星五つ
タラチャンのマカロニスレイブ西部劇、ジャンゴ
ソニー、コロンビア(昔のコロンビア映画の映像にしていますね。)、ワインスタインカンパニー提供。脚本監督クェンティンタランティーノ。
予告編http://www.youtube.com/watch?v=VYQDZ7ofEFA&feature=player_detailpage#t=2s
ビデオ屋出身、大卒じゃない映画監督、今やシネフィル・マニアからギーグから理論家へ。
いやいやもうオスカー常連にすらなってきたというか時代がすぐ追いついた映画オマージュ愛の王様、クェンティンタランティーノ監督。
強盗団のなれの果ての小屋集合で現れる表と裏の犬の噛み合い処女作「レザボアドッグス」(予告編http://www.youtube.com/watch?v=QvoKT481EmU&feature=player_detailpage#t=3s)
ビデオ屋出身、大卒じゃない映画監督、今やシネフィル・マニアからギーグから理論家へ。
いやいやもうオスカー常連にすらなってきたというか時代がすぐ追いついた映画オマージュ愛の王様、クェンティンタランティーノ監督。
強盗団のなれの果ての小屋集合で現れる表と裏の犬の噛み合い処女作「レザボアドッグス」(予告編http://www.youtube.com/watch?v=QvoKT481EmU&feature=player_detailpage#t=3s)
初期に執筆した脚本を売り出した作品群タランティーノ脚本作品。
トニースコット監督「トゥルーロマンス」(タラチャン納得の出来。タラちゃん脚本のみです。)
「トゥルーロマンス」予告編(近日棚つかレビュー刊行)
オリバーストーン監督「ナチュラルボーンキラー」(タラチャン怒りの作品。タラちゃん脚本のみです。)
三文犯罪小説から犯罪交差点、カンヌ、アカデミーも揺らしたエポック作品「パルプフィクション」
「パルプフィクション」予告編
全く無視されたかのようなパムグリア讃美映画、で一番ストレートな映画「ジャッキーブラウン」
「ジャッキーブラウン」予告編
和洋中折衷のスーパーキリングビル映画「キル・ビル」私のタラちゃん最高傑作。特に「vol,1」
予告編 http://www.youtube.com/watch?v=-czwy-aVbbU&feature=player_detailpage#t=1s
本当にこの映画の変さは、ぶっちぎりにすばらしい!大好きです。
本当にこの映画の変さは、ぶっちぎりにすばらしい!大好きです。
ホラー映画をカーアクションでグラインドハウスしたB級目指してA級カーホラー「デスプルーフ」
イタリア映画好きからナチス戦争物語に傾倒していった戦争活劇「イングロリアスバスターズ」
イタリア映画の「地獄のバスターズ」のタラちゃん流リメイクらしい。が、このぶらぴは、マッチしていたのか、ちょいと微妙。
同時代で追いかけてきた素晴らしいキリングムービー作家。
映画ファンから数々の非難酷評好評絶賛を浴びつつマイペースに変わらぬベースを保った娯楽映画をジャンル制覇のごとくジャンル作家に挑んでいるタランティーノ監督でございます。
変わったのは、やはり
「パルプフィクション」
と
「キル・ビル」。
パルフィクの素晴らしい整合性ある物語の交錯殺戮にカンヌも揺るがし、数多いファンを獲得した本作。DVDも再発売を重ねているのが唯一のポピュラリティの証明。
そして
映画が長くなっちゃった引き金が
「キル・ビル」自体の「1」「2」で分けて公開時期まで遅らせる、
長い分数尺度を良し
とするハリウッド、映画ファンの期待を受け入れた長い映画
「キル・ビル」で「死亡遊技」コスプレさせた
世界のカンフースターブルースリーが実現しようとしていたカンフーテレビドラマ「燃えよカンフー」で主役。
キルビルの長い台詞の元ねたが、おそらくこのドラマだと思われる。下がそのドラマの一部です。
タラチャン大好きなロジャーコーマン提供「デスレース2000」主役、同じく偏愛するマーティンスコセッシ影の処女作、雇われ監督時代のコーマン提供映画「明日を処刑に」(ちょい名作。下DVD写真。)
で主演したキースキャラダイン。
そんな「デスレース2000」の短縮紹介版映像が下記。
http://www.youtube.com/watch?v=o6LahtrxVhg&feature=player_detailpage#t=21s
http://www.youtube.com/watch?v=o6LahtrxVhg&feature=player_detailpage#t=21s
今や「キル・ビル」でのビルを演じた故キースキャラダインの長台詞をありとする
その作品体質から
以後タラチャン映画は、完全に
伸びている
長くしている
間延びしている
弛緩しているような気がしています。
圧倒的にDVD特典でポチッと 楽しむべき「未公開映像」「カット映像」の所を全て新作劇場映画にぶち込む
それを「あり」 にしている現象が潜んでいる気がしてなりません。
どうやらタランティーノ作品に前作は、ブラピ。今回はディカプリオ。
そして西部劇、ジャンゴ、それはマカロニウェスタン、残酷ウェスタン。
えー160分越えかぁ。長いなぁ。
だけど蓋開けるとアメリカ最大のヒットを記録。アカデミー受賞。
2月14日に「ハッピーバレンタランティーノ」と「いいとも」に番宣出演していたタランティーノ来日テレビをチラ見。
予告編は、全て目をつぶる。
蓋を開けると1ヶ月遅れ公開(えっ?なんで)。
何がヒット
何が残酷
何がヴァルツをオスカーに
待ちわびたレイトショー、ジャンゴってきました!
もうね、やっぱり前作「イングロリアスバスターズ」もそうだったんですが、
眠くなったり
この俳優くだり長いとか
ちょっとクドいとか
物凄く感じる瞬間もあるんです。
ですがこのある意味クドい
ある意味フリが効きすぎたトークや独演からの
アクション
残酷シーンが素晴らしいんですね!
本当毎回爆笑と衝撃と爽快をありがとう
タランティーノ
それがあなたの持ち味
あなたの素晴らしい作家精神
そしてそれが強気強い映画愛
だと思ってます。
クスクスゲストもやっぱり出てますね
劇場で瞬間的に
「あれってもしかしてトムサヴィーニ?」(これ何人がわかって何人笑うんだよ的ファンサービス)
(「クリープショー」での自分で作った怪物にはさまれるトム。)
クリープショーの予告もどうぞ。DVDほしーー。http://www.youtube.com/watch?v=FjH7qB8P8O8&feature=player_detailpage#t=4sスティーブンキングが、出てます。
と思って調べたら出ていた(トムサヴィーニは、俳優もしていますが、元々「ゾンビ」「13日の金曜日」とかの特殊メイクアップのアーチストです)
とか
元祖「ジャンゴ」の俳優フランコネロのリスペクト台詞にニンマリガハハと笑ってしまいました。
これがネロで。元ねた、これとこれ。おもろいですよ。引きずりまくってます。
この元ねたといい、本作の差別用語最高連呼の「○ガー」言葉といい、これで、スパイクリーは、怒ったようですね。タラちゃんいわく「フライシャーの「マンティゴ」という映画以外、奴隷制度を正面から描いていない」という野心があったようです。ヤコペッティの「残酷大陸」(イタリア映画)もそうだという素晴らしいご指摘レビューもありました。
そんな残酷スタイルをディカプーにみんなしょわせます。このディカプー結構イッチャッてて好きでした。
ラストの複線どうなっちゃたのあたしからの暴力的回収が、凄まじく良くて。
ラストのまさしく パワーボムが、大爆笑してしまいました。これは、「デスプルーフ」と同じ爽快感が、みなぎってましたね。気持ちよかったナーーー。
前半途中何回か眠くもなりますが、中盤のディカプーのくだりもやりすぎ感ばりばりありますが、、、。そこを超えると素晴らしいです。
ガンアクションも必見ですよ。とびはねてますからね。
ちなみにクリストファーバルツの銃は完全コピペしている、おそらくスコセッシの「タクシードライバー」カラのパクリだと思われます。スコセッシフリークでもあるタラちゃんです。飛び出す銃です。
ついでに、私のオールタイムベストテン候補映画、タクシードライバー予告編
とにかくにも
素晴らしかった
タランティーノ監督の
タラチャンのマカロニスレイブ西部劇、ジャンゴ
残酷覚悟でお願いします!
アメリカでヒットする理由は、
ある意味
黒人ヒーロー物、タラちゃん琉、ブラックスプローテーションを表現したかった、そして成功したんじゃないかなとおもったます。DVDはやくほしいーーー。
追伸
タランティーノ噂の「キルビル2」はやく、つくってーーー。噂ですけどね。
タラちゃん、大好きです。やっぱり。天才であり、努力情熱の塊のひとであります。