくでなかったね。ジャッキーアクションもかなりの無茶ぶり。バスのアクションの素晴らしいさ。アクションの超はやはやは、必見です。カンフーじゃなく、殴り合いのスピードが世界一はやいです。ラストを含め、ジャッキーの警察シリーズ、華々しい滅茶苦茶さをぜひごらんください。
敵の容赦ない悪、法をくぐる悪にバッジをかなぐり捨てて、なかば法を守る物がジャッキー突破で怒りの鉄拳。ラストの歌もかなりのソラミミで私、歌えます。

「♪アンキモーターホンチィーエッサンチタンチィー、、、ホーチーハイイヤダサセヨディホンチィー、、、」(笑)かならずエンドクレジットを見ながら歌うが基本の鑑賞スタイル。DVDボックス売却、後悔。中古単品購入するが、不具合あり売却。2016年新品購入済み(2016年付け足しレビュー)





ジャッキーチェンの最高傑作、香港国際警察・ポリスストーリー


1985年
脚本、監督出演ジャッキーチェン。



年に1度ジャッキーチェンを見たくなる日に2018年9月に訪れた。

そうあのテーマ曲が頭をよぎる。(「♪アンキモーターホンチィーエッサンチタンチィー、、、ホーチーハイイヤダサセヨディホンチィー、、、ネザアホーイホーイデンチェーディンチイ!」)

あと嬉しいニュース11月に「ポリスストーリーリボーン」で新作ドロップのジャッキーに久々テンションあがる。前作の「ポリスストーリーレジェンド」は、あまりにも映画映画的なシナリオ映画になっていて正直つまらなかった、アクション引退したとはいえね。みるとオーストラリアのあの有名建物に登ってるよ!!

購入2回目の千円レーベルTwinさんのDVD鑑賞となりました。



あー涙でるなあー!ラストねえ。ジャッキーが脚本書いてるんだ。

警察の不満を吐露する所は、まさしくトップダウンを破壊する暴言。

いやあ今回見直していろいろまた分かった。

まず大ラストのジャッキー、ぼっこぼこに殴るくだり。これローウェイの「龍拳」同様のながれになっていた。
その定石とは?。

女性が殴られたり、酷い目にあうのをまのあたりにしたらジャッキーはぶち切れてフルボッコに殴る

というもの。
「龍拳」では、母
「香港国際警察」では、捜査協力しようとするブリジットリンがフルボッコにされる。恋人のまだあどけないマギーチャンが背後から蹴られる。

で、ジャッキー激ぶち切れて、腹に12、3発パンチうちこみ、蹴り上げ、カートに乗せガラスショーケースにドーン、顔傷だらけバーンのラストにつながる。

恨みをためて、ためて、はらすは、ローウェイ仕込みにも前触れとして影響あったかも。

ジャッキーのシナリオにもしっかり現れていた。
前半のコメディパート。ブリジットリンは、証人なのにジャッキーがケーキまみれになると

有無なく優しく拭く

という素にもどる演技忘れの仕草を魅せる。
ブリジットリンは、本当にアクションを本作で披露している。高いところからプールに飛び込んだり(この時の和物柄の特注スーツのような上着がシャレオツだ)、デパートでは物凄くなげとばされたり、蹴られたり酷い扱い。ラスクレの恒例NGシーンでは、入念なリハーサルをジャッキーが指導している所が一瞬映る。(ブリジットリンが宙返りのような感じで投げられるシーン。)

ジャッキーの痛めつけも凄い。バスのくだりは、間違いなくジャッキーなりのバスターキートン電車アクトを超えようとしている。
傘一本で走るバスによじ登る。

警察内の物語も秀抜。
ジャッキーも優秀優良警官に祭り上げられる。
が、汚職裏切り、濡れ衣をかぶり発狂する。
裁判出廷も間抜けに出し抜かれ格好がとにかく悪い。
マギーチャンがまだまだ若くてふくよかだ。

ジャッキーアクションは、はやいはやいと前レビューにも書いたが、それと今回見たら

グルグル回って激突する

が、キーポイント。とにかく回ってグシャーンが基本。とにかくグルグルドーンが多いです。

グルグルガラスにドーン
グルグルガラス足からガシャーンとか。衝撃が和らぐのかしらと見ながら考えた。あまりにも連発するんで。なかでもびっくりするのがエスカレーターの真ん中に殴られ飛び跳ね挟まれスルスルーーって体横向きで下に降りるあのアクションは、何気に凄い!

あと次作「クーロンズアイ」の「アパアパ」青年もよーく見ると本作のジャッキーを襲う敵役で出演していた?!(よーく見るといます)

とにかくイチイチ殴りが無茶苦茶はやいはやいはやい。
今のドニーイェン映画もなかなかのはやさだけど、本作のはやさは、猛烈迅速。ジャッキーが目指していた理想なんじゃないかなあ。
これもNGシーンでジャッキー映画の悪役の方とデパートの殴りあいNGシーンで、タイミングがあわず失敗すると思わず殴ろうとしてお茶めに怒りながらも殴るのを止め合う二人が出る。やはりあのスピードを保つ事を重要視しているかのよう。まあジャッキーNGシーンでは、恒例だが、、、。

あとジャッキーの女性感が現れている。
ブリジットリンがオレンジジュースくれっ!というとジャッキー「自分でいれてきな!」と冷たく言う、まるで「入れて貰うなんて俺はしない」と言ってるかのよう。

ほか女性に殴られ、唾をかけようとするがやめるくだり。これもわりとあるが、ジャッキーよほど女性に殴られるよいな事ばかりしているかのように勘ぐっちゃうよねえ。

ジャッキーも恋多きお方である。


いやあ何回みてもいいなあ!

ジャッキーの歌の歌詞に心熱くなる

「自分の手で夢をつかむのだ」
「いざ進め失うことを恐れず」



という事で
年一の好きな作品を見てあーだこーだ、ここまで言う感想勘ぐるレビュー、ジャッキー編

ジャッキーチェンの最高傑作、香港国際警察・ポリスストーリー

ぜひ!大好きな一本。3度目のレビューでした。何時間でも喋れるわあジャッキーなら。

注意訂正陳謝
「旧レビュー」に「いいねして頂いた方ありがとうございました。再レビュー再アップの為削除再レビューしてます。ご了承ください。

ジャッキーチェン監督「プロジェクトA」

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星4、9 ジャッキーチェンの海上警察「A計画」



1984年作品。
脚本エドワードタン。
監督脚本ジャッキーチェン。



改めて見てみたい好きな作品。前回の「香港国際警察ポリスストーリー」に続き、ジャッキーチェンといえばこれ。サモ・ハン・キンポー、ユンピョウ共演の「プロジェクトA」だ。本作おさらい。

出会いは多分民放テレビ放映「ゴールデン洋画劇場」とかとか。
ビデオ発売されていたが、ポニーキャニオンの再発売まで、なかなかビデオがレアでなくて東映ビデオかな?!紙パッケージVHS困った商品だった。だからノーカットで見たときなかなかやっと見れた気持ちだった。ユニバーサル1000円DVD発売の時は嬉しかった。

風邪引いた時とか本作なぜか見ていた。笑えるからか。

本作ジャッキーチェン代表作もしくわ最高傑作と唱える方、芸能人ファン多数。

有名どころは、ダウンタウンコント番組「ごっつええ感じ」の「兄貴」のコントで今や司会者今田耕司が空耳歌を披露した。

もしくわユーチューブで本作ググると「中川家」礼二兄さんがジャッキー「カンフーヨガ」の宣伝ゲストの際、やはり本作のジャッキーチェンの歌『東方的威風』を披露していた(笑)

わたしも空耳歌披露出来る。ユーチューブの「東方的威風」を「いいね」ボタン押しているファンだ。

時計台のシーンは、いわずもがなのハロルドロイド「ロイドの要心無用」のオマージュ。
ジャッキーアクションは、必ず無声映画のアクションを超えようという目標があった。その顕著でわかりやすい例が本作。ジャッキーチェンがフィルム編集機をクルクルまわしてバスターキートンのアクションを見て研究しているのを見た。

ユニバーサルDVD(廉価前のDVDで吹き替えなし。)棚から掴んで鑑賞した。



いやはや事件若いなあ。ジャッキーチェン29歳。劇中、ジャッキーが半裸になり容疑者を怒りまかせフルボッコするくだりがあるが、腹筋胸筋がバキバキだった必見。

とあるレビューの方によると本作後半の海賊プロジェクトA作戦実行の所は、ジャッキーが監督してなくて、サモ・ハン・キンポーがしていたとか?!いやあそれ読んで「確かにそうかも!!」と妙に納得。

ジャッキーのあの時計台あたりまでの所は、ジャッキーアクション満載な感じ。で、ラスト付近は、サモ・ハン・キンポー演出のユーモラスかつスリルあるボス戦の「フリ」をする感じは、サモハンぽいなあと感じた。し、後半かなりテイストが違うなあと思っていたのだが、もしかするとその情報は正しいかもと思っている(助監が監督しているとか。香港映画あるある。監督8人とか。ジョニートー作品とか。)

サモ・ハン・キンポー
ユンピョウ
ジャッキーがそれぞれ個性を発揮しながら進むA計画笑いながら堪能。

再見して気づいたが、やはり「クーロンズアイ」の「アパアパ」爆弾野郎は、本作ジャッキー同僚の海上警察役で出演していた。

とか、本作で魅せてくれるジャッキー同僚のタイポと大口ことマースの「ピーピー」歌漫才
タイポは気弱なボケ
マースは勇敢。
タイポの「あの娘綺麗だな?」500回の刑は笑える。が、本当やさらされたらたまったもんじゃない!!!
指揮官ユンピョウの鬼真面目さも最高!
シャワーの風呂桶が飛ぶくだりは毎度笑える。
あとこの全裸シーン、ジャッキー見ると肌が黒く焼けている。

ちなみにDVD特典に入ってる「未公開カット」には、ユンピョウの格闘の授業シーンがある必見。
ユンピョウが3人から襲われたらを順当に講義。その後ジャッキーが長としてユンピョウに挑むがタイミングを次々と外しユンピョウ先生に刃向かう攻撃をする。まさしくジャッキー流反撃、先生の言いつけに従わない授業。チャイムで逃げるジャッキーの寝技崩しは必見。

ジャッキーのカンフー、切れ、アクション、スタントがマックスで凄い。本作演技はあくまで総監の裏取引告げ口真っ黒顔で直訴する所以外は、わりと駄目でかっこ悪いけど長たるジャッキー「ドラゴン」を演じている。
ジャッキーのアクションの切れの速さが証明してる所は、娘さんとの逃走シーン。下る所を

「はやく!はやく!」とサッサとひょいひょい階段や坂、障害を跳び越えるジャッキー。このシーンの速さが尋常じゃない。

下に降りると上で待つ女性は、「ついていけない」リアクション。たまらずジャッキー「もう!かなわんなあ」みたいな一呼吸からまた上までひょいひょい登り、女性の片足グイィーあげた不自然な抱きかかえで階段降りるシーンをとくと見よ(笑)

ジャッキーに対する敵役も素晴らしい。中盤時計台の中での髭丸刈りの方は、の大ボス中ボス役の方でよくお見かけしている。その方と中盤がっちり戦闘する必見(なんか見たことあるなあと思ったら今年みたショウブラザーズ、元祖キョンシーカンフー映画「霊幻少林拳」に出演していた。カンフー映画資料が壊滅的皆無なんで名前いちお調べたが全然わからず陳謝)

ジャッキーと仕掛け時計の歯車ファイトを展開。ここ何気にチャップリン「モダンタイムス」機械歯車オマージュをサラリとやってます。
チャップリンは、歯車に沿って巻き込まれ、
ジャッキーは歯車に背中沿わせ激痛浮かべ巻き込まれるオマージュ(笑)

ジャッキーの自転車のくだりも素晴らしいアクション。サドルが抜けて肛門浣腸するシートでは、音でオナラ

「ブュリィ」と音がした。今回気づいた(必聴)

サモ・ハン・キンポーは、ジャッキーの先輩にあたり、ジャッキーと飯を食べた後ジャンケンして負けた人が払うネタをやっていたが、あれは学校時代、実際やっていたとなにかで言ってたよなあ。サモハン、風来坊的立ち位置で窮すると助ける役目。麻雀シーンや京劇マスクの殺陣シーン、ジャッキーとのメジャーリーグ2階の息のあったクンフー必見。小さい木片でボコボコに殴るくだりは、ジャッキー映画では、お馴染み!

ラスト3人で海賊達と戦闘するシーンも必見のはやさ。

爆弾爆破で3人バク宙するスローを見ると鳥肌がたつ。

この海賊達の上半身入れ墨の大ボスの方もお馴染み!いかつくて、わがまま、「ワンピース」に影響多分与えてるはず!(少ししか読んだことないけど。)

あらゆるアイデアと
ポンコツ海上警察と地上警察を対立導入
銃密売めぐる潜入捜査
海賊退治のラスト

どこか独立したような3話が収束するラスト含め
ジャッキーチェン
ユンピョウ先生
サモハン泥棒
協力友情A計画が今遂行される

ちなみにラストの歌は、本編では、「ラッラララア」の歌詞無し。
聴けるのは、YouTubeのみ。幾バージョンかがあるようです。

時計台のシーンも2、3回やって首から叩きつけられている。ひい~。NGシーンがこないだ見た「ポリスストーリー」に比べたら全然笑えない感じ。

とにもかくにも素晴らしい3人全盛期エポックメイキングでした。



さて
ジャッキーチェンが魅せる
プロジェクトA計画!

一家一枚

ぜひご持参ください!ちがかうか。

追伸
ブルーレイで買おう!

追記
ジャッキー
ユンピョウ
サモハン
の共演作品。本作期待して「五福星」「大福星」を見るとあまりにもコメディ映画になりすぎて、毛色が全然違って幼き頃がっくりしたのが事実。だが、今はぜーんぶ好きでDVD所持!!

シェーンブラック脚本監督「ザ・プレデター」

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星3、7 プレデター対ならず者部隊



ジョンマクティアナン監督
アーノルドシュワルツェネッガー出演で大ヒットした
「プレデター」

いつの間にかエイリアンキャラ、プレデターは、人気獲得。続編製作。フィギュアスケートは、食玩からマスク、等身大まで馬鹿売れ状態。もはや人気キャラクター入り。

「プレデター2」「エイリアンVSプレデター2」未見。

なぜか兄貴と共に見てる「プレデターズ」「エイリアンVSプレデター」は、劇場鑑賞済み。ほぼ失念。「エイリアンVSプレデター」は、馬鹿デカイプレデターが出た記憶。結構イケメンコスチュームだったプレデターな記憶ぐらい。

そしていつの間にか出来たリブートなんか、続編なんか。チラシなかなか良い感じ。
ツィッターを見るとなかなかの賛否分かれ。

監督は、「プレデター」出演俳優!
「アイアンマン3」の監督。アイアンマン3ってあのガチャガチャした3作目の印象、最後日本庭園に行くやつを作った監督と思いだす。

ポイントカード無料鑑賞、ユナイテッドシネマ新潟で朝イチ沢山のお客様と見てきました。



後半。かなりの戦闘戦闘シーンで、緊張感皆無で私。若干。睡魔に襲われました(トホホ)
1作めの完成度とか緊張感とかは求めない方がよろしいかと。まあ軽いプレデターリブートを見るつもりでどうぞ。


だかしかし。

わりと切り株
わりとスプラッター
そしてたえずガチャガチャワサワサした笑いと喧騒。
ゲス笑い、ダメメンズ酒場トークに近い

まるで確かに80年代のリブート作品のよう。
前回の原点回帰の「プレデターズ」よりも楽しく見れて良かった。

物語は、UFOが地球に不時着の冒頭。
そこにとあるスナイパーがプレデター船と戦闘。プレデターの不思議な装備品。すぐ荷物で家族へ送る(なんでやねん?!とツッコミ
)勿論荷物は好奇心旺盛キッズが封をあけてさあ大変。さてどうなることやら?
てなかんじ。

物語もマスク、あの機械どこ?から息子を取り返す!とアルアルネタを息つくひまないカット。

マスクがデカすぎるプレデターマスク。笑えるほどでかい。
プレデターもしっかり不細工な口
いろんなプレデター必見。

プレデターが凶暴と変なとこ優しかったりキャラぶれあり。

主役スナイパーとチームになる護送訳あり軍人たち野郎トーク必見。完全にトリオ漫才で笑えた。ラスト含め。

「プレデター」のようなじっくり、緊張感満載、にじり寄りとか期待すると、びゅんびゅんばっさりケケケッとやられてしまいます。

緊張感マイナスゼロなんでご注意ください。


女優陣がどこか二番煎じの方だったんでキュン萌度はあまりなし。ちょい残念。

だが、良きにせよ悪しきにせよしっかり80年代B級テイスト満載のプレデターリブートリメイクでありました。



さて
プレデター対ならず者部隊

ぜひ!

 監督ゴッドフリーレジオ「コヤニスカッツィ」

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星3、4 
レジオ監督の環境映像のようなものコヤニスカッツィ




1982年
フランシスフォードコッポラ提供
監督脚本ゴッドフリーレジオ。



とあるビデオ雑誌の「ニューウェーブ」コーナーの欄に掲載してあった本作。

台詞なしの映像作品のような噂。

んで、なぜか中古屋に行くと破格の安さで「コヤニスカッツィ」「ナコイカッツィ」の2作品DVDボックスあって思わず購入。

長らく見れなかった作品。
芸術の秋2018に
棚から一つ掴み見てみた。



なーるほど。30分くらい見てる眠くなり休止。それから一気に見る。

これぶっちゃけ、長編映画というか短編映画のように感じた。

まあコッポラ提供、ラストにコッポラ会社「ゾエトロープ」の提供がありここまで発売出来たのも奇跡的だとも思う。

ググると監督は、多感な時期に宗教組織入信者。
それからの本作製作に至ったそう。

まるで映像メディテーション。映像瞑想。
もしくわ環境映像、環境ビデオだ。

音楽も本作映像にあわせ編集されているようだ。

壁画にはじまり、超スローな爆風が映る。それはスペースシャツの打ち上げのよう。
そこから
自然、
都市、
空、
雲、
破壊
都市
地球、
人々

などなどの倍速映像の数々がコヤニスカッツィ体験として披露される。

ある意味映像数珠つなぎ。
これなら今やツィッターでみなやってるやつの壮大な世界定点マップのよう。

あと今やドローン映像があるので、いくらでも量産出来そうだし、現にケーブルテレビのディスカバリーチャンネルなんてもはやコヤニスカッツィ体験だらけだが、意味や物語付随しているが。

本作は台詞はタイトル説明くらい。
あとは

「コ~ヤニスカッツイイ」
とおぞましいコーラスはじまりの音楽フィリップグラスの音。

後半なかば人間の超高速なエレベーターのり
高速行列の行進
道路に吸い込まれる車の高速映像。これみてると都市が体内の循環映像を見てるみたいに感じる。

また工場の高速労働姿
たまに
老人
カップル
黒人
ラスベガスの女性
飛行士
をアップで魅せるとどこかほっとする。が、いかにも汚い老人を写し出しているのは、悪意も感じたりもするが、、、。まあ良い。

夜景の超高速ドライブ撮影は、滅茶苦茶綺麗だった。あと屋根に道路があるような道路を高速映像で運転する映像と気持ちがよかった。

まあなんか長編ていうさ短編映画かなあ、これね。
ショートムービーフェスに丁度良いかなあ。

もう一本「ポワカッツィ」もあるんで挑戦します



さて
レジオ監督の環境映像のようなものコヤニスカッツィ

興味がある方のみぜひ!

追伸
やっぱり想像したんだが、同系統の作家、テレンスマリック監督とコラボしてたんで波長があうんだなあと思った。

JJエイブラムス監督「ミッションインポッシブル3」

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エイブラムスのミッション危機三髪


2006年ユニバーサル提供。脚本(他二名)監督JJエイブラムス。製作主演トムクルーズ。

「ミッションインポッシブル」シリーズ、デパルマの大ヒットのワン。

ジョンウー炎のごった煮展開のツー共に劇場鑑賞済み。

ものすごい、好評レビュー、私の友達もすでに鑑賞済みのそのはやさ。吸引力。
新作「MIP4」公開に先立ち、、、駆け込み予習鑑賞。

正直ワンツー忘れた感あるんですが、デパルマの方が圧倒的に面白かった記憶。
 
ジョンウーは、トムクルーズのやりたい放題も重なりかなり強引で鳩と炎のジョンウー節になった記憶。

そもそもアメリカのテレビ作品。「スパイ大作戦」のリメイクになります。

小さい頃かなり見た記憶。
変装、秘密、ミッション遂行、ラブ、力持ち、機械、リーダー的な役割を持ってミッションを一話完結で遂行する素晴らしきテレビスパイ娯楽作であります。今、DVDテレビ版2セット所持。

いやーエイブラムス版、一番良かったかもなぁ。

フィリップシーモアホフマンが、悪役としてとっても憎たらしかったですねー、良かった!このニクニクしさでかなり、面白度アップ。
通常のテレビ版のリスペクトコースのスパイ工作あり、アクションも素晴らしかったです。
プロペラのくだり、
橋のくだり、
ラスト

ハッとする、大ドンデンにも見事騙され、ラストキチッとイーサンハントがやってくれます!JJ監督、さすがテレビ出身だけにツボを得てるなぁと私はみました。
物凄い迫力のお気に入り俳優ラリーフィッシュバーン
なんで出たのかと思ってたんだけど訳がわかったマギーQ
そして「4」にもでている、イギリスの早口かわいいサイモンペッグそれぞれ必見!勿論トムクルーズ様も必見!
レビュー読むと賛否ありますが、私は一番本来のドラマテイストを盛り込みつつ、劇場版にふさわしいアクションもたっぷり見せ場つくりつつ、
トムクルーズの見せ場的エピソードも出過ぎず(「2」は、これが出過ぎて収拾つかない)
気持ち悪い展開(モヤモヤ感の気持ち)ながらも、
最後スッキリでシリーズで一番良かったです。
さあ
イーサンハントのサードミッション
JJのイーサンハントの危機三髪
是非ご覧ください!
余計な追記
トムクルーズにだれかアカデミーをあげてください。
ブラットバッカー俳優と言われた、1980年代の若手イケメン俳優からもはや、ウン十年。トムもお年をめしましたね、、。
コッポラのブラットバッカー俳優勢ぞろい作品、「アウトサイダー」のトムが懐かしいです。あの中で生き残っているのは、トムクルーズのみ。がんばれ、トム! 

以上2011年12月レビュー。





トムクルーズのMI3、ウサギの足を探せ!

製作トムクルーズほか。
音楽マイケルジアッキノ。
脚本ロベルトオーチー、アレックスカーツマン。
製作、脚本監督JJエイブラムス。




個人的に2018年面白かった「ミッションインポッシブルフォールアウト」

鑑賞後一気にブルーレイ、DVDで全シリーズコンプリート。

んで、あれっ!「2」と「3」の記憶が無い。と思い見返そうのコーナー。

そもそも今年「フォールアウト」見ていてトムクルーズ恋人、ミッシェルモナハン誰?ってなっていた、レビュー読みながら。いやなんとく分かってたぐらいだけど、逸話あったっけぐらい失念。

ユニバーサルブルーレイ鑑賞となりました。

いやあ面白いなあ「3」
これが一番好きな方、多分いっぱいいると思う。ラストかなりのハッピーエンドだし。

ていうかトムクルーズことイーサンハントと恋人ミッシェルモナハンの結婚からはじまるとはねぇ。

それでのフィリップシーモアホフマンなんだね!
1,,,2,,,,3,,,,4なんだなあ。このやりとりだけで既に素晴らしい!
ホフマン変装して一瞬トムクルーズ演技するのうける(笑)
フィリップシーモアホフマンは、本当素晴らしい悪だったなあ。
イーサンハントに縛られてるのに、ふてぶてしい態度冷静保ち、ネチネチ言うくだりの素晴らしさ。

あの飛行機のシーン、シーモア実際吊られて真面目に風受けたのシーモア本人だったとのこと。あの顔の真っ赤はリアルだそうだ。確かに赤かった、色白のホフマンだから余計にわかった。
これ見てホフマンの悪役増えたんだろうなあ。ていうか勿体ないよなあ(オーバードーズで死去)

やはりの前作の単独ミッション遂行を受け、本来のチームワーク重視に戻ったこと。

夜ビル駆け上がり侵入のアクション。
ラビットフット争奪も途中はしおられたり(?ん!と思った)

橋のアクション。ここのがちミサイルが凄い!必見。

ガンアクションもバスバス入ります。
トムクルーズのカーアクションも必見。自らやってるよ感満載。

ラスト付近のネチネチシーモアの迫りくる悪。
爆弾をめぐるスリル。あの爆弾のボン顔がなかなかのトラウマ顔。

終始イーサンハントのウェンディングミッションでもある3だ。

本作後半から出演の「4」から恒例の

「ベンジィイ!!!」
「(おぅおぅ)【今、やってるったら】」のイーサンハントアクション中が映る。

シリーズ最多出演のヴィングレイムスのローボイスのイーサンとののろけ話し。からの意外に(いつもコンピューター指示役からアクションも密かにやっていた)水潜ったりの大活躍。
ヴィングって、パルフィクの無口ボスイメージがこびりついてる。恐らく多分「ドーンオブザデッド」の重要キャラからアクション系起用高まったのかしら?!

サイモンペッグのコンピューターマスター。早口イギリスなまりジョークを挟みつつイーサンと共に戦うのは、本作後半からみれた。これだよねえ、以後の基礎となる関係。

3は、完全に主軸はトムクルーズの結婚ラブ破壊アクションであったという事。
これ見てやっと6の最新作まで繋がった。

トムクルーズの素晴らしい演技、アクション、ラストのマジ走りは恒例となってきた。中国語か?「どいて」みたいな言葉連発。

本作ではマギーQがセクシーアクションサブで登場。スリットから生足攻撃披露の好演だった。のちテレビ版「ニキータ」に出演。アクション女優として素晴らしい開花。だが、2015年からあんまり活動していないみたい。

モーフィアスことローレンスフィッシュバーン。ボス役厳しめの組織長を演じていた。ふてぶてしさ満載。

非常にバランスとアンバランスが挟みこまれ、JJの監督本領発揮したスリーであった。





さて
トムクルーズのMI3、ウサギの足を探せ!

ぜひ!



追伸
スリー以降最新作の6まで、キャラは存続していきます。

トムクルーズも演技を魅せるアカデミー系作品にはなかなか出ませんね。アカデミー諦めたのかな?いやそんなことないよなあ。いつか狙ってくると思う。ポールニューマンみたいに「ハスラー2」共演したかのように。

ラスメイヤー監督「スーパーヴィクセン」

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星3、7 ラスメイヤーのビィクセン石油店




1975年。
脚本、監督ラスメイヤー。




知ったのは「映画秘宝」やらモンド雑誌からサントラやら。

大きな胸の女性を出す映画、それがラスメイヤー監督だ。

ひところラスメイヤーのDVDボックスが出るとの噂。
その牽引者は、タランティーノに他ならない。

タランティーノが新作を撮るたびにトリビア影響作品が軒並みソフト化された。

ラスメイヤーボックスのとりわけタランティーノが褒めていた「ファースタープッシーキャットキルキル!」が見たかった。
みたらやたらキッチュなバイオレンス映画だった。どこぞのブランドとコラボシャツなんてのもありました本作。

のちラスメイヤー代表作といわれるメジャー作品「ワイルドパーティー」がDVD化。ハリウッド芸能スキャンダル映画としてしっかり異彩を放つ作品であった。

タランティーノの最新作は、恐らく「ワイルドパーティー」タラちゃん版になるんではないのかな?と踏んでる「ワンアポハリウッド」楽しみだ。

そんな中古鬼高価なラスメイヤー作品が、IVCから低価格で発売。
とびついて「ファーストプッシーキャットキルキルキル」ゲット!次に中古屋で買ったのが本作「スーパーヴィクセン」だ。

棚から1枚掴み鑑賞となりました。



物語は殆ど無いにひとしい。スーパーヴィクセン!
とあるガススタに勤める男。ヤル気満々妻の電話、誘惑する客。謎の保安官。さあ長く薄い物語のはじまりはじまりみたいな感じ。

ラストは無駄にファミコンのようなアクションがあったりする。それは山からダイナマイトを投げ、男がよけて頂上の縛られた妻の為がけを登る。それも無駄に爆破が多くしっかり爆発!!ラスメイヤーのドンキーコングかと思ったよ。

本当3分に1回
暴力、巨乳、セックス、カーアクション
みたいな映画でした(笑)

けど喜ばれたんでしょうね。前半の暴力シーンも無駄にスプラッターしている。必見。

「映画秘宝」のラスメイヤーインタビュアーを読み返すと

俳優にはてのこんだ事をさせるとのこと。多分尺かせぎかなと。物語や言葉なんて1ミリもロジカルでなく、アクションと細かすぎる編集で魅せるラスメイヤー。編集は大事だともインタビュアーで言ってました。
退屈させないラスメイヤーのかつ軽く魅せる真意があったようで。ハードコアには全く興味ないともラス監督。
あくまでもソフトに着エロを撮るという路線のよう。

車もバキーやトラックなど面白い車が出てしかも無駄に長く運転シーンを魅せます必見。車好きだったようです。

あとたまに無茶苦茶意味のわからないカットが裸でスルーしたり、通りすぎますのでご注意。笑うカットなんかな?(笑)

ラストのある意味素晴らしく漫画的落ちは、タランティーノの「デスプルーフ」にも影響与えてそう。

だけど音楽はやたら良い。ハーシャルゴードンルイスもそうだけど、内容低俗だが音はしっかり陽気に整える。

いやあ益々全部見てみたいなあ。ある意味自由過ぎて凄い自主ソフトポルノにも見えるんだよなあ。こんなん日本でとるセンスないだろうという感じ。凄いです。



さて
ラスメイヤーのビィクセン石油店

男の子必見!
女性禁制でお願いします。

追伸
IVCのラスメイヤーフルコンプリートしてみようっと!

石井輝男監督「恐怖奇形人間」

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星4、2
石井輝男のランポ島奇談




1969年東映作品。
原作江戸川乱歩。
企画岡田茂、天雨完次。
脚本掛札昌裕。
脚本監督石井輝男。



長らく見たい作品だった。
2018年突然のソフト化。
情報はやっぱり速いツイッター。リツイートから本作予約情報が漏れる。

えっ!と声もれ。

いつもの中古屋ハンターフィールドワークを行うとなんだか海外輸入版(シナプスレーベル)がブーオフにかなりの半額値段でうっていて思わずゲット!

そもそもの話し。本作は、長らく名画座の恒例日本カルト映画で名高い。石井輝男といえばの裏代表作でもある。

石井輝男作品そもそもソフト化も全作品しているわけではない。
一部ビデオ化していたり、たまにDVD初発売したりと東映さまによりけり。

なかでも本作の写真からのイメージ、踊りの土方さんのサンカイジュクのような白イメージで妄想膨らむ。
なんでSNS無き若い時は、ワイズ出版本「恐怖奇形人間」の写真本を見て想像していたという熱望ぶりだった。

時たちSNS発達により予告が見れるようになり、輸入DVDの存在も知った。
こんなに長く日本で見られないからどんな作品だよとあらぬ妄想十数年。

そんなんでようやく2018年自宅シナプスDVD芸術の秋カルト鑑賞した。



いやあなるほどなあ!これが奇形人間かあ。
笑える所もあるし、最後なかなかロジカルな展開、あっ原作江戸川乱歩だっけみたいな感じで妙にまとめていてすっきりさせて
ラスト文字通りはじける最後。

要は石井輝男の江戸川乱歩アプローチ、アンチモラルバージョンみたいな世界観だった。

前半は吉田輝男のラインシリーズのような出生証明書秘密解き明かし物。
後半から一気にアンチモラルを土方さんつながりで魅せる感じというながれ。

前半の探偵みたいな吉田のなりすまし解説が笑える。
「危ないとこだった」みたいな心境言葉が笑える。
そしてわりにラブラブしている所もポイント。
この情愛にのめり込むフリがラストに生きてくる。

後半の江戸川乱歩島の美術、ランポ土方劇団のような人間姿必見!

まあこれがズバリ発禁理由だ!

障がいしゃ
人間動物化
双生児
小人
汚い姿
狂った人間達
etc


みたいなまさしく奇形人間が出てくる。
けど凄いやり尽くした石井輝男の江戸川乱歩魂が入ってます。


1969年だもんね。半世紀前だ。凄いなあ。

石井輝男の撮り順からいくと異常性愛シリーズの最終作品に当たってます。また

この年7本!!!

も劇場新作かけてるって異常だよなあ。ある意味時代です。映画隆盛期かもしれない。今年に2本がやっと。スピルバーグでも三池崇史でもという感じ。

特典映像で言ってたのが、石井輝男は、本作に昔から熱中していた江戸川乱歩の要素を詰め込んだとのこと。
「屋根裏の散歩者」「人間椅子」「パノラマ島奇談」などなど。それを踊り土方さん起用出演してキャラにしたて作り上げた素晴らしい融合だった気がします。
なんか土方さん揺れ揺れした踊りですね。踊りとかカクカクした感じ見ると「貞子」の元ネタにも見えてきたなあ。

鼻に白
人間に白をまぶすのが基調となっていますよね。人間石綿、綿飴みたいなっている。
「石井輝男映画魂」によると土方さん、演出に力が入ると真面目ガチンコで、土方劇団じゃない人が違う動きをすると

石を投げつけ怒る

という暴挙。石井監督も崖だろうとなんだろうとノリノリに動く土方さんを映し出したようだ。凄いなあ。気むずかしそうなのは伝わりますがね。

土方さんの怨念ダンス必見!

石井輝男が念願だった江戸川乱歩ワールドを今までの性愛シリーズカットで魅せてきた集大成世界観にもみえます。

いやあこの質感が凄いですよねえ。
この異常性愛シリーズで
エログロ
スプラッター
セックス
猟奇殺人
サドマゾ
同性愛
タトゥー
獣姦
アート
絶対服従
暴力
まで日本映画、しかも東映看板しょってここまでやったの石井輝男だけ。
その系譜を塚本晋也、三池崇史が追っている。

いやあチープな感もあるけど凄いなあ。だけど、ぶっとび感は、ラスト収束し、なんか妙にしんみりとラスト爆笑暴発していて語り継がれる作品に成長したんだなあ。

異常という意味合いなら他の「ハレンチ」やら「私刑」の方がもっとぶっ飛んでいる。

世界観を閉じ込める的には素晴らし過ぎるよなあ。

いやあようやく石井輝男の異常性愛シリーズ全部みれたあ、すっきり!しました。全部ソフト欲しいです!





さて
石井輝男のランポ島奇談
石井キングオブカルト作品。

石井輝男ファン
ホラーファン(全然怖くないが、、、)

ぜひご覧ください。

追記
石井輝男未ソフト化、他「キンキンのルンペン大将」が気になってます! 
あと石井輝男が気に入らない、揉めた作品、ヒデキの「ザ・ヒットマン」とか。

YouTubeで喋る版
 https://youtu.be/uSnRLrkUCOw

東京スカパラダイスオーケストラLIVE行ってきたあ!2018年10月「めんどくさいのが愛だろ!」ツアー、イン新潟県村上市ふれあいホール

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久しぶりの普通系ブログ。
LIVE行ってきたあ報告。
みなさま!2018年10月
いかが芸術の秋?

LIVEに行ってきておちつきたいので、ちょっと書いてみようかなと。

好きなバンド、東京スカパラダイスオーケストラです。

出会いは兄貴経由で
私が中学の頃でしょうか。
セカンドアルバムを聴いて良いなあと(兄貴のCD)

そこから当時放送部だった
私部長の権限でスカパラの2stから「ゴールデンタイガー」をエンディングテーマにする通称未報告の著作権〇法をやるほど好きでした。マイ昼スカパラを中学でかけていたのが私で超ど田舎のとこですがね。1枚めの写真がそのアルバムです。2回くらい買い直してます。何十回も聴いてます。

んで、初LIVEは20代の頃。
ケンイシイのコラボの頃です。あれ、過去に書いてるかもデスね。過去ログぐちゃぐちゃなんですんません。

今年前半で仙台!行きました。

んで後半に見事、新潟に来てくれるということで、
チケットを取り
行ってきましたあ。

村上市ふれあいセンター

いやあ正直1番後ろだったんですよ。びっくりして。
28列だからまえかなあとか思ったら
ホールなんで、グッズ並んで、ギリギリ席確認。表見ると最後みたいな。
なんで会場内のお兄さんに確認したもんなあ。
三人がけの左はじ。
となりは中学子連れさんでした。

まあ私はそれでも席外れだったんでやや広い箇所。
かなり伸び伸び踊りましたね。

スカパラタオル二つ持参したけど、共にびちょびちょ。
履いてたジーパンの股汗でびちょびちょ。

アルバム予習ばっちし。

もう周りの動きガン無視で
ベース音のり
歌詞のり
メンバー呼名スクリーム

を1番後ろからガンガンやりましたところ

おしっこチビリそうなくらい完全燃焼しました。

いやあ今までのホールコンサートで1番よかったなあ。
メンバー干物サイズだったけど、とてもよかった!

スカパラは、今やブラジルアーティスト(エミシーダ【耳に残りまくる「ありがとう」ラップ】、イレ【グロリアスのアルバムで1番エレガント】)とコラボしたり、エレカシとコラボしたりとの2018の東京スカパラダイスオーケストラです。

LIVEは、ポスターが映画風で「ライブ作品」ってあってスクリーンが登場。
メンバー紹介風
PV風
歌詞カード風
ラストクレジットメイキング

とてもよかったなあ。

来年は30周年

来年は絶対東京で
本拠地で見たいと思います!席取れればどこでも。

スカパラ
今や本当爆発してます。
スカは勿論

デスメタ
チャチャチャ
AORッぽいの
まで
果敢な挑戦をしているスカパラ。

車で行けるって
有難いなあ
おいし
嬉しい
明日からダイエッッッ頑張ろうかなあ?どうかなあ?



私もずーっとついていきます!ファンクラブ入ろうっと。


東京スカパラダイスオーケストラLIVE行ってきたあ!2018年10月「めんどくさいのが愛だろ!」ツアー、イン新潟県村上市ふれあいホール

コンサート行ったブログでしたあ!!!

追伸
今年は年末念願の
スチャダラパー
東京へ
いきまーす!

また報告できたらと思いまーす

げーじつの秋どーもキューブでしたあ。

ウェスアンダーソン監督「ダージリン急行」

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星3、6 ウェスアンダーソンのインドロードムービー



2007年作品
フォックスサーチライトピクチャー提供
脚本ロマンコッポラ、ジェイソンシュワルツマン、ウェスアンダーソン。
監督ウェスアンダーソン。



多分スタンリーキューブリックを大好きであろう監督、お気に入りウェスアンダーソン。

細部にこだわる画面配置
左右対称
鮮烈なビビッドな色使い
やや文化系な性格達
いがみ合い
探しあい
固定お気に入り俳優配置ウェス組


だいたいウェスアンダーソンの特徴上記。

処女作未見。

文化部の彼をやや余計詳細に描く「天才マックスの世界」

ウェスアンダーソンのぬいぐるみ狐コマ撮りヒーロー戦隊「ファンタスティックミスターフォックス」

オールスターキャストのカラー架空ホテルで描くグランドホテルコミカル風味、ファン多し「グランドブダペストホテル」

大好きな「~Mr.FOX」「グランドブダペストホテル」と本作収納した3in1のDVDを購入。

「ダージリン急行」ジャケみると、あんまりらしくないないーふそうなエイドリアン・ブロディ。癖あるだけのジェイソンシュワルツマン。包帯だらけのオーウェンウィルソン。彼等がきっとインド旅する映画だろうなあと踏む。

棚から1枚掴み、軽くみれるかなあと思い鑑賞しました。



ぎゃはあ!本当予想どおり。いつものウェス画面配置のロードムービーでありましたね。

物語は恒例の兄弟家族喧嘩もの。
少し気弱そうなイケメン風のエイドリアン・ブロディ。らしくないほど声小さめ。エイドリアン・ブロディ今やアクション俳優、ハリウッド活躍する気満々モードでしょ。なんで意外です。

ジェイソンシュワルツマン、私の好きな麻薬ふかし映画「スパン」に出演していた方ね。どうやらコッポラ息子のローマンコッポラ作品中心に出演している感じ。本作では、ラブストーリー担当。
あくまでも電車内ラブ担当。

怪我のオーウェンウィルソンはいつものこじらせ役。
「ライフアクアティック」同様な物語要素だす。

急に兄弟一緒、旅するぞついてこい。インドで実は母ちゃん連れ戻す旅みたいなお話し。

ウェスの映画は、物語はあくまで薄いシノプス程度。あとはカメラワークと左右急にパン移動する画面を見つめてるといつの間にか終わる映画になってましたあ。

インドのおかしく個性的な風景を撮りたい

というのがありますよね。そこにウェス風キャラが右往左往する映画。

ラストは、あの方登場。元ジャックニコルソン妻登場で、締めみたいな終わり(笑)

もうぶっちゃけ、ウェスアンダーソン映画における

家族、
こだわり、
愛、
キス、
いざこざ、
傷、
死は記号であるかのようだ。
観客に届きにくい表現みたいな、いや!あかんがなっ!てな話しだが、意図的なんだよなあウェス映画。だって初期から作風変化しないからね。

インドの風景でね
兄弟喧嘩するのさあ
母は傷ついて山にこもる
旅は絆をつなげ
ラストは起こる
そんな映画が撮りたいみたいなウェスの頭ノ中。

短編も流したようです。短編飛ばしました未見今回。そこで、ナタリーポートマンが出てくる。チラリと出演もしていたんで。んでこの短編からきっと「グランドブダペストホテル」ができあがったのかな?


ウェスアンダーソン映画はウェスアンダーソン映画なんだすよ。
なんでウェスが作風展開する時がわたしの秘かな楽しみなんですがね。いきなりサスペンス撮るとかセクシャルコメディ撮るとかね。まあ無いと思うけど。

あくまでライトに魅せるコメディな味付けばかり撮る作家です、ウェスアンダーソンって。絶対崩さない作風ですよね。逆デビッドリンチのようだ。

本作も軽ーく見れたインド旅行でございました。



さて
ウェスアンダーソンのインドロードムービー

ウェスファン
軽くロードムービーみたいな方におすすめします!

ぜひ!

追伸
「犬ヶ島」見ないとなあ~。

ジャッキー・チェン監督出演「クレージーモンキー笑拳」

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ジャッキー・チェンの喜怒哀楽拳!笑拳



1978年
脚本、武術指導、監督ジャッキー・チェン。



棚から1枚掴みシリーズ。
来月待望の「ポリスストーリーリボーン」公開の私のアイドル、ジャッキー・チェン。
ジャッキー・チェンの見ていたけど忘れてるシリーズ。
今回は「笑拳」。ほんと昔は、「酔拳」やら「木人拳」やら「拳精」やら地上波でやってました。

なんで十代で初期ジャッキー・チェンは大体みていた。んで、ビデオ屋行って、東映ビデオの紙パッケージを確認して、あれがこれかなあと確認反芻していたのが高校時なんかなあ。
んでんでポニーキャニオンが再発ビデオを出してくれた思い出あり。

今や1000円DVD、いや新特典満載五千円新発売どーん!みたいな根強い財布紐引っ張る商材。

なかでも「笑拳」はあんまりテレビでみた印象少なめ。ジャッキー・チェン監督シリーズ処女作品だ。

オレンジ背表紙、フォーチュンスター、twinレーベル鑑賞となりました。



いやあ感想読むと大袈裟イマイチ評あるけど、。

ジャッキー・チェンがローウェイ監督やウーピン監督の下、やや硬質で強め、語気荒い役柄ばかりだった。その反動からかわからないが、ジャッキーのやりたい楽しいキャラクターが爆発されていた。

喜怒哀楽を拳に託して敵に向かうのだと

自信を持て
自分を信じろ

とわざわざ敵に挑む前に弱い自分にナレーションが重なる。ジャッキー自身のこれからの活躍を鼓舞するかのごとく必見!

最初のシーフー(師匠)は、ブルースリー映画でお馴染み、「死亡遊戯」ではばっさりカット要因のジェームズティェン。
いかにもの老人風。狙われかつだらしないジャッキーを棒で殴り成長させる。

ジャッキー・チェンの監督作品では、この

「だらしなさ」
「気弱さ」
「男のギャンブラーだらしなさ」

的なキャラクターは本作から如実に出てきます。サモハン映画でもギャンブルしてるとこ出てきます。

弱音ばかり
情に厚い
練習さぼりがち
人目を盗み楽をする
駄目と言われたことをやる

などなどジャッキー映画に欠かせない要素満載の前半戦ネタフリ部分。

クレジットの威勢の良い仇討ち冒頭から

一気にジャッキー・チェン劇場がはじまる

ジャッキーの最初の太っちょ、石頭、背の低いズル三人組のいかにもサイレントコメディ人選のべたべたさ加減を忘れなかれ。このへんからのベタさ加減はある意味マイナス要素なんかも?

冒頭からの「音」にも注目!

「ビヨーン」からジャッキー笑拳をくりだす

「フェッ、、フェ、、、フェ、アへへェ、ウエエン」

「ボヨーン、、、カーン、チンチン」まで。

よーく聴いてると擬音の勉強になるほどしつこい。

限りない擬音炸裂拳法の数々は、唯一無二独自の面白み。誰も出来ないやってない普遍性があると思う。

前半の道場破り借りアルバイト師範のくだりは、仮装コーナー必見。

ジャッキーの焦点あわず髭爺さん。この髭爺さんではのちの「ヤングマスター」でくりだされる椅子、壺、箸などの小道具カンフーが満載。
修行シーンの色んな壺を、渡りジャンプしながら拳法必見!溜息出るくらい、凄い!

凄いのは拳もさることながら、ジャッキーの肉体も必見!キレキレキレキレすぎ。筋肉の浮き出かたがマックス美しいです!

ラストも敵に脱がされ肌が露出。ブルースリーの怒りにかまけて脱ぐみたいな感じはありません。そこがこだわりだと思う。

ジャッキーのしつこさは、ローウェイゆずりかはわからないが、弱い癖に何度も刃向かう殺されかけのシーンは、リアル。怒り心頭、我を忘れるという事を何度も立ち向かい自暴自棄になりぼろぼろになる姿を本作で魅せる。

以後のジャッキー映画でもよく出るシーンだ。
ボロボロの姿
汚い姿
弱い姿
ジャッキーあるあるだ。
ブルースリーのように見せないんじゃなく、全てさらけだす。それがジャッキー・チェンなんだ。
ジャッキー・チェンの泣きも本気をみせている。



ジャッキー胸もまれ女装キス拳必見!女装等は、学校時代によくやったとインタビューで読んだ。だからお手のもの。

また剣つかい対髭爺さんも必見!ジャッキーが、剣を奪い返し敵にお尻ぺんぺんしぐさをするくだりは、「プロジェクトA」でサモハンと披露、いかしております。

ゲストに初期ジャッキー・チェン作のコメディリリーフのディーンセキが登場。墓のアルバイト指導ネタで出演。
顔長い
早口
ニンマリ笑顔
嫌らしい
を武器に愉快な絡み披露。

ラストは、剣3人組対ジャッキーの絶対劣勢カンフー対決必見!
よく刺されないなあ。

王ボスとの喜怒哀楽拳、笑拳には不思議と涙。

ラスクレでいきなりあのパクリ風終劇は笑っちゃったあ。



さて
ジャッキー・チェンの喜怒哀楽拳!笑拳

ぜひ、ジャッキー・チェン基本の1作ご覧ください!

ハルニーダム監督「キャノンボール」

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星4、0 バートレイノルズのキャノンボールレース


1980年ゴールデンハーベスト作品。
製作総指揮レイモンドチョウ。
監督ハルニーダム。



棚から1枚ジャッキー・チェンを見るコーナー。 
最新作「ポリスストーリーリボーン」今月公開記念で見るきっかけ。

今回はようやく店で新品購入したレース映画「キャノンボール」だ。
ジャッキー・チェン出演シーンが極めて少ない印象。民放テレビでやった時、髭のオジサン、バーとレイノルズが出演で長く出てくるのでなんで?とも思った。

そして今じゃレアソフト「2」は、ジャッキー・チェン単独出演になったが面白かった印象だがほぼ忘却。中古で探す。

今や「テレクラキャノンボール」「芸人キャノンボール」「プロレスキャノンボール」とインフル映画多種多様に派生。

レース映画といえば、多分おそらくスタートは、ブレイクエドワーズ監督「グレイトレース」未見1965年。

フランケンハイマー監督世界の三船進出作品「グランプリ」未見1966年、調べたら発掘良品調査すると今月ブルーレイ化! 

ロジャーコーマンの幻はリメイクされる意図的交通事故映画「デスレース2000」
若きスタローン出演の触れ込みで見た。低価格ビデオの常連でもあった。
などなどレース映画あるのだが、ジャッキー作品海外進出向けとして楽しいコメディだった思い出。

久々の吹き替えじゃないキャノンボール見てみましたあ。



いやあ面白かったなあ。ラスト付近全くレース関係ない感じの接近戦だったし、ジャッキーまるで出てこない、海外人と絡まない。
絡むのはファイトシーンのみ。それもかなりの抑えた喧嘩のようなまさしくケンカキックシーン。ジャッキーがっかりしただろうなあ。逆立ちして蹴りしてる曲芸ケンカキック(笑)

ジャッキーは、本山ではミスターブーことマイケルホイとガチ共演している。これがなかなかレアで楽しい!ジャッキーカーアクションといえば、今回はスバル乗ってました。スーパーコンピューターを乗せて参戦。日本人として出ているのも謎?だが。
ギャグ等は、マイケルホイ?ジャッキーの考えも映画で採用されているかはかなり微妙。やらされているのかも?!バートレイノルズにね。

物語は、バートレイノルズの救急車と「ダンダン、
ダアアアアアン」で本作だけ有名キャラクターヒーローキャプテンケイオス(カオスらしい)こと太っちょ、ドムデルイーズ 。「あいつ、、あいつ。」と劇中後ろ指をさしそれは、、みたいな展開。(この「ダンダンダアーン」セリフ聴くと「タンタンタアーン」に聞こえ、日本語吹き替えだと「ダ」で濁音だった気がする。どうでもいいこだわり。だが、このフレーズたまにプライベートブランドで言う。つまりお気に入りってこと。地上波で見た子供の頃から。)今Wikiるとドムデルイーズさん亡くなっていた。びっくりした。

タフガイのバートレイノルズだからこその人選の素晴らしいキャスティング。これも凄いなあ、ちゃんと絡んでいる点含め凄い。

ファラフォーセットの木が大好き妖精のようなキャラクター。ファラフォーセットの美貌はさすがの美しさ。ピンナップ女優しかりの素晴らしい美貌とトンチンカン発言をぜひ!

完全に「007」のパロディをしっかりやってるロジャームーア。音楽も音階ずらして作曲。素晴らしいパロディ必見!笑えます。

殆ど酔っぱらい枠のディーンマーチンとサミーデイビスJR。ディーンは、完全顔むくんでます。真面目に飲んでそう。ツイッターで写真みたんだが、フランクシナトラ、ディーン、サミーデイビスJRで60年代共演していたんですかねえ。見たい!と思ってももはや今や見れないのかなあ。ディーンマーチン映画、調べたらあるにはあるが逆に探すの大変そう。この詐欺師コンビ必見。ディーンは、本作遺作周辺なんですよねえ、調べたら。あとジェリールイスやシナトラと組みエンターテイメント集団活動していたなんてしらなかった。

カーアクションも必見。とにかく無駄つかい満載のカーアク。プールに入ったり、無駄爆発あり、やたらとウイリー走行などなど。

お色気も適度にあり。このバランス素晴らしいかも。

本作見るとカーアクション、お色気、喧嘩だけで映画出来そうな黄金律のような気がしてきた。

ほか沢山のコメディアンが小ネタを持って次々披露しているかのよう。プールに跳び込む二人組や癖強い黒いベースボールキャップ風の人(訛り強くてEazy-Eに似ているジョークキツメの方)好きです。

こんなに楽しいなんて、日本でも20億越えの大ヒット。
キャノンボールレースというよりレース映画にかこつけたコメディ作品としてジャッキーも出ている、ある意味オールスター映画であり「エクスペンダブルズ」映画でもある。

いやあ、「2」が見てええ!とーても楽しかっただす!



さて
コメディ作キャノンボールレース

ジャッキー活躍も一部ご覧ください!

ぜひ!

ジャッキーファンはもちろん、カーアクションファンも気軽にどうぞ!

三浦大輔監督「娼年」

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星3、1
松坂桃李の娼年なAVのようなもの




原作石田衣良。
脚本監督三浦大輔。



2018年見たかった日本映画のひとつ。

2018力強い新人デカで血を流した「流浪の血」松坂桃李。そんな松坂くんの物憂げ、目に髪かかるボーっとした表情。青、藍色のイメージカラーバック。

風俗セックス鮮烈に描き分け素晴らしい青春を描いた「愛の渦」。今や出演していた門脇麦は売れっ娘に。

原作小説物の就職活動スマホ有り物語「何物」ちょっと私はがっくりした印象。

それらを監督した三浦大輔。テーマは「セックス」名は「娼年」。

舞台は大ヒット。本作三浦演出、松坂桃李で舞台公演済。なにやらセックス8番勝負のような妄想。

DVD鑑賞となりました。




んー。途中からいやね、前半30分まで見るのもなかなかつらかったなあ。
邪念ばかり出てきた結果だ。

娼婦な年齢ていうか。
松坂桃李のAVっていうか。
原作どおりで舞台では好評だけど女優陣が皆で落ちに耐えられない絡みというか。ロマンポルノみてるからあれだが。やはり女優さんだよなあって思う。
出演損になりそうな松坂桃李の頑張りだけは力説したいくらいの頑張り!
セックス
ディープキス
ピストン運動
昇天腰駆動
快楽的表情
よがり
がっつき
泣き(本当よく泣くというか涙を落とす。落涙。)

まで

本当に良くやった!だから必見、なんだがなんだけど、あんまり話題になってない。

それはひとえに女優さんにあんのかなあ。と、見ながら邪推ばかり。

富手さんと宝塚の方替えたほうがいいんじゃね?とか。
途中からプレイ松坂アナウンスで勝率したりとか。

いやいや素晴らしい遺作になる江波杏子の力演は勿論あるのだが、、。だれも形容しがたい本作遺作の江波杏子を形容出来ない本作の出来みたいな感じが本作のぼやーっとした所じゃないのかなあ。本当長いのよねえ本作。ながく感じなあ。はやく終われ感あり。

きっと舞台ならで落ちキャラと丁度いいんかもしんないけど、。

あと細かいんだが、
飛ぶ体液スプラッシュ全て!

「飛びすぎー綺麗すぎー」
もうねあんなに綺麗にアレ(ゾクに言う排泄物、昇天体液)が飛ばないよなあ。がっくりしたし笑えねえしみたいな。笑えないのが痛いのよ本作、あくまで綺麗に撮ります感があるある。

松坂桃李対性の解放キャリアと対決する的な原作があるのだが、スリルも何もなくサクサク読めて大袈裟極まりな感じで最後まで。みたいな松坂桃李ファン倶楽部AVとも言いがたい。舞台ならいいんでしょうけどね。

訳あり性嗜好の方々がもっと魅力的で旬な俳優さんが出てたらよかったんじゃないなあとも思った。

広瀬すずがあの男の子の役をやるとか
訳ありの方々を篠原涼子がやるとか
もしくわガチのAVの方を出すとか。

みんなホリプロ提供なんで、やはり

それなりを

長く見つめる感じ。終了!てな感じでしたね。残念。

舞台では省く
セックスシーンをやはり
エロく
スリルに
いやらしい感じは、
本作の綺麗に撮る余計な美意識みたいなもんと女優陣のいかにもが、良いようで悪く出ている感じだよなあ。三浦監督の映画演出の限界なんかなあ、いやはたしてやりたいようにやれたのかなあ?!やれてないと思う気がする。だって「愛の渦」は素晴らしかったのに!と私は思っている。
だからこそ残念。残念。残念に感じましたねえ。

まあ、鑑賞後調べまくるわけだが、ホリプロ提供があるだけに、俳優選定がそのラインなんでしょうかね。そこが、駄目なんかもなあ。

役に近づけるのが身内の中からなんかなあ。それがね本当に残念、残念残念残念。

まずね、松坂桃李のはじめて女性にラブするお方が
、宝塚の方なんでしょうかね、さん。この方が中途半端ですよねえ。ラストもそうだけど、やらないんかい?ってツッコミましたよね
この役をね
壇蜜さんとか、
米倉涼子とか、
鈴木砂羽とか、
片岡礼子とか、
それこそ高岡早紀とか

やれば絶対良いでしょ?それがなんかマイナーダウンしたようなきがする。なんか宝塚喋りだしねえ。この役を富手さんがやっても良かったとも思ったし。ラストもこの方とやらないしね。未遂終了!なんでやねん!とツッコミいれたよ!やれよ!そこはと!がっくりした。

バランス良く変な美意識とが、三浦監督のやりたい事と均整が整っているか甚だ疑問だ。
もっと汚したかったんちゃうかなあ?とか。
ここで良いと妥協しまくったんじゃなかろうか!
いやだって「愛の渦」では、やれてたじゃないか!という思いも沸き立つ。

ロマンポルノリブート作品とも比べてみたけど、私の中では下位やなあ。ベタベタのスーパー気品ベタベタなかんじがした。
いろいろ見ながら考えましたよ。なんで西岡さんよ!「ガキ使」かと思たもんなあ。

なんで
さみしそうな松坂桃李、孤独な裸の娼年がなぜか疲れたように見えた。


いろいろ書きましたが、まあ見るのもやっと見れた感じで、、、残念だったなあ、、。三浦監督の不満な声がきこえるなあ妄想だけど。



さて
三浦監督
松坂桃李の娼婦な年齢、娼年

あなたはどうみます?!

サモ・ハン・キンポー出演監督「サイクロンZ」

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星4、4 ジャッキーサモハン・ユンピョウのサイクロンZ


1988年作品
製作ジャッキー・チェン、レイモンドチョウ、コリーユン。
監督サモ・ハン・キンポー。



棚から1枚ジャッキー・チェンを見ようシリーズ。

今回は最後?!のジャッキー、サモハン、ユンピョウ共演作品「サイクロンZ」だ。

かなり面白かったような気がするがすっかり忘れている。ジャッキーサモハンユンピョウ共演は「福星」シリーズ、ジャッキー監督「プロジェクトA」で本作かすみがちな作品。

TWINレーベル鑑賞となった。



やばい!滅茶苦茶面白かったなあ。




レビューを見るとサモハン監督だが他監督が撮ったとか撮影中三者揉めたみたい。だけどね、内容みると素晴らしいし、かなり

3人でやる、ジャッキーサモハンユンピョウ作品においてこれ以上無い正当な作品を作っているとも思えた。揉めたんかなあ?!いややり尽くしたように私には見えた気がします。本作のジャッキー弁護士物で表現出来たのでわないのかなと。

それはなんで感じるのか?ジャッキーサモハンユンピョウが物語上喧嘩するんですが、このアクションシーンの3人のカンフーファイトが真面目に必見!これが某ジャッキーサイトでは、凄ファイトランクイン上位とのこと。

何度もジャッキー、ユンピョウ、サモハンが
殴って、
蹴って、
まあまあまあまあ仲直り。からのまたバカボギっ!ボカと殴りあうあう。
そしてしつこい!
まるで3人の歴史のようなファイトシーン。凄いです、サラっとやってるが本当面白い。

役柄ジャッキーは弁護士。
ジャッキーは女性口説きイケメン風。ジャッキーの女性癖なのか次々お昼に誘うピックアップ話術笑える。ラストは、珍しく怒りにかまけてスーツを脱ぐブルースリースタイル披露。NGシーンもあり。
ジャッキーのラブ相手の方もお奇麗ですが、結局殴られたりひきまわされたり、お手玉したり、ジャッキーヒロインは酷い目に合う、99パーセント殴られるあり(笑)

ユンピョウは性格難あり癖ありな潔癖友達。メカ担当、暑苦しい正義感、空気絶対読まない、突進のみ。この役柄ユンピョウが演じた役柄で一番インパクトありましたね。初見からずーっと記憶していた。
この気持ち悪い感じは内装にも。サモハン演出だと思いますが部屋のオブジェがやたらデカイ必見!電軌のスイッチが30センチくらいのスイッチでメガ可愛い!あと金魚必見!NGシーンでは、「福星」シリーズでお馴染みのお髭の方とお医者コント的なユンピョウエピソードあり。バッサリカットしてたので笑えます!
ユンピョウの無駄な動きも必見!すんごい大袈裟に動くんですが、イチイチキレッキレッだ。ラスト細い橋桁のような所の宙返りは必見感動!もう本当にキレキレたっぷり見れます!

サモハンは、ジャッキーを助けるうちにラブ訪れる男。とある漁場をめぐる利権を巡りジャッキーが弁護を担当。そこに美しいヒロインそれぞれ登場。さていかに?みたいな。
レビューにもありましたが、サモハンの「告白」シーン必見!こんなんやられたらすぐバズって連行される。が、意外に胸熱い告白。正々堂々声大告白一見価値あり!

一見弁護士物かとみながら中盤からはラブ物に変わり最後はカンフーファイトでみたいなやや物語もユルユルだが、最後「スパルタンX」出演王ボスベニーユキーテ退治で終わる感じ。このベニーユキーテファイト必見!

特典映像の10分強のNGシーン(台詞無しエンドレス無関係音楽有り)を見ると本当3人楽しそうに共演、間違いまくってます。またアクションシーンの失敗が見れます!必見!

ラストカットも珍しくたんたんと引きの映像で、もしかセカンドの監督がしかたなくつなげたようにも見えなくもない感じ。後半はサモハン監督していないという記事を見たがあながち本当のようなラストだ。ジャッキー映画のエンドクレジット前は必ず一落ち一ネタありますからね、サモハン監督でもあり。

だけど、ジャッキーサモハンユンピョウのアクションに関してはしっかりやり尽くす感じは充分感じれた。

「副星」シリーズのアクションの物足りなさを本作で存分にカンフーでガチってる気がしましたね。「スパルタンX」はあくまで外国でのアクションスタントの3人なんで基本。

特典映像では、冒頭登場する葉巻スパスパ野郎髭の冷酷ボス、ユンワーインタビューあり。
「俺は実際は物静かだし、、サモハンの演出だよ。神経質にやってくれ」とのこと。

本作のこの髭ボスは、ジャッキー中期映画ではなかなかのインパクトでありました。私はこのスパスパ葉巻ボスと「九龍の眼クーロンズアイ」の「アパアパ」男は2大悪役として燦然と輝いている。



さて
ジャッキー、サモハン、ユンピョウのサイクロンZ


ジャッキーファンは、必ず見なきゃ損作品。中期の傑作でございました!

ぜひ!

追伸
サイクロンZ!ダニまですっきり!パ〇ソニ〇ク!っていいたくなる掃除機邦題ですが、色々言われてますが、私は名邦題だと思ってます!
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