Quantcast
Channel: どーもキューブのブログ
Viewing all 663 articles
Browse latest View live

アルフォンソ・キュアロン監督「ローマ」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星4、4
アルフォンソ・キュアロンのメキシコのローマにて





ヴェネチア映画祭金獅子賞アカデミー外国語賞、監督賞受賞 
提供Netflix。
製作、編集、脚本監督アルフォンソ・キュアロン。




ツィッターでのニュースでは、ヴェネチア映画の金獅子賞ゲットした本作。

劇場を宇宙空間3Dにして、今だにあの空間を越える3Dは見たことない無重力作品「ゼログラビティ」。本作でオスカーノミネートになる。その監督であるアルフォンソ・キュアロン。

キュアロンは「映画秘宝」のベストテン選出からみたSF作品。統制された明日の未来世界「トゥモローワールド」が初めてだった。
圧巻の長廻し襲撃シーンを良く記憶している。クライブオーエンと共に。SFというか、未来世界の統制感、支配感、戦闘テロ描写に優れていた面白い作品だった。

2019年になり。
アカデミーではどうなるだろうと思いきや「ローマ」は、「外国映画賞」に!
だが、キュアロン!監督賞は取る。
みたいなムムム感想。ムムム感とは、お気に入り監督スパイクリーに取ってもらいたいと応援していたからだ。誰が監督賞?と一番気にしていた。それからの、ムムム!アルフォンソ・キュアロンかあ~、よっぽど凄いだろうと膨らむ期待。

配信チャンネル独占映画「Netflix」
オスカー参加、ノミネートの是非についてスピルバーグが持論を展開して沸騰して、冷めてみたいな盛り上がり。私もややスピ様よりの考え。まあだけどオスカー会員にネトフィリ株買わせてたりしてと嫌な邪推。
だが映画も変わる、見方も変わる、レンタルビデオ屋潰れる一方、携帯若者電車で見る一辺倒拍車かかる昨今もわかる。

オスカー受賞後の対応早かった。はやいはやい日本劇場公開決定。イオンシネマ系列決定。のち拡大公開広がりつつある現在。

配信だからめちゃはやっ!

迅速過ぎなのか物販すっとばし公開。

ツィッターのあがるまれにみる数々の褒めツイート。すぐに見たいボリュームアップな私。

公開2週目イオンシネマ新潟西、感謝サービスデイ鑑賞してきた。



のれない方の意味も薄々わかる。
物語としては三行くらいで終わる。深み無し、現象のみ、いや淡々別れ話のみでこんだけかよ!みたいな。

あと少数民族の貧困層の話興味ないって言われると身も蓋もない終了加減だ。が、それもありうるというただそれだけ。
 お話しもさながらシネスィッチ銀座でかかっていたかのような映画フォルム。90年代にハヤっていそうな雰囲気のお話しのなんてことない異国風景。メキシコのお手伝いさん悲壮話のよう。

まず、メキシコのローマらしい、南米のコロニア・ローマ。欧州のローマではないという事。

はじめはフェリーニの「フェリーニのローマ」との関係性をみるまえは想像していたが、あまり関係なさそう。どちらかと言うとフェリーニの脚本家時代のネオリアリズの時の方が作風は似ている。ありのままの姿だ。

劇場へ!
綺麗!
画面!

とツイートにある通り。
画面が恐ろしい解像度で迫り必見フォトジェニック。カメラが凄い!
冒頭からおしては返す

「水」必見!

作品のやはりいろんなとこで水が流れる。必見のローマの水、メキシコの水だ。

キュアロン監督がメキシコ系で思いをはせたお手伝いさんへの自伝的作品とのことで、、。スペイン語とスペインのもう一つの言語が行きかいアメリカでも字幕つけられたようだ。

中盤、終盤ともに素晴らしい映像の波、キュアロンカットの波に度々心は持っていかれた。

ラストに「海」は、定番の舞台設定だが、こんなにありのままの海が恐ろしいと感じたのは初めて!!!

中盤のシーンでは「トゥモローワールド」でも見られた素晴らしい緊迫的な瞬間が訪れ、少し身震いした。

なんてことない話。
まるでイタリアンネオリアリズムの4Kロッセリーニみたいなある意味貧相話。小説でも痴話男子話でも沢山表現されてきた事で、物語の目新しさは多分皆無。

だが、語り方の素晴らしい長廻しとカメラの素晴らしい解像度!これはなんのカメラだろうと無性に気になるが、資料なし。ヴェネチアの皆さんも確実に心を奪われてたんだろう。

 劇中、映画館の前で小さな踊るオモチャ?人形を売る叔父さんが出るのだが、必見!とっても画面上では小さいんだが、ちょこまか踊る、多分CGじゃないと思うのだが。素晴らしい玩具映ります。

水、
海、
群衆、
テロの喧騒(このシーンサブイボたつキュアロンカットで滅茶苦茶しびれた)

この撮影は、調べたらデジタルカメラは勿論、6Kカメラでも撮影されています。
半端ない白黒のこだわりがオスカー撮影賞受賞された意味が加わってます。
今回撮影賞もキュアロン受賞されていて、並々ならないこだわりがあったようです。

また音響も素晴らしく環境音だけのレコーディングやナチュラルな音を整音したようです。



さて
アルフォンソ・キュアロンのメキシコのローマにて

ぜひご覧ください!

携帯画面やテレビもいいけど、拡大公開されるスクリーンでどうぞ!


追伸
2019年劇場洋画ベストスリーに食い込む予感大!

参考資料
アップリンクさんデジタルパンフレット。
素晴らしいパンフです、お調べおすすめ!

【動画2本】アルファオソキュアロンの「ローマ」みたああ!①

$
0
0
どーもキューブのだべりで

アルファオソキュアロンの「ローマ」みたああ!①
 
くしゃみ二回します



キュアロン「ローマ」見たあ後説・業務連絡  

後半指がかぶります(すいません)

ブログのみ公開動画です!

岩淵弘樹監督「世界でいちばん悲しいオーディション」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

星4、1 岩淵監督の2018年3月、WACKオーディション長崎、隠岐の島にて




初めて知ったのは、2014年カンパニー松尾監督「BISキャノンボール」(以下「ビスキャノ」と記す)
 現役アイドル対カンパニー松尾監督(以下「隊長」と記す)率いるAV監督が真の密着をめざし寝取られるのか?ドキュメントを撮りながらアイドルに触れるポイントレースを仕掛ける。しかも解散ライブ前夜に!それがビスキャノだった。

そんな「テレキャノ」方式をぶつけられたアイドルが

「BIS」

(ビィス)だった。初めて知った。現WACK社長渡辺氏を知るのもビスキャノからだった。鑑賞後気になり「BIS解散ライブ」をYouTubeで見たり、活動内容をWikiったりした。ここで気になったのが、リーダー・プールイと隊長と戦ったサードサマーウィカだった。
 ちなみにアイドルといえば、秋元康のAKB48グループのドキュメンタリー映画しか分からず。(最新作AKB48、SKE48、乃木坂46映画以外見ている)

のち2017年カンパニー松尾カンパニー松尾監督のオーディション映画「ビスキャノ」第二弾「アイドルキャノンボール2017」(以下「アイキャノ」と記す)が公開。DVD完全版含む五時間を視聴し、心底楽しんだ。
 つばさレコードから旅だち、WACK渡辺社長ががなる合宿WACKオーディションをドキュメントする映画だ。隊長の映画内のボーナストラック仕掛けつき。カンパニー松尾監督在籍HMJM発売の「裏アイドルキャノンボール」含めしっかり堪能。
 その前にエリザベス宮地監督の「オールユーニードパンクアンドラブ」で新しいアイドルいやもはや飛ぶ鳥をおとす人気のアイドル

「BISH」

を知る。
 YouTubeで「オーケストラ」を聴く。微推しの「ハシヤスメアツコ」をツィッターに登録した。(「帝王切開」ライブ版は良いなあ!!!)

そんな「アイキャノ」劇中で社長が言っていた発言が早々と映画化になった。

「なんかキャノンボール?いらなくね?」

そこから本作2018年3月に行われたWACKオーディションが映画化のツィッターニュース。

わが新潟には、期間限定上映ティジョイ新潟。しかもライブ付舞台上挨拶もありとのこと。

3月の公開日初日、ティジョイ新潟さん19時過ぎ見に行った。



まず「松竹」印(メディア事業部?!)なのに岩淵監督や撮影のバク山監督(バクシーシ山下監督)の声が響くのが凄い違和感(笑)
松竹に「テレキャノ」岩淵監督とバク山監督がめでたくデビュー!!ここ抑えるとこ!
 「アイキャノ」の師弟鉄砲玉ギャンパレチームが映画を作っているこの事実!スゲえ!!!あと個人的にバク山監督を探すのは本作品のツボだった。

いやあ相変わらずのハードさも増して、隠岐の島の合宿は、凄い事になっていた。

このWACKのオーディション風景を撮るドキュメント映画。点数、審査性は、往年のテレビバラエティ「アサヤン」のつんくプロデュース「モーニング娘。」のテレ東のエンタテイメント性を踏襲している。
 早朝マラソン、ダンス審査、何かある3食完食ノルマが合宿形式で展開。

社長曰くアイドル版「フルメタルジャケット」方式。(「フルメタルジャケット」は、スタンリーキューブリック監督のベトナム戦争の映画の事です。本作前半部分は、若者が殺人兵器として海兵隊に入り、恐ろしいしごきにあい、やがて一流の海兵隊員になる映画だ。その前半部を渡辺社長は例えております。)


オーディションの「ヌルさ」に水と「脱落」を浴びせる塾長、渡辺社長。それに

怯えるメンバー
やり尽くすメンバー
苦しむメンバー
楽しむメンバー
ガクガクになるメンバー
悪態つくメンバー
まあこの合宿参加の候補者たちがドキュメントされていく。

何かになりたくて!
変わりたくて!
殻を破りたくて!
マイナスな自分をぶち破りたくて!
面白くなくて!
やり過ぎて爆発するメンバー
等々必見!
まさしく「世界一悲しい」風景もしくわアイドルとしての当然の渡辺イズムの「プロ根性」を叩きこまれる。

明るいポジティブさよりもマイナスオーラ全開の候補生のコメント、苦悩が今回はより魅せている。

お姉さんメンバーBISHのモモコグミカンパニーも前回参加アイナ同様

『今のこは「BISH」にはいらない。もし入ったら「犠牲者」だよ!』

と渇コメントのモモコグミ辛いグミコメント。冷静なモモコグミ姉さんの目線はある意味必見!

大人びたまるでスナックのママさんのようなキャンGPマイカのひたすら応援、寄り添うコメント

真っ白な妖精のようなペリウブ

合宿経験者のアイキャノから私も推しに変わるパンルナリーフィ

そんなお姉さんメンバーとともに参加のWACK合宿メンバー。軟弱な楽しみ気分には、冷水と怒号とデスソースが待っている。

合格者は晴れてWACKに入り今やオンステージへ!
私の推しは、
ギャンパレの「ハルナバッチーン」だ!ま名前最高!反するロリータさに!やられたあ。

だけど、社長がこんなに正直にオープンにスレスレにアイドルとはなんぞや!と教えてくださるのは、ある意味貴重なんかもね。
いや、どこぞのアイドルでもきっとどこぞのスタジオや会議室でみんなどやされやっているんだろうとは、思う。あとは舞台に立ち
ダンスダンスダンス
シングシングシング
する。
それがお客様の何かを掴み、
歌を好きになり、
音楽を買い、
グッズを買い、
動向を探り、
お金を落とす。

それって何?なんでしょう?

渡辺節も今回必見!
「知らねえよ!」と渡辺イズムを吹きこみ続ける渡辺さんもある意味大変だよなあ、、お疲れさまです。

CD出すのも困難
売れない音楽、
映像産業の昨今
CDショップ、レンタル店店舗縮小倒産当たり前の2019年だす(わたしはその現状が悲しい)

WACK頑張れえ!と渡辺教に入信しているコロコロ掃除人浅いファンです。

今回面白過ぎてあっという間に終わっちゃいました。



さて
岩淵監督の2018年3月、WACKオーディション長崎、隠岐の島にて

アイドルファン
WACKファンはぜひ!

追伸
私の隠れた見所は、何気に候補者、お姉さんメンバーの着ている

Tシャツを見て楽しむ

のが私なりの楽しみ!
この人はスポーツ系
この方はどこぞのTシャツ
ん?!そのシャツ何?みたいなの着ている方がいてオモロかった。私はアイキャノでプールイが着ていた

「アイドルイズデッド」シャツ

が個人的にベストTシャツと思ってます、ていうかあれ欲しい!ていうか映画のシャツだから絶対売ってないやつだよね!きっと。


追記
2019年の合宿は、

来れば全員面接したる!!!その場で参加者合否決定!

という驚きの門戸開放スタイル!さらなるWACKな合宿は続く!詳しくは調べてくださいませませ!
 映像化希望しまーす。次はWACK内から映像監督起用しそうな気がします。

チャンチェ監督「大女侠」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星3、6
チャンチェ、ジミーウォングの大女任侠



1968年ショウブラザーズ作品。
脚本監督チャンチェ。



皆様恒例となりました動機。コレクターあるある!その名も題して

買い揃えた棚にあるショウブラザーズ作品を見て行こうシリーズ!

ユニバーサル、twinレーベルシリーズ千円DVDシリーズ、発売時買い貯めていた香港カンフー映画始祖シリーズ「ショウブラザーズ作品」

今回は女性カンフースターの始祖的存在、チャンペイペイ主演「大酔侠」(1966年)の続編。前作「大酔侠」は、監督キン・フー大先生。
幻の193分映画「山中伝奇」も昨年見事にリバイバル上映(ソフト化求む!)
酔うと強くなる女・殺陣師、チャンペイペイの殺陣が新鮮、ちょいとスプラッシュする念願に見れた作品だった(レビュー済み、持参商品)

続編は、ショウブラザーズ専属監督のようなチャンチェ。

出演にカンフー出来ないが俺はやる!天皇カンフーマスター、ジミーウォング大先生だ!

棚から一枚掴み鑑賞となった。



なんか、作風がいきなり恋愛チックに様変わり。

そして台詞おおいのねわりに。ちょっとびっくり。

チャンペイペイの因縁の兄弟ぶんとして、颯爽音楽とともに登場するジミーウォング。白装束、冷酷キャラ、傷、一網打尽、一撃斬り、スプラッシュ多め、なぜか詩が好きゆえんありのキャラ。

ジミーウォングを追う存在のチャンペイペイ、本作完全に助演。短い小刀のような刃物で早斬りのキャラ。
そしてチャンペイペイを慕う恋する任侠剣士現る。トライアングルな関係から、跳び込む豪族絡んでさて恋の「大女侠」という感じ。

注目ポイントは、子供が出てくる。なかなかな展開なのだが、私の見た妄想だとこの子役!
 ジャッキー・チェンのプロダクションのタイポ、マースのどっちかだと思うなあ。顔がだってマースっぽいんだもん。子役から活躍していたのかも!
 調べるとマースこと「チャンウィファ」ジャッキーの「香港国際警察ポリスストーリー」や「プロジェクトA」でお馴染みの彼だ。香港国際警察のチョイスふと目のマース。プロジェクトAの冒頭喧嘩シーン、歌を歌い「ピーピー」とせんじて歌う2人がタイポとマースだ。
そのマースが、子役で出演か?!

また「霊幻道士」シリーズでお爺さん役やサモ・ハン・キンポー作品でも数々助演していた方(名前分からず)が、まあ若き剣士役ででていてビックリ。

まあ展開がもったら、もったらして、いきなり残酷殺陣が出てきたりする。のちのジミーウォング監督にも通じる無茶苦茶展開楽しめた。
 また殺陣もきっと「勝新太郎」の「座頭市」シリーズの殺陣影響大すぎる殺陣。ていうかかなりマンマな気がして大丈夫かな?!
 敵が画面手前にいて、ジミー先生が剣をふるうと3、4人が

「うわあああぁぁ」

と振り返り顔面、体血だらけで倒れるみたいな斬り方。
 勝新が好きなのは明白なジミーウォング。のち「片腕カンフー」を監督出演。
 元祖勝新太郎は、1961年に前段ドラマとなる「不知火顕如」に出演目が不自由な悪い坊さんになる。1962年から「座頭市物語」出演。ハヤい娯楽作品ですね、今考えると。

 のちジミーウォング先生好き過ぎて勝新と共作している。「新座頭市破れ!唐人剣」(1971)見てみたい。


 そんなジミーさんこと白装束の人侠さんは必ずなじみの娼婦に帰りやや濡れ場も魅せる。これは何だろう?癒やしの効果なのか?

敵は、爆薬使ったり、飛び道具使ったり、大っきな棍棒みたいの振り回したりバラエティに富む。この辺も面白い。

ですが、展開が、とにかくなんか色恋に説明したり、敵もどこからともなく「よくぞボスを倒したな、、、次は、こいつだあ、、」みたいか完全にファミコンの横スクロールのアドベンチャーゲームみたいなナレーションが入る。これには爆笑。最初から全員出せよ!

まあとにかく素晴らしい恋バナもラスト卑劣な殺戮シーンと別れで終わるが、それも劇的に何か終えてればいいが、そうじゃなかった。

そんなジミーウォングの威力満載のチャンペイペイ続編でありました。



さて
チャンチェ、ジミーウォングの大女任侠


武侠ファン
ジミーウォング、ペイペイファンのみ!

どうぞ!



追伸
ゴールデンハーベストとショウブラザーズのかつてキングレコードより発売したここら辺のジミーウォング作品、ノラミャオ作品初期カンフー再発売希望します!

メーカーさん!よろしくお願いします!

【動画】午前10時の映画祭ファイナルをだべる!

アカデミー賞第91回について!うだうだ喋る20分弱

ジミーウォング監督出演「不死身の四天王」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

星4、1 マカロニ四天王 
ぼろ切れ男達のニワトリ小屋カンフー

怒れるドラゴン四天王




1973年作品、74年日本公開。発売元ツイン。販売元キングレコード(発売元)
製作、配給ファーストフィルム。
監督ジミーウォング。
82分短縮ドイツバージョン。
ビデオ版は本来公開時のらしい。



キングレコードが魅せたジミーウォング作品リリース。
ジミーウォングは60年代から活躍する香港アクション俳優。カンフーはジャッキー、ブルースリーのような習いは無い、もともと水泳選手だったとのこと。

タランティーノ人気にあやかり、「キル・ビル」公開の2003年あたしに発売されたジミーウォング作品。本作は雑誌「映画秘宝」主催の映画祭でジミーウォング来日と共に上映された由縁ある作品。

なにかスムーズに発売されない理由があるのかな?

と「片腕ドラゴン」はすんなりいったのになんでだろと思いつつ。

タランティーノの大オマージュを捧げた「片腕ドラゴン対空飛ぶギロチン」は、東映戦隊物とゲーム「ストツー」と奇妙な間のあるカンフーと飛び道具「ギロチン」が魅せる今まで見たことないワンアンドオンリー娯楽作品だった。カンフーごりごり作品じゃなく、お客様に楽しんでもらうジミーウォング魂が詰まった作品をタランティーノが、しっかり吸収していた事に驚いた。どんな重箱つついてるのよ的視点において。

本作リユースルーチン歩きで見つけたキングレコード。棚から一枚掴み鑑賞となりました。



見たらこれまたなかなか珍妙で足があるのかいや重たいのか、雑なのか味の濃いカンフーもどきな四天王怒れるドラゴンだった。

まず、アンモラル描写ある。これは発売も遠のく。

スプラッター
動物殺傷
残酷
虐待女(レイプ)

お得いのジミー絡みシーンもあり、これはなかなかなの作品だなあと。

上記該当項目あるとなかなか発売困難になるという代表格のような感じ。しかも物語にはとって貼り付けた重要性無し。脈略のない物語展開。

だけどジミー監督だけに、こだわりやキャラ見せ場を考えていた。インタビューでしっかり答えていて、この4人が集まる事は無いとのこと。ゆえに四天王のキャラがまず大変面白い。
 1人はカンフー場主催者。1人はボロボロになった男でこの方がオモロい。終始ボー然としていて恋すると急に、後半凛々しくなる。髪型かっこ良くセット。今まで見たことなかったしかもカンフー映画で。この味つけはなかなかのもの。
 1人はなんだか巨体でフルボッコになった所からスタート。
ジミーウォング師匠も現れ与太飛ばしながら、煙草を吹かしながら四天王を結びつける。

音声解説も聴いてみたいなあ。

ラストの何でか知らない鶏場での決闘が、なんだか面白い。ジミー監督曰く「見せ場を作りたかった」とのこと。

なかでも滅茶苦茶印象深いのが謎の日本人。

「武」

という黒い扇子をたえず仰ぐ。対決になると

「キュイイイイーン」

とノイズピーピー音がながれその扇子を真っ二つに裂くという印象づけ。毎回変わらず。

「どんだけ扇子持ってんだよ!」
「あなたは日本人なのに、武士道を仰ぎ、やぶきどっちなんや!」
というくだらない突っ込みをいれたくなるキャラ。
そして2本のふ菓子のような黒い棒を使う。手下は皆虚無僧の籠を被ってるし笑えます。水に入っても着用する根性。

このキャラクター描写や音楽的センスは、間違いなくジミーウォング大先生のスバらし功績ではないかと思ってますね。なんで日本人がノイズミュージックなの?結構うっさいから。ずっとなってっから、。

このジミーウォング作品のポイントとして武器のバラエティさも凄くて、ショウブラザーズ作品もそうだけど、
いきなりヌンチャクほうてきたり、
なんか鎖がまほうったり
とっても面白い!結構乱雑な楽しさがある。
 ブルースリーの作品はわりと印象的に出すカット割りしてるけど、。

あと敵のおかしな間とか四天王のいきなり残虐性披露とか

ジャッキーやブルースリー作品にはない、アンチモラルを放り込む娯楽姿勢は、ブルースリーはジミー先生と写真を撮られたくなかったような扱いだったのかもしれないが、少なくともインタビューで日活の小林旭作品や西部劇からの影響だよ!とあけすけに語るジミーウォング監督の姿勢は、素晴らしき表現者だと思う。だってユニークだから!見ればわかるけど、。

傷や血スプラッシュあたりまえ
おんな、娼婦、殴リあたりまえ。

それでいて
傷ついたもの
弱き人間たちに同情心が垣間見える。これもジミーウォング監督ならでわ。いきなりボロボロの男達が登場なんてマカロニウエスタンっぽいなあ。

カンフーは「かた」じゃなく、あくまで「喧嘩カンフー」のよう。

正統派カンフー
本格派少林寺 
じゃないジミーウォングカンフーだけど、味がある、形が違う、作風が違うだからカンフー映画面白い。



さて
ジミーウォング作品
マカロニ四天王 
ぼろ切れ男達のニワトリ小屋カンフー

怒れるドラゴン四天王


いやあ見たことないカンフー映画でした!あっぱれ!

ぜひ!

ブレッドラトナー監督「ラッシュアワー」

$
0
0

イメージ 1

星3、5 
ジャッキー・クリスバディムービー



1998年作品。
音楽ラロシフリン。
ブレッドラトナー監督



アカデミー特別編を受賞した世界のアクションスター
ジャッキー・チェン。

そんなジャッキーの未見作品を見て行こうシリーズ。
近年のハリウッド出演作品
なかなか見れてない作品多数。

本作「日曜洋画劇場」で何度かやっていた印象。クリスタッカーとのバディムービーのような感じ。何気に続編3作品。クリスタッカーといえば「フィフスエレメント」の宇宙人の印象。

本作は、いつの間にか中古屋ワンコインDVDコーナーへ。ワンコインコーナーDVDは、ある意味売れた証拠。続編3部作まで、大ヒット。 

東宝DVD鑑賞となった。



香港警察側のジャッキー・チェン。ジャッキーの繰り返される主張の一つ「香港文化遺産を売るな」の件出現。それに伴う海外のアジア系の警備担当デカとしてアメリカへ赴任。

そこへなんやちゃらいクリスタッカー刑事が同行する。
 このクリスタッカーがまあモロ「ビバリーヒルズコップ」の二番煎じのよう、つまりエディマーフィーのよう。
 クリスタッカー特典インタビューで、『「ビバリーヒルズコップ」に憧れていた』あちゃあ!まんまやんかあ!予想的中やんかあ。という予測雰囲気まんまというクリスタッカー。そこ!ですよね。本作、全て。

ジャッキーが、海外進出本格的。飲むのは、シナリオの前提条件あり、ジャッキー主張入れた脚本作り。あとハリウッド式アクション、時間制限あり、ブレッドラトナーの演出、なんかジャッキーらしい感じ。

ジャッキーは、いかにも
喋れないアジア人
誤解、決め付けられるアジア人
的なコミュニケーション。
いつの間にかダンス・歌で意気投合。みたいな「スーパーベタベタ。」これが一般的には面白いのかもなあ。ジャッキーファンからすると物足りないだけ。

 ジャッキーも振り返ると本作シリーズ気に入ってないらしい。アメリカ式が気に入られなかったらしい。
確かにジャッキー全力のハリウッドアクション作品は、なかなか難しさよなあ。自己資金、自己プロデューサー、じゃないと無理そうな感じだよなあ。出演する俳優チョイスもあるよねえ。

さすがのラストの建物ヒョイヒョイ登りとカーテン滑りは、流石の驚愕アクションちょっぴり協力捜査。めでたしめでたしな感じ。

まあやっぱり「香港警察」をこよなく刷り込んでる身としては、超さっぱりのジャッキーのバディムービー披露にしか見えず。だけど大ヒット記録したんなら良しとしないとね。という感じ。



さて
ジャッキー・クリスバディムービー

スパイクリー監督「ブラッククランズマン」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星4、1
スパイクリーライブインKKK



アカデミー脚色賞受賞。
カンヌ映画祭グランプリ受賞。
製作ジョーダンピール。
原作ロンストールワース。
脚本チャーリーワクテル、ケビィンウィルモット、デビィッドラビノウィッツ

脚本監督スパイクリー。



私のお気に入り監督、スパイクリー。黒人映画監督としてもはや絶大な地位と発信力とファッションアパレルを持つインディーズからのし上がった映画監督。

前作の恐ろしい程の無視加減の「オールドボーイ」から、スパイクリーの新作!開けばカンヌ、オスカー共に受賞。カンヌはグランプリまで獲得。
 

癖あり脇役界を荒らしまくるアダムドライバーとジョンデヴィッドワシントンなるアフロの俳優。なんとこの主役なジョン!私のお気に入り俳優、スパイクリー組のデンゼル・ワシントンの息子さんというじゃないの!!!びっくりたまげた、見た後知る事実。

さながらチラシを見るとスパイクリーのKKKの潜入捜査ライブという感じ。

ティジョイ新潟で鑑賞してきた。



さながらスパイクリーの骨太の社会派映画になってました。いやあユーモアも最小限に抑制し、甚だアランjパクラ監督「大統領の陰謀」のダスティン、レッドボードの真実の目を持つ2人のように黒人初の潜入警官ジョンとアダムのしつこい電話と潜入捜査の過程を詳細かつフィクショナルに描いた力作だ。

本当ダブルミーニングや1970年代のブラックカルチャー描写がヅブヅブ登場。真剣理解しようとするなら本2、30冊読破しないと駄目のような複雑さあり、カルチャー独自厚みあり。流石のスパイクリー節が見られびっくりした。もう地味な描写の潜入の裏描写とやりとりに度々睡魔格闘したが(若干カット出来るかな?描写もあり)妥協無きスパイクリーLIVEのような潜入捜査とヘイトスピーチと差別厳然としてありの表現の数々。必見!

冒頭のブラックパンサーの方の演説は、「マルコムX」のデンゼル・ワシントンを想起。いやスパイクリーにも見えるよね!「Stay Black!」の精神!

終盤にかけスパイクリーの独自なメッセージもやはり胸が締め付けられた。

いじめや虐げをなくそう!

より

いじめはある
虐げもある
あとはどうそれを捉えるか?

なんとも思う。単一民族日本人になんだか海外流入のお話し。これから日本に起きたら嫌だけど、、、。

本作のブラッククランズマンは、いるわけだよね2019でも、どんな人間の心の那中にもある。

ラブ(LOVE)アンドヘイト(HATE)がある。

あなたはどう受け取る
どこまで受け入れて
どこまで話を聴いて
話をそらさず、話をながらにせず、受け入れ
記憶忘却して
毎日生活するんだい!
お兄さん!
yo!

とやはりスパイクリーに刺激を受けた事は間違いない。鑑賞後のぐちゃぐちゃになる気持ちと冷たい土のような冷えた塊の思いを抱き車に乗り映画をあとにした。

いやあ流石カンヌの受けとめだし、オスカーの脚色だし笑っちゃうくらいの受賞差にも納得した。


さて
スパイクリーが描ききるLIVEイKKK!

スパイクリーライブインKKK

なかなかの力作!

スパイクリーファン
ブラックムービーファンは!ぜひ!どうぞ!

カールマッカ監督「燃えよデブゴン正義への招待拳」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星3、7 サモハン・ディーンセキの探せ一枝花!




1977年作品
監督カールマッカ。



さて恒例の香港カンフー映画を見尽くすシリーズ。Twinレーベル、ジャッキー・チェン系列作品を片っ端から見倒しています。

今回はサモ・ハン・キンポーのこちら。
「燃えよデブゴン、正義への招待拳」この「燃えよデブゴン」シリーズ割に多作で何がなんやら状態なんですが。
 どうやら「燃えよデブゴン」が当たってからサモ・ハン・キンポー作品は、皆「デブゴン」つければ一括り邦題みたいな感じ。元々独立した作品が結構多い。
んで、ほかレビューによると結構テレビ放映されたらしい。 

ジャケット写真見るとジャッキー初期作品でお馴染みのディーンセキと女性とサモ・ハン。
 この頃「燃えよドラゴン」冒頭出演してブルースリーと一戦まじえるサモ・ハン。本作の顔の感じは確かに「燃えドラ」に繋がりそうな雰囲気。

Twinレーベル、千円DVD鑑賞となりました。



まあ話がワチャワチャしている。が、まあいつものこと。犯罪者を捕らえるプロ策士にディーンセキ。弱き人に盗品をわける勇者にサモ・ハン・キンポー。謎の男を追いかけます。
 
 ディーンセキが出突っ張りで、喋り倒し、サモ・ハンを助けたり、けしかけたり、殴られたり、協力したり、裏切ったりのパンヤオ友達役。
 それに乗りサモ・ハンがアクションを繰り出すバディ物に仕立てながら、話は横に縦にそれながら進みます。

謎男にウ・マーが扮し、引退したヒーロー役でカンフーを披露。結構レアなカンフーシーンで、ちゃんと動けるので流石。おじいちゃん役しか見たことなかったので新鮮。「霊幻道士」シリーズでおじいさん役で出演していた記憶、調べると出ているがチョイ役でクレジット無いかも。いつもおじいさん役だったんで、普通にカンフーシーンを見るとハッとするわけ。サモ・ハンからしたら偉大なる先輩枠起用でその意味が本作を見ると少しびっくりするわけだ。
 ウー・マは、先日見たジミーウォング、チャンペイペイの「大女侠」にも出演していた。若かくてびっくりちなみに出演作初めて。のち監督もされていてマイケルホイの「ミスターブー」シリーズの「ミスターブー日本勇み足」を監督していた!これもびっくりかつ鬼レアソフトだす。ポニーキャニオンビデオでうっすら発売されていた記憶。ってウー・マにこんなに記憶を巡らせてるの日本人で私だけだろうなあ(遠い目)他ツイハーク作品に多く出演していましたウー・マ調べたら。

ディーンセキは、相変わらずのやられキャラ。3枚舌の多弁。いらないんじゃないのというくらいサモハンに悪知恵、やらなくて良い助け船を出しまさしくバディ物に相応しいサポート。
必ず殴られる反撃をするがあまり微弱な非暴力主義を貫き、顔は常に傷と赤ら顔に(笑)
 
こんなに喋ってるの初めてかも。ある意味主演のディーンセキ。 

 ラスト付近の色紙で作ったような銀色の鎧と銀のダブル棍棒姿必見!強層にみえて滅茶苦茶弱し(笑)
 ディーンセキファンにはたまらない出突っ張り感レア。

サモハンのアクションもキレッキレで2本の棒を使うアクションをこちらでも魅せてくれる。赤い長い棒使用、必見。

ラストカットもオモロいストップモーションで終わる感じ好きだなあ。

この「THE END」具合、サモハン監督作品に多い。みんなでワアワア言うとりますハイ!と画面ストップするみたいな終わり。ジャッキー監督作もありがち。




さて
サモハン・ディーンセキの探せ一枝花!

サモ・ハン・キンポーファン
ディーンセキファン(日本にどれだけいるか数えたい)

ぜひ!

ブレッドラトナー監督「ラッシュアワー3」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星3、7 ジャッキー・タッカーのラッシュアワーインパリ



2007年
監督ブレッドラトナー。



世界のアクションスター、ジャッキーーーチェン!
アカデミー特別賞を受賞したジャッキー。

マイイドルジャッキーの見てない作品を見るシリーズ。今回はバディ物でハリウッド進出作品「ラッシュアワー3」
なぜか「ラッシュアワー2」をとばして鑑賞。なぜか、中古屋に「2」がない。じゃあレンタルすればいいじゃないの話だが買いたいという事で。

この「ラッシュアワー」シリーズは、ひょっとすると中古屋のワンコインDVDに成り果てているところ「ラッシュアワー3」スペシャルエディション2枚組500円ゲットした理由から棚から1枚掴み鑑賞。



後半の鍵となる方のアジアンテイスト的トリックみたいのに若干しらけたが、。

舞台はパリにうつり、なぜかギャラだけで出たか?ロマンポランスキー監督がカメオ出演。ブレッドラトナ監督がポランスキーの「テナント」が好きで頼み込んだ出演だそうです。

ブレッドラトナーこの中盤のダンスシーンでセクシャルハラスメント標的絞ったなあ?!とかいらぬ邪推。
このセクシーダンサーとクリスタッカーの掛け合い!必見!

今回クリスは、ベッドシーンもあり。

本作の突出した面白さは、なんといっても

真田広之!!!

あの「さなだひろゆき」さんとジャッキー・チェンが対決する。

それだけでいいじゃない映画なんですよね。クリスタッカーは、おまけですよ。

日本人俳優、真田広之対ジャッキー・チェンが見れます!必見!

かなりの剣ファイトが見れます。滅茶苦茶はやいんで必見!やはり凄いですね。

真田広之さんは、千葉真一さんの門下生。アクション俳優出身だ。真田さんは、ジャッキーと20年のお付き合い。念願の共演。今や真田広之様、ハリウッド俳優!ていうか「アベンジャーズ」の最新作に出演ってマスコミ取り上げようよ!こういう素晴らしい偉業を!逆立ちしてもでれませんよ、ハリウッド映画!

昔からジャッキーファンを公言していた工藤夕貴さんも殺し屋で出演。「ラッシュアワー」のワンのオーディションを受けていて「3」で起用したようだ。
コミカル、鋭い殺し屋だ。

ラストのエッフェル塔のアクションも面白い。

メイキング見ると思いっきり合成だったけど、、。




さて
ジャッキー・タッカーのラッシュアワーインパリ

ぜひ!

片山慎三監督「岬の兄妹」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星4、1 片山監督の岬の兄とフラフラな妹



配給、イオンエンタテインメント、デジタルskipステーション。
脚本、監督片山慎三。
主演松浦祐也、和田光沙。



知ったのはツィッター。
有名監督大絶賛コメント。
ポンジュノの日本語絶賛コメント、何やら助監督した方。「孤狼の血」の白石監督の激推しコメントもツィッターで読む。ほか松江監督、山下監督、他そうそうたるメンバーの推奨付箋掲載。

これは?!面白そうと思っていた。

キュアロンの「ローマ」劇場鑑賞時に、次回公開作品に見事ノミネート。チラシゲット。チラシには「最速上映」たる触れ込み。

兄弟、障がい、髭男、無垢な女性、チラシ写真。

日本版イ・チャンドン監督「オアシス」みたいな感じ?監督公言はしてないけど絶対影響受けて作ってると予想(見てなお思う)

イオンシネマ新潟西さんへ4月初旬鑑賞となった。



少々詰め込み過ぎやら。マイナスのお歳暮上手に提供し過ぎ。にも、とも、見えなくもない。またぶっちゃけると本作の「貧」たる表現ってわざわざ「障がい」の方にする必要性があるのか?ないのか?疑問うかぶが、。要はなにも障がいの方じゃなくても、10代でも、老々夫婦でも、サラリーマンでも、設定は良かっんじゃないか?とも思ったが、そこはゆずれない所なんかなとも思った。サブキャラを見て。主役の友達の描き分けをみてかんじた。敢えてなんだというところ。

本作の良かった所は、
消極的貧相生活をどこまでも、とことん魅せていく。

頭の問題の妹、足の遅れの兄
貧乏
金なし
飯無し
今なし
なんでも漁る舐めるむさぼる
ライフラインとまる
むかつくいらつく
いらいらする
自暴自棄
あたるあたりちらす
何か爆発する
すがる頼む
情けなささらす
とにかく必死
むかつく
あれっぼた餅的に金入る
その法ふれる方法
金入る
飯うまい
だから稼ぐ
周り知らねえよバ〇!

みたいな息継ぎのような2人の共犯者LIVEを見る映画だ。

素晴らしい瞬間が2つあった。他の方も指摘したが、光が差し込むシーンとして象徴的なカットがある。このシーン見ていてなんか気持ち良かった、なんか、自分ともシンクロした瞬間というか。

あととある物を食べるシーシが素晴らしい。あんなに旨そうに見えたの久しぶりだったなあ。というか「食べる」喜びが伝わった。

私はこれだけマイナス要素を端からオンパレードに出したんで、やはり映画のラストが非常に気になってしかだがなくなっていた。が、ラストも素晴らしい切れの良さでとても良かったでした。変な台詞まとめとか、不用意な死とかじゃなくて安心した。

そして、とにかく
俳優さんが素晴らしかったにつきる。

兄役、松浦祐也さん、
妹役、和田光沙さんだ。

がむしゃら兄貴の松浦さん。足を引きずり、ゆっくりと妹を貢がせる。周りに揉まれ、街に揉まれ、海に、プールに揉まれる兄貴を演じてます。段々格好が少しづつ帽子被って微お洒落になっていくところにキュンとする。

一方特筆すべき本作の見所と言っても言い過ぎじゃないほどの熱演が、和田さんだ。全裸はもとより、ふわふわポヨンとした妹を全身で生きている。
素晴らしい瞳のキョドリぶり必見!こういう演技を本当は日本アカデミー賞にノミネート出来ないとだよなあって俺、思う!

映画紹介番組で和田さんが普通に喋る姿を見てなんだかホッとするほど素晴らしい演技だった。数年後NHKの朝ドラとか出ていそうな気がする!要チェック!和田さんも、自主の小さな作品に出演されてきた方でもっともっとご活躍されてほしいです!!!

岬の海岸付近。兄、妹のゆっくりとガザガザした生き方を魅せられた。

時として海の太陽に照らされ
時として電柱だらけの道を行く2人。この電柱のカットを見て神代辰巳の「ミスターアンドミセスロンリー」と似ているカットが出るが監督意図したのかしら?。

監督は、ポンジュノ監督、山下敦弘監督の助監督から昇格し本作を2年かけて撮りあげた片山監督。

岬の水しぶきびちょびちょの2人の男女

あなたはどうみます?
私は、、、。


次回作楽しみになりました!



さて
片山監督の
岬の窓、突き破る光の兄、妹

刺激的な素晴らしい日本映画でした!

ぜひ!

ジョンカーペンター監督「エスケープフロムニューヨーク」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星3、8 カーペンターの未来西部劇1997



1981年 
音楽、脚本監督ジョンカーペンター。



ホラー界、いやアメリカ映画界で確固たる作風でファンを獲得してきたジョンカーペンター。

そんなお気に入りジョンカーペンター作品の見てない作品を見てみようシリーズ。通称「いまさらだか見てみよう」シリーズだ。
昨年ぐらいからお気に入り監督、俳優の見てないのを見ようがずーっと継続中。
だって気になりから理由。

今回はジョンカーペンター組俳優、カートラッセル眼帯出演「ニューヨーク1997」

お気に入り監督、ジョンカーペンターおさらい。

ジョンカーペンターの「リオブラボー」リメイク現代版「要塞警察」

ホラーアイコン、ブギーマンを創造した素晴らしき殺人者映画「ハロウィン」美しきジェイミーリーカーティスを迎え2019年リメイク作品劇場公開。

ジョンカーペンター版成人恋成長「ET」映画「スターマン」宇宙人ヒューマニズムラブロードムービー。

最高傑作たる風格。悪魔、あの建物で。作ってます映画「パラダイム」

こちらも秘かな和製独自ファンタジスタ作品「ゴーストハンターズ」

グラサンかけると目ギョロだらけリマスター再上映「ゼイリブ」

宇宙に行けばバンバイア。やっぱり閉じこめる西部劇風な「ゴーストオブマーズ」劇場鑑賞。

本作の続編、実は初カーペンター劇場鑑賞の「エスケープフロムLA」結構面白かった記憶。パンフレット購入。

本作も自由の女神が崩れ、ビデオジャケットは何度も見ていたし、続編見たしの感じだが、なんだか見なかった作品。

今や「スタジオカナル」レーベル1000円ユニバーサルDVDでゲットした1枚棚から掴んで鑑賞してみた。



うわあチープだけどお、
独特だけどお、
スパスパ進むし、
あまりねじれず敵も素直で、大人しめで、凶暴凶悪じゃないけどお、。

カーペンターの世界観は素晴らしかった。未来の囚人島マンハッタンを最小限美術、セットで魅せていた。

パニャパニャしたカーペンター自ら作った音楽。これに憧れてる映画監督多い。

元優秀軍人で一匹狼。眼帯スネークにカートラッセル。カートラッセル曰くかなりのお気に入りキャラクターらしい。
一匹狼、はぐれ者にひかれたと特典映像で言う。

物語は、マンハッタン囚人島に落っこちた大統領、ドナルドプレザンスを助ける任務。マンハッタン島には、凶悪囚人がいっぱい。さあどうなるニューヨーク1997みたいか感じ。

豪華出演者の数々にびっくり。マカロニウエスタンの悪からイヤリングまぶしいリーバンクリフ。本作所長兼ボス役。

途中でこの経過を伝えあう感じってなんか他のハリウッド映画でもよくある展開だよなあと見ながらしみじみ思う。
「今の状況は?プリスキン?(応答せよ?)」みたいな流れ。西部劇でもあったのかな?

アーネストボーグナインがニカニカした笑顔タクシードライバーに扮してお助け役に扮していました。

スネークの右腕になってるかなってないのかの役にハーリーディーンスタントン。小言多き弱きな物知りのような役。

そしてハーリーのジョーカノ役、胸元強調衣装で魅せて、寒いと緑ジャケットで隠すエイドリアンバーボー。なんとカーペンターの奥様でいらっしゃいました(のち離婚)

主役のカートラッセルも?みつきながらも、かなり素直に「スネークと呼べ」と呼び名のみこだわりがあるだけというスネーク。任務忠実にマンハッタン島を巡る。

敵も凶暴でもなんでもない、騒いでるぐらいで、んでいざという時も小競り合いみたいな感じ。まあそれが本作の魅力。
まあぶっちゃけるとやっぱりカーペンターって変わった「西部劇」に見えた。未来雰囲気の話の作りは、西部劇という感じがした。

なんか一番お金かかってるのがドナルドプレザンスが乗った「ポット」といわる脱出機械。赤い卵のような機械が唯一製作費つぎこんでそう。

ラスト付近には、恒例の「リング」が出てきてカーペンター肉弾戦好きシリーズが出てくる。思わず出たあと叫んだ。「ゼイリブ」でもあった展開。
プロレス好き?
ジョンフォード好き?
ジョンウェイン好き?




さて
カーペンターの未来西部劇1997

ぜひ!

サモ・ハン・キンポー監督「鬼打鬼」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

1981年
脚本監督サモ・ハン・キンポー。



まだ見てないカンフー映画系を見てみようシリーズ。

今回はデブゴンことサモ・ハン・キンポー作品「鬼打鬼」(きだき)だ。

本作未公開作品、サモ・ハン・キンポー監督作品としては7本めにあたる(著者「allcinema」調べ)

ビデオのジャケットでは判っていた。が、まさかサモ・ハン出てるとは。いやよーく考えると。
昔ポニーキャニオンから「香港エンターテイメント」というビデオレーベルがあって、無料貸出予告編のビデオを私はレンタルするフリークスだったんですが、そこで本作紹介ナレーションで

「きぃぃいいい~だあああきぃいいいい」

と叫んでいていた記憶あり。あと中村ゆうじさんのナレーションで紹介する予告編集もあった。ポニーキャニオン製、ポニーキャニオンはカタログも作っていて、2冊ほど取り寄せ眺めていた少年だったと記す。

のちのち日本にキョンシーブームをもたらした「霊幻道士」シリーズ、テレビ「ライライキョンシーズ」でお茶の間キョンシーブームがくるわけだが、まあある意味サモハンがキョンシーブームに携わっていた事実もある気がする。

そんな「キダキ」ジャケット写真、裸サモハン(笑)腐乱キョンシー。

全く読めない中身。
キョンシー映画は、キョンシー始祖映画か?と思われる始祖映画リューチャーフィーのキョンシー映画「霊幻少林拳」は見た。道士さまやあの御札貼ってキョンシージャンプや死者を届けるなど何気に表現されていた1979年の1作だった。

棚から1枚掴み鑑賞となった。



勿論サモ・ハン・キンポーことデブゴンことサモハンって映画監督として幅が圧倒的にある関係だなあとは思ってはいたんだが。

はい滅茶苦茶面白かった。
2019年自宅ベスト春でたあ!という感じだった。もー見たこと無い世界観だった。

まあある意味サモ・ハン・キンポーが魅せるキョンシー映画という側面はある。

のだが、本作が「未公開」として封印されるのも物凄くわかるんです。

サモ・ハンの処女監督作品「サモ・ハン・キンポーの少林寺怒りの鉄拳」でもアンモラル描写やスプラッター描写割りと1作めから入れる表現をしていた。

本作はサモ・ハンが浮気の濡れ衣を着せられ、サモハンキョンシーお化け屋敷に閉じ込められアルバイトしたり、脱獄したり、殺しあいしたり、スプラッターあり、

ラストは
不倫した元妻を蹴り上げるという女性軽視キックをするという凄まじい「終」こんな映画の終わり方あったのか!という新鮮刺激を食らいました。キョンシー映画なのにね。

キョンシーは、腐乱系。ウジ虫、ミミズ君のっかる系だ。腐ってるけどお、カンフーバリやります、うじたかるけど蹴りあげますサービス有り(笑)

サモハンが不倫、度胸だめし、ギャンブル、スプラッター、全裸、脱獄、騙しあい、ラブ、信じる信じない、妖術描写満載。

死体を操る悪い道士(キョンシー)対サモハンが戦闘必見。
死体に生卵かけろ!とか
何時に何しろ!とか

良い道士対悪い道士の戦いもあり。

ラストは、やぐらをくみサモハン道士ちゃんちゃんこを着て、全裸赤字一筆書きを塗りたくられ、

しっかりした面白カンフーと剣と帽による素晴らしいカンフーが見れました!これが実に素晴らしい!
と言っても、サモハンは猿に取りつかれたテイで猿まねしてます(悪)サウンドも猿の声がしておふざけ満載。

サモハン作品に気づくたまにあるのが音楽のパクリ!結構ほかサントラから拝借したような音がかかるのがあり、これがソフト化を困難にしているとも最近判ってきた。「片腕ドラゴン」のドニーイェン作品もそうなのだが、「悪漢探偵」も「007」のような音楽だった。

ラストまで濡れ衣、仇討ちを流されながら、じり貧のサモハン夫婦のおかしなキョンシー仇討ち物語を楽しめました。

いやあこれさあ
ブルースリー
ジャッキー
ユンピョウ、
撮れるわけない!

ジャッキー、ユンピョウの頼れる先輩、サモ・ハン・キンポーならでわの悲哀が詰まったキョンシー物で見たことないキダキでした!

サモハンがますます好きになりました!



さて
サモハンが魅せる
サモ・ハン・キンポー監督キョンシー仇討ち物「キダキ」

サモ・ハン・キンポーファン
キョンシーファン
必見の素晴らしい1作でございました!

スティーヴンスピルバーグ監督「未知との遭遇ファイナルカット」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

星4、4 スピルバーグLIVE未知との遭遇2002

未知追いかけるリチャードドレイファス




2002年作品。
脚本監督スティーヴンスピルバーグ。



リバイバルプロジェクト「午前10時の映画祭」で上映の本作。スピルバーグ監督週間の1本。今年最後で誠に悔やまれる。

そんななか公開されたのが「未知との遭遇」だ。
スピルバーグ監督における「未知との遭遇」凄い作品であることは、間違いない。なぜなら、

何度も作る事が出来た作品

だからだ。
それは
ルーカス「スターウォーズ」しかり、
リドリー「ブレードランナー」「エイリアン」
キャメロン「エイリアン2」「アビス」etc。
つまりソフト発売事に新たなフッテージ加えたり、CG処理加えたり、再撮影したり「出来る」作品の系譜だ。
興行良くて、ソフト化を望まれ、監督もやる気があって出来る特権作品だ。

「未知との遭遇」は、スピルバーグ劇場作品3作目1977年公開。
13年後に「特別編」1980年。24年後に「ファイナルカット」2002年だ。

「特別編」は、確かリチャードドレイファスが船内に入っていった事が違いだったかなあくらいの差異発見。


「午前十時の映画祭ファイナル」で我が地区最初上映されたのが「未知との遭遇ファイナル」

諸事情により見に行けず、持参の3部作3in1DVDから「ファイナルカット」版を取り出し見てみた。



うわあ1番これが面白いかも?!いやこのあと「劇場公開版」と「特別編」連続で見れれば良いが無理。

んで、見ててこんなシーンあったけ?とか逆にリチャードドレイファスの苦悩するシーンがなんだか足されていて、とってもよく判った。

物語は、平凡な子持ちお父さんきリチャードドレイファス。「ピノキオ」に行こうとやたらに「ピノキオ」推しは、間違いなくスピルバーグが好きなアニメーション。ある日、未知との遭遇こと未確認飛行物体「UFO」に会うドレイファス。顔面が火傷し、気がふれたようにドレイファスは、
会社をやめ
家族に文句百言われ 
未知との遭遇に会おうと
全てを投げ出し飛び出すお話。

最初見たときは、率直にこんなもんかあみたいな(笑)レコードあっただけに、「ET」見ていただけにわりとさっぱりした宇宙ものだなあ、シンプルだなあと。

んで、ベータかVHSダビングして「特別編」見た時は、うわあ中味みせちゃうのとあとかなり思っていたのが、

テリーガーに肩入れする

という見方ね。家庭壊して何するん?このアメグラ野郎という見方。
なんだか納得しない感じだった。家庭捨ててまで宇宙人みたい?という感じだった。

今考えれば、ドレイファスの気持ちを全く考えて見て無い。のと、テリーガーに喧嘩して困らせる姿と子供に情けない姿を見せる感じが理解出来なかったのだ。仲良くして見に行けばいいのにとかね。

そんなスピルバーグフィルム史上なんだかなあの印象の本作。回数重ね3バージョンめの「ファイナルカット」

今ならわかる。
オッサンになって痛いほどわかる「投げ出す感覚」
リチャードドレイファスがうらやましく
いやむしろ応援する自分がいる。それは年とったせいか、縛られる仕事からの解放欲があるからか。

今回特に本作の痛いポイント。

家に滅茶苦茶土や汚い植物、ドロを入れる。

というわからず描写があるのだが、本当に見てて気持ちが良かった。家庭に泥を塗る素晴らしくアンチモラル描写(笑)
誰でも一度はやりたい描写(笑)家庭を持つ方ほど、その荷重い人ほど気持ち良くなる。女性はどうみるんだろう?絶対テリーガー目線だと思う。子供に食事誰か作ってんのよ!っていう普通主婦目線。

以上ここまでリチャードドレイファスの遭遇動機解説についてでした。

やはりリチャードドレイファスって身勝手なんだけど突然やるわけ。夢やら、なんやら惹かれて突っ走るわけな映画なんだという表現。
スピルバーグは、今やこのリチャードドレイファスを冷ややかに見ている。インタビューで語る「子供を育てるので(出来ない)、、、」また「若い頃の自分が投影」とも言ってる。

リチャードドレイファスが顔焼けるほどの何か(未知)に出会い
子持ちの主婦に出会い、ちょっと恋する
あれっ?不倫映画?なんかもしれませんよね。ある意味男の離婚映画説浮上。

見ていて勿論ダクラストランブルの素晴らしいSFX具合必見。
UFOの音と光って完全にスピルバーグLIVEだよなあって見ながら思った。
司会フランソワ・トリュフォーによる宇宙音楽通訳によるスピルバーグの光と音楽によるコンサートやなあと見ながら思いましたね。

非言語と音階と光を駆使し、チョコ山目指して突っ走る、宇宙人目指して、夢を目指して、家庭、子供泣きごとひっくり返して、突っ走る性格を帯びてます。

ただし本作の「未知」は、未確認飛行物体、UFOの訳で。 

リチャードドレイファスが光に会う瞬間素晴らしいですね。

あの子供も良いですよね。

未知なる物に出会う最初が

無垢たる子供

というのは次作の「ET」に繋がる。あとドレイファス家の子供のあ~でもないこ~でもない、意地悪したり、やかましくしたりあれこそリアルな子供達描写だよねえ!何気に必見!
あ~でもないにテリーガームキ~って怒るみたいな。そこらの夫婦の風景な訳でしょ。あれがあるから、未知に遭遇、浮気な遭遇にも見えるわけ。

ていうか本作におけるリチャードドレイファスの行動について朝まで生テレビで討議できそう(嘘)


トリュフォーもよくぞ出演しました!柔らかみをおびた博士役で天を仰ぎ、手を非言語に動かすトリュフォー博士。
スピルバーグは、トリュフォー「野生の少年」を見てオファーしたようだ。よく出たよなあ。きっとスピルバーグがほぼ新人だったのも功を奏してる。
このリスペクトゲストは黒澤明リスペクトからのち「1941」の三船敏郎に受け継がれていく。

ラストもファイナルカットの方が良いですよねえ。船の中はスピルバーグ言うとおり見たくないわけで、。

特典映像から「特別編」のUFO船内は映画会社の意向。「観客は、見たいだろう!中を!」その要望に
「追加撮影させてください!なら良いです」という事での「特別編」だったようだ。
追加撮影は、砂漠に浮かぶ船の所らしい。

ラストのブンブン船がやってくる瞬間も素晴らしい。
前半のなんだかぐずぐずした家庭不和やあの少年と母の家庭描写があるからこそ

時々出てくる宇宙船と不思議ポルターガイスト現象に
ハッとなる。

ラストはまさしくコンサートのよう。パチンコのリーチスロットのよう。口があいて宇宙人が出る所のあのファンタジカルな瞬間こそスピルバーグの功績、本作存在理由だ。
あの小人の素晴らしいさ!必見。

スピルバーグの青春映画にも見えなくもない。

ラストの天にめされるドレイファスは本望だったと思える。


さて
スピルバーグLIVEコンサート未知との遭遇2002

スピルバーグファン必見!

いやあ面白かったなあ。

スティーブンスピルバーグ脚本監督「ジョーズ」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

星4、5 スピルバーグのジョーズ



原作、脚本ピーターベンチリー。
脚本カールゴッドリーブ。
監督スティーブンスピルバーグ。



全国リバイバルプロジェクト、「午前10時の映画祭」ファイナル2019年。
先週「未知との遭遇ファイナルカット」からスピルバーグ月間という事で、今回は「ジョーズ」だ。

「ジョーズ」は、ビデオで鑑賞済み。テレビ放送でも見た記憶。
さらに家にジョンウィリアムスの名作シングルレコード盤があった記憶。幼い頃レコード針を落とした記憶あり。ちなみに「未知との遭遇」もレコードで聴いていた記憶あり。ある意味私の最初のサントラ記憶の一つかも。

スピルバーグ作品ながらだけど見返した記憶があんまりない。DVDも買わず、買うならスペシャルエディション系が欲しかった。

ほぼ記憶無い状態、平成最後の劇場鑑賞作品。ティジョイ新潟へ見に行った。結構さすがに混んでました。



いやあね、こんなに緊張感半端ない作品だったんだあ。もう最後まで笑い無し。いやあ疲れましたあ、楽しくだけど、。

街の海開き市長との対立を軸に海の署長ロイシャイダー一家の家族ラブを基礎にそえて。
ジョーズ君のあの有名な海辺の波打ちのカメラワークが展開。
冒頭の波のカップル殺傷にはじまり、次から次へと海で血がそまる、必見。

そうWikiったら書いてあったけど子供さんの殺傷もありびっくり。これが本作のロイシャイダーの本気に火を付ける。

海洋学者のリチャードドレイファスの理屈闘志屋。ちょこまか揶揄されながらも熱い鮫オタを演ずる。海に入って大変なドレイファス必見。

いかにも、わかりやすいほどの奇人変人のロバートショウ。ロバートショウの屋敷が「悪魔のいけにえ」の屋敷なみに汚い異様さ必見。悪口だけ出てくるせせら笑いは素晴らしい悪。そこいらに姿を変えてそんな男いそう率150パーセントだ。意外な俺語りにニッポン絡んでいてびっくりした!必見。

ラストの王ボス戦の素晴らしい死闘は、ぜひご覧ください!

CG無し
撮影費がかさみにかさんだ撮影の素晴らしいさ
どこまでも余談許さない不和、喧嘩、死、対決

以後続編と今なおC級鮫映画製作されるその定礎基礎映画として素晴らしい動物スリラー映画になっていていやはや疲れましたねえ~。

噂によるとスピルバーグが再上映難色しめし気味らしいのでぜひまだの方は劇場へどうぞ!


さて
スピルバーグのジョーズ

ぜひご覧ください!

樋口智彦監督「劇場版シネマ狂想曲名古屋映画館革命」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星3、5 シネマスコーレに坪井映画館監督あり名古屋にて



メーテレ提供。
監督樋口智彦。



わが新潟のミニシアター、シネウインド。そこで開催されたイベントに2019年5月参加してきた。題して

『白石晃士と坪井篤史の映画狂人ロード・新潟編』

シネマスコーレは、ツィッターで知る。名古屋のミニシアターあるんだという知識。んで、その情報の中で映画が出来たとのこと。元々はテレビドキュメンタリーらしい。坪井福支配人の実像、数々の映画監督のコメントを見ていた。

なおかつ今回わがシネウインドに坪井さんが登壇するという。

シネウインド夜の特別プログラムトークショー付上映会で鑑賞してきた。



饒舌やあ!まるで名古屋のタランティーノやあ!けど私もそこそこ語れるよ、同じ「変態」の部類だよ俺もと思った。

なかでもバッティングセンターにビデオを買いに行くくだりがあるが、ハードオフにも行くが、俺もブックオフまわりしてるし。

坪井さんがそのバッティングセンターで

「あっ!「モンスターズ」がある」

と言ったんですが、

「おっ!お目が高い」

と思ったのは日本で俺だけだろうなあ。ちなみに私も見たかった「モンスターズ」多分アメリカのテレビシリーズのホラー物。「モンスターズ」の他、私が見たいのは「フロムザダークサイド」(劇場版はソフト化)「ジムベンソンのストーリーテラー」(DVDになっている)「ザ・ヒッチハイカー」(エロスホラーで好き)が見たい。

あとブックオフでLDを探っていましたが、確かに「ゴーストハンターズ」良いですよね(ジャケの状態良し)私的には「ショートサーキット2」が良かった!というか見たい!

あふれんばかりの映画愛を語り続ける坪井さん。止まらず。鮫映画からピアーズブロスナンから語る語る。「ライブワイヤー」が見たくなってきた。支配人仲間の方も「マネキン2良いよ」に私も「レアだ」と思った。

ビデオの部屋には7000本。洋画ばかりじゃなく日本映画も沢山あった。
俺の部屋にもあるけどね、本数少ないけど。まあコレクターあるあるだよなあ。ツィッターにも沢山いる。お仲間がいる。

シネマスコーレの発端が日本アンダーグラウンドポルノの巨匠、若松孝二監督だった事に驚いた。Wikiったら当初新宿から名古屋になったとのこと。

支配人さんもいらっしゃって、支配人さんは海外映画を買いつけていた。なかでもビックリしたのがエドワードヤンを来日させていたんでしょうかね!写真があって隣に「女優!ルビーモレノ」に思わず大爆笑、時代を感じた。エドワードヤンをたぐるあたしがはやい凄い!

映画の趣味が違うと支配人!なんかこれはシネウインドもそうかもと思いました、、、余計お世話。

他坪井さんの日常をご紹介。授業、シネコン(キラキラ映画(邦画の青春映画)を見に行かれていた。もうそこまでの映画耐性がかい。)がよい、映画イベント、トークイベント、ご家庭まで。とにかく映画館革命の為に見せる見せる!
C級映画まで愛せないのでその部分は負けたとおもた。


ナレーション竹中直人の名調子にのせて。

松江監督、井口監督、カンパニー松尾監督、白石晃司監督と口々に坪井さんの情熱にほだされているかのよう。



絶叫上映は、凄い盛り上がり。まさかトシオくんのコスプレしていたので爆笑!!どう見ても徹頭徹尾映画愛は伝わった。シネマスコーレに行きたくなりました。

増村監督の映画祭やら平野監督の伝説の「青春100キロ」のポスターも張ってありましたかね。素晴らしいプログラム上映!!!

坪井さんの「映画館革命」いや純粋な映画愛に触れたドキュメンタリーでした。




さて
シネマスコーレに坪井映画館監督あり名古屋にて

ぜひ!

追記
その後のトークイベントでも映画から飛び出したまんまの坪井さんが白石監督に「喋り続けます、」とご指摘あってからずーっとスタンダップコメディアンばりに白石監督作品愛と本作の解説をされてお腹一杯になりました。坪井さん沈黙が嫌いなんですか?と思わせるくらいに喋る喋る!!!
2年で体がボロボロとのこと、、。3刷めのパンフレット解説をされておりました。

ジョンウー監督「ミッションインポッシブル2」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

星4、0 ジョンウーの炎のミッションインポッシブル続編



2000年作品
脚本ロバートタウン。
監督ジョンウー。



見たことあるけど忘却したのでもう1回見てみようの心境だから見てみたあ。

です、。今回はテレビ作品「スパイ大作戦」シリーズリメイクの第2弾「ミッションインポッシブル」(以下「MI」と記す)の続編だ。
今やライフワークアクションエンタメとして絶賛製作中のトムクルーズ。

「フォールアウト」の公開時にしこしこ過去作品をブルーレイで集めた中の続編。

本作劇場鑑賞、パンフレット購入した思い出の作品。大ヒットし、見たのは暑い夏だった記憶。

確かアクションとベタベタした展開とバイクアクション、冒頭宙ぶらりんを見てスタローンの「クリフハンガー」を思い出した。

ユニバーサルブルーレイ鑑賞棚から1枚掴み見た。



いやあ評価シリーズ中1番低いのは、まあ、わかるけど、嫌いじゃないよなあ。

だって好きなジョンウーだからね。そこに乗れる反れるかだ。

音楽が冒頭クレジットで見てビックリ!

音楽ハンスジマー!!!嘘!と思った。「バットマン」のハンスジマーでなかなか良かったあ。ギターが唸ってた。

物語はトムクルーズことイーサンハントがブルガリ宝石を盗もうとするヒロイン、タンディニュートン。タンディと恋バナを伴い、冒頭から謎博士のゴニョゴニョ文言をもとに開発薬を取り返す系のお話。

トムクルーズは今回「ロマンス」と言ってたが、確かにシリーズ中一番のべったら展開。

下手したらジョンウーがトムクルーズで撮る新作映画にも見えなくもない。
いや完全にジョンウーの映画だ。

瞳と瞳の見つめ合い
鳩が飛ぶやたらとぶ
炎が舞う
銃を撃つ飛びながら撃つ
銃を撃ち合う腕を交差させる
スローモーション多用
スロースロースロー

ジョンウーの映画魂が冒頭から炸裂。

スパイのやり合いなんて二の次でとにかくジョンウーカッツ満載。

トムクルーズのやりたい放題もより迫力を増して冒頭クレジットのヒヤリとさせるロッククライミングをとくとご覧ください。専門のクライマーの方を雇い直接指導のガチンコぶり。
さすがのジョンウーも見てらんないよ!と命綱無しのスタントに冷や冷やものだったらしい。

他カーアクション、バイクスタントもほぼトムクルーズのアクションとのこと。トムクルーズは小さい頃から高い所が好きとは、特典映像で述べていた。

やらなくて良いのにやる

これがわりとこのMIシリーズの鍵になっている。

特にマッカリー脚本、監督になってからはかなりジャッキー化したスタントを魅せている。もうそのスタントぶりは、かなり本当にジャッキー化してます、ガチンコで。「ゴーストプロトコル」からはその傾向強し。

何気にボスは、アンソニー・ホプキンスだし。何度も言うが、音楽ハンスジマーだし。

なんでシリーズ中本作評価低めなんだが、改めて見るとこれはこれで面白かった。ジョンウーと組んで思い切ったアクションをしたい感じもトムクルーズの中に絶対あった気がします。
前は基本のブライアンデパルマのリメイクなんで。

なんでシリーズ中、本作評価低めなんだが、改めて見るとこれはこれで面白かった。ジョンウーと組んで思い切ったアクションをしたい感じもトムクルーズの中に絶対あった気がします。




さて
ジョンウーの炎のミッションインポッシブル
鳩が舞う
ジャンプして撃て
イーサンバイクで飛べ
石から石へ飛べ

ぜひ!ご覧ください!

白石晃士監督「恋のクレージーロード」

$
0
0

イメージ 1

星3、9 白石監督の狂った恋バス、野獣ナチュラルボーンいけにえ





白石晃士監督、脚本。



日本映画におけるPOV系ホラーを地味地道に撮り続けるお気に入り監督、白石晃士監督。白石監督鑑賞おさらい。



「あなたの知らない世界」的ドキュメンタリー心霊番組風「ノロイ」

白石監督の「ホステル」的猟奇手術ホラー「グロテスク」

モキュメンタリーをオカルトイズムに置き換えドキュメンタリークルーは、西へ東へ知られない傑作「オカルト」

俺宇野は、これからカメラ前でチョメチョメと犯罪します「超・悪人」

私がひそかに好きな白石監督のアイドル殺傷バトルロワイヤル。こちらも宇野祥平がホストを努めている「ネ申アイドル総選挙バトルロワイヤル」


日本初の4DX専用ホラー映画、実は素晴らしき偉業。さながら白石版マーダーライドショー「ボクソールワイドショー」

アンダーグラウンドから今やメジャー進出し、メジャーからアンダーグラウンドまでまたにかけホラー、スリラー映画を作り続ける映画監督だ!

そんな白石監督がわが新潟に来る!とのこと。そんなの俺しか喜ばないだろうの如くわが新潟ミニシアター
、シネウインドにて開催されたイベントで上映された本作。全く知識皆無状態で鑑賞しました。イベント名「白石晃士と坪井篤史(名古屋シネマスコーレ副支配人)の映画狂人ロード・新潟編」



映画Tシャツ着た方がいらっしゃったのでファンの方がいらっしゃったんですね。


さながら白石晃士の「狂った野獣ナチュラルボーン悪魔のいけにえ」のようなバスホラー短編でしたあ。

言われるまで気づかなかった狂気宇野さんは、行ききってる狂人でした。涙溢れて素晴らし過ぎるがなりたて必見!

バスに展開するとおりゃんせ犯罪もの。
新たな白石監督の青春映画にも発展しそう。

とある道、走るバスあり。そこに乗車するカップルあり。そのカップルに確かに潜んだ狂いを秘めてた田中俊介。舌打ち素晴らしいマイナスガール芦那すみれ。そこに荒くれた宇野祥平がバスにのる。さて恋のクレージーロードのはじまりはじまり。

後味も夕陽の素晴らしいオレンジに照らされ、先が見たくなる所で終了。

シネマスコーレの坪井さんからの推薦にて白石監督があて書き。坪井さんが大推奨しているアイドルさんらしい。坪井さんがマネージャー化しているほどお気に入りらしい。坪井さんのテレビ共演がきっかけらしい。

トークイベントでは、本作の製作やら、成り立ちまでとまらない坪井トークで、白石監督はほぼあいの手。

確かに名古屋発の短編なんだなあと。白石監督の殺戮青春もの見てみたい。



さて
白石監督の恋クレバス
狂った野獣のナチュラルボーンいけにえ

ぜひご覧ください!

アンソニールッソ、ジョールッソ監督「アベンジャーズインフィニティウォー」

$
0
0

イメージ 1

星4、3 サノス対アベンジャーズの巻





製作マーベルスタジオ。
原作スタンリー、ジャックマンカービー。
脚本スティーヴンマクフィーリー、クリストファーマルクス。
アンソニールッソ、ジョールッソ監督




アメリカンヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」シリーズ。
最初の「アベンジャーズ」は劇場でなんとか体感した。「アイアンマン」とか「マィティーソー」「ハルク」まで見て「アベンジャーズ」に望んだが最後。

あとは挫折の次々出される「アベンジャーズ」単体キャラピン映画は軒並みスルーしてきた。

が、2019年春ツィッター上に上がる快挙記事。最終作品「アベンジャーズエンドオブザゲーム」の軒並みのうなぎ登り興業収入。うちの兄貴も面白かったと太鼓判。

ちょっと調べて「インフィニティウォー」から予習してみようとルッソ監督の本作鑑賞してみた。



うわあ面白かった。これ劇場で見てお預けくらうのなかなかなポカーンになるよねえ。

ラスト付近のワガンダ大運動会は、テンションあがるでしょう。

個々のキャラクターも判るの判らないのいるが、それでも面白かったなあ。

群ぬいた「ガーディアンズオブギャラクシー」チームのマイペースネタが優勢してオモロい。
んで、ルッソ監督の完璧たるカット変わり際の

「ひと言ネタ・ひと言ジョーク」で場面がバンバン切り終わりする手法に休息笑い。

しながらさながら宇宙惑星をまたにかけ完全なオムニバスぶつ切り乱闘映画になっていました。

いやあ心配したかたぐるしさ(正義について喧嘩するとか、リーダー覇権争い)とか皆無だったんでほぼ全編死に際バトルロワイヤルみたいな映画でエンタメしっぽり映画になっていて良かったなあ。

それは間違いなく本作、悪役たる「サノス」のおかげでしょうね。
 ジョシュブローリンのふとぶてしい、かつ悲しみめいた感じが抜群のゴリラ岩石キャラ「サノス」に宿っていて良かったです。監督も「サノスのダースベーダー化」を狙ったとかで誠に良かった。オリバー・ストーンのもとで「ブッシュ」とか演じてたのが身になりましたよね、きっと。

ルビーというか「石」が欲しいみたいかノリを見て、間違いなく「ドラゴンボール」を思い出した感じだけど、原作もそうなんかな?!あの石さえ手にはいればで、みなさん所持品としてある方ない方、体に埋め込まれた方と様々。

私のお気に入りキャラは、ガーディアンズ組のゲームソフトばっかしてるあの泥人形ペーパードールこと「木」こと「グルート」でしした。だって出演いる?ってほどの脇で大人しい笑いを誘う。あのゲームなんでしょうね?任天堂かな?!

「アイアンマン」のロバートダウニージュニアなくして「アベンジャーズ」のいちいち「面白」会話をするくだりは、このダウニーの功績大だよなあ。

あの敵キャラの貧素なやつも良かったですね。

以下ひと言キャラ感
アイアンマン女房、グイネスバルトロー。妻感サポート半端ない。

ドンチードルも安定の博士感です。ドンも本シリーズに出てマイルスの映画監督とか出来たのかな?こちらも見てみたい。

ハルクことマークラファロの変身したーいのネタは、面白かった。次作では変身出来ることを願う

スカーレット・ヨハンソン!なんか!ちょっと年齢重ねました?!顔つきがね。何回か婚礼重ねたのは判ってたけど。強いけど。

相変わらずの「ゴールデンハンマー」状態のマイティソーのハンマーないのにみたいな感じ。勿論冒頭の前ふりもなかなかな前ふり。片目の取り戻しも笑っちゃった。

多分理由あると思うがキャプテンアメリカの盾が無いので残念やった。あのヒューンとしたの期待してた。

あとこちらも判らなかったポールベタニーの赤飯マンことベタニーカップルのくだり。ていうか「アイアンマン」シリーズ出演してたのも忘れてた。「3」まで見てるけど。ポールベタニーのサイボーグ感の満載演技良いですよね、ジェニファーコネリーが家にいるからなおのこと嫉妬対象。

あとこちらもドラゴンボールATフィールド感満載のストレンジ医師ことベネディクトカンバーバッチ。カメハメハフィールド満載で格好良いじゃないっすかー。相棒もアジア系でびっくり。単品作品の評判が著しく悪いのがなんか気になるが、本作一番のカッコまんに見えた。

ブラックパンサーチームのアフリカ感が連帯感半端ない。

アンソニーマッキーが空を飛びまくっているので笑えた。アンソニーはスパイクリーの「セレブの種」で見て以来。


いやあ素晴らしいラストの風景!劇場に行ってラスト確かめて来まーす。サノスのサイゴ。



さて
サノス対アベンジャーズの巻

ヒーロー物好きな方は必ず楽しめるハリウッド娯楽大作!
ぜひ!
Viewing all 663 articles
Browse latest View live