星4つ ホドロフスキーの失敗した「砂の惑星」について
予告
配給アップリンク、パルコ。監督フランクパビィッチ。
前衛、衝撃、エロス、殺戮、宗教をミクスチャーして
先鋭前衛もぐら西部劇「エルトポ」
私のオールタイム圏内映画、ホドロフスキーの最高な精神宇宙映画「ホーリーマウンテン」
カルト監督をほしいままにして
最新作「リアリティのダンス」カンバックしたアレハンドロホドロフスキー監督。
見たかった一作 ホドロススキーの幻の一作
世紀の大失敗作にカウントされる いわば 伝説的なゴールデンラズベリー賞もほげ投げるくらいの大損失映画失脚の逸話として ネタとして知ってました。
代わりのデビッドリンチの「砂の惑星」もビデオでなりもの二巻組みで発売されてましたね。二回くらいあったかな?!
そのドキュメンタリーということで、新作レンタルしてきました。
いやーーーこれ実現してたら 絶対すんごい作品になってたでしょうね。みて驚きましたね。
関係者、スタッフ、信望者、そしてホドロフスキー先生が熱弁ふるって全力で答えてくれます。
いやーーーすげーーなーこれ、これ、実現してほしかったすね。それでホドロフスキーのキャリアをやめてほしかったなーーなんて 邪推してしまいました。すんごいですよ、とにかく のってる 映画監督のやることなすこと すんごいんすね。
ようは、上記写真なんですよ。この作品の本質って。
SF作品「砂の惑星」を最先端のアレハンドロのチョイスで撮るということなんです。
そして上記なんすよ。あの怪物は、まさしく今の「オーソンウェルズ」しかいないということで頼みに行くんです。その逸話の数々が素晴らしくて、むちゃくちゃで。
オーソン完全失恋の痛手のような体型になってしまいました。ちなみに元奥さんが
私の最近ブームのリタヘイワードだす。
けどみな ホドロフスキーの情熱にやられんですよね、、、。そこも素晴らしくてね。。。
結論は、ハリウッドでけちょんけちょんになる。という落ちなんですが、、、、
これ不思議にね、ほっこりした感動にもつつまれるんです。ホドロフスキーのクールと受け流し感とポジティブぶりが、、、ひそかに言葉からいかりとともにはみ出ます。
このデザインの素晴らしさね。SFノベルの表紙のかたから、「バタリアン」のダンオバノンを「ダークスター」を見てパリに住まわせたとか
いつわの強引さと無茶拉致ぶりを嬉々として語る ある意味ホドロフスキーの映画作りの哲学もみえましたね。貴重です。
いらないすいそくなんですけどね、、、私はホドロフスキーは、やはりデビューらへんが凄過ぎて 寡作に終わる監督なんかなと思ってるんですよ。あともめた映画監督の系譜にも入ると思ってます。儲けすぎて創作意欲減退のパターンの系譜というかね。
ほかたとえば
フランシスホードコッポラ「地獄の黙示録」
マイケルチミノ「天国の門」
ジョンランディス「ブルーブラザーズ」以降
トビーフーパー「悪魔のいけにえ」とかね。
本作みると これがのちね
「エイリアン」とか「ブレラン」とか「コンタクト」とか「マトリックス」とか「スターウォーズ」とかにつながる
というのも
あながち嘘じゃないアンダーインフルを与えたのが、
このホドロフスキーなんじゃないかなと思いましたね。
ギガーのこの要塞 すげー
左したのやつは、神殿に行くまで左右から剣が出るっていう 「スーパーマリオ」かよと思ったが、
ギガーさん 大リスぺしてましたホドロフスキーを
こいうのを
12時間の大作に意のままで作りたかったというね。コントロールしてね
みんな住まわして。脚本、絵コンテばっちしで、、、セット組もうの前に
オジャンというね。。。
ダリのエピソードは、大爆笑ですよね。むちゃくちゃというのは、この方にあるという。愛人さんが出演してくれて、このシーンレアです。
いやーーーとってもおもしろい ひそかにぽっとするドキュメント
映画の映画のドキュメントですので心ある方のみどうぞ。
私は、コッポラの「ハートオブダークネス」以来の快作だと思います。
ホドロススキーのトークがとにかく情熱的で良かったですね。
さて
映画の映画のドキュメント
ホドロフスキーの失敗した「砂の惑星」について
SFファン、ホドロススキーファン、映画ファンぜひ!
追記
だからこそ 大失敗なリンチの「砂の惑星」みたいけど 超レアソフトだす。