星4つ
ハーモニーコリンのブレイクスルー夏休み
製作総指揮アニエスベー他。ハーモニーコリン脚本監督
本作知ったのは、兄貴のブログのはっ付けてた映画予告編。
まあ悪エロそうな映画やなぁと思ったら
「127時間」でハマって飛び出たジェームズフランコの素晴らしい銀歯に驚き
監督
ハーモニーコリン!ヤッホー!
ハーモニーコリンは、いちおう全作品鑑賞してます。
アメリカ映画で素晴らしい青春映画を今、撮り続けている映画監督の一人だと認識。
他
アカデミーも視野に入りつつあるが欧州映画祭に人気高いガスヴァンサント監督
デビュー作「キッズ」でハーモニーコリンが脚本を書いた只今冬眠中?のラリークラーク
そしてハーモニーコリン監督かなと。
少なくとも日本映画の青春映画なんてハーモニーコリンの映画一本に負けているとさえ私は思っています。
それほど若者、ティーンを真正面からセクシャルにダークに正直に表現しようとどの作品も素晴らしい視点と詩的モノローグを駆使して良質な若い心をぶちまけている映画ばかりを撮った素晴らしい映画監督だと私は思ってます。
本当邦画頑張れ!
という事で、
デビュー作「ガンモ」は、麻薬、貧乏、犯罪、ティーンの破壊的軽々しさをファッショナブルに、貧相に描いた傑作でありました。
のち知的障害施設をめぐる脱出したい苦しみ感性ポエジー「ジュリアン」
セックス、殺人、倒錯、それは絶望的な愛のオムニバス惨劇傑作「ケンパーク」
物真似島をめぐるある種出演者であり映画監督ヘルツオークやレオスカラックスの作風のような独自世界観創作ものに挑戦したのような「ミスターロンリー」孤独な模写芸人の閉塞した愛情を垣間見せた。
新作面白そうじゃーん!だけどDVDスルーだろーどーせ、とあきらめかけていた我々私一人単独。
なんと独占公開でイオンシネマにやって来るつーの!そりゃー飛んで見に行くよあーた!という事で
シネコン映画じゃ、絶対無いよなぁという心の叫びを抑えつけ朝一番劇場鑑賞してきました。
ハーモニーコリンの中で一番出来が良い
ほうじゃないのかなぁと思いましたね。ある意味、だってシネコンでかかるぐらいだからね。
物語は大学生4人組の女の子。夏休みスプリングブレイカーズを待ちわびた女の子。
金は無い
が性欲はある
退屈は窮屈
脱出逃避の誘惑な夏休み。
それぞれのキャラは違い、 夏休みはそれぞれの夏休みに変わっていく、ブレイクしていく。はたして?
前作出演作品だった「ビューティフルルーザー」の際、自分の映画しか撮れない、金儲けに興味ないという自作論を展開したハーモニーコリン。
前作監督作品「ミスターロンリー」とは全く作風は違うのだが、
根底を流れる映像ポエジーのような心象風景ショットの連続攻撃
ある意味駄目な方は
「自己満映像」
「嫌悪」
を感じるという感性を叩きつけてくるハーモニーの作風でございます。
本作もフィックスショットなんか存在しないかのごとく
それは十代は
浮ついて
フラフラしていて
夢に夢見て
こんな事ばっかり考えてるんだろっ!というハーモニーの強烈なリフレイン夏休み映像が繰り返されます。
それは 本作のテーマである、
誘惑と逃避であり
セックスとドラッグであり
退屈と貧乏と犯罪であり
若さであり
軽薄さであり
信仰心であり
4人のキャラクターを通じて
大人の階段登ってジャンプしたら
落っこちた
素晴らしい青春通過儀礼映像、映画になっております。
はなっから本作を劇的衝撃的、論理的に組み立てようとしていない
ハーモニーコリンのラスト付近の
ポエティックラストカッツは、素晴らしかったですね。
ある意味賭けです。ハリウッドじゃ許されない映像展開でもあるのかなと。
彼女達にとっては、それぞれが、それぞれに
道を選び
道を踏んでいく
若い感性をありのまま
そのままぶちまけた
光り輝やかしたハーモニーの映像と音楽のシャワーに
魅了されながら
冷や汗をかき興奮しながら
ラストを迎えました。
「ジュリアン」でもこだわってたあえての
ハイエイトのビデオ映像を使用してますね。
このビデオ映像の粒子の荒さをハーモニーマジックで映像処理した箇所必見!とっても面白い映像でしたよ!新しい試みでしたね!
夏休み
金が欲しくて
やって
やって
騒いで
はぐれて
結末にけつまずく
4人のブレイカーズ
く○夏休みな悪い体験
ハーモニーコリンの素晴らしい青春映画に出会えてよかったです!
さて
ハーモニーコリンがおくる
4人の悪い夏休み
ハーモニーコリンの悪い夏休み
刺激のぶっといヤツフレッシュに魅せてくれたハーモニーコリンの変わらぬ視点に
リスペクトです!
素晴らしい
素晴らしい
素晴らしい!
2013劇場映画ベストテン
ランクインです。
追伸
やっぱり
ハーモニーコリン
ガスヴァンサント
ラリークラーク
に比べ
日本映画の青春映画は、どれも負けているよなぁ。
「桐島」だけじゃ、足りないよなぁ。
「スプリングブレイカーズ」のような映画、日本映画でも出来そうなのに生み出せない事にやはり見終わった後、悔しさを感じますね。
頑張れ日本映画!
ハーモニーコリンのブレイクスルー夏休み
製作総指揮アニエスベー他。ハーモニーコリン脚本監督
本作知ったのは、兄貴のブログのはっ付けてた映画予告編。
まあ悪エロそうな映画やなぁと思ったら
「127時間」でハマって飛び出たジェームズフランコの素晴らしい銀歯に驚き
監督
ハーモニーコリン!ヤッホー!
ハーモニーコリンは、いちおう全作品鑑賞してます。
アメリカ映画で素晴らしい青春映画を今、撮り続けている映画監督の一人だと認識。
他
アカデミーも視野に入りつつあるが欧州映画祭に人気高いガスヴァンサント監督
デビュー作「キッズ」でハーモニーコリンが脚本を書いた只今冬眠中?のラリークラーク
そしてハーモニーコリン監督かなと。
少なくとも日本映画の青春映画なんてハーモニーコリンの映画一本に負けているとさえ私は思っています。
それほど若者、ティーンを真正面からセクシャルにダークに正直に表現しようとどの作品も素晴らしい視点と詩的モノローグを駆使して良質な若い心をぶちまけている映画ばかりを撮った素晴らしい映画監督だと私は思ってます。
本当邦画頑張れ!
という事で、
デビュー作「ガンモ」は、麻薬、貧乏、犯罪、ティーンの破壊的軽々しさをファッショナブルに、貧相に描いた傑作でありました。
のち知的障害施設をめぐる脱出したい苦しみ感性ポエジー「ジュリアン」
セックス、殺人、倒錯、それは絶望的な愛のオムニバス惨劇傑作「ケンパーク」
物真似島をめぐるある種出演者であり映画監督ヘルツオークやレオスカラックスの作風のような独自世界観創作ものに挑戦したのような「ミスターロンリー」孤独な模写芸人の閉塞した愛情を垣間見せた。
新作面白そうじゃーん!だけどDVDスルーだろーどーせ、とあきらめかけていた我々私一人単独。
なんと独占公開でイオンシネマにやって来るつーの!そりゃー飛んで見に行くよあーた!という事で
シネコン映画じゃ、絶対無いよなぁという心の叫びを抑えつけ朝一番劇場鑑賞してきました。
ハーモニーコリンの中で一番出来が良い
ほうじゃないのかなぁと思いましたね。ある意味、だってシネコンでかかるぐらいだからね。
物語は大学生4人組の女の子。夏休みスプリングブレイカーズを待ちわびた女の子。
金は無い
が性欲はある
退屈は窮屈
脱出逃避の誘惑な夏休み。
それぞれのキャラは違い、 夏休みはそれぞれの夏休みに変わっていく、ブレイクしていく。はたして?
前作出演作品だった「ビューティフルルーザー」の際、自分の映画しか撮れない、金儲けに興味ないという自作論を展開したハーモニーコリン。
前作監督作品「ミスターロンリー」とは全く作風は違うのだが、
根底を流れる映像ポエジーのような心象風景ショットの連続攻撃
ある意味駄目な方は
「自己満映像」
「嫌悪」
を感じるという感性を叩きつけてくるハーモニーの作風でございます。
本作もフィックスショットなんか存在しないかのごとく
それは十代は
浮ついて
フラフラしていて
夢に夢見て
こんな事ばっかり考えてるんだろっ!というハーモニーの強烈なリフレイン夏休み映像が繰り返されます。
それは 本作のテーマである、
誘惑と逃避であり
セックスとドラッグであり
退屈と貧乏と犯罪であり
若さであり
軽薄さであり
信仰心であり
4人のキャラクターを通じて
大人の階段登ってジャンプしたら
落っこちた
素晴らしい青春通過儀礼映像、映画になっております。
はなっから本作を劇的衝撃的、論理的に組み立てようとしていない
ハーモニーコリンのラスト付近の
ポエティックラストカッツは、素晴らしかったですね。
ある意味賭けです。ハリウッドじゃ許されない映像展開でもあるのかなと。
彼女達にとっては、それぞれが、それぞれに
道を選び
道を踏んでいく
若い感性をありのまま
そのままぶちまけた
光り輝やかしたハーモニーの映像と音楽のシャワーに
魅了されながら
冷や汗をかき興奮しながら
ラストを迎えました。
「ジュリアン」でもこだわってたあえての
ハイエイトのビデオ映像を使用してますね。
このビデオ映像の粒子の荒さをハーモニーマジックで映像処理した箇所必見!とっても面白い映像でしたよ!新しい試みでしたね!
夏休み
金が欲しくて
やって
やって
騒いで
はぐれて
結末にけつまずく
4人のブレイカーズ
く○夏休みな悪い体験
ハーモニーコリンの素晴らしい青春映画に出会えてよかったです!
さて
ハーモニーコリンがおくる
4人の悪い夏休み
ハーモニーコリンの悪い夏休み
刺激のぶっといヤツフレッシュに魅せてくれたハーモニーコリンの変わらぬ視点に
リスペクトです!
素晴らしい
素晴らしい
素晴らしい!
2013劇場映画ベストテン
ランクインです。
追伸
やっぱり
ハーモニーコリン
ガスヴァンサント
ラリークラーク
に比べ
日本映画の青春映画は、どれも負けているよなぁ。
「桐島」だけじゃ、足りないよなぁ。
「スプリングブレイカーズ」のような映画、日本映画でも出来そうなのに生み出せない事にやはり見終わった後、悔しさを感じますね。
頑張れ日本映画!