星五つ 金色の老夫婦
本作冒頭部分
On Golden Pond 1981 Henry Fonda Katharine Hepburn Aging Couple
アカデミー賞主演女優賞受賞、キャサリンヘップバーン。
アカデミー賞主演女優賞受賞、ヘンリーフォンダ。
音楽デイヴ・グルーシン。監督マークライデル。
「ゴゼジュウ」で見逃した作品を見てみようシリーズです。
お気ブログでも見ていた作品。
今回の「第二回の午前十時の映画祭」選者にキャサリンヘップバーンファンが
2000パーセントいまして、そのながれでキャサリン作品が軒並みノミネートしていて、疑問がわいたんですが、、、。
フォンダ親子が競演した家族ドラマかなというぐらいの感慨。
ユニバーサルDVD鑑賞となりました。
キャサリンヘップバーンをまず、みてください!
これこそ、女優ですよね。
彼女の首が 震えるんですよね、、老いなんか、病気なんかね、、、、。それがもう、見てらんないくらいすべてをさらけだしているようで、、、。本来女優なら出ないと思うんですよね、、、気にしてね。すごいんです。
そしてヘンリーフォンダもおじいさんなんですよ。それも頑固へりくつな感じで口悪いみたいなね、、、。
いってる事と行動がともなわない 老いのシーンで
つうううううううう
と涙が降りてきます。
一度は、キャサリン、断ったようですね。ですが、ジェーンフォンダに口説き落とされたようです。アカデミーも納得です。
これが、父親へのリアルな受賞願望があったと鑑賞後しらべて知って、その事実にもびっくりしました。父へ、アカデミーを取らしたい。そして取らせるというその
超強引も強力すぎる達成するとこもフォンダ親子のただならぬ親子関係の複雑さが想像できます。
物語は、とある黄昏きれいな湖の湖畔の家に老夫婦がおりたちます。そこですごされるひとつの時間、親子の時間、違和なる家族の邂逅物語であります。
音楽デイヴ・グルーシンのやさしいピアノも響いてきます。必聴。
元は、舞台劇のようなのできっちり会話劇になっていますね。
キャサリンとジェーンホンダの衝突シーンにも涙をもらいました、、、。
子供、家族、悪口、自然 小さな小品さくひんですが、とっても感動しました。
人、家族をなじっているうちは、一人前じゃないのかもしれません、、、。
その金色の湖の輝きをこころに持ち続けたい
衝突しながらも たどりつけるべく 心のボ-トをこいでいきたい なんてね
キャサリンの首の振れに一番衝撃を受けながらも 女優とは、男優とは、俳優とは、なんたるかを見たようなきがしました。
さて
金色の老夫婦のひと夏を
ぜひごらんください!