星4、5 神代辰巳の一条さゆりとストリッパー伊佐山ひろこ
1972年、撮影姫田真左久。脚本監督神代辰巳。
しっかり見ていこう
「日活ロマンポルノ」(以下「ロマポル」と表記)シリーズ
私の最初のロマポルが、オールナイトでこれでした!
もうね!たまげました!
だって、いきなり神代のもはや最高傑作のぶるいを20代前半で見た。これは、私の鑑賞履歴に影響を及ぼした体験でした。
すぐ
この監督を探そう
とビデオ屋をかけずり探しまわりました。
そして監督が亡くなり、追悼本を購入して
見続けるとびっくりした。なんて素晴らしい映画監督を見逃していたんだと。
ポルノとくくるなかれ
古いエロ映画と決めつけなかれ
あらためてじっくり見てみたいシリーズ
日活ビデオレンタル鑑賞しました。
冒頭より独特な節の民謡がビートを刻む。耳にびったりひっついてくる民謡のこびりつき、節回し。印象の粘着性。
「なかなかなんけぇ、なかなかなんけぇえええ」コレが劇中出演おじさン、高橋明が歌っていた好い加減な歌だったそうです。
劇中伊佐山の歌うウタ
「おなかの真ん中へそがあるぅ、、、」
そこに降り立つ伊佐山ひろこ。傘を持ち闊歩する、隣にはデカイ荷物を盛った男。
そして一人の実在の人物、ストリッパー、一条さゆり。さゆりパートは、ノンフィクションとフィクションが入り交じる。
ストリッパーとしての活動する一条さゆり
フィクションとしての伊佐山ひろこの同僚の存在。
基本は、だらだらした日傘を持つ伊佐山が主人公。リアル一条にあこがれる伊佐山が主役のものがたり。
ストリッパーとひも男の関係、セックス。
一条さゆりのパフォーマンス必見。
単なる踊り子から映画は、わいせつ罪に及ぶ彼女の記録を撮りたかった神代監督。資料より、本作は大ヒットしました。デビュー作周辺(1、2作目。たしかに割と地味目な印象だった。)が、興行悪かった為、テレビ演出をしていた神代監督の起死回生作品だったようです。
わいせつに反抗するストリッパーの日常。本作は、何気に
反権力が全面に出ています!
なんで?
一条さゆりさんが、まず、その生ける体現者なんですよね。ストリッパーとして、
わいせつとされ、何度も警察に捕まった存在だったんです。今じゃ考えられませんがね。一条さゆりさんの出身がわが新潟だったの調べて驚きました。
携帯のぞいて、それらしい言葉いれる方が今は、即行猥褻画像山の2016年、時代でしょうかね。
さぞかし、神代監督の猥褻に対するアンチーゼの女性として
どうしても
一条さゆりを封じ込めたかったんでわないかと思いました。また、
共作で書いたシナリオ作品(「ラブハンター」「白い指の戯れ」)が、これまた警察権力により上映中止になる事が本作前にあったことが、影響していると思います。
なんで、劇中警察にたてつく伊佐山の怒鳴り声やジャンプ
白川和子のいきたくない震えのシーンは、きっと実際にあった「ストリッパーのつかまる話し」としてあった話しなんでわないかと思いました。
何が猥褻だ!こら!と神代は、小生意気に右往左往し、一条に憧れようで、舌をだす伊佐山に何か中指おったてた
魅力を憑依させているかのようです。
劇中息をのむ美しいモンタージュがあります。
それは一条が不遇な過去を語るモノローグの
素晴らしい格子の雨のシーンです。必見!撮影姫田さんの素晴らしいスロー必見!
神代監督では、度々出る「雨、水」シーンであります。
「赫い髪の女」の傘、ラスト
「やくざ観音情女仁義」のシャワー
「快楽学園禁じられた遊び」のラストの演舞場の雨
すべてぬめりからめとられるような雨や水が体にまとわりついていきます。
あまりにも非情な反権力を告げる字幕スーパーに
まるでぶちまけるような体水をあびせる痛快なラスト!後にも先にもこんな最後の爆笑を誘う映画に
私は
出会ったことはありません!だから凄いんだと思いますね。なんやねん、あのラスト!見たことないですよ、あのシュチェーション。
それは神代監督からの最後の反権力からの伊佐山からの反撃笑劇衝撃なんかもしれません。
濡れた欲情なんだよ、あんたらに介入なんてさせないんだよ!って神代さんが言ってる気がした。
さて
神代監督渾身の一作
神代辰巳の一条さゆりとストリッパー伊佐山ひろこ
野郎必見!ぜひ!
追伸
2016にっかつさんより廉価発売予定です!
1972年、撮影姫田真左久。脚本監督神代辰巳。
しっかり見ていこう
「日活ロマンポルノ」(以下「ロマポル」と表記)シリーズ
私の最初のロマポルが、オールナイトでこれでした!
もうね!たまげました!
だって、いきなり神代のもはや最高傑作のぶるいを20代前半で見た。これは、私の鑑賞履歴に影響を及ぼした体験でした。
すぐ
この監督を探そう
とビデオ屋をかけずり探しまわりました。
そして監督が亡くなり、追悼本を購入して
見続けるとびっくりした。なんて素晴らしい映画監督を見逃していたんだと。
ポルノとくくるなかれ
古いエロ映画と決めつけなかれ
あらためてじっくり見てみたいシリーズ
日活ビデオレンタル鑑賞しました。
冒頭より独特な節の民謡がビートを刻む。耳にびったりひっついてくる民謡のこびりつき、節回し。印象の粘着性。
「なかなかなんけぇ、なかなかなんけぇえええ」コレが劇中出演おじさン、高橋明が歌っていた好い加減な歌だったそうです。
劇中伊佐山の歌うウタ
「おなかの真ん中へそがあるぅ、、、」
そこに降り立つ伊佐山ひろこ。傘を持ち闊歩する、隣にはデカイ荷物を盛った男。
そして一人の実在の人物、ストリッパー、一条さゆり。さゆりパートは、ノンフィクションとフィクションが入り交じる。
ストリッパーとしての活動する一条さゆり
フィクションとしての伊佐山ひろこの同僚の存在。
基本は、だらだらした日傘を持つ伊佐山が主人公。リアル一条にあこがれる伊佐山が主役のものがたり。
ストリッパーとひも男の関係、セックス。
一条さゆりのパフォーマンス必見。
単なる踊り子から映画は、わいせつ罪に及ぶ彼女の記録を撮りたかった神代監督。資料より、本作は大ヒットしました。デビュー作周辺(1、2作目。たしかに割と地味目な印象だった。)が、興行悪かった為、テレビ演出をしていた神代監督の起死回生作品だったようです。
わいせつに反抗するストリッパーの日常。本作は、何気に
反権力が全面に出ています!
なんで?
一条さゆりさんが、まず、その生ける体現者なんですよね。ストリッパーとして、
わいせつとされ、何度も警察に捕まった存在だったんです。今じゃ考えられませんがね。一条さゆりさんの出身がわが新潟だったの調べて驚きました。
携帯のぞいて、それらしい言葉いれる方が今は、即行猥褻画像山の2016年、時代でしょうかね。
さぞかし、神代監督の猥褻に対するアンチーゼの女性として
どうしても
一条さゆりを封じ込めたかったんでわないかと思いました。また、
共作で書いたシナリオ作品(「ラブハンター」「白い指の戯れ」)が、これまた警察権力により上映中止になる事が本作前にあったことが、影響していると思います。
なんで、劇中警察にたてつく伊佐山の怒鳴り声やジャンプ
白川和子のいきたくない震えのシーンは、きっと実際にあった「ストリッパーのつかまる話し」としてあった話しなんでわないかと思いました。
何が猥褻だ!こら!と神代は、小生意気に右往左往し、一条に憧れようで、舌をだす伊佐山に何か中指おったてた
魅力を憑依させているかのようです。
劇中息をのむ美しいモンタージュがあります。
それは一条が不遇な過去を語るモノローグの
素晴らしい格子の雨のシーンです。必見!撮影姫田さんの素晴らしいスロー必見!
神代監督では、度々出る「雨、水」シーンであります。
「赫い髪の女」の傘、ラスト
「やくざ観音情女仁義」のシャワー
「快楽学園禁じられた遊び」のラストの演舞場の雨
すべてぬめりからめとられるような雨や水が体にまとわりついていきます。
あまりにも非情な反権力を告げる字幕スーパーに
まるでぶちまけるような体水をあびせる痛快なラスト!後にも先にもこんな最後の爆笑を誘う映画に
私は
出会ったことはありません!だから凄いんだと思いますね。なんやねん、あのラスト!見たことないですよ、あのシュチェーション。
それは神代監督からの最後の反権力からの伊佐山からの反撃笑劇衝撃なんかもしれません。
濡れた欲情なんだよ、あんたらに介入なんてさせないんだよ!って神代さんが言ってる気がした。
さて
神代監督渾身の一作
神代辰巳の一条さゆりとストリッパー伊佐山ひろこ
野郎必見!ぜひ!
追伸
2016にっかつさんより廉価発売予定です!