星4、3エドガーライトのカーアクミュージカリアクション、ベイビーの恋
ソニー
トライスターレーベル(トライスターの白馬さん久々見たわ。ソニーの穴をとおりぬけてたね(嬉)このレーベルで遊ぶ監督いちお好きな監督)
製作、脚本監督エドガーライト。
「映画秘宝」の鳴り物入り未公開作先行上映で知った「ホットファズ」(挫折)
レンタルでもなかなかの人気作、ゾンビコメディでもなかなかの出来「ショーンオブザデッド」(挫折)
脚本提供や制作、タランティーノグラインドハウス参加。
はじめてまともに借りてみた「スコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」(この邦題なんか長い。)
まあゲーム愛に満ちていて、米国版のプレステやらなんやらエドガー何時間やったの!ライトはんやりすぎっ!という過剰なゲーム愛とロープレを恋愛に混ぜ込むという誰が考えつくねんその重箱隅つつき!とおもわせるナンセンスに充ち満ちた好きな作品だった。ついてくのにびったんこなシンクロはなかったけどね。
なかなかおさらいすると見ていて諦め作品が多い、イギリス出身エドガーライト。
なんかスローを駆使した
底にはジャンル愛
だが軽くてふんわりユーモア感あり
ディープでソフトなWミーニング連発投入(これに常にニアリと出来るかが鍵)
タランティーノのようなフリーキーな感は無いが、こだわり過ぎて突き抜けた力強さみたいなんが、どこか欲しいなあと「スコットピルグリム」を見終えた時に思った。
同イギリスのこちらも苦手なガイリッチーとかぶりがち。こちらはユーモアがなんか肌合い違う。しつこいスローが特徴のフィルム作家、「スナッチ」以降全く未見拒否。だけど余計世話だけどマドンナとよく結婚離婚したなあ冷静に何度見てもあわなそうな2人だ、失礼。
そんなエドガーライトの新作。ツィッターを賑わす。
ベイビードライバーとザトライバー、あのウォルターヒルのド傑作にポスター似せてきた?!
高評価呟き連投。
ティジョイさんでやる。
じゃあらしくないけどドライブア ゴー
予告見ず、呟き締め出し見てきましたあ。
振り切れたドライブミュージカルだったなあ!
パンフ買っちゃったあ。
やりたい事を徹底的にやる
をやり遂げていて気持ちよかったなあ。2017年劇場鑑賞ベストスリー圏内やなあ。2017年、洋画後半戦かなり盛り返してきてる。
まずね、まず本作の良さは何か。
音楽と映像の一致尽くす
これですよ。
映像と音を一緒にする快楽。コレが1番難しいと昔チャップリンが言ってたなあ、だからこそチャップリンは音を全て作曲したんだけど、まあそれも凄すぎるがね。あとキンちゃんこと萩本欽一も言ってた、音と動作を一緒にするのはむつかしいってね。閑話休題。
本作はカーアクション、ガンアクションと楽曲とをやっぱりしつこいほどに一致させる快楽がある作品だ。
だからこそ 皆 サントラ欲しい!ってなるわけでしょ!こんな私でもディグりたくなっている始末。まあかなり英国らしい感じ。劇中歌で知ってたのテキーラとビーチボーイズぐらいだ。
あとエドガーライトの魅力、過剰たるWミーニン。
好きな楽曲、好きな映画のオマージュを散りばめたベイビーであったこと。
この歌につぐ歌の台詞の意味本意を親身に捉えられる方はなかなか少ないとはい思う。
ベイビーの歌なんちゃら
あの歌の歌詞が
クィーンのギターがどうのなんちゃら
まるでタランティーノ「レザボアドッグス」冒頭、タラちゃんがべらべらシャベルマドンナの歌の小話を本作は2時間強物語るテイストだ。
それに、ついていくか、いなかだ感性が。ここはデカいね。
音楽興味ないとガシャガシャ感半端ないかも。
映画ネタも
テレビから「ファイトクラブ」タイラーブラピが喋り、フィンチャー「セブン」、カイザーソゼ好きなエドガーが「ユージュアルサスペクト」からケヴィンスペーシーに当てたあのボス、ことドク(博士の意、通称バックトゥザのドクだ、クリストファーロイドだ)。あのふとごつな顔面必見。あの息子ガキンチョの冷静さに笑う。
ほかグットフェラズ?!ならぬピザ店に「タクシードライバー」的カッツ
冒頭クレジットは確実元ネタ発表をお面にこめたマイクマイヤーズ「オースティンパワーズ」のクレジットダンス
とかとか多数。だけど少な目かも。それより音楽ネタはち切れまくりだと思う、全然ついていけてないけど。
あの録音して紙でスクラッチするあの器具なに?欲しい。あの編集、あのはやいカット、あの音作りヤバすぎやろう。テープな所が嬉しいね、これ世代によってもう味わえない文化です。
失われた文化だよなあ。
カセット探すのが今大変だ。
ベイビーの里親とのふれ愛もちょっとジーンときた。スピーカーに手をおとす、ビートとベースをさわる。波動を感じる。音楽鑑賞はみなそうだが。
事態は深刻になって動く。はやく安心させてあげればいいのには、野暮私的な指摘。
主役のアンセルエルゴート23才のピチピチ感、顔に傷、心に傷を台詞無しに伝えるトラウマ回想。さり気ないほどに、適度に繰り返す。
耳に障害、理由たるへビィな音楽好きなベイビー(通称)ホントに若手ですが、冒頭の車パンパン叩きながら運転するのを見て「俺もやるやる」でシンクロする。
レビューに指摘あり私もそう思う「ツインピークス」メッチェンアミックにそっくりヒロイン(顔のパーツがふりふたっ)なリリージェームズ。ダイナーの制服がツイピーともろコスプレつながりで思いだした。こちらも次第に言ってるが「俺たちに明日はない」ボニー&クライドのごとくめきめき狂おしくラブクリミナルは進む。ラブの発祥がイヤホンの差し合いってハーレム展開だよなあ(羨望の嫉み)
ラスト前
走る展開も良かった。よろっと大盛すぎてお腹いっぱいらわ、を拒否するラン具合も心地よいプラグ入った。そしてしつこい中ボスは、まさかの「T2(ターミネーター2のロバートパトリック並の意)」ばりの強さで唖然とした。
やっぱりタトゥー入っても品が出まくる音楽大出身の
ジェイミーフォックスの嫌なタイミングと邪気のふっかけの素晴らしさ。悪さたりないくらいだ。品がいいのよやっぱりねこの方。
ジョンハムのジョーカノがサルマエハック似だったなあ。けどこの2人、出てきた瞬間にやがて即死感たる雰囲気を予測出来ちゃったのが少し残な念あり。
それはこの音映一致に牛丼満腹感出てくる中盤以降麻痺気味の舌にラストの予測到達想像が追いつく感あったのも残な念な感動ミュート減たるエドガーライト具合だが、
それにしてもラストハッピーエンドはいいなあ。
本作あんまり上映館増えないのは、多分この素直じゃ無い多義性にあると思う。まあエドガーライト、うちのシネコンなかなか上映されないもんね。それはひとえに
Wミーニングの明確な撃ちこみを
「知ってるの?」「いや知らない多数でしょう、じゃあ見送ります番組から」という流れかなと。
ガンミュージカルと感じのは、明らかに銃の撃ち出しと音楽のビートを重ねた快楽。あたる、倒れる音にあわさった感覚にぜーんぶ画面内に納めまくっている、必見。
なんで痛み重みはエドガーなライトで軽い訳。その辺を求めてる方も面白くない箇所なんかも。
とにかく
冒頭のウォーキングの壁紙、通り過ぎる通行人タイミング
コインランドリーのバックで回る洗濯物の赤、黄、青の配色具合
もうもうそりゃあ入念なリハーサルと仕込みとストーリーボードと分数を刻むタイミング、編集ぐあいは、素晴らしい!
そんじょそこらの編集でわない気がする。
エドガーライトのハリウッド一発目に重ねてきた作品とやりたい情熱がしっかり積み重なった青春感、青いませガキ感がたっぷり詰まった成功集大成感を感じてきた。夢中にちゃんと見れた。
だから見終えた後気になる
。あの曲なんだ?サントラほしい!パンフほしいにつながる。
ドライバーベイビーのラブは、遠く果てた音のむこうにやっと掴んだ青春の仮釈にある(キューン)
さて
エドガーライトのカーアクミュージカリアクション
ベイビーの恋
エドガーライトファンは、お祭りマスト視聴!
音楽ファン
カーアクファンもぜひ!
追記
全然簡で地味ですが、本作お気にな方、本作の指針作品。ウォルターヒル「ザドライバー」もわたしからオススメだ!イザベルアジャーニのカワユスとライアンの無口さをどうぞ!
ソニー
トライスターレーベル(トライスターの白馬さん久々見たわ。ソニーの穴をとおりぬけてたね(嬉)このレーベルで遊ぶ監督いちお好きな監督)
製作、脚本監督エドガーライト。
「映画秘宝」の鳴り物入り未公開作先行上映で知った「ホットファズ」(挫折)
レンタルでもなかなかの人気作、ゾンビコメディでもなかなかの出来「ショーンオブザデッド」(挫折)
脚本提供や制作、タランティーノグラインドハウス参加。
はじめてまともに借りてみた「スコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団」(この邦題なんか長い。)
まあゲーム愛に満ちていて、米国版のプレステやらなんやらエドガー何時間やったの!ライトはんやりすぎっ!という過剰なゲーム愛とロープレを恋愛に混ぜ込むという誰が考えつくねんその重箱隅つつき!とおもわせるナンセンスに充ち満ちた好きな作品だった。ついてくのにびったんこなシンクロはなかったけどね。
なかなかおさらいすると見ていて諦め作品が多い、イギリス出身エドガーライト。
なんかスローを駆使した
底にはジャンル愛
だが軽くてふんわりユーモア感あり
ディープでソフトなWミーニング連発投入(これに常にニアリと出来るかが鍵)
タランティーノのようなフリーキーな感は無いが、こだわり過ぎて突き抜けた力強さみたいなんが、どこか欲しいなあと「スコットピルグリム」を見終えた時に思った。
同イギリスのこちらも苦手なガイリッチーとかぶりがち。こちらはユーモアがなんか肌合い違う。しつこいスローが特徴のフィルム作家、「スナッチ」以降全く未見拒否。だけど余計世話だけどマドンナとよく結婚離婚したなあ冷静に何度見てもあわなそうな2人だ、失礼。
そんなエドガーライトの新作。ツィッターを賑わす。
ベイビードライバーとザトライバー、あのウォルターヒルのド傑作にポスター似せてきた?!
高評価呟き連投。
ティジョイさんでやる。
じゃあらしくないけどドライブア ゴー
予告見ず、呟き締め出し見てきましたあ。
振り切れたドライブミュージカルだったなあ!
パンフ買っちゃったあ。
やりたい事を徹底的にやる
をやり遂げていて気持ちよかったなあ。2017年劇場鑑賞ベストスリー圏内やなあ。2017年、洋画後半戦かなり盛り返してきてる。
まずね、まず本作の良さは何か。
音楽と映像の一致尽くす
これですよ。
映像と音を一緒にする快楽。コレが1番難しいと昔チャップリンが言ってたなあ、だからこそチャップリンは音を全て作曲したんだけど、まあそれも凄すぎるがね。あとキンちゃんこと萩本欽一も言ってた、音と動作を一緒にするのはむつかしいってね。閑話休題。
本作はカーアクション、ガンアクションと楽曲とをやっぱりしつこいほどに一致させる快楽がある作品だ。
だからこそ 皆 サントラ欲しい!ってなるわけでしょ!こんな私でもディグりたくなっている始末。まあかなり英国らしい感じ。劇中歌で知ってたのテキーラとビーチボーイズぐらいだ。
あとエドガーライトの魅力、過剰たるWミーニン。
好きな楽曲、好きな映画のオマージュを散りばめたベイビーであったこと。
この歌につぐ歌の台詞の意味本意を親身に捉えられる方はなかなか少ないとはい思う。
ベイビーの歌なんちゃら
あの歌の歌詞が
クィーンのギターがどうのなんちゃら
まるでタランティーノ「レザボアドッグス」冒頭、タラちゃんがべらべらシャベルマドンナの歌の小話を本作は2時間強物語るテイストだ。
それに、ついていくか、いなかだ感性が。ここはデカいね。
音楽興味ないとガシャガシャ感半端ないかも。
映画ネタも
テレビから「ファイトクラブ」タイラーブラピが喋り、フィンチャー「セブン」、カイザーソゼ好きなエドガーが「ユージュアルサスペクト」からケヴィンスペーシーに当てたあのボス、ことドク(博士の意、通称バックトゥザのドクだ、クリストファーロイドだ)。あのふとごつな顔面必見。あの息子ガキンチョの冷静さに笑う。
ほかグットフェラズ?!ならぬピザ店に「タクシードライバー」的カッツ
冒頭クレジットは確実元ネタ発表をお面にこめたマイクマイヤーズ「オースティンパワーズ」のクレジットダンス
とかとか多数。だけど少な目かも。それより音楽ネタはち切れまくりだと思う、全然ついていけてないけど。
あの録音して紙でスクラッチするあの器具なに?欲しい。あの編集、あのはやいカット、あの音作りヤバすぎやろう。テープな所が嬉しいね、これ世代によってもう味わえない文化です。
失われた文化だよなあ。
カセット探すのが今大変だ。
ベイビーの里親とのふれ愛もちょっとジーンときた。スピーカーに手をおとす、ビートとベースをさわる。波動を感じる。音楽鑑賞はみなそうだが。
事態は深刻になって動く。はやく安心させてあげればいいのには、野暮私的な指摘。
主役のアンセルエルゴート23才のピチピチ感、顔に傷、心に傷を台詞無しに伝えるトラウマ回想。さり気ないほどに、適度に繰り返す。
耳に障害、理由たるへビィな音楽好きなベイビー(通称)ホントに若手ですが、冒頭の車パンパン叩きながら運転するのを見て「俺もやるやる」でシンクロする。
レビューに指摘あり私もそう思う「ツインピークス」メッチェンアミックにそっくりヒロイン(顔のパーツがふりふたっ)なリリージェームズ。ダイナーの制服がツイピーともろコスプレつながりで思いだした。こちらも次第に言ってるが「俺たちに明日はない」ボニー&クライドのごとくめきめき狂おしくラブクリミナルは進む。ラブの発祥がイヤホンの差し合いってハーレム展開だよなあ(羨望の嫉み)
ラスト前
走る展開も良かった。よろっと大盛すぎてお腹いっぱいらわ、を拒否するラン具合も心地よいプラグ入った。そしてしつこい中ボスは、まさかの「T2(ターミネーター2のロバートパトリック並の意)」ばりの強さで唖然とした。
やっぱりタトゥー入っても品が出まくる音楽大出身の
ジェイミーフォックスの嫌なタイミングと邪気のふっかけの素晴らしさ。悪さたりないくらいだ。品がいいのよやっぱりねこの方。
ジョンハムのジョーカノがサルマエハック似だったなあ。けどこの2人、出てきた瞬間にやがて即死感たる雰囲気を予測出来ちゃったのが少し残な念あり。
それはこの音映一致に牛丼満腹感出てくる中盤以降麻痺気味の舌にラストの予測到達想像が追いつく感あったのも残な念な感動ミュート減たるエドガーライト具合だが、
それにしてもラストハッピーエンドはいいなあ。
本作あんまり上映館増えないのは、多分この素直じゃ無い多義性にあると思う。まあエドガーライト、うちのシネコンなかなか上映されないもんね。それはひとえに
Wミーニングの明確な撃ちこみを
「知ってるの?」「いや知らない多数でしょう、じゃあ見送ります番組から」という流れかなと。
ガンミュージカルと感じのは、明らかに銃の撃ち出しと音楽のビートを重ねた快楽。あたる、倒れる音にあわさった感覚にぜーんぶ画面内に納めまくっている、必見。
なんで痛み重みはエドガーなライトで軽い訳。その辺を求めてる方も面白くない箇所なんかも。
とにかく
冒頭のウォーキングの壁紙、通り過ぎる通行人タイミング
コインランドリーのバックで回る洗濯物の赤、黄、青の配色具合
もうもうそりゃあ入念なリハーサルと仕込みとストーリーボードと分数を刻むタイミング、編集ぐあいは、素晴らしい!
そんじょそこらの編集でわない気がする。
エドガーライトのハリウッド一発目に重ねてきた作品とやりたい情熱がしっかり積み重なった青春感、青いませガキ感がたっぷり詰まった成功集大成感を感じてきた。夢中にちゃんと見れた。
だから見終えた後気になる
。あの曲なんだ?サントラほしい!パンフほしいにつながる。
ドライバーベイビーのラブは、遠く果てた音のむこうにやっと掴んだ青春の仮釈にある(キューン)
さて
エドガーライトのカーアクミュージカリアクション
ベイビーの恋
エドガーライトファンは、お祭りマスト視聴!
音楽ファン
カーアクファンもぜひ!
追記
全然簡で地味ですが、本作お気にな方、本作の指針作品。ウォルターヒル「ザドライバー」もわたしからオススメだ!イザベルアジャーニのカワユスとライアンの無口さをどうぞ!