完全にDVDスルーだった本作。
Twitter情報、filmarks作品検査で知った本作。
今や俳優の方が知り得て流布するラッパー、アイスティ。
私は兄貴経由で知ったカセットテープだった。ファーストアルバムの「POWER」。聞いてなんて格好良いんだと思った。
それからドハマリしたデニスホッパー監督のhood物のど傑作「カラーズ」こちらも兄貴からサントラカセットテープをダビングヘビローしてヒップホップを知った。デニスホッパーの監督の凄さも本作フライシャー・ジョージCスコット「センチュリアン」と似ているという指摘も含め好きな作品だ。(セチュリアンは、血眼になり探して見たRCAコロンビアビデオ。確かに〈設定、落ちほぼ同じ〉似ている部分あるが、全然別物だった記憶)
のちアイスティのアルバム欲しいと思った時すでに遅し廃盤。中古屋徘徊し続けワンコインくらいでCD見つけた時小さい絶叫をした俺は。
近年は、ブラックムービーレジェンドの息子マリオバンピープルズ監督「ニュージャックハスラー」
ウォルターヒル監督「トレスパス」など出演!続く。
そんななかアイスティが、ラップの映画を撮ったとのニュース!いやあそんなん見たいにきまんてんじゃんかあボウイィイ!ってことで首長くしても見事にビデオ屋に無い。
そんななか昨年大型電気量販店DVD投げ売り安二郎コーナーで発見して1000円ゲット。速攻鑑賞したわけ!チェケダーダシネマ
見るまで死ねるか(レビュー蛇足下手韻踏みあり)
いやあ大変オモシロかったなあ。
何よりね、ヒップホップ愛感じたねえ。アイスティからね。
まあ単なるインタビュー集ではあるんだが、アイスティの
ヒップホップとは?
ライムとは?
ステージに立つとは?
ヒップホップカルチャーとは?
ヒップホップのいま?
後輩達のスピリチャルとは?
沢山の登場人物がアイスティの趣旨に賛同し出演を恐らく快諾したんだと思った、だから凄かった。
全編出演者だけでも拝み級の必見コメント!チェキ!
動くグランドマスターフラッシュが見れるとは思わなかったね。ラップもキメる。
アフリカンバンバータのまるで象のようないでたち。帽子には「ズールー」の文字にニヤリ!
ビックダディケインの声
ランディMC
ラキム(ものすげぇイケメンでリリック書く方法にびっくり。頭が良さげに見えた)「ペインドインフル」は何度きいただろう。
コモン
ケーアルエスワンのフリースタイル、ステージアクトについての言葉にうなる
元祖「ヒューマンビートボックス」始祖、ダグEフレッシュ(軽食屋を営んでいてカワユス。ビーズティボーイズのライブで見ていた)
カニエ・ウェストのラップは必見の怒り血走りラップで必聴
Naz
Qティップの街角インタビュー。
スヌープドッグ
エミネム(よくぞ出てくれてエミネム。アイスティを超リスペクトしていた。)
私の名付け親影響のひとりアイスキューブまで…
黒人たる言葉
嫌悪たる怒り
韻を踏む言葉の羅列
英知な韻遊戯
生活、悩みをのせるリリック
ライブアクト
音楽
ブラックミュージック
ライム
言葉の強み、こだわり
ストリートまで
いかにして生き抜き
積み重ねてきたヒップホップについて
概論にも過ぎない浅い入りかもしれないが、貴重すぎる言葉の数々に何か力強い何かを感じさせてくれた。
アイスティは、「サンダンス映画祭には持っていきたい」と連呼していた(笑、実際出品済み。)
さて
アイスティが監督した
ICE-T 監督HIP HOP、RAPについて
ヒップホップファンならぜひ!見ていただきたい音楽ドキュメントでございました。