星3、9 ダニーボイルのトレインスポッティングその後
原作ジョンホッジ。
製作監督ダニーボイル。
90年代もはやファッションアイコンとしても流通した「トレインスポッティング」(1996年)
イギリス社会を若者薬中毒仲間よりみつめる青春映画。劇場で見て、このTシャツ着た若者がふらついていたっけ。90年代ミニシアターの火付け映画の起爆青春映画でもありました。
ウォンカーワイ「恋する惑星」(1994年)やタランティーノ「パルプフィクション」(1994年)と共にザ90年代フェノミノンだ。
「トレスポ」を見て勿論影響受けた。お気に入り監督になったダニーボイル。当時はその周辺作品前監督作「シャローグレイブ」(地味な若者殺意サスペンスだった気がする、コロンビアビデオで見たなあ。)がのち公開されたり、ユアンとの再タッグを組んだ「普通じゃない」(未見、本作もなんか揉めたんだっけ。なんで見てない。)やダニーが揉めた噂のデカプー主演「ザビーチ」(未見、揉めた作品大抵駄目説のため)とか公開後ニュースになってました。
ユアンマクレガーがブッチギリの売れ方をしてルーカスの「スターウォーズ」続編に出たりでした。
ダニーボイルは、アカデミー監督賞受賞、オリンピック演出まで登り詰め過ぎ。ダニーは、あたり、並々な作品と揺れが激しいがジャンルレスを本当果敢に挑む映画監督だ。だから好きだ。
で、
2017年、なんと続編出来た!とのこと!ダニーボイル「127時間」(ブルーレイ所持)「スティーブジョブズ」(共に大好きな作品)で儲けたのかな!ていうか、なんでトレスポ通過者に感ずる
「今更、いまさら」。
公開はじまると地方の私の地区はスルー!「エッ!」と思い、時期あけてくるろうと構えるといやいや「トレインスポッティング2」(以下《T2》と表記する)DVDスルー発売に。
「うっそお!なんで!いまさらだけど、みたいのにぃ。」
という謎の沈黙スルー。だが物事には理由ありき。
前作を所持DVDで予習鑑賞しつつ、超おもろいと発見しつつ、ソニーピクチャーDVD準新作レンタルしました。
なーるほどねえ。これはね、シネコンじゃかけらんないわなあ。
なお、「トレインスポッティング」見てないと、なかなかついていけません。いきなりコレ見ても駄目だと思います、ご注意ください。
まあ、もうね。ぶっちゃけ!「トレインスポッティング」その後、後日談してかわしあう、揉め会い、同窓会的ダニーボイル風味緩い加齢版
ってな感じ、どんなまとめだよ。だけど良かったことには変わりない。
それ以上以下でもない。ごじつ俳優達あのやんちゃな場所に集まり
あのクソなイギリスで年とりました、その精算と背景をおみせしましょうという
T2でしたあ!はいおわり。
てな感じ。
見せ場は、なんといっても
4人の加齢なのだ!いやあ感慨深いよなあ。
まず、やっぱり
スパットでしょ!必見。本作のある意味の主人公。あの純朴薬中クラックヘッドなスパッド。
レビューにもあったが、悪意のある頭髪上部カメラワークを撮り加齢老をたきつけるスパットことユエンブレムナー必見。皺が良い皺なのよねえ。本作では、スパッドの再生も描かれていたような気がした、唯一の家族持ちスパッド。彼女さんも見て年とってたよね。
スパッド役ユエンは、舞台版の主役マークだった方なんです。それもびっくり、「T1」の音声解説で知った。
そしてその男、瓶投げ、凶暴につきのロバートカーライルことベグビーのマッチョムショ男、必見。本作の落ちであり、トラブルメイカーであり、ある意味本作ベグビー退治なT2でもある。なんかね家族の描写は、いらなかったなかあ、個人的に思ったがね。ベグビーなら息子殴ってそうでしょ、そこらへん律儀にしてたんでなんか肩すかしだったなあ。落ち必見で、落ち好きだった。
ユアンの友、シックボーイことジョニーリーミラー。変わらずの策士とラブを展開し、T2をひっぱる。軟化調べてびっくりしたんだが、このシックボーイさん、あの「007」シリーズの「M」役・バーナードリーの孫でした。だ、か、ら、「トレスポ」で「007」ウンチクを語れたのかもしれません。知らなかったわあ。まあショーンコネリーボンドを風刺揶揄してたんだけど、そんか裏があったのねえ。変わらずの風俗社会にいるシックボーイ、ユアンとの出会いのシーンがとっても良かった。
ちなみに
レビューにも指摘あったが、劇中シンゴジラのような音楽が流れますが、それは「007」からのジョンバリーの音楽引用だと思われる。私もショーンコネリーボンド愛好派閥所属だ。
そしてすっかり丸くなったユアンマクレガー。良くも悪くもユアンだよね。あのマークが
すっかり、めっきり普通にみえる
これがね本作の肝だよね。だってさあ、前作予習したらさあ、
あの薬、病的顔の白さ、痩せた感がトレスポのリアル
で全てな訳で。
それがね「T2」でね、普通にユアンマクレガーですって出る
という所ですよねえ。まあみなその後を演じてるわけですよね、はい、おわり。てな感じ。
で、所々前作フィルムを差し挟んだり、ギミカルな階段表示や超はやいダニーボイルカッツ顕在のサービス満載。
音楽も今チョイスなんでしょうかね。
4人のそれから、トレスポそれから、
あれから20年!が展開されておりましたあ。
トレスポが爆ヒットしたんで、20年エディションで製作が許されたのかもと邪推したりして。
だけど音声解説聞きたいなあ。廉価発売お願いします!
それぞれのイギリス
それぞれの年寄り、加齢
マジムカつく英国の青春は、また花咲き、閉じていきます。もう続編は無いでしょう(冒頭がそうでしょってことで。冒頭がユアンでしょあれも好き、あっけなくて。)
ダニーボイルだけど単なる続編だけども、
年をとった俳優をしっかり魅せに魅せて
渋くて苦い同窓会にした味わいを私は楽しみました!
さて
ダニーボイルのトレインスポッティングその後
トレスポファンのみどうぞ
原作ジョンホッジ。
製作監督ダニーボイル。
90年代もはやファッションアイコンとしても流通した「トレインスポッティング」(1996年)
イギリス社会を若者薬中毒仲間よりみつめる青春映画。劇場で見て、このTシャツ着た若者がふらついていたっけ。90年代ミニシアターの火付け映画の起爆青春映画でもありました。
ウォンカーワイ「恋する惑星」(1994年)やタランティーノ「パルプフィクション」(1994年)と共にザ90年代フェノミノンだ。
「トレスポ」を見て勿論影響受けた。お気に入り監督になったダニーボイル。当時はその周辺作品前監督作「シャローグレイブ」(地味な若者殺意サスペンスだった気がする、コロンビアビデオで見たなあ。)がのち公開されたり、ユアンとの再タッグを組んだ「普通じゃない」(未見、本作もなんか揉めたんだっけ。なんで見てない。)やダニーが揉めた噂のデカプー主演「ザビーチ」(未見、揉めた作品大抵駄目説のため)とか公開後ニュースになってました。
ユアンマクレガーがブッチギリの売れ方をしてルーカスの「スターウォーズ」続編に出たりでした。
ダニーボイルは、アカデミー監督賞受賞、オリンピック演出まで登り詰め過ぎ。ダニーは、あたり、並々な作品と揺れが激しいがジャンルレスを本当果敢に挑む映画監督だ。だから好きだ。
で、
2017年、なんと続編出来た!とのこと!ダニーボイル「127時間」(ブルーレイ所持)「スティーブジョブズ」(共に大好きな作品)で儲けたのかな!ていうか、なんでトレスポ通過者に感ずる
「今更、いまさら」。
公開はじまると地方の私の地区はスルー!「エッ!」と思い、時期あけてくるろうと構えるといやいや「トレインスポッティング2」(以下《T2》と表記する)DVDスルー発売に。
「うっそお!なんで!いまさらだけど、みたいのにぃ。」
という謎の沈黙スルー。だが物事には理由ありき。
前作を所持DVDで予習鑑賞しつつ、超おもろいと発見しつつ、ソニーピクチャーDVD準新作レンタルしました。
なーるほどねえ。これはね、シネコンじゃかけらんないわなあ。
なお、「トレインスポッティング」見てないと、なかなかついていけません。いきなりコレ見ても駄目だと思います、ご注意ください。
まあ、もうね。ぶっちゃけ!「トレインスポッティング」その後、後日談してかわしあう、揉め会い、同窓会的ダニーボイル風味緩い加齢版
ってな感じ、どんなまとめだよ。だけど良かったことには変わりない。
それ以上以下でもない。ごじつ俳優達あのやんちゃな場所に集まり
あのクソなイギリスで年とりました、その精算と背景をおみせしましょうという
T2でしたあ!はいおわり。
てな感じ。
見せ場は、なんといっても
4人の加齢なのだ!いやあ感慨深いよなあ。
まず、やっぱり
スパットでしょ!必見。本作のある意味の主人公。あの純朴薬中クラックヘッドなスパッド。
レビューにもあったが、悪意のある頭髪上部カメラワークを撮り加齢老をたきつけるスパットことユエンブレムナー必見。皺が良い皺なのよねえ。本作では、スパッドの再生も描かれていたような気がした、唯一の家族持ちスパッド。彼女さんも見て年とってたよね。
スパッド役ユエンは、舞台版の主役マークだった方なんです。それもびっくり、「T1」の音声解説で知った。
そしてその男、瓶投げ、凶暴につきのロバートカーライルことベグビーのマッチョムショ男、必見。本作の落ちであり、トラブルメイカーであり、ある意味本作ベグビー退治なT2でもある。なんかね家族の描写は、いらなかったなかあ、個人的に思ったがね。ベグビーなら息子殴ってそうでしょ、そこらへん律儀にしてたんでなんか肩すかしだったなあ。落ち必見で、落ち好きだった。
ユアンの友、シックボーイことジョニーリーミラー。変わらずの策士とラブを展開し、T2をひっぱる。軟化調べてびっくりしたんだが、このシックボーイさん、あの「007」シリーズの「M」役・バーナードリーの孫でした。だ、か、ら、「トレスポ」で「007」ウンチクを語れたのかもしれません。知らなかったわあ。まあショーンコネリーボンドを風刺揶揄してたんだけど、そんか裏があったのねえ。変わらずの風俗社会にいるシックボーイ、ユアンとの出会いのシーンがとっても良かった。
ちなみに
レビューにも指摘あったが、劇中シンゴジラのような音楽が流れますが、それは「007」からのジョンバリーの音楽引用だと思われる。私もショーンコネリーボンド愛好派閥所属だ。
そしてすっかり丸くなったユアンマクレガー。良くも悪くもユアンだよね。あのマークが
すっかり、めっきり普通にみえる
これがね本作の肝だよね。だってさあ、前作予習したらさあ、
あの薬、病的顔の白さ、痩せた感がトレスポのリアル
で全てな訳で。
それがね「T2」でね、普通にユアンマクレガーですって出る
という所ですよねえ。まあみなその後を演じてるわけですよね、はい、おわり。てな感じ。
で、所々前作フィルムを差し挟んだり、ギミカルな階段表示や超はやいダニーボイルカッツ顕在のサービス満載。
音楽も今チョイスなんでしょうかね。
4人のそれから、トレスポそれから、
あれから20年!が展開されておりましたあ。
トレスポが爆ヒットしたんで、20年エディションで製作が許されたのかもと邪推したりして。
だけど音声解説聞きたいなあ。廉価発売お願いします!
それぞれのイギリス
それぞれの年寄り、加齢
マジムカつく英国の青春は、また花咲き、閉じていきます。もう続編は無いでしょう(冒頭がそうでしょってことで。冒頭がユアンでしょあれも好き、あっけなくて。)
ダニーボイルだけど単なる続編だけども、
年をとった俳優をしっかり魅せに魅せて
渋くて苦い同窓会にした味わいを私は楽しみました!
さて
ダニーボイルのトレインスポッティングその後
トレスポファンのみどうぞ