星3つ スパイクリーのリメイクは、ジョシュブローリンの冒険
予告
原作漫画、土屋ガロン。脚本マーク・プロトセヴィッチ。監督スパイクリー。
私のお気に入り黒人映画監督であり、ニューヨークインディペンデント作家から這い上がった映画監督、スパイクリー。
初期の人種差別を軸にレイスを正すアメリカの根深い人種差別を映画した初期映画郡の数々
セックスとトリプルカップルをセクシャルに描きスパイク自身出演した「シーズガッタハブイット」(レアアイテム、ビデオのみ。かろうじて見ました)
大学派閥構想と応援団を描いた黒人ミュージカル。大好きな「スクールデイズ」(DVD所持)
黒人が白人をメイククラブしたら大騒動「ジャングルフィーヴァー」(DVD所持)
ホットな夏をピザと給料と灼熱の人種破壊衝動、初期の最高傑作「ドゥザライトシング」(DVD所持)
予告
スパイクリーのジャズ愛をデンゼルワシントンと鳴らした「モーベターブルース」
不毛な殺人事件をめぐる胃の痛む刑事ドラマ「クルックリン」
生涯をかけて撮りたかった活動家伝記映画「マルコムエックス」(DVD所持)
そして第二期をかざる娯楽路線
殺人事件のあついサスペンス「サマーオブサム」
テレファンセックス業界をラブコメに描いた映画「ガールシックス」(レアアイテムビデオのみ鑑賞)
バスケと収監と刑期短縮自戒スポーツドラマ、こちらも隠れた傑作「ラストゲーム」(DVD所持)
バスに乗るそれぞれの主張、ネオドゥザライトシング劇場で初めて見た「ゲットオンザバス」
新たなアプローチで迫る挑戦作期
お得意のセックスコメディを精子子作りコメディで笑わせる、隠れたコメディ「セレブの種」
911から自己を罰する自己パニッシャ-映画傑作「25時」(中古DVD狙ってます)
銀行強盗を描いた「インサイドマン」(劇場鑑賞)
スパイクリーの奇跡のような戦争映画「セントアンナの奇跡」(劇場鑑賞)
そんなフィルム系譜の多作作家に変貌した、スパイクリー監督。黒人でこんなに監督した映画監督は、リーがはじめてかも、、、。
そんななか 久々のスパイクリーが なんと韓国映画のリメイクをかってでたと。カンヌ、タランティーノが押した「オールドボーイ」をリメイクしたとのこと、、、。
正直、どういう風の吹き回し、と思いましたが、、、。ポスターや広告は、箱から出るジョシュブローリンのハンマー姿。ちょっと微妙感、このときに感じてましたけどね、、、、。
終了間じかのティージョイに駆け込み鑑賞してきました。
まず、元ネタは、見ないようにしようと決めてました。絶対素晴らしいから、、、きっとタランティーノ御贔屓だけに。
最初から中盤までいい感じなんですよね、、、。
中盤以降 結構脚本の意味不明な展開とどんどん進む人探しと過去探しが
前半の監禁の描写をどんどんうすっぺらくしていて、、、、
このジョッシュブローリンの冒険あらあら笑劇の衝撃のオチで、、、このどこがリメイクというか違う映画すぎて むしろ出来悪い寒さが漂いました。
これは脚本が悪いですね、、、。調べたらかなり、揉めてた作品なんですね、、。
それにスパイクリーがジョッシュブローリンと仕事がしたくて手を組んだ作品のようです。
確かにお気に入り俳優、ジョッシュの熱演よかったです。
中盤の横スクロールのスパイクリー初のアクション格闘シーン必見。ゲームのようだった。
私の法則としてですね、、、、揉めてる作品に ヒドイ作品多し。という法則がありまして、、その良い例です。この前は、スピルバーグ・ウィルスミスで映画なんてあったようです。絶対ないなあこのタッグ。。。
久々に弟のサンキーリーが出演してました、、、。
さて、
韓国版が好きな方は、よほどの興味があれば、、、笑っちゃうかもなーーパクチャクヌファンは、、、きっと。
私は勇猛果敢に挑んだが、少しスパイクリーが心配な出来にやや憂慮してしまいました。
スパイクリーのリメイクは、ジョシュブローリンの冒険のような作品に見えました。
スパイクリーファンならぜひ!好きな監督なら、駄作もだめ作も愛するのが、モットーの私です。
追記
このTシャツが未だに 欲しいです。右がスパイクリーで「シズガッタハブイット」のキャラのマースでジョーダンにもちあげられてます(笑)