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スパイクリー監督「ブラッククランズマン」

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星4、1
スパイクリーライブインKKK



アカデミー脚色賞受賞。
カンヌ映画祭グランプリ受賞。
製作ジョーダンピール。
原作ロンストールワース。
脚本チャーリーワクテル、ケビィンウィルモット、デビィッドラビノウィッツ

脚本監督スパイクリー。



私のお気に入り監督、スパイクリー。黒人映画監督としてもはや絶大な地位と発信力とファッションアパレルを持つインディーズからのし上がった映画監督。

前作の恐ろしい程の無視加減の「オールドボーイ」から、スパイクリーの新作!開けばカンヌ、オスカー共に受賞。カンヌはグランプリまで獲得。
 

癖あり脇役界を荒らしまくるアダムドライバーとジョンデヴィッドワシントンなるアフロの俳優。なんとこの主役なジョン!私のお気に入り俳優、スパイクリー組のデンゼル・ワシントンの息子さんというじゃないの!!!びっくりたまげた、見た後知る事実。

さながらチラシを見るとスパイクリーのKKKの潜入捜査ライブという感じ。

ティジョイ新潟で鑑賞してきた。



さながらスパイクリーの骨太の社会派映画になってました。いやあユーモアも最小限に抑制し、甚だアランjパクラ監督「大統領の陰謀」のダスティン、レッドボードの真実の目を持つ2人のように黒人初の潜入警官ジョンとアダムのしつこい電話と潜入捜査の過程を詳細かつフィクショナルに描いた力作だ。

本当ダブルミーニングや1970年代のブラックカルチャー描写がヅブヅブ登場。真剣理解しようとするなら本2、30冊読破しないと駄目のような複雑さあり、カルチャー独自厚みあり。流石のスパイクリー節が見られびっくりした。もう地味な描写の潜入の裏描写とやりとりに度々睡魔格闘したが(若干カット出来るかな?描写もあり)妥協無きスパイクリーLIVEのような潜入捜査とヘイトスピーチと差別厳然としてありの表現の数々。必見!

冒頭のブラックパンサーの方の演説は、「マルコムX」のデンゼル・ワシントンを想起。いやスパイクリーにも見えるよね!「Stay Black!」の精神!

終盤にかけスパイクリーの独自なメッセージもやはり胸が締め付けられた。

いじめや虐げをなくそう!

より

いじめはある
虐げもある
あとはどうそれを捉えるか?

なんとも思う。単一民族日本人になんだか海外流入のお話し。これから日本に起きたら嫌だけど、、、。

本作のブラッククランズマンは、いるわけだよね2019でも、どんな人間の心の那中にもある。

ラブ(LOVE)アンドヘイト(HATE)がある。

あなたはどう受け取る
どこまで受け入れて
どこまで話を聴いて
話をそらさず、話をながらにせず、受け入れ
記憶忘却して
毎日生活するんだい!
お兄さん!
yo!

とやはりスパイクリーに刺激を受けた事は間違いない。鑑賞後のぐちゃぐちゃになる気持ちと冷たい土のような冷えた塊の思いを抱き車に乗り映画をあとにした。

いやあ流石カンヌの受けとめだし、オスカーの脚色だし笑っちゃうくらいの受賞差にも納得した。


さて
スパイクリーが描ききるLIVEイKKK!

スパイクリーライブインKKK

なかなかの力作!

スパイクリーファン
ブラックムービーファンは!ぜひ!どうぞ!

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