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エドワードヤン監督脚本「クーリンチェ少年殺人事件」

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星4、6 エドワードヤンの明暗の夏



1991年、脚本(他3名)監督エドワードヤン。
ビダーズエンド配給。



90年代。
香港ニューウェーブとともに、ミニシアターを席巻した台湾映画。

その2大巨匠が、ホウシャオシェンとエドワードヤンだ。

エドワードヤンは、当時日テレ系バップビデオが発売。

私は何より「カップルズ」に心を奪われた。

そのなかでも確か某評論家が絶賛記事(蓮實・山根)を目にする。

が、いざそのソフトがまあーないこと。

「カップルズ」「恐怖分子」はよくあるんです。「エドワードヤンの恋愛時代」は、気の利いたビデオ屋にはあった記憶。

そして探しに探して古町のシネマ倶楽部か?駅南のビデオ屋かビデオ1だったかなあ?みつけて感動した!

それが「クーリンチェ少年殺人事件」

2巻組ビデオで稲妻にうたれた。なんかみたことない衝撃だった。

ツァイミンリャンの孤独窮屈な若者とは違う。
ホウシャオシェンの田舎から都市へ翻弄される若者たちとも違う。
勿論ウォンカーワイのスタイリッシュさなど皆無。

当時の印象はなんだか、凄い青春映画を見た久々の感覚。
見づらいカメラワーク
ひそめく少年たちの縄張り争い
日本と台湾を結ぶノイズ
家族の背景
恋愛模様
長くて熱そうな台湾の風景に絡む
少年たちの右往左往とぎこちないよもやヘタウマねアメリカンな歌
そんな塊がねじこまれる圧倒的魂フィルムだと感じた!

後々主役の少年が「ブエノスアイレス」や「レッドクリフ」で頭角をあらわしていたチャンチェだったとはいざ知らず。
さながらスピルの「太陽の帝国」の子役がクリスチャンベールだったかのような後で知る衝撃だった。

そんなこんなで2016年。
ツィッターで知る。海外版DVD発売とその呟き。
そうこうしているとヤンの「恐怖分子」再公開のお話。それにともない台湾作品再上映。ホウの「トントンの夏休み」(未見)
「恋々風塵」のニュープリント上映(見逃し後悔)

あと、一回ビデオレンタルも昨年エドワードツイを受けレンタルしたが、なぜか見れずという蛇足経験あり。

そんなこんなしてると本作イオンシネマ西で限定上映で公開することを知る。「ムーンライト」を見にいった時だった。

「絶対にはってでも行きたい。」2017年春終わりあたり胸に誓う。

4Kレストアで全長版四時間、特別料金見てまいりましたあ。



まず!今年1番!旧作だけどね。

こんな素晴らしい映画そうそうないろうという分厚い小説を読み終えたような鑑賞後の明かり。

デジリマで明暗がくっきりはっきり見えていて気持ちが何より良かった。

本作は、意図的なのか?

夜を感じさせ
闇を感じさせる映像だ。

カラーなのに懐中電灯や街や屋内照明などを意識させる、感じさせてしまう。

つまり
感じざるをえない瞬間をゆっくりだだ長く見つめさせてる映画なんだと思います。撮影の素晴らしさがある。この明暗に魅了されてるんだと思います。
そこに展開する
少年たちの縄張り争い
暴力
日本文化
台湾歴史
軍事と拷問、詰問
台湾に入り込む米の歌
ラブ片思い、
どうにか支配したいあの子
嫉妬
セックスと暴力
家族崩壊
父性、なさけなさ、語気の荒さとふがいないどうしょもない男のちんけさ
とかとか。

を、四時間強につめこんだのが、エドワードヤンの本作なんじゃないのかなと思った。

ただ、画面はとても窮屈で
判りにくい。顔判別認証と名前検索のいらだち。
引きの構図、アップが少ない、見にくい。
だからこそ、画面に集中せざるをえない画力がある。 発見せざるをえない窮屈である意味不明瞭な画面配置や意図的なショットの外しが見られる。
例えば、シャオスーとシャオミンが学校の保健室かなんかで話すシーン。ずーっとドアの扉の影のようなアップに2人の会話が聞こえてくるようなシーンがある。2人を映すんじゃなくて、あえて違う箇所を映したりしているのだ。それが意図的恣意的示唆的、エドワードヤンの画力の持ち味、映画の魅力的な外しの美学なんかもしれない。それが四時間詰まっていた。

なんで、見る方によっては、何が誰で何がオモロイのか判らないのかも知れない。画面不親切。台詞優しい説明は、歴史的な説明となんやらの難しい台詞のみ。

ですが、台湾の夏の学校を舞台に少年達が明暗を青春する、台湾をヤン監督が鮮烈に切り取っているのだ。ただ、ただ、みづらい画面のなかに、走り回り、濡れ回り、がなりたて、せせら笑う彼等の明るい夏を魅せてくれるのだ。

何が本作の面白さなんだろと、割と長く鑑賞後から考えたのですが、まず、何より!

子役が凄い。生き生きとしている。

コレがまずでしょ!ってことだ。

チャンチェの無言のなにおかいわんやのあの無表情。ただよう懐中少年は、ラストにむけてラブと矛盾と様様な何かに挟まれ、転ばされ、奪われ、ラストまで突進していく。我々にもの凄い生々しいもんをぶつける。余韻をあたえてくれる。本作で見つめてきたチャンチェ少年のラストを衝撃的驚愕せざるをえない目撃者になるわけだ。内包されたサスペンスが終わる。題字どうりの何かを感じさせるのだ。さぞ、明るい夏はぶったぎられ、ジエンドを迎える。劇場の外に放り出されてしまうのです。このヒリヒリした世界観を見終えて、我々鑑賞者は、長旅を終えて。あの瞬間の素晴らしさ!ある意味ラストが素晴らしい映画にも見えます。

チャンチェの総ての所作とつぶらな瞳から感じさせる。あの無垢な目と鋭利なナイフのような荒くれた何かを魅せてくれる存在感。必見の少年だ。

かきみだされつづけ、ウロウロした物語は一点のシャオスーの行動の物語だ。全然台詞で説明も何もないけど。あのラストにつながっていく。

その原因たる本作の裏ヒロインも見所なんだと思った。ラブるシャオミンの少女感だ。
なんでしょうか、わかりませんが。このファムファタぶり。シャオミンの女っぷり、必見だ。
女性からみたシャオミン意見を朝まで生テレビでやってほしい。議論して欲しい。この子はどんな風にみえるか我々男性に教えて欲しいと思った。

色白で、しっかりラブを捕まえながらも、どこかマイペース。本作を引っ張る時々表れる美貌は、善か悪か。彼女がバストショットで映画のオーディションかなんかのシーン、白猫の置物かと思った。

また、チャンチェの周りの子供達の素晴らしさ、世界観がみどころだ。

リトルプレスリーのあの可愛さ。なんだあのセッシュウして歌を歌うあのクシャった顔、かわいい!必見!チャンチェを助け、米文化に触れさせる友であります。

のち「カップルズ」で主演をやるクーユールンも出ています。目がくぼんでいる。

またこぜりあいする少年たちの暴力ザマが本作の核たる見せ場。
ハニーは、セラーズ?ですか(笑)とまた思ったバンカラ風貌。バンカラが今や「ない」。コスプレにしかみえない。マジ格好つけに見えない痛いしさにみえる。

さまざまな集団、ボス、大ボスたちの末路必見。暗闇、逃走、雨、歌、因縁、怒号、馬鹿にする、なめる、ビビらす。いじめ一生懸命詰まってる映画だ(苦笑)必見!

そこに家族の日本との対立やら政治的因縁やら、ラジオや刀や銃やカセットやら、レコードやら家族的不和、おやじ存在感やらが絡みこみ、暗い家の中、近所つきあいとか、身分職業とか、不平不満とかとか。押し入れにとじこもるチャンチェから見えてくる。その情報過多さ必見。頭なかなかついていけない過多さがある。そのさり気なさも素晴らしい。こちらがメインで映画ができそうだ。サブテキスト的不親切なバッサリ感がある。

エドワードヤンは、欧州寡作作家、テオアンゲロプス「旅芸人の記録」を意識したとかしないとか読みました。私も未見のこちらも長時間家族歴史大作の有名作品であります。今やレアソフです。あと劇中の映画はホークス「リオブラボー」だとか?。

エドワードヤンが台湾の輝かしい夏の中に明るいというよりは、何かムシムシとしたベタつくような夏の明るさの中、少年達の暗く見にくい心の冷たい暗部を魅せてくれる。

ボクが君だけを救える
いや!いや!それはどうかな?エドワードヤンの夏。

本当に見終えた後久々になんか心地よい重たい荷物を背負いおえた開放感と現実になかなか戻れない何かかんじさせてくれる映画だった。それが本作の最大の魅力、エドワードヤンの最高傑作なんだと思った。マーティンスコセッシがフィルム修復するよう動かせる力を持つ映画なんだと思った。


さて
エドワードヤンのエドワードヤンの明暗の夏

クーリンチェイ殺人事件の夏

ぜひ!素晴らしきアジア映画、台湾映画の名画見て頂きたいです!


本日脱稿
参照資料映画芸術2017春459号。レビュー拝読。

ジャックニコルソン主演監督「ゴーイングサウス」

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ジャックニコルソン監督のロマンティック西部劇!南へ行こう!



1978年、監督主演ジャックニコルソン。脚本4名。



棚から見てない1枚を見るシリーズ。ユニバーサル1枚1000円シリーズ。

お気に入り俳優、ジャックニコルソン。怪演狂演のジャックニコルソン、ファンもアンチも多い、振り切れた、ぶっちぎりのお怒り高笑いメソッドを満面顔面で表現するオスカー受賞俳優代表格。

本作の前が超チョイ役のエリアカザン「ラストタイクーン」
3年前に本作メンツ集合のオスカー受賞ミロスフォアマン、ニコルソンの俺は病院で異常に元気は、はたして正常か狂気か映画「カッコーの巣の上で」があります。

ジャックニコルソン監督作品ということで気になってました。ジャックの「チャイナタウン」続編的意味合いの
「黄昏のチャイナタウン」は、90年代CICビクターでビデオ化されていて未見で知ってました。

俳優の監督作品は、本当におもしろいです。実に個性的で。

そんな油ノリまくりのジャックニコルソンの初監督作。ジャケ見ると、首くくりの縄から不適なシャィニングスマイルをみせるジャック。西部劇のよう、鑑賞しました。



まずこんな素敵なラブ西部劇だったことに驚きました!

ジャケからみるとね、なんかアンチヒーロー西部劇ガンマン物かなあとか思うわけです。早撃ち、アウトロー、追われ物、下品スケベキャラ的なものを想像してたんです。

が、まあまあまあ、良い意味でうらぎられかつなかなかの完成度で心地よかった。ドンパチは、ありますが、まあまあドラマ重視で素晴らしかったです。
「ダンスウィズウルブス」(未見)のケヴィンコスナーや「許されざる者」のクリントイーストウッド、ピーターフォンダ「さすらいのカーボーイ」(未見でレアソフト)とは、味付けがまるで違う、感性が違う、だから面白いん。

ジャックニコルソンファンおすすめだ!

物語は19世紀絞首刑前の泥棒ジャックニコルソンにひょんな結婚布告発令。そこから始まる黄金をめぐるイッカク千金ソフトロマン西部劇が展開。

まあカメラワークが、超単純でわかりやすい画作り。「冒頭が「スターウォーズ」そっくり」というコメありましたが納得(笑)
時々ピントがあってなかったり、かぶったり、結構素人ぽさが丸出しの画面ありますが、だからこそおもしろいんですね。

ジャックはさながら次作キューブリックの狂人「シャイニング」のようなウッヒョウッヒヨョ笑いやにらみは、勿論悪モンを嬉々として演じていた。髭ずら凜々しく無法者を演じている。

共演にメアリースティーンバージェン。お若くほっそりしている。ジャックと恋仲になるヒロインだ。お堅い感じからしだいに惹かれていくメアリー。ジャックとラブ南行き物語を展開。
次作「タイムアフタータイム」で悪童マルコムマクウェルで結婚(離婚)することになるとは、感慨深い。ていうか最初からアクの強い方とタッグ組みすぎで笑えた。
あとこちらも指摘ありますが、本作のキャラ縁がそのままロバートゼメキス「バックトゥザフューチャー3」でゴールインになる関係だ。クリストファーロイドとね。ロイドは、がなり屋でニコルソンにせまる。

他「カッコー」組から
冷静ダニーデビート
なんとデビュー作らしいジョンベルーシが無茶苦茶ポリスメンに扮していた。のち本作からスピの「1941」からの「ブルースブラザーズ」につながるとホーと思う。

「エイリアン」の絶叫娘、ヴェロニカカートライトも昔の女として出演。のち「イーストウッドの魔女たち」でニコルソンと再共演。

音楽も抜群のゆったり感、ヴァンダイクバークスの音色をお楽しみあれ。

本作みるとニコルソンのラブ具合がなんか垣間見れた。wikiで調べたんだが、子供を6人も様様な女性から産み、愛をはぐくんだニコルソンのラブ具合がなんかラストを含め臭わせる。

西部劇でも、社会情勢やアクションに傾斜しがちなデレクションを完全にラブコメにしぼり表現したニコルソン。ますます好きになりました。

楽しめた小品でありました。

さて
ジャックニコルソン監督のロマンティック西部劇!南へ行こう!

追伸
ほんとハリウッド俳優の監督作品を見比べるのが楽しいんですよね。

2017年作品のデンゼルワシントン、ジェームズフランコ、ドンチードル監督作を今見たいと昨日ビデオ屋で発見して思った。

チェニツンジョー監督「ポムポム新ポリスストーリー」

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星3、9 五福星外伝~香港ポムポム刑事



1984年、製作サモハンキンポー。チェニツンジョー監督。



棚から未見作を見るシリーズ。今回は、ゴールデンハーベスト系列からの1枚。(10本以上あるなあ未見)

その名は
「ポムポム」(爆笑)「新ポリスストーリー」とある。

しかしなんや?ポムポムってという事で。

ユニバーサル背表紙オレンジ配色。香港映画シリーズ。今回は発売時一目散にゲットした。

サモハンキンポー主演監督の「五福星」からのふたりが主演の刑事ものです。
1枚千円シリーズ鑑賞です。


まず主役ふたりがこちらのでこぼこコンビ。

「五福星」では、透明人間になれる本を超真面目に読み、メンバーに悪戯をしかけるかに魅せて、全裸にならされ大笑いさせられる。髭井手らっきょ的キャラのリチャードン(インド人顔)

そしてロンゲ頭ウスいけど、饒舌で情にあついジョンシャム。「五福星」では、シュプレキコールをあげ若干差別ネタ披露。

いやあ意外にも、心底ナンセンス路線かつ音楽にあんまりたよらずふたりの会話ギャグとたまに出る無駄に超豪華アクションで面白かったですよ!さながらサモハン「福星」ファン倶楽部通信ってな感じ。当時の彼等の人気具合がほどなくわかります。

冒頭は、とある立てこもりスーパー。遅れて猛ダッシュな荒い運転で登場な2人、リチャードとジョン。

いきなりリチャード、ジョンを人質に中にずかずか。得意のベシャリで中の犯人に説得。カッとなりリチャード、ジョンに銃発砲。リチャードもう助からないからと犯人を捕まえ、お前は人質になれ!と命令!外に出ると、パトカーのドアが開き犯人を放り込む。
ドヤ顔のンとシャムのストップモーションに明るくすっときょう音楽がかかり冒頭クレジット。てな感じです(笑)

アクションになると、ジョンシャムがよもやカンフーを披露。笑えるのが、リチャードンなんだが、何をどうしても殴られ続け、負けるキャラでわらケテしまう。絶対勝てないというね、優しいキャラです(笑)

あと福星シリーズ恒例、ごまかしシチュエーション顕在。彼女が家に来て、そこに見知らぬ女がいてさあどうしよう、どうごまかせうギャグ。ジャッキー「ポリスストーリー」でもちょっと変化球であり。

2人はあんまり音楽にたよらず台詞の応酬でギャグや落ちをみちびいていて、そこが面白かったです。

勿論ンとシャムのみたくないかもしれない無駄なラブストーリーもご笑味あれ!
ンは積極的
シャムは消極的で展開。

無駄チェイス
無駄スタントや
無駄カーアクションも素晴らしい!
こんな2人に到底そぐわないアクション。スピンオフにもっないない感じ。必見。

そこに客寄せ無駄に豪華共演
ジャッキー
ユンピョウ(瞬殺で爆笑)
サモハン
福生メンバー
タイポ・マース
ラムチェイン
アッ!あの人ブルースリー映画の脇役出るあの人(名前呼び人知らず。ブルースリー映画あるある。)
などなど。大挙出てます。どこで出てくるかなあ?検索捜索楽しいまじゃりんこ特典。


いやあ昔こういうスピンオフ2番出がらしムービーあったよなあと懐かしくなる感じ。

意外にほのぼのしてました!だってタイトル

ポムポム

だから(まあいっか!!)



さて
五福星外伝~香港ポムポム刑事

ジャッキー、サモハンファンクラブ会員限定でどうぞ!

三浦大輔監督「何者」

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星3、3 三浦監督の就活SNS戦線異常ありみたいな



原作朝井リョウ。
脚本監督三浦大輔。



予告鑑賞済みだった本作。
原作「桐島部活やめるってよ」の朝井さん。
人気俳優そろいすぎの面子。就活若者群像風。
かつての金子修介監督、織田、和久井出演「就職戦線異常なし」を想起、年月はたってるけど。

なんか周りの見た方の感想呟き、微妙とか。

監督は「愛の渦」の三浦監督、よいよいメジャー化と思ったら、どんなドロドロしたもんを映画化するかと思ったら就活かあ。

東宝DVD鑑賞となりました。



なるほどなあ。

以下不満つづきますんで、ヨロシク。



これ、劇場でみた若人、俳優の良さは、あるけど、何を感じとれっていう映画だろうと真剣に悩んでしまったよなあ。

要はね、半端感きわまりないんですよね。
「何者」っていうタイトルですが、この映画が「何物」だよ!とも思うが。

就活なんか?
SNSなんか?
個性感性でいけぇっ!てことなんか?
私は就活で自問自答してます?と訴えたいんか?
就活は、恋に遊びに頑張る人が勝つといいたいのか?
羨ましい!ねたみ!さげすみする人いるよ!なんか?


なんかね落ちを含めこの映画の落ちを早々冒頭15分で紹介してね、そんでもってそれぞれの落ちをもっとつっこんで見たかったなあとか。

就活の面接だけで15分から30分見せて欲しかったなあとか。

菅田将暉くんのバンドシーンいる?とか。歌良かったです。
本作のキーマン、佐藤くんの1時間傍観者目線、受けの芝居からラストを魅せられ、えーたったそれだけの事だけを表現するだけの映画?名の?だから何?みたいな俺の気持ちがオチない落ちとか、いろいろオロオロ考えてしまいました。
就活ホラーなんていう良い表現を指摘していた方もいましたが、。
まあ佐藤くんのような方沢山いるし、いながらにしても皆就職してますしね。
今の就職内部事情もさらりとでてきますけど、エントリーシートとかグループディスカとか。

いやいや、そもそも論で。
SNSを使わない人もいるわけでね。
グチグチ面と向かってコミュニケーションしてる、しない若人を描きたいのもわかるけどお。芝居がどうのとか、別に見ない人もいるしね。

まあ俺からいわせれば、
だから?何?って感じで、
ディスコミの若者なんか?
就活いそがしいけど頑張るなんか?
恋と片思いと陰口なんか?

もうとにかく残念でしかたなかったですね。半端過ぎて。

要は佐藤君みたいな人がいました。SNSで二面性をもち就活を傍観しつつ失敗してます、

って映画なんですけど。
コレね、まあ三浦監督なんだろうけど、やっぱり

もっと踏み込んでね
キャラをほりさげてね
ぶつかるのカ?
さげすむのか?
もっと見たかったですね。何者たる就職模様をね。
企業側の表現ももっとね踏み込んで、こんな変な会社ありますとかね、パワハラメ面接ありますとかね、OG訪問ありました、セクハラありましたとかね、リサーチ不足過ぎるし、リアルもほんのひとさわりみたいな感じにしか私には思えない。

もっと何者!って突きつけるのは!
企業のいじめとか
風当たりとか
変わった感とか
青田買いとか
コネとか
いろいろあるだろうけど。

とにかく見終えて
いやあ、何者じゃなくて
就活してみたらヤバイ奴まわりにいたよあらびっくり
程度の映画でしたという感じでしたね。
三浦監督なんで、演劇プレビュー舞台装置落ち魅せてましたけど、

んー。
バイトしてるひとにひびくのかなあ?とかね。
大卒オンリー限定なんかとかね。

就職ってなんなん?を、イマイチ映画化している人たちがもう少し踏み込んでほしかったなあ。
DVDの特典で就活達人のコメントがあったんですが、あれが全てす、べ、て、ですよね。いらないでしょ別に。映画だからさ。


ということで、俳優さんは、みな良かったです。はい。岡田くんのすかした上から目線先輩良かったなあ。
山田さんの先輩も相変わらず。
佐藤君の部屋にフリッツラング「メトロポリス」と「ナイトオブザリビングデッド」のポスターが合ったのが、なんかむかついた。ゾンビかアンドロイドか?という暗喩とでもいいたいのか。まあいいけど。

みおえたあと
過不足を自分自身で補った感じ。



さて
三浦監督の就活SNS戦線異常ありみたいな

感じにみえて
SNSで二面性をもち就活を傍観しつつ失敗してます
っていう
小さな男のこのお話をみせられ
色々考えてしまった、本作の面白さをおぎなうべく。

てな感じ、不満以上!

関川秀雄監督「ひろしま」

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星4、9 ピカひろしまの事実



ベルリン映画祭長編映画賞
1953年、音楽伊福。
脚本八木保太朗。助監督熊井啓ほか。
監督関川秀雄。



2017年、本作を見るのが裏目標だった。以前気安く何気なく「戦争映画」みてみようと借りたが、挫折した。もう魂がはいりまくっていて、とても関連のない、準備してないときに本作みれないと思っていた。

終戦記念迫る2017年8月
お盆ちかづく
このあつらっこい日々に
心の準備と
見るぞ!という意を決して
DVD鑑賞しました。



いやあ、これ全日本人みるべきだよ!と心底思った。
アランレネの「夜と霧」のような感じ。

久々にみるのがつらくて時々停止ボタンを押して
休憩しながら、
ためいきつきながら、
鑑賞をしおえた。

2017年自宅鑑賞ベストであり、これはまいってしまったのだ。心底、疲弊した。画面から伝わる阿鼻叫喚に

ただ

ただ

やめてあげて
もうみたくない

リアルなひろしまの事実に
目を覆いたくなる。

調べたら関川秀雄監督が、わが新潟佐渡の佐和田出身という事に強烈な尊敬を感じた。

1953年、戦後8年で
ひろしまの現状をリアルに感じさせてくれる映画になっている。

あんまりすごくて
上映中止になったりしたらしい。

岡田英二が学校で戦争の意義を唱え、生徒は戦争にかんする書物を廻し読みしている。

街では
ひろしまの戦火に被災に市民がみな団結して復興している。
バケツリレーで瓦礫処理をし、ひもでひっぱりボロボロの家をなぎたおす。

そこに

ピカっ!とひかるのだ!

そこから焼け野原のひろしまがひろがる。

漫画や読みつたわるものとは、到底想像をぜっする世界がそこにある。

本作の悲痛な地獄のような描写がリアルにつたわる。

ケロイドの月岡夢路さんがもたれかかり川に飛び込むふらふらになりながら。月岡さんのインタビューがあり、俳優の専属契約をお願いを重ねて故郷ひろしまの本作に出たかったそうです。

本作の山田五十鈴の恐ろしいほどの顔面と末路を見て、私は言葉を失った。
子供じゃない身のしらない女性を抱き、ぬくもりあい、うなだれて倒れる無残な死。

井戸に頭からつっこみまくる人間たちの束

さながらゾンビのように見える自分を恥じる

ケロイドになりとぼとぼ歩き
病院の描写の地獄のようなリアルさは、一生私はわすれないだろう。

やかましい
うめきごえ
人捜し
よこたわり
自分の傷と時間にころされてるようなひとひと、ひと

いやあ何度も停止ボタンを押しため息をついた。

こんなパワフルかつ見るに堪えないトラウマになる映像体験はひさびさだ。必見というか、凄まじかったです。きっとこんなだったんでしょうね。

なぜこれをみせないんだろう。学校でみせれば一発でひろしまがわかる。

ラストは、戦火にむかいそうな工場と

なぜかチャップリンの「殺人狂時代」の引用があった。

ひろしまのたちあがる人々

頭蓋骨をほりだす子供
ケロイドを隠す、見せる人々

いや、これが事実なんですよね。ほんと。ほ、ん、と。


ふーーー。すごい本作。

広島市民8万人のエキストラで、日教組が製作とのことだが、恐ろしいリアルさだ。

米国の糞○○たれ!って普通に思った。
今の政にも腹たった。

自分の戦争私感にも新たなになった、頭がひさびさ殴られた。

こんなに凄い映画があったんですね。

熊井啓監督が助監督だったのもびっくり。

「きけわだつみの声」同様なラストのようだったが、

ひろしまの原爆ドームにいちど行ってみたい。
お祈りしてみたいと思った。

今日
生きてることを感謝し
私も
がんばろうって心底おもった。





さて
ピカひろしまの事実

ぜひ!

すべての日本人にみてほしい、無理かもしれないけど。

園子温監督「新宿スワン2」

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星3、4 新宿スワン横浜覇権争い編



原作和久井健。
プロデューサー山本又一郎
脚本水島力也
アクション谷垣健浩
監督園子温。



日本映画の台風の目からいまや少し良いペースにゆるまってきたかに見える個性派園節ががが園子温監督。
 
綾野剛が金髪主役でぶちあたったスカウト物語「新宿スワン」綾野の私的友、山田孝之がヒールとなり、見たことない正統派園子温漫画原作娯楽映画になってました。

そんななかもう!続編!とばかりにチラシが配布。
そこには、90年代から邦画をひっぱり今やハリウッド俳優となり「なんでも出る」スタイルになってきた浅野忠信の姿。

他端役がざくざくノミネート。なんかごちゃらごちゃらしているなあと感じつつ、舞台は横浜?!劇場はなんだかスルーしました。

新作レンタルしました。



これ、脚本がまたすんごい、完全無欠予定喧嘩調和でしたなあ。

あとね役者の「善良性」がキャラクターをミュートしているなあ悪く見えないなあ的な方、上地祐輔、中野裕太御両名は、なんか悪くないですよね。ちょっと万引きかなんか、やってから撮影してほしいです(嘘、役不足かな?!)

90分からの怒涛の無意味かのような美女ウォーキングコンテスト(プロデューサーのあんた映画だしてやるよ枠のようだ)と取引喧嘩のくだりは、失笑。
広瀬アリスの飛べるダンススローは、すいません大爆笑。このモンタージュある必見です。

このト書きか園かっつかわかりませんが、なかなかの映像空間だった。

まあ喧嘩してた奴らがすぐ、だまったり泣いたり殺し合いしたり銃ぬいたりと予定感情歯車乱れまくって
ついていってんのか
思考停止してるのか
わからなくなるくらいの台詞の寒々しい熱い演技くりひろげられます。

あと今回スカウトよりかは、何組の抗争悶着が全面に出ていて、原作がそうかもしれませんが、スカウトちっくも、綾野さんも脇にまわる的な感じ。

ある意味浅野忠信のこんなVシネチックなトップ演技へんな意味必見!

私は今回園組の深水元基さんがとっても良かったですね!綾野さんなぐられ指輪がいてぇっす!と言ってました(笑)
私は「みんなエスパーだよ」の全裸深水さんが強烈だったんで、今回のイケメンぶりに惚れましたねえ!

あと脇役多数無駄にでますが、特筆なしで割愛。このちらかし具合がある意味みどころなんかも。

ファイトシーンは、「映画秘宝」でお馴染みの世界の谷垣さん指導のガチンコ肉弾喧嘩シーン必見!こちら良かったですよ!

綾野さんは、こんかいどっちかというと脇でしたが、はっちゃけた演技又みたいですね。今回は広瀬アリスとラブウな信頼関係ドラマに。そうみると前作の沢尻「ヘルタースケルター」コンビのインパクチあったんだなあと思った。

もうすこし綾野活躍編を見てみたいですね。綾野剛すっかりファンになりました。 



さて
新宿スワン横浜ワイワイ覇権争いコンテスト編

新宿スワン
綾野・園ファン
だけどぞ!

若松孝二監督「続日本暴行暗黒史暴虐魔」

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星3、9 若松監督、海辺猟奇破廉恥殺人事件



1967年作品。
企画製作脚本監督若松孝二。脚本出口出。



アンダーグラウンドで地下ポルノを量産しつつ、学生運動の波に乗り活動家ポルノのような映画を撮り、つかこうへい原作物から遺作の中上健二まで規制に縛られず撮りあげた若松孝二監督。

初期の日活ロマンポルノもはじまらない60年代の貴重な諸作が「DIGレーベル」より発売。

今まで鬼レアな東映ビデオや高額なセルオンリーの紀伊國屋レーベルDVD発売でしか見られなかったソフトをレンタルでみれるようになり嬉しい新作悲鳴!を静かに私はあげた。

そのなかの1本をレンタル鑑賞しました。タイトルがながっ!って思いましたが。



一部かなりテレシネ悪い。映像、音ゆがみがパートカラーにあり。だが、それも猛烈な個性的ノイズととらえて見た。


いやあこれ「犯された白衣」やん!と思った。調べたら同年に制作されてました。

パートカラー
白黒
猟奇殺人
犯罪者目線
痴情三面記事の映画化

そんな趣をいちはやくしこしことインディでやり遂げていた先駆者だ。



物語はとある海辺。
毛糸の帽子をかぶるさえない小さな男。
行くは、元防空壕のあなぐら。そこは、暴行暗黒史たる暗闇の裸婦市場だった。さてこの事件は、いかに!
みたいな感じだ。

素晴らしいパートカラーは、のちの唐十三の「犯された白衣」からの内田祐也出演私のオールタイムベスト圏内ムービー「水のないプール」までブラッシュアップされていく。いずれも必見。

なんかホントに今でもいますでしょこんな方、という具合に

性のやり場ない暴発偶発性を
過去のフラッシュバック回想をもとに
明確にあぶりだす手腕は、素晴らしい!

ラストの暗闇からの洞窟をぬける出口に
とてつもなく陳腐強固で常識的なナレーションが重なる。つまらなく響きながら。
扇情殺人
痴話喧嘩殺人
のある側面なんかもなあとも思いますよね。今や細分化してるが、

犯罪者のとある真理心理を単純に映画化した作品であります。

理解できないじゃすまされない人間の欲動たる海辺の殺人

おそろしき地味ですが、
そこらの野郎がやってそうですが、

良かったです。



さて
若松監督、海辺猟奇破廉恥殺人事件

猟奇エロホラーファン必見!


追記
正義をあぶりだすのも映画
悪人を赤裸々に描くのも映画
被害者を描写するのも映画
いろいろだ。

行定勲監督「ジムノぺディに乱れる」

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星3、5 行定監督の板尾監督の乱れたウィーク




脚本監督行定勲。
脚本掘泉杏。



日活の70年代から華ひらいたレーベル「日活ロマンポルノ」

18禁で絡みがあれば、表現自由というレーベル。そこからあまたの監督を輩出、隆盛を極めAVが出て下火に。

そのロマンポルノをリメイクオリジナルで監督していく「ロマンポルノリブート」

今んとこ抜群なぶっちぎりのお気に入り塩田監督「風に濡れた女」

こんなのやってられるかよ魂をアンチに込めた園子温の反ポルノですけどなにか?「アンチポルノ」

2作品劇場鑑賞しました。

あとはDVD鑑賞になりました。

行定勲監督といえば、
東宝メガヒットを記録した「セカチュウ」こと「世界の中心で愛を叫んだ」

デスコミ二ケーションの一室のルームシェア、原作吉田修一「パレード」

本作予告鑑賞してました。音楽家の話し?
ジムノペティってだれ?をあえてタイトルにするあたり。行定監督らしい?
主演は「おまえとおまえは!帰って良し!」で一世風靡した板尾係長こと今や俳優よしもと枠、R130こと板尾創路。

新作レンタルしました。



「ダウンタウンのごっつええ感じ」のリアルタイム世代として本作の絡みを見て板尾さんの「Kissでショー」(ごっつDVDの「the very best on Air」に収録あり)の上島「ダチョウ倶楽部」竜平とのディープKissを想起した。

エロかったなあ。
私的に曜日テロップ親切心かゴダールの真似かわからんが、余計だと思った。

あとラストのくだりは、正直不自然で全然とってつけた感満載で、
正直風祭ゆきさんへの当て書きの為のシークエンスかと思ったくらいに変だった。ラストもね。

その前までの芦那すみれさんのか細い白さまで、ハーレムに乱れまくる感じは、エロく感じよかったのだが、収束にむけ「お金」からの無駄なチェイスやらからは、なんか興ざめした。

あの少ない走りとまてぇとかいる?とおもっちゃったあ。Q&Aからいきなり喧嘩売って殴りかかるならなんかわかるけど、、、。

てな感じ。

もちろん「ジムノペティに乱れる」という題だけに

やたらジムノペティが乱発かかるわけだが、くどい!ってのもわかる。
まあそれが本作の肝なんだが。ラスト付近その謎解きがでるがね。

だから何?ていど。

それよりなにより
不甲斐ない煙草のみの板尾さん好演!トークショーでいきなり、気取った言い回しには、あまりにも変わりすぎて言わされた感半端なかったが(失笑)

どこか暴力的で
そやな板尾監督のディープな絡み良かったです。女優さんも良かったです。

芦那すみれさんのあまったるい呼びかけからめんどくさい言いぐさまで良かったですねえ!

まさか映画の映画話しだったんですね、びっくりしました。なんで前半自主映画あるあるっぽくて楽しめてたんかな。

山中貞雄リスペクトもありました。が、これ好きなんですかね行定監督「壷」

ハーレム話しも良かった。が、ラストがね。って感じでしたね。



さて
行定監督の板尾監督の乱れたウィーク

中田秀夫監督「ホワイトリリー」

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星3、3 中田秀夫監督白百合陶芸性の教室




脚本加藤淳也、三宅隆太。
監督中田秀夫。



日活70年代を支えた18禁レーベル「日活ロマンポルノ」

そのレーベルをもう1度!とリメイク企画「ロマンポルノリブート」

全作鑑賞企画、1番なんか、まあ、はっきり言うと、苦手な監督中田秀夫作品。

「リング」は、素晴らしいホラーだと思います。貞子をホラーアイコンにまで祭り上げた功績者だ。が、その後ハリウッドへ!そしてなんだかわからないハリウッドからのドキュメントこれがまた最悪な「ハリウッド監督学入門」、今世紀まれに見る!だから何ムービー、特典映像よりドイヒー。

でね。、。

これ、見てから。

この監督なんか駄目

だろうなあ、感性があかんなあと思っちゃうわけだ。

なんでデビュー作がロマポルじゃないけど、ロマポル作家小沼勝に師事されたりドキュメンタリー作ったり、映画好きでジョセフロージーの映画つくったりすりが、なんかね。

このロマポルリブで1番器具していた本作、ホワイトリリー、予告みると同性愛1本勝負みたいな感じ、回るろくろ。

そんな心配から1番最後の新作レンタルしました。



なるなるなるほどお。

まず、1番絡みを美しく撮ろうという感じは伝わってきました。女優さんも1番絡みが長くて、なまめかしく、絡みのなかからの情感をだそうというのを1番感じたのは確か。ラストのラストまで。

物語は、とある陶芸教室。女流有名陶芸家と女性弟子。ただならぬラブ関係あり。そこに知り合いのイケメン息子が弟子入り。ホワイトリリーたるラブ関係が、咲き乱れる陶芸LGBT映画てな感じ。

熱演した女優さんを必死に調べた。

主演の飛鳥凜さん、泣きに泣きを重ねた純愛と同性愛を先生に捧げる。フジを退職したさまーず大竹の奥様に似ていた。

一方よくぞ引き受けた、性に開放的な先生に山口香緒里。山口さんの怒号の絡み必見。背中がせくしー。

いきなりなんか
花びらをなめたりとかね、
「昭和のAVかよっ!」って突っ込みましたよねえ。こういう絡みを真剣に長く、このロマポルリブート内では、1番長く真剣に描写している感じわ見受けられました。

が、ですね。
まあ、同性愛の感じ
、結構こんな感じな関係多々ありそうですけどね。

先生!生徒!とか
俳優!マネージャー!とか
政治家先生!秘書!とか
先輩後輩とか
あこがれの人、ラブな人とかね。

そんな関係性を陶芸教室だけで魅せる感じですがね。

なんかね。
私が1番エッろティックだと思ったの、イケメンさんと彼女山口カナコとのラブホのナニにいちばんエロスを感じたよなあ。

以上!

ラストもなんか無理クリの修羅場をほら
見てみやがれよ!と語気強めで展開なんですがね。

回想シーンもまあ丁寧に撮ってるんですけどね、

要は
なんでそんなに好き?


あんまし伝わらないって感じ。
飛鳥さんの泣き損にみえる。

もっとホワイトリリーたるラブ描写を過激にしていたらなあ?なんて思いましたけどね。わたしは。

なんかエッチというか、わりと堅い、苦しい、おかたい花のホワイトリリーに見えました。

以上!


さて
中田秀夫監督白百合陶芸性の教室

でした。
やっぱり中田監督なんか肌合い良くないなあ。というのを確認した。

ですが、「リング」のDVDは中古で欲しいと思ってもいる とだけ記す。

エドガーライト監督「ベイビードライバー」

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星4、3エドガーライトのカーアクミュージカリアクション、ベイビーの恋

ソニー
トライスターレーベル(トライスターの白馬さん久々見たわ。ソニーの穴をとおりぬけてたね(嬉)このレーベルで遊ぶ監督いちお好きな監督)
製作、脚本監督エドガーライト。



「映画秘宝」の鳴り物入り未公開作先行上映で知った「ホットファズ」(挫折)

レンタルでもなかなかの人気作、ゾンビコメディでもなかなかの出来「ショーンオブザデッド」(挫折)

脚本提供や制作、タランティーノグラインドハウス参加。

はじめてまともに借りてみた「スコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」(この邦題なんか長い。)
まあゲーム愛に満ちていて、米国版のプレステやらなんやらエドガー何時間やったの!ライトはんやりすぎっ!という過剰なゲーム愛とロープレを恋愛に混ぜ込むという誰が考えつくねんその重箱隅つつき!とおもわせるナンセンスに充ち満ちた好きな作品だった。ついてくのにびったんこなシンクロはなかったけどね。

なかなかおさらいすると見ていて諦め作品が多い、イギリス出身エドガーライト。

なんかスローを駆使した
底にはジャンル愛
だが軽くてふんわりユーモア感あり
ディープでソフトなWミーニング連発投入(これに常にニアリと出来るかが鍵)
タランティーノのようなフリーキーな感は無いが、こだわり過ぎて突き抜けた力強さみたいなんが、どこか欲しいなあと「スコットピルグリム」を見終えた時に思った。


同イギリスのこちらも苦手なガイリッチーとかぶりがち。こちらはユーモアがなんか肌合い違う。しつこいスローが特徴のフィルム作家、「スナッチ」以降全く未見拒否。だけど余計世話だけどマドンナとよく結婚離婚したなあ冷静に何度見てもあわなそうな2人だ、失礼。

そんなエドガーライトの新作。ツィッターを賑わす。
ベイビードライバーとザトライバー、あのウォルターヒルのド傑作にポスター似せてきた?!
高評価呟き連投。
ティジョイさんでやる。
じゃあらしくないけどドライブア ゴー
予告見ず、呟き締め出し見てきましたあ。



振り切れたドライブミュージカルだったなあ!
パンフ買っちゃったあ。

やりたい事を徹底的にやる

をやり遂げていて気持ちよかったなあ。2017年劇場鑑賞ベストスリー圏内やなあ。2017年、洋画後半戦かなり盛り返してきてる。

まずね、まず本作の良さは何か。

音楽と映像の一致尽くす

これですよ。

映像と音を一緒にする快楽。コレが1番難しいと昔チャップリンが言ってたなあ、だからこそチャップリンは音を全て作曲したんだけど、まあそれも凄すぎるがね。あとキンちゃんこと萩本欽一も言ってた、音と動作を一緒にするのはむつかしいってね。閑話休題。


本作はカーアクション、ガンアクションと楽曲とをやっぱりしつこいほどに一致させる快楽がある作品だ。

だからこそ 皆 サントラ欲しい!ってなるわけでしょ!こんな私でもディグりたくなっている始末。まあかなり英国らしい感じ。劇中歌で知ってたのテキーラとビーチボーイズぐらいだ。

あとエドガーライトの魅力、過剰たるWミーニン。
好きな楽曲、好きな映画のオマージュを散りばめたベイビーであったこと。
この歌につぐ歌の台詞の意味本意を親身に捉えられる方はなかなか少ないとはい思う。
ベイビーの歌なんちゃら
あの歌の歌詞が
クィーンのギターがどうのなんちゃら

まるでタランティーノ「レザボアドッグス」冒頭、タラちゃんがべらべらシャベルマドンナの歌の小話を本作は2時間強物語るテイストだ。

それに、ついていくか、いなかだ感性が。ここはデカいね。
音楽興味ないとガシャガシャ感半端ないかも。

映画ネタも
テレビから「ファイトクラブ」タイラーブラピが喋り、フィンチャー「セブン」、カイザーソゼ好きなエドガーが「ユージュアルサスペクト」からケヴィンスペーシーに当てたあのボス、ことドク(博士の意、通称バックトゥザのドクだ、クリストファーロイドだ)。あのふとごつな顔面必見。あの息子ガキンチョの冷静さに笑う。

ほかグットフェラズ?!ならぬピザ店に「タクシードライバー」的カッツ

冒頭クレジットは確実元ネタ発表をお面にこめたマイクマイヤーズ「オースティンパワーズ」のクレジットダンス

とかとか多数。だけど少な目かも。それより音楽ネタはち切れまくりだと思う、全然ついていけてないけど。
あの録音して紙でスクラッチするあの器具なに?欲しい。あの編集、あのはやいカット、あの音作りヤバすぎやろう。テープな所が嬉しいね、これ世代によってもう味わえない文化です。
失われた文化だよなあ。
カセット探すのが今大変だ。

ベイビーの里親とのふれ愛もちょっとジーンときた。スピーカーに手をおとす、ビートとベースをさわる。波動を感じる。音楽鑑賞はみなそうだが。
事態は深刻になって動く。はやく安心させてあげればいいのには、野暮私的な指摘。
 
主役のアンセルエルゴート23才のピチピチ感、顔に傷、心に傷を台詞無しに伝えるトラウマ回想。さり気ないほどに、適度に繰り返す。
耳に障害、理由たるへビィな音楽好きなベイビー(通称)ホントに若手ですが、冒頭の車パンパン叩きながら運転するのを見て「俺もやるやる」でシンクロする。

レビューに指摘あり私もそう思う「ツインピークス」メッチェンアミックにそっくりヒロイン(顔のパーツがふりふたっ)なリリージェームズ。ダイナーの制服がツイピーともろコスプレつながりで思いだした。こちらも次第に言ってるが「俺たちに明日はない」ボニー&クライドのごとくめきめき狂おしくラブクリミナルは進む。ラブの発祥がイヤホンの差し合いってハーレム展開だよなあ(羨望の嫉み)

ラスト前
走る展開も良かった。よろっと大盛すぎてお腹いっぱいらわ、を拒否するラン具合も心地よいプラグ入った。そしてしつこい中ボスは、まさかの「T2(ターミネーター2のロバートパトリック並の意)」ばりの強さで唖然とした。

やっぱりタトゥー入っても品が出まくる音楽大出身の
ジェイミーフォックスの嫌なタイミングと邪気のふっかけの素晴らしさ。悪さたりないくらいだ。品がいいのよやっぱりねこの方。

ジョンハムのジョーカノがサルマエハック似だったなあ。けどこの2人、出てきた瞬間にやがて即死感たる雰囲気を予測出来ちゃったのが少し残な念あり。

それはこの音映一致に牛丼満腹感出てくる中盤以降麻痺気味の舌にラストの予測到達想像が追いつく感あったのも残な念な感動ミュート減たるエドガーライト具合だが、

それにしてもラストハッピーエンドはいいなあ。

本作あんまり上映館増えないのは、多分この素直じゃ無い多義性にあると思う。まあエドガーライト、うちのシネコンなかなか上映されないもんね。それはひとえに
Wミーニングの明確な撃ちこみを
「知ってるの?」「いや知らない多数でしょう、じゃあ見送ります番組から」という流れかなと。

ガンミュージカルと感じのは、明らかに銃の撃ち出しと音楽のビートを重ねた快楽。あたる、倒れる音にあわさった感覚にぜーんぶ画面内に納めまくっている、必見。
なんで痛み重みはエドガーなライトで軽い訳。その辺を求めてる方も面白くない箇所なんかも。

とにかく
冒頭のウォーキングの壁紙、通り過ぎる通行人タイミング
コインランドリーのバックで回る洗濯物の赤、黄、青の配色具合

もうもうそりゃあ入念なリハーサルと仕込みとストーリーボードと分数を刻むタイミング、編集ぐあいは、素晴らしい!
そんじょそこらの編集でわない気がする。
エドガーライトのハリウッド一発目に重ねてきた作品とやりたい情熱がしっかり積み重なった青春感、青いませガキ感がたっぷり詰まった成功集大成感を感じてきた。夢中にちゃんと見れた。

だから見終えた後気になる
。あの曲なんだ?サントラほしい!パンフほしいにつながる。

ドライバーベイビーのラブは、遠く果てた音のむこうにやっと掴んだ青春の仮釈にある(キューン)



さて
エドガーライトのカーアクミュージカリアクション

ベイビーの恋

エドガーライトファンは、お祭りマスト視聴!
音楽ファン
カーアクファンもぜひ!

追記
全然簡で地味ですが、本作お気にな方、本作の指針作品。ウォルターヒル「ザドライバー」もわたしからオススメだ!イザベルアジャーニのカワユスとライアンの無口さをどうぞ!

ユーチューレディオ2017年夏の終わりからーと号

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皆さん!本日びっくりしました?
あら-とで二度起きて、そのまま起き、ツイートをみてめざめたわたしです。
本当に良いんだか、わるいんだかですが。即時性が有効というのは、分かった気がしますね。

さてひさびさに音楽ネタのユーチューレディオ ライブ参加活動で2017年をしめくくっていこうとおもってます。

みなさまおげんきでしょうか!?

10月にコーネリアスのライブにいきます。in新潟ロッツ。
最新アルバムが良くてヘビローしてます。久々の小山田クールロックをきいてみたい。チケットとったとき400番台だったので激人気です。

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Cornelius - 『いつか / どこか』" Sometime / Someplace "  
空間をとうりぬけてるようなPVです。スバらしい。

11月は、初めて、ヒップホッパーとしてのライブ。いや昔からヒップホップ好きななのにライブに行ったことがないというこの経験皆無から脱出したく、これに行く。

ライムスターです。秋田です。ちょい旅します。

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RHYMESTER - マイクの細道  
楽しみだなー。MCウタマロ、マミーDに怒られてきたい!!!
アルバムも9月に発売予約済み。あとは、チケットゲットのみ。

こちらもとても良かった!スチャダラパー!ミニアルバム「あにしんぼう」ゲット

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スチャダラパー "レッツロックオン" (Official Music Video)  
Pvのすばらしい無駄な絶景感(笑)

そしてライブを楽しんだ。東京スカパラダイスオーケストラ2017年。

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高橋一生、スカパラとコラボ  
ただ今スカさん、海外ライブにむけてなのかな、、、、。
CMならではの、コラボ。ブレイクした高橋さん、プチ俳優人気の浜野さんコラボだす。

職場でスカパラのライブ行きましたっ

えっなんですか?

の若手のカルチャーギャップに老化をかんじた衝撃のどーもキューブでした。
文化格差がうまれてますね。時がながれればね、、、。
それでは

ちゃお







若松孝二監督「日本暴行暗黒史異常者の血」

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星3、7 若松監督のとある殺人者クロニクル




1967年作。
助監督沖島勲、
スチール小水「ガイラ」一男(両者のち監督になる)
脚本出口出。
監督若松孝二。



DIGレーベルから発売されている若松孝二監督初期作品集。
今までビデオ化だが鬼レアやセルオンリーDVDだったのでなかなか見れない作品郡でありました。

自主で日活ロマンポルノ前から60年代アングラポルノを撮り続けてきた若松孝二監督。

私は東映ビデオ発売の鬼レアビデオを数年前にまとめて見て驚愕。

「犯された白衣」の唐十郎とスプラッター
「復讐鬼」の凄みある猟奇殺傷ポルノにみえないホラー。これは日本ホラーの傑作だと思ってます。DVD欲しい!


ホラー映画たる趣にびっくり。ATG時代の学生運動期の若松作品の頭でっかちな作品が最初に見た若松作(ATG文庫ビデオ、今鬼レア「天使の恍惚」)品だったんで、あまりにも素晴らしくて見たい衝動があがって沈下忘却していた。

そんな感じの若松孝二監督初期を見進めるDIGレーベル「異常者の血」鑑賞となりました。



この年代記ならぬクロニクル具合は、石井輝男の1969年「明治、大正、昭和猟奇女犯罪史」のよう。

本作色々調べると監督曰くヒットしたらしい。
石井輝男も若松監督の本作を受けて制作させられたのかしら?

物語は、とある事件を追うデカのナレーション。とある犯人から浮かぶ、古来より在る異常者の血・殺人者の血の系譜があるという。とある刑事は故郷に帰りその血筋を絶つべく、ドラマは遡る、みたいなわりとミステリー調な出だしから、パートカラーになり絡みポルノタイムに入る3話オムニバス構成のよう。

主演のイケメン、野上正義の目が素晴らしく冴えている、異常な血に相応しい。それぞれの時代で演じている。
この野上さんを調べると自主ポルノ1000本級でびっくり。2000年に入って亡くなる前までポルノに出演されていたという。
本作の前は、あの本木荘二郎ブロデューサーに見据えられ1963年ごろから地下ポルノで活躍され生涯貢献されたという記事を読む。
確かにイケメンで、この目力、演技なんでひっぱりだこだったんでしょうね。
ちなみに息子さんが、今もAV大人男優のトニー八木さんだそうでこちらも小さい衝撃。

女優さん山尾啓子がクロニクル演技。

さすがに歴史観ださない為低予算なだけに馬小屋や川べりの絡み、障子部屋と限られた空間はいなめない。

ラスト再び完結相応しい現代にもどる帰結にお客さまに良く届いたのでは。
脚本家の出口出こと足立正生は、行商人役で冒頭出演、わからなかった。

エロスは影をひそめ手堅くまとまるサスペンスポルノにみえました。


 
さて
若松監督のとある殺人者クロニクル

ぜひ

ビリーワイルダー監督「麗しのサブリナ」

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星4、1 ビリーワイルダーのオードリーラブスタイルなサブリナ



1957年作品
監督脚本ビリーワイルダー。



全国劇場で展開するリバイバルプロジェクト、「午前10時の映画祭」

2017年の目玉かつ人気プログラム、8月からの週替わりでオードリーヘップバーン特集だ。

はじめが王道人気で、私がオールディーズ映画にはまるきっかけとなった「ローマの休日」

次に一回ビデオで挫折してる「麗しのサブリナ」。今回は、ぜひスクリーンで未見、苦手なビリーワイルダー作品だが、見てみたいと思い鑑賞してきました、ティジョイ新潟年齢層ばらばらのお客さま様子。
いつものいちばん後ろ席で鑑賞。




えー、書いたとおりビリーワイルダーは、あんまり好きじゃない監督。

脚本
台詞のかなりの応酬
ロジカルな技巧や規則性
突飛飛躍、大ドンデン
ハイソ設定(ワイルダー起用多)
ギャグがなかなか感性あわず
てな感じ。

だが、オードリーがはからずとも「サブリナパンツ」を流行らせた理由が、この映画で演じた女性、サブリナにより
世間に大流行させた意義、意味、理由がとても良くわかった。
可愛らしい
うるわしい
おとめたる表情

オードリーの魅力ってやっぱりリアクションの素晴らしさがあると思う。

本作は、恋い焦がれる表情と扮装。からの
パリ留学へての
綺麗に着飾る
お洒落で綺麗に見返す
一人前にお話できる
男に手が届く
みたいな展開の面白さだ。

月に手を届かす

男を振り向かす 
オードリーの上品さ必見!

オードリーのどうしたっ
て滲み出る品性みたいなのが、台詞や表情にでている。

だってこの役を
グロリアスワンソンなら?
マレーネデートリッヒなら?
キャサリンヘップバーンなら?

といろいろ邪推するが、こーんなにカワユイ品性でなかったなあ、麗しさでなかったなあーと思う。

やっぱあ、オードリーだよなあと思う。

サブリナパンツ買わす購買意欲かき立てたなあと思う。それは、映画が面白くて、サブリナのラブに観客が衣装を含め魅了されたからに違いない。その功績は、ビリーワイルダーの脚本と衣装の持ち味によるのだろう。


一方、受けて。2人の男優があんまし、魅力的イケメンかと問われるとわりザ・叔父さんにみえるあたしがあるにわある。

それにしても
ハンフリー、悪顔な上役やったなあ(苦笑い)
まあいそうだけど。やっぱ「カサブランカ」の方がハマってたなあ。
本作の鍵男優だ。

私がひねくるてるのもあるけど、
男目線からすると
サブリナをいとめるには、

より金を積んで、
純に愛するという事なのか。
いや用意をしてあげる、面倒をみる男。
まあ弟の助言で、やっと踏み出す男は、
なさけないのか?
同情をかうのか?
格好いいのかわるいのか?
とかとか
このフラフラ兄弟にもかなり思いは揺れるが。まあビリーワイルダーってことで。いや俺が器がちいさいだけなのかとか、とかとか考えた。

と、サブリナの魅力とは太極の男優に変な思いをくねらせた。



さて
ビリーワイルダーのオードリーラブスタイルなサブリナ

オードリーファン必見!
麗しのヘップバーン

ぜひ!どうぞ!

追伸
秋からの午前10時の映画祭毎週行ってもいい小品ばかりです!
次回はオードリーのしゃれおつ泥棒にいけたらいきます!

ギャレスエドワーズ監督「ローグワン/スターウォーズストーリー」

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ディズニー提供
製作キャサリンケネディーほか。
音楽マイケルジアッキノ。
脚本クリスワイツ、トニーギルロイ。

三浦大輔監督「何者」

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星3、3 三浦監督の就活SNS戦線異常ありみたいな



原作朝井リョウ。
脚本監督三浦大輔。



予告鑑賞済みだった本作。
原作「桐島部活やめるってよ」の朝井さん。
人気俳優そろいすぎの面子。就活若者群像風。
かつての金子修介監督、織田、和久井出演「就職戦線異常なし」を想起、年月はたってるけど。

なんか周りの見た方の感想呟き、微妙とか。

監督は「愛の渦」の三浦監督、よいよいメジャー化と思ったら、どんなドロドロしたもんを映画化するかと思ったら就活かあ。

東宝DVD鑑賞となりました。



なるほどなあ。

以下不満つづきますんで、ヨロシク。



これ、劇場でみた若人、俳優の良さは、あるけど、何を感じとれっていう映画だろうと真剣に悩んでしまったよなあ。

要はね、半端感きわまりないんですよね。
「何者」っていうタイトルですが、この映画が「何物」だよ!とも思うが。

就活なんか?
SNSなんか?
個性感性でいけぇっ!てことなんか?
私は就活で自問自答してます?と訴えたいんか?
就活は、恋に遊びに頑張る人が勝つといいたいのか?
羨ましい!ねたみ!さげすみする人いるよ!なんか?


なんかね落ちを含めこの映画の落ちを早々冒頭15分で紹介してね、そんでもってそれぞれの落ちをもっとつっこんで見たかったなあとか。

就活の面接だけで15分から30分見せて欲しかったなあとか。

菅田将暉くんのバンドシーンいる?とか。歌良かったです。
本作のキーマン、佐藤くんの1時間傍観者目線、受けの芝居からラストを魅せられ、えーたったそれだけの事だけを表現するだけの映画?名の?だから何?みたいな俺の気持ちがオチない落ちとか、いろいろオロオロ考えてしまいました。
就活ホラーなんていう良い表現を指摘していた方もいましたが、。
まあ佐藤くんのような方沢山いるし、いながらにしても皆就職してますしね。
今の就職内部事情もさらりとでてきますけど、エントリーシートとかグループディスカとか。

いやいや、そもそも論で。
SNSを使わない人もいるわけでね。
グチグチ面と向かってコミュニケーションしてる、しない若人を描きたいのもわかるけどお。芝居がどうのとか、別に見ない人もいるしね。

まあ俺からいわせれば、
だから?何?って感じで、
ディスコミの若者なんか?
就活いそがしいけど頑張るなんか?
恋と片思いと陰口なんか?

もうとにかく残念でしかたなかったですね。半端過ぎて。

要は佐藤君みたいな人がいました。SNSで二面性をもち就活を傍観しつつ失敗してます、

って映画なんですけど。
コレね、まあ三浦監督なんだろうけど、やっぱり

もっと踏み込んでね
キャラをほりさげてね
ぶつかるのカ?
さげすむのか?
もっと見たかったですね。何者たる就職模様をね。
企業側の表現ももっとね踏み込んで、こんな変な会社ありますとかね、パワハラメ面接ありますとかね、OG訪問ありました、セクハラありましたとかね、リサーチ不足過ぎるし、リアルもほんのひとさわりみたいな感じにしか私には思えない。

もっと何者!って突きつけるのは!
企業のいじめとか
風当たりとか
変わった感とか
青田買いとか
コネとか
いろいろあるだろうけど。

とにかく見終えて
いやあ、何者じゃなくて
就活してみたらヤバイ奴まわりにいたよあらびっくり
程度の映画でしたという感じでしたね。
三浦監督なんで、演劇プレビュー舞台装置落ち魅せてましたけど、

んー。
バイトしてるひとにひびくのかなあ?とかね。
大卒オンリー限定なんかとかね。

就職ってなんなん?を、イマイチ映画化している人たちがもう少し踏み込んでほしかったなあ。
DVDの特典で就活達人のコメントがあったんですが、あれが全てす、べ、て、ですよね。いらないでしょ別に。映画だからさ。


ということで、俳優さんは、みな良かったです。はい。岡田くんのすかした上から目線先輩良かったなあ。
山田さんの先輩も相変わらず。
佐藤君の部屋にフリッツラング「メトロポリス」と「ナイトオブザリビングデッド」のポスターが合ったのが、なんかむかついた。ゾンビかアンドロイドか?という暗喩とでもいいたいのか。まあいいけど。

みおえたあと
過不足を自分自身で補った感じ。



さて
三浦監督の就活SNS戦線異常ありみたいな

感じにみえて
SNSで二面性をもち就活を傍観しつつ失敗してます
っていう
小さな男のこのお話をみせられ
色々考えてしまった、本作の面白さをおぎなうべく。

てな感じ、不満以上!

ヨンサンホ監督「新感染」

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星4、1 ヨンサンホの新感染列車釜山行き



ツイン配給
監督脚本ヨンサンホ。



全くのノーマーク作品。
ツィッターの予告
レビュー

私のジャッキーチェン作品をDVD化してくれた「Twin」レーベルさんのツイートから行ってみよう、久々に予備知識入れずの韓国作品。

劇場で韓国映画見るのはじめてでした。「シュリ」から何年たったろ!?

なんだか感染系ゾンビっぽい。電車パニック!

そんな程度の事前情報。

沢山のお客様とみてきました(ポイカー割り使用)



ぎゃあ!まさかラスト涙ぐんじゃったよ!ホラーで。

鑑賞後は、まるで在りし日の80年代夏休みホラーのテイストの感じ。

デートに持ってこいの残暑映画でした!4DXでも上映してた!若人よぜひ!

切り株なし
スプラッシュ有り
ハード肉弾連弾発
ラストまで緊張感素晴らしかった。


なにやらひと盛り上がりありそうな冒頭の静かな不一致家族。

それはある電車「釜山行き(原題)」からはじまる。

まあ緊張がいきなり
コリコリと音をたてて激変
感染源は曖昧ですが、
ゾンビめいた感染者が出てからの
追い込み方が強烈だ!必見。

「アイアムアヒーロー」のDQNとは、また違うゾンビ感。

とにかく
白目から
血のめぐり茶褐色化
変身速攻
からのおぉぉ
それから
うげぇげえ
噛みつき超はやあっ!

この感染者たちのまるで「痰絡み咳」のような
ガアッーぺっ!のような
鳴き声がとても韓国らしくて面白かった。

まあまあ素晴らしい導入からの
中盤以降ラストまで
怒涛のスピード新幹線大爆破ばりのパニックぶり。

感染者の妙なくせや細かい特徴必見!ここらへんのディティールの細かさも良かった。光とか音とか。

死者の蘇りであるゾンビじゃない点だ。
ザックスナイダーの「ドーンオブザデッド」系の襲いを

しつこく辛みチヂミにして
コツジャン仕様大量大群パンデミックでがんがん攻めてくる。

調べるとカンヌのミッドナイト部門に選出!
イーライロスから
スティーブンキングから
絶賛コメントの嵐。

もう!ハリウッドリメイク決定と恐ろしいほどの鳴り物スマッシュありで納得!

主演は
DVDのジャケでみたことあった「トガニ」の方。

コンュの訳あり父ディーラー。どこか大沢たかおと中村雅俊と東出昌大をミックスしたような顔。次第に父顔になり我々をひっぱる。

娘っこにキムスアン、えー完全に感動涙ポイント役でありますが、やられました。キムちゃんに、必見。

私のお気に入りマドンソクのタックル常套の力強い夫必見!このドンソク兄貴の歩みにもジーンときていた。

高島アナに似ているチョンユミ妊婦さん。この妊婦キャラは、確実にロメロからきていますよね。
ロメロ「ゾンビ」から
スナイダーの「ドーンオブザデッド」経由。そして韓国2017年の本作にしっかり受け継がれていきます。
ジョージAロメロの影響、監督のヨンサンホモ言及あり。元々アニメ出身からの実写デビューが本作という素晴らしいスマッシュデビュー!


韓国映画界の素晴らしい舞台装置、100人以上のCG職人、特殊メイクに頭が下がった。

ラストまで素晴らしいゾンビ系エクスプレス大列車パンデミック物語を

肩肘はりながら
心地よく楽しみ!
韓国からも素晴らしい
ゾンビホラーいや
パンデミックホラーの誕生を喜びたいと思います(パチパチパチ)



さて
ヨンサンホの
カムサムハムニダパンデ列車釜山ゆき

感染開始でございまーす!


ホラーファン!
ぜひご乗車ください!

追伸
2017年劇場ベストに入るなあ本作!よかった!

ギャレスエドワーズ監督「ローグワン」

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星2、5 ギャレス監督のローグワンの混と乱



1977年公開以来地球規模のサーガとなるジョージルーカス監督「スターウォーズ」シリーズ。

ジョージルーカスは、「スターウォーズ」により冨を成し、いや膨れあがる人気に強烈な個性を発揮しつづけ、まさしくライフワークとなってしまうほどの地球規模の有名膨張をする。

2005年に監督した「スターウォーズシスの復讐」で実質の監督引退。

2012年にルーカスフィルムをディズニーへ売却。

続編を望む大声援により、会社を手放したジョージルーカス。ルーカスは無関係のスタンス。

新作は、ディズニースタジオ産、JJエイブラハム監督「フォースの覚醒」を発表。私は、娯楽作になったという感想。

その「スターウォーズ」のスピンオフに近い本作であるローグワン。

まず、チラシ見た時、
なんで?ドニーイェン出演!なんでよ!超違和感!
まあ「フォースの覚醒」に「ザレイド」の2人が、それも超瞬間ゲストに出た時、なんだよこの小さい扱いにちょいムッとしたが、。 

レイヤ姫のファーストに繋がる物語らしい。
俺の1番好きな元祖ルーカス「スターウォーズ」につながるやつかあ、、、。
設計図手に入れたというやつね、フォログラムでレイヤが言ってたやつね、その模様をね映画化、、、。

なんか蓋をあけると、これが全然話題にならず。
レビュー読むと大体高評価、なんか「犠牲者多い、壮絶」とのこと。

もれてるくる「撮り直し」の記事

揉めた様子。監督「ゴジラ」リメイクのギャレスさん、完全にリメイク要員だなあ。

私の持論に「揉めた作品に成功無し」

そんな影をさす情報のディズニー産本作レンタルしました。




まあ、これはね。
結論ヒドかったなあ、大失笑したよ、ホントに。面白く出来ているとは思うんだけどね。見やすい。だけど苦しい。

突っ込みといつのまにかが同居する。
「なんでだあ!アカンっ」と絶叫からもう思考停止。
後半の良しとされる展開ももはや
流されて見ているものケの殻からに。

やはり、そんで、見てから違和感とか変な感じを補うべく資料、レビューとか読むけど、わりと賛美ばかりで嫌になる。

まずね。

「フォースはわれにあり」

ドニー叫びすぎだろ!なんだよあれ!お経かよ!
んで、あげくのはての無敵歩行に大爆笑!!!なんだよそれ!あんなのありなら、宇宙船無しでドニーお経唱えて宇宙遊泳したらこの話しおわりじゃん!パロディ映画のようだよねこれね。ひどいよなあ。

だってフォースを獲得すんのにね、ルークはヨーダ修行して、やっとダースを倒すんでしょ!その重みはない。

まるでプロデュサーの一言のようだよね、

「まあ、よろっと映画シラケてきそうなんで、中盤あたし「フォース」連呼して、士気あげてきましょうか!」

みたいな感じでね、軽すぎて

馬鹿バカしい。
あと
撮り直しで復活した
ダースベーダーの格闘シーン。

あれっ!いるかなあ!
バッタバッタ超能力合気道みたいな。
なんだよ、あれ。
まあね、ソードの戦闘は、ディズニーから権利関係で駄目だしくらっていそうだけど私の妄想だけど。

まあとにかく。ひどかったなあ。これはね、俺は楽しめないなあ。

以下不満羅列

ルーカスの意志、意味、意義がなんか薄れてね
物語を説明する役のような主役フェリシティジョーンズ
かなり脇なのに不甲斐ないディエゴルナ。なんだろうこのルナさん。恋展開も邪魔というか成立してる?
ていうか
いつのまにドニーとチアンウェン行動をともに?(私の見逃しだが)

そもそもディエゴルナ登場シーン。いきなり巻き込まれてる荒編集見せられてる登場だな!
重要シーンなのになんだよ!

最初のためにためまくる父ミケルセンも添え物重鎮役
フォレストウィテカーのあの着ぐるみみたいなコスなんなん?ギャグ!

ラスト付近の奪還シーン、なんだよあの銀行強盗のようなアナログになるのよ!スターウォーズなのに(サーガあるあるだけどさあ、ふみはずすとかつかまってどうのとかさ、まあハラハラさせたいのかな、。)

あのアイアンジャイアントそっくりなロボは良かったけど。

あとあの色々出てくる帝国軍、レイヤ軍の人間達の顔ぶれのなんか「ケーブルテレビドラマ」感満載の俳優さんたち。実際テレビ俳優あがりの方ら多数だった、いや、いいけどなんか見劣るよねえ。

ルーカスのからのサミュエルジャクソンやユアンマクレガーやポートマンが出ていて存在を発揮した意味がわかるよなあ。

あとラストのキャリーに俄然がっくりした。あれはパロディ映画だろうよ、瞬殺だしね。この点はJJのフォースの覚醒の方が敬意を感じたなあ。まあ、きっとねフォースで出演してくれた流れでしょうけどね。もう白ヘルメットかぶらせた感半端ないでしょ、笑いをかみ殺すよなあ、やらされた感にもみえた。

てな感じ、不満。

評論家もメディアの方々もなかなか持ち上げてますが、いや結構
見やすいかもしれんけど

重みないなあ、ライトすぎて
駄目だなあ。ついていけない。

ギャレス監督ってVFX出身なんだね。物語は、見通せたのかなあ?!

なんで、今後ね未来永劫、ディズニーがね、スピオフやキャラ独立物を製作されるだろうけど、もう、いいかなあ。ロンハワードとか絡んでるけど、もうDVDになったらでいいなあ今後。こういうスピンオフね。

スターウォーズ12作あるんだっけ?!まあきになることは、なるけど。
12月また新作公開するげど、本作でがっくりしたなあ。

素直におもうなあ、ファンの方ごめんなさいね。全然熱くなれなかった。

さて
ギャレスのローグワン

あなたはどうみましたか?

富田克也監督脚本「バンコクナイツ」

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星3、3 富田監督のバンコクから




空族提供。
脚本相澤虎之助。



インディーズ作品でいつぞや話題になった「サウダージ」

いつかソフト化するだれうなあと思ったがなかなかならず。

そんなこんなしていると富田監督の新作。
クラウドファンド、
アジア、タイの映画

3時間?!かあ。

んー、事前予想として、
インディの方で3時間かあ(ため息)
あんまり良い傾向じゃないなあという感じ。

編集できれない理由
風俗
ポスターからアジア人の綺麗な方々
アジアの風俗、日本の風俗と何が違うのか、
多分麻薬とか金とか
どう表現されるのか、気になっていた、また富田監督を見てみたかった。
んで、シネウインドで限定上映。特別料金。
最終日鑑賞してきました。



なるほどねえ。


まあ結論

長いなあ。自主特別2000円は、ないなあ。

クラウドファンドしたからメイキング入れたのかな、主演の方が号泣しているんだけど、メイキングでね、それが映画にいかせないのかな?とも思ったなあ。
なんかメイキング見ると楽しそうな撮影風景。

それが本作の肝であり不満だった。

まあ確かにね、風景とか良いのはわかるんですが、わりにしつこいし、
風景も風景でしかない。

タイの田舎の風景をロードムービー的に写すが、
主役たる人物の葛藤なり思いはなんかないようで、

麻薬たるたばこや水たばこをくゆらせ
どうだ美しい風景ばかりの中盤に退屈になるのが本音。

まあなんやら終盤をおちつけますが、

まあ

風景を撮りたい
それから主演の  

タイの女優さん

を撮りたかったんでしょうかね。
麻薬吸引とかね。
3時間弱でこのふわふわ感かあ、まあ確かにインディでしょうね。劇場にはかかりませんわね。

あとまあ小ネタで
麻薬ネタ
売春ネタ
飲み屋ネタ
日本人わがままネタ
金にものいわせるネタ
オジサンくさい、きもい、だるい、しつこいネタ(風俗ネタあるある)
お客ディティールネタ(金額、拘束、性的強要)

も要所要所あり。

だけど物語をかけめぐりひっぱるもんじゃなくて、あくまでも情報を拡散する程度。「新宿スワン」とか「闇金ウシジマくん」とかである感じ。

んー。と思い「映画秘宝」やらネットで調べた。

富田監督も出演してたのね、びっくり。

主軸はタイの女優さんのラブですがね。最後付近曖昧ににごしてましたが、はっきりしてほしかったですよね。あんなに長時間あの女優見つめつづけたんだからね、強めの落ちというかなんというか。

だけどなんか
楽しそうだよね。裏をかえしてもね。本作見ると、現場クルーが楽しげにバンコクあたしを風景見て、風俗しこたま楽しんで、つなげて、お祈りして出来ましたあ、自主だけど。てな感じ。

私は日本映画におけるアジア表現映画
阪本監督「闇の子供たち」
大地康雄主演監督の渾身の好きな作品「恋するトマト」

とかと比べると
なんか楽しいねバンコクナイト
と富田監督はいいたいんかな。

秘宝の対談でも「言葉にしないとだめですか。」と言ってた監督。

言葉もそうですが、編集で切れない監督も私は駄目かと思う。

いや確かに息をのむ美景観やドローン空撮ショットなどとりいれてるが、

バンコクっていいねえ
なんか
問題あるね
なんか
煮え切らない感ありだ。

それにしても長かったなあ、ラストもあえてのセクシーシーンをばっさりわかりにくくしているのも監督意図なんだと思うけどね。

本作性描写ほぼ皆無だからね、。肝なはず、だと思うけど。バックパッカー気分を味わせたいんかな。

けど、ロードムービーにしちゃ何もなさすぎ。

あのタイの地方の感じ、家族のリアルな感じは良かったよね。

だから、それを脚本で揉んで欲しかったよなあ。

エピソード羅列だけだよなあ。
あわよくば観光映画みたいにも見えた。
そこの印象度がなんか薄くて長かった感じ。


空族さんは、日本俳優をつかってサスペンスとか青春者とか劇場一般公開めざさない団体なんかな?!わかりませんが。作って、自主で公開固執なんかな。
メジャー勝負がみてみたいです。私は個人的に。



さて
富田監督のバンコクから

バンコクなかなか風俗良いぜ長い夜ってみえた、

富田監督体験でした。
なんか、少し、、良かったあとか面白かったあとかじゃなくて、長くてなんだかなあ、って感じでした。頑張っておとりになられたとは思いますがね。

楽しんだら楽しんだだけアウトプットしてだしつくして、ねって削って欲しかった、そんな感じだ。

橋本忍脚本監督「幻の湖」

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星3、5 橋本忍監督のランニング湖の女



「伝説」を見てみようシリーズ。

全くノーマーク作品。
「映画秘宝」の記事やDVD解説欄も門外不出感丸出し
解説。

何やら忍者風の走る姿
「幻の湖」
監督はあの!「橋本忍」大先生。黒澤明とタッグを組み続けた日本映画重要人物。
打ち切り、底抜け超大作、橋本忍締めだしなんていう文字が躍り、東宝もやっとのソフト化とか。

そんな伝説をみてみようとレンタルしました。



いやあ!これは、壮大な許されるべく人物たる人じゃないとね、コレは撮れませんわあ。

端的に言えば、風俗嬢の可愛いワンちゃん殺しは、いつのまに歴史的因果殺人マラソン事件からの大好き琵琶湖マラソンからの空へみたいな。

まあむりむりむりむり、こんな話し、みんな大真面目に撮ってたんでしょ?東宝サンでね。ありえないでしょうね。
完全ノリが自主映画だよなあ。

「七人の侍」
「蜘蛛巣城」
「どですかでん」
まあ天下の橋本忍先生なわけ。50周年記念作なわけ。

ゆるされる長尺
許される予算
許される監督
だけらこその
長い映画だと思いたい!

長い映画を撮る事はなにかしらの裏付けがないと筋がとおらない
と私は個人的に思ってますがね。最近のやたら長い邦画傾向あるが。

さて、。
こんなに人の走る姿をみつめる映画ねはじめてかもな。
ヒューハドソン「炎のランナー」か「ランローララン」あと
廣木監督の初期陸上映画「800two rup runners」
以来だなあ。本作ねしつような走り姿は、なかなかだねえ。

ヒロインを演じた南條さん、お疲れさまでした。レビューにもありましだが、リアクションが

取り乱した際の
「えー○○○があ!」みたいな全てオウム返しの返答が笑えました。

物語は、とある走る女性がうつる、そこについてくるワンちゃんあり。勤めは風俗の女。出入りする男、働く男、よってくる男。そこで走ることが好きなその女、最愛のワンちゃんが殺されてしまう。
逆上した女は、いつしか我を忘れ犯人捜しから歴史因果の運命迷宮「幻の湖」に耳から走りから絡め取られていくてな感じ。

まあ最後まで展開が予測不可能で、そんな意味からいうとね、珍品ちゅうの珍品だけど、なんだか見れちゃうきっちり撮りあげる橋本監督に苦笑いカミッパー状態。

ラスト私は逆に小気味良すぎて、橋本監督ってコメディセンスあるよなあって勿論大爆笑。
劇場のリバイバルでは、いつも爆笑だったとか。
コレはね、なかなかのカルトラストですね。
三池「デッド&アライブ」級でした。

長谷川「ウルトラマンエイティ」初範
?「プライベート?だいじょうぶ?」の大介 さん、なかなかニヒルで素晴らしい。

大滝秀治パートもなかなかよく撮られています。お年をめされた宮口精二さんも必見!

デビュー作のわが新潟出身星野知子さん、
「極妻」ブレイク前のビンビクなかたせ梨乃さん必見。

いやあなにが伝説って、

やはり
こんな物語を
大真面目に120分越えで公開して
中止になるコケぐあいに
心底納得した。

のと、それははたまた
橋本忍のやりたかった事が一つの作品だけに結実した唯一無二作品に見えました。

いやあ凄くみっみっちい殺意が古代妄想に語られた

橋本忍が口まいちもんじにして

犬を殺された風俗の女がいてですねえ
走ることが好きでね
絡みを撮らずにですね
走る姿でセックスを表現してですね
それが琵琶湖につながるような物語をですね、撮ってみたいんですよね?

東宝サン「はあはあああっ(承りましたの意)」

みたいな会話がされたような気がしますね、どこかの会議室やお座敷でね。
 まあある意味黒澤明の置きみあげ的遺産なんかもしれません。


いやあこれはあまりにもワン&オンリーすぎて一生忘れられない底抜け超大作でした、「北京原人フーアーユー?」とは比べられない伝説でしたねえ。

重みある訳の分からぬ教授のこじつけエロ昔話しのよう。

またね鑑賞後ね走るが「セックス」の暗喩というキーワードを読んだ時にね、この映画なかなか無駄に奥が深いかもと思い返し無駄に汚名返し笑い感心しちゃいました。
セックスの攻防=ランニング描写の抜く、追い越す
につながる、とかね。
雑念が飛躍的に跳躍しました。なんてね。



さて
橋本忍の遺作死亡遊戯かのような
湖ワンちゃん殺人事件
又の名を
幻のランニング湖

橋本忍監督のランニング湖の女

勇気覚悟ある
伝説挑戦者の鑑賞を求む!

ぜひ!

追伸
次回の伝説シリーズ
日本カルト耽美羞悪映画
「追悼のざわめき」をレビュー

マークウェブ監督「アメージングスパイダーマン」

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星3、8マークウェブのリメイクスパイダーマン


マーヴェルスタジオ、ソニー提供。
原作、製作総指揮スタンリー他
監督マークウェブ。



気になってた近作シリーズを見る。

今回はアメコミヒーロー、スパイダーマンだ。

古くは東映の
「スパアィッダアァァマァッン!」
のガラ声歌のタイトル日本テレビ版放送があった(YouTubeにあり)

それからRCAコロンビアからのビデオで発売されていた戦隊ものに近い古い映画版「スパイダーマン」もいくつかあった記憶。

メジャーになったのが、ソニーピクチャーを立て直した「死霊のはらわた」監督サムライミ版3部作「スパイダーマン」全て劇場鑑賞。好き度は2>3>1の順、続編の方が好き。
ライミ版は、「3」の莫大なCG費用に興業大惨敗で打ち切りとなった。今や中古屋のワンコインコーナー常連3部作にノミネート、ソフト売れた証。

そんななか新たなリメイク、まきおこる「アベンジャーズ」人気からの「アメージングスパイダーマン」製作。
主役は「ソーシャルネットワーク」で躍りでたヒール、アンドリューガーフィールド。
2017年やたらガーフィールドの活躍を見る年だ。「沈黙」と「ハクソーリッジ」といい。

監督は「500日のサマー」のマーク監督。

劇場なんとなく見逃し、どこぞの先行レンタルに疑問懐疑抱きつつ、ようやく鑑賞しました。



レビュー読み返し、皆様なかなか厳しめな感じ。

私はいくつか、落とし穴的「えっ?」みたいな疑問符をつけながらも
(えっ!会社にスルスル入れるの?とか。電車のアクション、カット割りすぎ、速すぎで、何アクションしてるか全くわからないとかね、あの緑ガスかぶった怪物達の悪行ぶりは?どうなったの?解毒されたよ的回収はあるけど、、etc)

軽めな感じもうけいれつつも
普通に良かった、面白かったなあ。

資料読むと、続編作らないのかあ、、作って欲しいなあという感じ。

本作、まあやはりサムライミ版との比較参照脳内検索をやっちゃいます。

が、本作マーク監督の軽めな青春ドラマ部分が私にはとっても良かったですね。その理由がキャスティングだ。

主役のアンドリューは変わらずのクシャ叔父さん顔のナチャラルリアクションで良い俳優であった。

恋仲になるよなあ画面になんとも言えないマジぶりが素晴らしかった。

今やオスカー俳優となったラララ、エマストーン。芯の強いローボイスブロンドがとってもキュート。アンドリューとの絡みシーンの演技は、とっても良かったですよ、
この後恋仲になる何かがほとばしっていた気がします。
撮影後別れて続編断念かあ、アンドリューとマーク監督だけで製作希望だなあ。

このドラマラブ部からの中盤、終盤がなかなかのもったり感。マーク監督のなんかまかせすぎたのかCG部分アクションのだだ長い感じがちょっともったいない気がしました。

CGの蜘蛛の糸飛ばしてからの主観跳びはねショットとか良かったなとは思いますがね。

いかんせん、まあCG丸出しはいかんせんだけどね「スパイダーマン3」のガチャ具合よりは見やすい気がした。

学校のアクションは、思わず爆笑。
アッ!原作者のスタンリー氏が図書館でヘッドホンして音楽聴いていて爆笑、我関せず、カメオ出演!必見。

あと、誰も指摘してないんだが、クレーンのシーンでミスターソウルマンことブラットバッカー俳優で一世風靡したCトーマスハウエルが出演。

あと叔父さん地獄の黙示録兵隊、マーティンシーンだし、叔母さん
戦うオスカー女優サリーフィールドたし、大物使いすぎてわりとこの部分で大満足だったりする。こちらも必見!
サリーは、すっかりおばあちゃんになりました。

おっさんになったのねアウトサイダーミスターソウルマンと思っちゃいました。今はテレビやB級作品に出演活躍中。このリスペ出演にマーク監督の心意気を感じたね!

軽めにサクサクとか
顔さらけだしすぎとか
は、きっとサムライミ版反動とかスタンリー先生の意向とかあるのかな(妄想)?

前ふりのスパイダーマンになるまでは、自分としてわりと好きでさくさくさしつつも青春部、家族ドラマがなかなか良い軽めだけに

アクションからのもたつきはやすぎ、あと回収しないこだわりもありながらチョイ長いという不均衡さも感じた

アメージングスパイダーマンでありました。



さて
マークウェブのリメイクスパイダーマン

スパイダーマンファン、アメコミファンは、ぜひ!

「2」も楽しみ!
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