星4、4 森達也対佐倉河内守、信頼と耳と音と声
ジャーナリズムとオウムに迫った2部作「A」「A2」ともに劇場鑑賞した。
この時のドキュメントを撮りあげた森達也監督。
なんでオウムに入れたんだろうと思ったんですが、オウムの中に入れた映像情報として強烈だった。
なんで?入れ、るん、だろうにつきた。
マスコミ情報にのらない映像を単独で撮りあげた事に驚いた。
なんだこの監督?
って思ったわけです。
なんでオウムに入れて
なんでオウム内情報をこの監督に撮らせたんだろうと思ったわけです。
森達也監督「A」「A2」上映後、マスコミや雑誌に登場し発言を聞いてみた。
かなり頭良さげな理知派に見えた。
そんな森監督の新作が、なんと!あの
ゴーストライター疑惑の人?!
佐倉河内守対森達也
ポスターには、ねこちゃん!
シネウインドにて8月の映画の日。熱い熱波のなか鑑賞してまいりました。
画面上は、ほとんどアパート内の代わりばえしない風景がメインですが、
中盤「FAKE」といわれる佐倉河内氏にいつの間に
涙が出てしまった。
フェイクといわれる佐倉河内と監督森達也が、とことん対峙するドキュメンタリーでした。
森監督は、中立を保っていきます。
そして間違いなく「A」シリーズでも勝ち得ていた
信頼
が、取材相手の佐河内との間に結ばれています。
かなり大事に話している、接している感じに見えます。
FAKEたる人は、はたして佐倉河内さんなのか?
いままでの彼とのマスコミを見てきた私がFAKEなのか?
森達也監督が執拗にせまりくるマンション部屋にノンフィクションドラマをたきつけていきます。
マスコミたる後を絶たぬ取材陣対佐倉河内さん
容赦なく
理知的に
やれよ!と
あなたはこうじゃないか?と
一見誠実に
後始末面白おかしく
マスコミは対峙していきます。2社の国内、海外のマスコミの方々必見!
私は、
復習に数々の本作賛否レビューや素晴らしいパンフの言葉を読みつつ思ったのは、
佐倉河内さんの人柄だった。オウムの時もそうだが、みなにんげんでアル。異性物や動植物ではない。人間である。あたりまえじゃんなんだが。
森監督が見せてくれる佐倉河内さんの人に触れ
涙が出た。
弱き人であることにだ。
それがFAKEかどうかとか、
マスコミ論がどうたらこうたらとか、
正論、ジャーナリズム、記者会見とかなんだらかんだらは、嘘か誠かとかは、他のかたにまかして、
ていうかそんなんどーでも良い。それより何より本作の森対佐倉河内の
信じて、頼りうる2人。そしてそばにいて指と手を使い言葉を伝達する妻を見て
涙した。
弱きものにさらった大きな波、情報、マスコミ
過信とか
知った気、知ったかぶりとか
噂や憶測とか
値踏みとかきめつけとか
うそいってるとか
虚勢をはるとか
かっこつけてるとか
いきがってるとか
心底いらない情報とか
とかとかのあふれ出る
マスコミ対自分の無駄な言葉より
森監督がかなでて出来た結論に
ゆっくりと歩み出たコラボレーションに
メイクハッピーな不思議な帰結を見た気がした。
ケーキが美味しいとか
豆乳が美味しいとか
そばにいてありがたいとか
ってfakeに打ち勝つラブなんかもしれないと思った。
森監督の映画でこんな不可解なあったかみに触れるとは、思ってもみなかった。
とっても良かった。
こんな関係性を他の奴らがきずけたんか?おいこのやろうども?と森監督の怒号のような見えないメッセージも感じとれた。いやいや築けないだから、こそ、
すげぇんだと思いますね。ドキュメンタリーとして。
さて
森監督の
森達也対佐倉河内守
信頼と耳と音と声
あなたのフェイクは、
いったいなんですか?
追伸
2016年日本映画いまんとこベストスリーに入ります!素晴らしい力作です!
追記
私もレビュー書く前に、劇中同メーカーのコーヒー豆乳を飲んでみたんですが、ダメでした。飲めないなあ、豆の乳。
ジャーナリズムとオウムに迫った2部作「A」「A2」ともに劇場鑑賞した。
この時のドキュメントを撮りあげた森達也監督。
なんでオウムに入れたんだろうと思ったんですが、オウムの中に入れた映像情報として強烈だった。
なんで?入れ、るん、だろうにつきた。
マスコミ情報にのらない映像を単独で撮りあげた事に驚いた。
なんだこの監督?
って思ったわけです。
なんでオウムに入れて
なんでオウム内情報をこの監督に撮らせたんだろうと思ったわけです。
森達也監督「A」「A2」上映後、マスコミや雑誌に登場し発言を聞いてみた。
かなり頭良さげな理知派に見えた。
そんな森監督の新作が、なんと!あの
ゴーストライター疑惑の人?!
佐倉河内守対森達也
ポスターには、ねこちゃん!
シネウインドにて8月の映画の日。熱い熱波のなか鑑賞してまいりました。
画面上は、ほとんどアパート内の代わりばえしない風景がメインですが、
中盤「FAKE」といわれる佐倉河内氏にいつの間に
涙が出てしまった。
フェイクといわれる佐倉河内と監督森達也が、とことん対峙するドキュメンタリーでした。
森監督は、中立を保っていきます。
そして間違いなく「A」シリーズでも勝ち得ていた
信頼
が、取材相手の佐河内との間に結ばれています。
かなり大事に話している、接している感じに見えます。
FAKEたる人は、はたして佐倉河内さんなのか?
いままでの彼とのマスコミを見てきた私がFAKEなのか?
森達也監督が執拗にせまりくるマンション部屋にノンフィクションドラマをたきつけていきます。
マスコミたる後を絶たぬ取材陣対佐倉河内さん
容赦なく
理知的に
やれよ!と
あなたはこうじゃないか?と
一見誠実に
後始末面白おかしく
マスコミは対峙していきます。2社の国内、海外のマスコミの方々必見!
私は、
復習に数々の本作賛否レビューや素晴らしいパンフの言葉を読みつつ思ったのは、
佐倉河内さんの人柄だった。オウムの時もそうだが、みなにんげんでアル。異性物や動植物ではない。人間である。あたりまえじゃんなんだが。
森監督が見せてくれる佐倉河内さんの人に触れ
涙が出た。
弱き人であることにだ。
それがFAKEかどうかとか、
マスコミ論がどうたらこうたらとか、
正論、ジャーナリズム、記者会見とかなんだらかんだらは、嘘か誠かとかは、他のかたにまかして、
ていうかそんなんどーでも良い。それより何より本作の森対佐倉河内の
信じて、頼りうる2人。そしてそばにいて指と手を使い言葉を伝達する妻を見て
涙した。
弱きものにさらった大きな波、情報、マスコミ
過信とか
知った気、知ったかぶりとか
噂や憶測とか
値踏みとかきめつけとか
うそいってるとか
虚勢をはるとか
かっこつけてるとか
いきがってるとか
心底いらない情報とか
とかとかのあふれ出る
マスコミ対自分の無駄な言葉より
森監督がかなでて出来た結論に
ゆっくりと歩み出たコラボレーションに
メイクハッピーな不思議な帰結を見た気がした。
ケーキが美味しいとか
豆乳が美味しいとか
そばにいてありがたいとか
ってfakeに打ち勝つラブなんかもしれないと思った。
森監督の映画でこんな不可解なあったかみに触れるとは、思ってもみなかった。
とっても良かった。
こんな関係性を他の奴らがきずけたんか?おいこのやろうども?と森監督の怒号のような見えないメッセージも感じとれた。いやいや築けないだから、こそ、
すげぇんだと思いますね。ドキュメンタリーとして。
さて
森監督の
森達也対佐倉河内守
信頼と耳と音と声
あなたのフェイクは、
いったいなんですか?
追伸
2016年日本映画いまんとこベストスリーに入ります!素晴らしい力作です!
追記
私もレビュー書く前に、劇中同メーカーのコーヒー豆乳を飲んでみたんですが、ダメでした。飲めないなあ、豆の乳。