星3つ(2、5)
レオスカラックス監督の聖なる車の11変化
カンヌ映画祭コンペティション部門ノミネート。「カイエデュシネマ」2012年ベストワン。配給提供ユーロスペース。監督、脚本、出演レオスカラックス。
欧州映画界のネオトリュホーこと
レオスカラックス監督。
学校を退学し、カイエデュシネマで映画評論を書き、20代から映画を撮りまくる早熟監督であります。
「恐るべき子供」
「現代映画の神童」
と当時夢中にさせた映画監督であり、ミニシアターを沸かせた存在であります。
経歴がトリュホーとかぶっているため「ネオトリュホー」かなと、作風全く違いますけどね。トリュホーの方がもっと細やかです。
寡作な作家ですが、
80年代
長編一作め「ボーイミーツガール」で若すぎるドニラヴァンを連れ監督。私は遙か前に見ましたが、白黒映画だった事とドニラヴァンの若すぎる顔ぐらいしか記憶に無い。
そして根強いファンを獲得し近未来風映画「汚れた血」(未見)
久々に監督し、見に行ったけどやっぱり忘れた。のど仏にキッスした映画「ポーラX」
そしてそしてこれだけは、好き。
一生に一本の傑作だと思うレオスカラックスのやりきったネオボーイミーツガール「ポンヌフの恋人」を撮りあげます。
ミニシアター系映画館の興業収入を変えまくるロングランヒットを巻き起こした作品でありました。私も大好きな作品です、この作品は!
「短編作品で監督した?」
と思ったら面白笑えた東京オムニバス映画で、ドニラヴァン東京に現る映画。別名デディケイト「ゴジラ」映画、「TOKYO」
という事で
全然そりが合わないレオスカラックス監督ですが、最新作という事で
我が新潟のデジタル化おめでとう、シネウインドにて鑑賞してきました。
撃沈。眠気で10回首が傾斜。
もっとムチャクチャやりちらせよ、ドニラヴァンとも思いましたね!刺激不足というかね。
やっぱりね、私、何が満足しなかったって、
これ、完全に
前作の「TOKYO」のドニラヴァンの短編を長編に伸ばした
という点です。
いや、それは別に良いですよ。 短編から長編へ、チャップリンもやってることです。
ですが、ね、
この脈絡のなさと
監督がなぜか出演している冒頭
それからチラシにも書いてある
映画へのオマージュ
時より挟まれるサイレント映画の断片
短編とおんなじだけど「ゴジラ」
大島渚のアナタは猿を愛でますか?の「マックスモンアムール」
モーションキャプチャーで絡む「美女と野獣」
この意外にも本作、
映画の映画のレオスカラックスの映画大好き映画
みたいに見えて
まあらしくない、私もあんまり 好きじゃないディズニーくさいラストのくだり
といい
レオスカラックス、老けたのか?
と思っちゃいましたね。
「ポンヌフの恋人」のように
全く予想を裏切り壮大な
ムチャクチャな愛情を魅せてくれるような
我々の想像を遥かに超える鮮烈な刺激みたいな
レオスカラックスが飛び出してきた
勢いは、まさしくドニラヴァンの
顔面の皺
老い
リムジンに乗る悠々自適な感じ
から私は
レオスカラックス、老いたの?
車に乗ったの?
とむしろ安住したレオスカラックスを見た気がしましたね。
もっと鋭く
ヒリヒリした無意識イメージ、世界観だと思ったんですがね。
さながらレオスカラックスの映画好きという映画なんかもというか
そんなイメージいらなかったよなぁという印象で
ひいては
短編を長編に伸ばしたけどネタ不足でした
というギリギリな感じも見えたという気が
私を睡魔に誘ったのかもしれません。
まあ
レオスカラックス、初めて「ボーイミーツガール」見たとき
この監督とはあわない
と思った印象は、あながち当たっていると昨日今日思い直した気がしました。
さて
レオスカラックスの聖なる車の映画の変化ボックスカー
レオスカラックスの聖なる車
欧州映画ファンは、是非!
レオスカラックス監督の聖なる車の11変化
カンヌ映画祭コンペティション部門ノミネート。「カイエデュシネマ」2012年ベストワン。配給提供ユーロスペース。監督、脚本、出演レオスカラックス。
欧州映画界のネオトリュホーこと
レオスカラックス監督。
学校を退学し、カイエデュシネマで映画評論を書き、20代から映画を撮りまくる早熟監督であります。
「恐るべき子供」
「現代映画の神童」
と当時夢中にさせた映画監督であり、ミニシアターを沸かせた存在であります。
経歴がトリュホーとかぶっているため「ネオトリュホー」かなと、作風全く違いますけどね。トリュホーの方がもっと細やかです。
寡作な作家ですが、
80年代
長編一作め「ボーイミーツガール」で若すぎるドニラヴァンを連れ監督。私は遙か前に見ましたが、白黒映画だった事とドニラヴァンの若すぎる顔ぐらいしか記憶に無い。
そして根強いファンを獲得し近未来風映画「汚れた血」(未見)
久々に監督し、見に行ったけどやっぱり忘れた。のど仏にキッスした映画「ポーラX」
そしてそしてこれだけは、好き。
一生に一本の傑作だと思うレオスカラックスのやりきったネオボーイミーツガール「ポンヌフの恋人」を撮りあげます。
ミニシアター系映画館の興業収入を変えまくるロングランヒットを巻き起こした作品でありました。私も大好きな作品です、この作品は!
「短編作品で監督した?」
と思ったら面白笑えた東京オムニバス映画で、ドニラヴァン東京に現る映画。別名デディケイト「ゴジラ」映画、「TOKYO」
という事で
全然そりが合わないレオスカラックス監督ですが、最新作という事で
我が新潟のデジタル化おめでとう、シネウインドにて鑑賞してきました。
撃沈。眠気で10回首が傾斜。
もっとムチャクチャやりちらせよ、ドニラヴァンとも思いましたね!刺激不足というかね。
やっぱりね、私、何が満足しなかったって、
これ、完全に
前作の「TOKYO」のドニラヴァンの短編を長編に伸ばした
という点です。
いや、それは別に良いですよ。 短編から長編へ、チャップリンもやってることです。
ですが、ね、
この脈絡のなさと
監督がなぜか出演している冒頭
それからチラシにも書いてある
映画へのオマージュ
時より挟まれるサイレント映画の断片
短編とおんなじだけど「ゴジラ」
大島渚のアナタは猿を愛でますか?の「マックスモンアムール」
モーションキャプチャーで絡む「美女と野獣」
この意外にも本作、
映画の映画のレオスカラックスの映画大好き映画
みたいに見えて
まあらしくない、私もあんまり 好きじゃないディズニーくさいラストのくだり
といい
レオスカラックス、老けたのか?
と思っちゃいましたね。
「ポンヌフの恋人」のように
全く予想を裏切り壮大な
ムチャクチャな愛情を魅せてくれるような
我々の想像を遥かに超える鮮烈な刺激みたいな
レオスカラックスが飛び出してきた
勢いは、まさしくドニラヴァンの
顔面の皺
老い
リムジンに乗る悠々自適な感じ
から私は
レオスカラックス、老いたの?
車に乗ったの?
とむしろ安住したレオスカラックスを見た気がしましたね。
もっと鋭く
ヒリヒリした無意識イメージ、世界観だと思ったんですがね。
さながらレオスカラックスの映画好きという映画なんかもというか
そんなイメージいらなかったよなぁという印象で
ひいては
短編を長編に伸ばしたけどネタ不足でした
というギリギリな感じも見えたという気が
私を睡魔に誘ったのかもしれません。
まあ
レオスカラックス、初めて「ボーイミーツガール」見たとき
この監督とはあわない
と思った印象は、あながち当たっていると昨日今日思い直した気がしました。
さて
レオスカラックスの聖なる車の映画の変化ボックスカー
レオスカラックスの聖なる車
欧州映画ファンは、是非!