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マイケルムーア監督「華氏119」

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星4、3
マイケルムーア対ドナルドトランプ対アメリカ



a DOG EAT DOG FILMS プロダクション提供  
出演、監督マイケルムーア。



アメリカドキュメンタリー界の今や第一線監督、マイケルムーア。

ムーア家族が勤めた、見た考えた車会社ドキュメント、初期自己言及ドキュメンタリー「ロジャー&ミー」

一躍カンヌを揺るがした。銃乱射の若人から考え、問い詰めに行く劇場鑑賞「ボーリングフォーコロンバイン」

カンヌ映画祭ついにパルムドール受賞。ジョージブッシュを徹底的多角的にニュースソースコラージュしアメリカを捉えた劇場鑑賞「華氏911」

日本人にも見て欲しい、いかにアメリカは福祉を渋るかわかるマイケルムーアのアメリカ福祉、レイシズムすら感じる意外にド傑作な「シッコ」

アメリカいやムーアの考える「資本論」経済主義を説き、アメリカの経済的現状をドキュメントする「キャピタリズム マネーは踊る」

マイケルムーア原点回帰のような突撃取材とムーアならこうする、いや世界の福利厚生見て見たらびっくりした、こちらも傑作の「マイケルムーアの侵略のススメ」(邦題ドイヒー)

ほぼ全作品見てます。

ムーア最新作は、

「華氏119」ん?

これ前あったタイト文字った?

イラストは明らかにドナルドトランプ大統領選挙とムーアのイラスト。

限定上映急いでデイタイム見てきましたあ!



まず、本作内容うんぬんかんぬんは、置いといて休息。

直感的にマイケルムーアの最高傑作またまた出たあ!とも思ったし、テイストは前作「華氏911」のノリ。トランプ政権をドキュメントするマイケルコラージュ映画だ。

私が引っかかったのはひとつ。

これ

形や形状内状実状、フェイズや経済事情、国民性違うけどお

「日本」じゃないの!これ!今でしょ!の現状じゃないのお

ってみながら逆にホラーを感じましたよねえ。見終えた後「こーわい」って何度か叫んでました。日本だからこれね。もしかして数年後の未来じゃねーのと思うと愕然としてきましたね。本作のラスト付近なんか見ると涙ぐましいんですが、

トランプを誰かに例える
日本の誰かがその人間に見えてきます。

「政」の皆様!真剣誠実に見つめ行動して欲しい

が私の政治メッセージとするならば、本作の恐怖は華氏119の火は、透けて日本に見えた人が俺

という感想を記す。

いやあこわいこわい、まんじゅう、まつりごとこわい。



さて、ややそれた後説感想だが、

本作はマイケルムーアが描くドナルドトランプ大統領誕生背景とアメリカ政権批判ととある州の腐敗をドキュメントするムーアの映像コラージュ。

やはりマイケルムーアは、過激なドキュメンタリストに見えますが、

私は極めてきちっとした
「福祉を政治」に求めるドキュメンタリー表現者に見えてきました。かやり真っ当な主張。本作の

「水」

を巡る動きもそう。爆笑ポイントカードありますが。民営化とか言ってる我が国の将来ありうる姿かもね。だからホラーなんですよね。

びっくりしたのが、トランプ大統領前にマイケルムーアと対談していた事!!

映画のジョークはしっかり時たちアメリカンドリームして映画になっています。

アメリカのドリームはもはや崩れさり
過去の大統領も軒並みこきおろすマイケルムーア。
オバマのエピソードに私も愕然と閉口してしまいました。

ラストの若者達を見ると、日本もネオ学生運動でも起こらんかなあと思っちゃいますが、、、。
素晴らしい演説に涙ぐみました。

なかなかの傑作でした!



さて
マイケルムーアが描く
ドナルドトランプ政権
華氏119に火がつき
その火は日本に着火燃焼中

マイケルムーア対ドナルドトランプ

マイケルムーアファンの方はぜひ!どうぞ!素晴らしいです。


追伸
当たり前なんですが、二時間前後でアメリカがわかった気にさせるムーア映画最高だす!

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