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アレハンドロホドロフスキー監督「エンドレスポエトリー」

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星4、5 
アレハンドロの詩的続ける男青春編



「アレハンドロホドロフスキー「エンドレスポエトリー」見たあ」どーもキューブYouTube喋り
https://youtu.be/MpVFTGhVOVk
10分ほどうだうだ喋ってます、ご了承ください(ペコリ)



フランス、チリ、日本作品。
撮影クリストファードイル。
製作浅井隆ほか多数(クラウドファウンティング)。
脚本監督アレハンドロホドロフスキー。



世界的カルト作家であり、今もなお最新作をようやく製作したスペインの監督、
アレハンドロホドロフスキー監督。

若き日にビデオ屋で探し回った思い出の作品、にっかつビデオの2本。

はじめは深夜テレビのリバイバル放映の情報。
見たのはわりと最近、しょこたんの映画秘宝記事から出会う。即DVD購入。あの山の人達の聖なる人生錬金術、不可思議、カルト、血飛沫、セックス、殺し哲学的にも見える最高傑作「ホーリーマウンテン」にっかつビデオのシネロッポニカレーベルだった気がする。見たのキングレコードDVDだけど。

砂漠をかける不思議かつ詩的もぐら西部劇「エルトポ」

サーカス団の真っ赤な殺意と家族と「サンタサグレア」

そして時たち出来上がったホドロフスキーの子供時代、それは父権と暴力と詩的幻想にまみれた家族「リアリティのダンス」

と見てきました。

1週間レンタルで鑑賞しました。



いやあ劇場行けばよかったなあやっぱり後悔。すぐ終了が多いのよねえ。

まず完全に「リアリティのダンス」の続編なんで、これ見てないと世界観が続いてるのでわけわからないと思いますので、ご注意。

なんでいきなりオペラ口調で大きな母さん?なんて思っちゃいます。

まあ「オペラ口調」自体に疑問呈しはご勘弁ください。それがホドロフスキー映画だの認識でひとつ。

もう完全これ!アレハンドロホドロフスキーの青春記なんだ!

前作よりもより軽やかになって青年アレハンドロの映画芸術に出会う前の青春時代みたいでとっても面白かった。

「詩」を言うと同性愛者

とののしられ、言い寄られる感じが正直な自己言及のようで素晴らしい!ちゃんと断るくだりも入れていてかついやいや人間だろ、芸術ここにあるだろ、仲間は仲間だよ!みたいな大いなるホドロフスキー魂がしっかり描かれていて嬉しかったなあ。このホドロフスキーの根底の愛情ってやっぱり残酷描写と矛盾させつつ同次元で描くのを基本としてますよね。

どの作品もそう!自分の映画しか撮れない監督ですよね(他デヴィッドリンチ、フェリーニ、ウディアレン、ゴダール、トリュホー等々)

まあ色使い素晴らしいと思ったら、カメラマン

クリストファードイル

じゃんかアアアア!とチラシ見て驚いた。素晴らしい仕事でしたねえ!パレードのシーンの赤と黒、バーの灰色、まあまあ見所全て!クリストファードイルファン必見!往年ウォンカーワイのスロー残像とかは皆無ですご了承ください。

88才にして
正直な自分の若い頃をこんなにもホドロフスキーなりのわかりやすさで
表現したのが嬉しかったですねえ。

こんなにして
仲間を集めて
詩を読んで騒ぎまくり
色んな人達に恋して破れ
表現に正直
常識破壊
モラルハザード
アンチモラル
公序良俗悪俗低俗下劣非道の中の宝石

その喧騒の中によくよくは映画製作が視野には入っていくんだなあと思っちゃいます。

仲間の中にいつも大男の肩に担がれて一心同体の女性が出てくるんですが、なんか辛そうに見える時あり(笑)

ホドロフスキー自身もバンバン出て自ら自分を鼓舞し、励まし、後悔し手を添えていくスタイル。とあるシーンで涙が溢れてきました。

正直リアリティのダンスよりもこちらの方が伸び伸びしていて好きでした。

インタビュー見終えた後探ると六部作だとか?!いやあ大丈夫かな?!と思いつつホドロフスキーの青春を終わりなき詩的シネマトグラフに見たきがした。恐怖父から羽ばたき後悔の黒い骸骨を抱きながら映画製作に表現活動していったかと思いました。



さて
アレハンドロホドロフスキーが魅せる
ホドロフスキーの青春期

止まらない詩
止まらない情熱と恋

ホドロフスキーファンのみ!
前作見たかたのみどうぞ!
いきらなり本作だとまあわかりますが、ムムム度高いかもしれません。

いちお2018年劇場洋画ベストスリーにランクイン!!!です!

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