アカデミー賞9部門受賞。作曲賞坂本龍一。
製作ジェミリートーマス。
撮影ビットリオストラーロ
脚本監督ベルナルドベルトリッチ。
2015年。最後に相応しい「新・午前十時の映画祭」（以下「ゴゼジュウ」と表記）に参加。全国で好評稼働中のリバイバルプロジェクト。
それは、ベルトリッチの「ラストエンペラー」です。
テレビ放映鑑賞からの
松竹ビデオ全長版・完全版鑑賞済み。
坂本龍一アカデミーサントラは、カセットでダビングヘビローした。バージンCD
購入今もバリ聞いてるむしろ癒やし効果あり。
完全版もなかなかの力量で面白かった想い出。
DVD欲しいなぁとおもっていた矢先のゴゼジュウ公開のニュース。
沢山の方、家族連れのかたいらっしゃいました。12月下旬鑑賞してまいりました。
いやあ！まず、本作の裏テーマ教授の音楽をスクリーンであびるというテーマが私にはあったんですが、良かったなぁ。ちょいデカメな音ありがとう！
いちいちサブイボたって気持ち良かった！
本作の音の力は、デカイですね！
いやあ「ああああぁぁぁもぅ」のおかあさん希求シーンで涙ツー
母ちゃんネタ弱いですね。
皇帝フギの華麗なる最後の王様の赤ん坊から末路まで描いてます。
末路付近と昔々を交錯しながらベルトリッチカットのモンタージュを教授の音にのせて
幻想的に
華麗に
壮大に
なまめかしく
繋いでいきます。
大人になってからは、ジョンローン。
ジョンローンのひなびた感じ、素晴らしすぎて必見。本当になんか、疲弊した感じからの、
エンペラーぶり、からの
傀儡政権時代のふがいない感じ。必見でございまして、当時ジョンローンは、一気に人気俳優になります。
クローネンバーグの「マダムバタフライ」まで出演したんで、びっくりしましたね。こちらも必見です！
そしてジョンローンの女房役、ジョアンチェンも必見！私は、「完全版」見たくなったなぁ。ジョアンもテレビ「ツインピークス」（パイロット版付近しか出てないけど。えっ、本編でてたっけ？！）
ラスト付近も本当に素晴らしくて、改めてベルトリッチの最高傑作なんかなと思いましたね。
フギの上げ下げしたエンペラーぶりをとくとごらんください！
いやあ、なんだろう
このエンペラーの生き様はと思わせる
ベルトリッチの描き方の素晴らしさを感じました。
さて
ベルトリッチのバッタ王の開けドア
ラストエンペラーの華々しい浮きしずみ
ぜひどうぞ！