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タランティーノ脚本のトゥルロマ
製作ワインスタイン兄弟ほか。脚本クェンティンタランティーノ。監督トニースコット。
棚から一掴みシリーズ。自分のDVD棚コレクションから掴み鑑賞するシリーズ。好きな映画シリーズ。
ビデオ屋バイトから脚本を売って金を稼ぎ、念願の処女作「レザボアドッグス」は、俳優ハーベイカーテイルの協力サポートにより一気にビデオ屋店員から監督に登りつめた、映画ギーグビデオ番長、クェンティンタランティーノ監督。
今や「ジャンゴ」で多ジャンルキリングムービー作家として着実にキャリアを重ね、アカデミー脚本賞ノミネートもウディアレン同様にノミネート常連になりつつあるタラチャンです。
同時代で見つめてきたお気に入り映画監督であります。
そんなタランティーノの脚本売却時代の下積み期の作品。
本作と出来に不満タラタラだった、オリバーストーン監督タランティーノ脚本「ナチュラルボーンキラー」と売却脚本をしてデビューのきっかけを探っていたタランティーノ。
本作の出来には大満足。元々トニスコを高評価していたタランティーノであります。同じくトニスコ監督の戦艦物「クリムゾンタイト」の脚本リライトも協力しています。
劇場鑑賞、パンフレット購入した素晴らしい思い出。
DVDもなかなかのレア物。中古屋でやっと探して購入した東芝発売DVDのレアDVD。レビューの為再見しました。
いやぁ本作すごいのは、タランティーノの映画に見える出来だ という事ですよね。
トニースコット監督のスピード感や疾走感を消して、タランティーノの脚本の良さを映像に馴染ませている素晴らしさがありますね。
さながらタランティーノキャラクターがオンパレードで出演するトゥルロマ。
タランティーノが本作監督したと思ってる方も結構いるんじゃないのかな?
それほどタランティーノの色が素晴らしく出た映画になっています。
出演の「今やどこ行った?」
クリスチャンスレーターの
漫画本屋勤務。
ソニー千葉主演、小沢監督「殺人拳」アメリカタイトル「ストリートファイター」シリーズが大好きなクラレンス。
見た目のイケイケ姿にやられお気に入り女優になった元ニコラスケイジ奥様、パトリシアアークェット。
この二人のキャラクターが素晴らしいですね。
クラレンスはさながらタランティーノの分身のようです。
漫画好き(「スパイダーマン」)
エルビィス好き。タランティーノが俳優で出演したテレビシリーズでは、エルビィスの物真似をする役で出演した事あるタランティーノです。
映画好き。
ハワードホークス監督の「リオブラボー」
崇拝するセルジオレオーネ監督「続荒野の用心棒」
チミノいえばこれ。マイケルチミノ監督「ディアハンター」
が、好きってタランティーノ公言作品です。)
本作と「ナチュラルボーンキラー」も共に男女犯罪物語であります。
犯罪しながら、ラブストーリーが深まり、ヤバい状況になっていく形式の物語であります。
アルトマンの「ボウイ&キーチ」
アーサーペンの「俺たちに明日はない」
テレンスマリック「地獄の逃避行」
フリッツラングの「」
系統のお話であります。
ボーイミーツガールに犯罪が絡む物語。
タランティーノは、脚本化にあたりゴダールの「勝手にしやがれ」やリチャードギア出演のB級ラブ犯罪物「ラブレイス」など参考にしたとの事をタランティーノ本で言及されておりました。
本作は、さながらタランティーノの理想的な恋愛クリミナルランデブーのようで私は大好きな作品であります。
劇中ジョンウーの「狼、新男たちの晩歌」が写り、パトリシアアークェット「ウォーチョー」と中国語らしき言語を可愛く喋ってます。
本作は、主役以外のスペシャルなゲストもタランティーノらしい余計すぎるキャラクター紹介的なお話し、エピソード披露が見られております。
サブキャラクターの充分すぎるおしゃべりであります。
タランティーノ映画では、恒例の独演会のようなスタイルですね。
本作では、
デニスホッパーのクラレンスの父親
ギャングボスのクリストファーウォーケン
ちらっと出演のドレッドヘアーの凶暴プッシャー、ゲーリーオールドマン
殆どだらしがないブラッドピッド。ブラピは、のち満足しないのか「イングロリアスバスターズ」まで出演していきます。
またクリスペンの凶暴デカぶりも処女作「レザボアドッグス」に引き継がれていきます。
主役だけじゃない、それぞれがそれぞれに無駄に遠慮なしに長いエピソードを盛り込んでいる。それをしっかりデレクションしているトニスコが素晴らしいと思います。
恋と運びとお金をかけた真のロマンス、トゥルーロマンス
見直してやっぱり好きな作品だと思い直しましたね。
さて
タランティーノ脚本
トニスコ監督が描く
映画館からはじまる真の殺しのロマンス
タランティーノのファンは、マスト!
未見の方は!ぜひ!
追伸
しかし「ナチュラルボーンキラー」は、なぜあんなに
イケてないのか?
オリバーストーンの映像感覚の乏しさが浮き立ちます。
脚本家同じなのに監督違うとこうも違うかという良い例ですね。
「ナチュラルボーンキラー」は、劇場でかなりもたつく映画だなぁと鬱陶しくなった記憶があります。
キャラクターは凶暴なのにね。
やはり映画は脚本と監督のものです。