星3つ アルモドバルの愛の別れ
1997年、原作ルースエンデル。脚本(ほか三名)監督ペトロアルモドバル。
ビデオ屋の数少ない貴重価値 廃盤作品 レア作品をビデオレンタルしてみて行こうシリーズ。
今回は、まだ未開拓な欧州スペインからのセクシャル映画の代表格から今や四大映画祭の常連招待作品をてがけるまで多作連発するペトロアルモドバル監督作品に挑戦です。
なかなかとっつきにくい監督さんなんですが、私はです。過去「オールアバウトマイマザー」を挫折。
アルモドバル監督というと、
情熱的、
セックス描写、
肉感的映画、
同性愛コメディ
セクシャルサスペンス
からいまや
家族映画や母性映画に映画作風が変わってきてるんかなーと遠い目で思ってました。
今回は、CⅠCビクタービデオ、棚上にあった全く手つかずの知らない作品をチョイス。なんか、アンサンブル恋愛セクシャルサスペンスっぽい印象。ジャケから。そしてびっくり!のちの夫婦バビエルバルデムとペネロペ共演作品でした。いやー知らなかった。90年代にすでに共演してたんですね、、、。ウディの「それでも恋するバルセロナ」が、初で、結婚かと思ってました、、、。2週間レンタル94円レンタルしました。
なーーるほど、これは、また見やすい、、また、ところどころエッチにソリッドに、鮮烈に一気に時制も飛んであれよあれよと恋愛アンサンブルは、ライブフレッシュに終わっていきました。
最初の前ふりが衝撃的にはじまり ペネロペさんが、わーーーーーけいのなんの。
「ハモンハモン」の頃に近いんですね。未成年のような幼いペネロペさんです、冒頭主人公にかかわります。
内容はまあ解説しません。あえて。
二時間ドラマのソープちょいエッチオペラのような印象でしたね、、、。ラストもなんともアルモドバル的にセイント的な終わり、、、。
恋愛のありえないから見合い、嫉妬、暴力、薬、貧乏金もち、神、同性愛とうとうほどよくアルモドバル印を集約したライブフレッシュでした。
入門編にちょうど良かったです。
アンヘラ・モリーナの強烈なお顔が印象的でした。上記右、、。
フランチェスカ・ネリも透明感ありますね、、、。あえて劇中がやさぐれからの正常みたいな役柄でした。目の細さがとってもセクシーで、母性すら感じます。
今の写真みると開眼したようにおめめが大きくなってます。ビデオ屋で「ルルの時代」というエッチ映画をよくジャケでみたような記憶です。
バビエルが何度も「ニコラス刑事でニコラスケイジ」に見える現象がおきました(笑)こちらも若いです、、、。バビエルファン必見!
バビエルとペネロペは直接な絡みは無いんですよね、、、おそらく、、。
さて
アルモドバルが魅せる
乱愛関係ライブフレッシュ
ぜひどうぞ!
追伸
アルモドバルの初期をもうチョイ探ってみたいです。よりエッチなほう、、、。どんなんだろうと気になってきました。
脚本家なのか、情熱的恋愛映画監督なのか、なんなのかすんごい気になります。
ちなみに蛇足。同せいあい映画監督、カミングアウトしている方は、
故「真夜中のカーボーイ」のジョンシュレンジャー監督、台湾のお気に入り監督ツァイミンリャン、こちらもお気に入り監督、「ぐるりのこと」の橋口亮輔監督がいらっしゃいます。
追記
アンリー監督もそうだと思い込んでいたら、調査すると違うようでした。すいません。お詫びいたします。