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内田吐夢監督「飢餓海峡」

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星4、2
内田吐夢の飢えたイタコ山海峡

1966年、監督内田吐夢。



苦手な推理物に挑戦しよう!

シリーズです。

絶望的なほど不定期開催。

やっと推理系を見れ四十路の道。新鮮です。今まではほんと見る気がおきませんでした、日本の推理サスペンス系。少しづつ勉強です。

で、
いきなり挑戦です。

今回は、推理映画、大河映画、オールタイムベストで度々ノミネート。「午前10時の映画祭」でも上映された、「飢餓海峡」です。

ビデオも2巻組で、まことにおどろしい塊のような風貌でした。3時間
弱。
東映DVD鑑賞となりました。



いやあ、ひきこまれましたね。

と、同時に長さも感じたのも正直。資料には、東映カット版は、2時間40分版を勝手に公開。内田監督は、憤慨して東映を辞めたそうです。ですが、私は東映の気持ちもわかる立場かな?

またこういう本作みたいな推理もの!日本映画、今もくっさる量の映画を生産しています。

日本人好きですよね。ロジカルな推理もん。国民性なんですかね、わかりませんが。

本作は、
まさしく
三國、左、伴、高倉健さんが、リレーに繋ぐ犯行海峡でありました。

三國連太郎!やっぱり、凄いですね!
必見のタルミいぬかい必見!ふてぶてしいがっつき!

健さん対三國のガチさは、名演ですよ!フカキンの「狼と豚と人間」でも見ましたね。それとは、また凄みが別格。

コメディアンの伴淳三郎もまじめーななまりデカでとーっても良かったです。演技賞受賞してますね。

内田吐夢のなんちゃら方式のネガポジ
反転撮影もお楽しみあれ!

だが、これも昨今のサスペンス邦画やホラー映画でやりつくされた感ありです。「39」「悪魔の毒毒モンスター」とかね、思いつくネタとして。そういう手法の先駆的だったのかもしれませんね。

左幸子も素晴らしい東北ガールで、肉感的に演じてます。鑑賞後、ウィキりたました。内田吐夢とともに。

この後今村昌平に気に入られるのは、必然なんかな?と見ていて思いましたね。ミクレンとともに。「にっぽん昆虫記」「神々の深き欲望」と左、ミクレン今村組になっていきます。


中盤あたしや終盤も、わりに

あっさり吐露、説明され

正直ラストは、予測できちゃいましたね。はい。海峡だけにね。このへんは、「刑事コロンボ」を全部見た経験値からかなり鍛えられたなあ。次こうなるかな的予測ね。なんで、全然びっくりしませんが。三國の顔面には、びっくりします。


さてさて

内田吐夢の飢えたイタコ山海峡

サスペンス映画ファンには、もってこいの1作

ぜひ!

鑑賞後即行執筆!

追記
ほか「砂の器」「八つ墓村」とかとか挑戦予定。

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