星五つ 黒澤明の世界の侍
(注意レビューは、もう少し資料、映像資料を読んで見てから。ちゃんとレビューしたいです。ので次回くりこし。)
ということで昨年2016年「午前10時の映画祭」で上映された日本映画
黒沢明「七人の侍」のレビューです。
こんな時たったんですが、間違いなく2016年の本当の劇場映画ベストは、これですよ。こんなおもしろ過ぎる体験ないわーていうくらいの体験でした。
「ベンハー」の次くらいの衝撃でしたね、、。もう。凄過ぎて。これみたらさ、へんな新作なんてちっぽけすぎてね、、、本当に。魂だけの映画ようです。
画、音楽、演技、展開、自然、カメラ、ラストへの高まり、、、素晴らしかったなんてもんじゃない、汗かいたかんじ。
1954年東宝作品、脚本橋本忍、小国英雄。脚本監督黒沢明。
2016年の劇場公開作品で一番裏楽しみにしてたのが本作でした。「バックトゥザフューチャー」に次ぐかな。「生きる」は、スケジュールの都合とDVDを持っているという強みから劇場を逃す。
出会いは多分、20代かな。東宝の黒沢ビデオが発売になったんですよね。やっと。10代の頃もみたいなーと思ったんですよ。ですけど、海外輸入ビデオしかないという閉鎖感。で、LDはあったのかな?。
懐かしいなあ。このビデオをやたら触った気がする。今ないです。大食いの人の弁当箱くらいありますからね。ビデオの大きさ。
2巻組で発売されてね、これ2本見るのかあという感じでたじろいだ思い出ですが、この発売を契機にいっきにドはまりするわけですよね。私は、雑誌媒体とか、オールタイム系は、もうみんながみんなこれと「用心棒」「隠し砦の三悪人」とかミステリー犯罪の「天国と地獄」「野良犬」をレコメンしているわけです。
が、私が、刺さったのはヒューマン系が先でした。「生きる」がまず高校かなみたの。確か。
まあ泣けるわけですね。こんな古臭い映画に泣かされている。
この世界一弱気な主人公と滑舌悪い志村さんに魅せられ、涙が流されるわけです。
結構解剖して分数計算してみたりしました。これ。三部構成になってますね。この映画私の試験で私見。ラストが監督はきにいらないらしいですが、大好きです。
あのモンタージュがこの映画の肝であり、評価の分岐です、葬式モンタージュ。
いやーーーなんだこの映画監督。さすが、教科書に載る監督から。
これは、多分ただものじゃない。と、書店に本をあさるわけです。
キネ旬の黒沢集成本とか高くて買えないので、下を買うんですね。この「異説」黒沢本は、いまでも見返します。文芸春秋の文庫だったかな。
これは、宮崎駿の対談本ですね。これは、完璧なリスペクトしている宮崎語録が必読です。
それからバイトしながら「素晴らしき日曜日」「一番美しく」「夢」とかレンタルでばしばし見るわけです。
ちなみにDVD所持の「素晴らしき日曜日」は、シネウインドのとある娘さんのレコメンから私の黒沢明熱が着火しました。
これが、「今っぽい」とその子は、教えてくれたんですね。確かだったんです。いや、風俗、時代考証は、古びてますがね、、、このカップルは、今っぽいというより「青春」してるんですよね。いまでも、、、。
二人の若者の戦後間もない一日のデート映画です。
僕がこよなく愛す、一番庶民的な黒沢です。この映画のアパートのシーンも何度も見てます。あそこが黒沢明だなと、必見、で、
これをみて ああああ、 映画ってモンタージュいや、編集なんだと痛感したんですよね。いろんな要素ありますよ。だけど肝は、編集と想像力であるとおもったんですよね、映画の本質って。
で、
「七人の侍」は、そのビデオ一回しか見てませんが、強烈に良く記憶してる映画
なんですね。良く出来た映画の特性
良く思い出すことができる、よくシーンがよみがえる作品だったんです。「七人の侍」はね。
それを2016年見ることができるというニュース。
しかも4kの修復だという話。
それは、ほふく前進しても、是が非でも見たいと2015年から画策してました。
(次回に続く)
メモ
音の鮮明さ
お金がかかるリマスター
休憩体験
鮮明
動きの映画
ジョンフォードすき
アクション映画
やっぱり
日本の優れた遺産だ
とうことを文化庁含め
しっかり修復していただきたい。というのが、私の一市民の願いです。当たりまだと思うんですがね、、。
次回レビュー編