9位 内村光良監督 「ボクたちの交換日記」
意外なラストに好感交換、そして意外な根暗で辛らつな芸能界を表現
予告
意外だと自分でも思うし、ランキングで一番ランク圏外に落ちそうですが、われらが、ウッチャン監督です。
しっかり、芸能界の挫折をしっかり青春映画風に表現しているのが、とってもよかったです。
もう、見る前、エムワン成功サクセス漫才ものをはみ出さない映画だろうなートかなり妄想過多だったんですが、見事ばっさり裏切られて ウッチャンやるうーーと思わせてくれた映画。
もちろん、べたなかんじもありますが、二人のねた、ギャグはそれぞれ必見です。また小出君、チビノリダー(伊藤クン。どうしてもチビノリダー直撃ブラウン管世代なんで、、、愛称で呼びたくなる)の共演も良かったです。
日本映画学校出身のウッチャン。次もぜひとって欲しいです。(個人的にまっちゃんよりもとってほしいです。)
本作見ると、ウッチャンの芸能界にみる、浮き沈みをしっかり表現したいというものをウッチャンなりに描きたい物を感じます。もちろん楽しい漫才も魅せてくれますが、その裏の部分を描いたのが大変よかったと思います。
たけちゃん、まっちゃんには、出来ないですよね。タケちゃんは「TAKESHIS」で少し表現していますがね。
本作年々評価が私のなかで上がってます。変な映画ですが、大好きになってきました。
本作の川口さんのような感じで。川口さんちょっとテレビ、はやすぎたんですかね。まだ、、、、。と私は、傍目で思います。本作のような出番位置じゃないかなとそんな意味ですばらしい起用だと思います。また適役でした。
長澤さんも良かったなーー。
8位三池崇史監督 「藁の盾」
三池東映魂大爆発、日本バトロワ貧富殺傷
予告
おまけに
おおむね評価してる ウタさんです
毎年映画をぶち上げる 本当にすごい監督なんであります。平成の石井輝男状態です。
一直線の「日本キルビル列島」のような味付け、大げさ加減、あおり、次々キャストのいつもの三池節ですが、面白かったですよ。
変態、横道それる、というかんじにならなかっただけ、よかったかも知れません。
この列車内のアクションの感じもよかったです。
大沢さんも走り続けてます。やっぱり初は、青山監督の「チンピラ」からです。もう内容忘却したけど。これみるのも今、レアです。DVDないと思うなー。
ラストの大仰な山崎努。いかにものテーマ曲。納得しない松島ななこの起用(全然あってない。ただただそう思う。もう少しやせて欲しかった。ママさんすぎる顔つきが。すんごいがっくりしました。申し訳ありませんが、本音です)とかいろいろありますが、私はよかったです。
三池監督作品にみえなかったかんじも○
藤原君も、もういい加減「嫌」なんじゃないかなーー。
こういう叫ぶ役。バトロワ需要というか、バトロワ演技というか。
私のミレニアムベスト映画 ふかきん「バトロワ」