Quantcast
Channel: どーもキューブのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 663

トビーフーパー提供「悪魔のいけにえ」ドキュメント「ショッキン グトゥル ース」

$
0
0

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

中古屋で見つけ

がぜん買いたくなった

二千円強の二枚組ボックス
ホラー映画の超基礎映画

トビーフーパーの鮮烈デビュー作で

最高傑作

「テキサスチェンソーマサカー」

こと

「悪魔のいけにえ」

そのドキュメンタリーが、あるという事で発売された時

欲しいと思っていて

記憶の片隅にあったんですが、

先日中古屋で発見し
狙い撃ち購入してきた次第


「悪魔のいけにえ」は、確か

高校生の時かな?ベータ版でレンタルした記憶か?

低価格VHSだったか?

忘れちゃいましたが


えー初見の印象は、

正直

こんなもんかぁ!という感じ

よりも

細かいフィルムのザラツキや

レザーフェイスのデカサや
レザーフェイスの強烈な殺戮シーンや

レザーフェイスの小屋の異様なデスイメージ溢れるディテール。骨のアートや毛皮とか

レザーフェイスの生々しいマーダーシーンや

前半の異様な車内時間や

あのデカい釣り針や

あと音楽とか


一回見たら忘れられない

映画だったという体験でした。

高校生の時なぜか

ポスターを購入して貼っていました。

ちなみに本編のDVDもその中古屋で三枚組でデックス産三千円強で売ってるんで
こちらも射程圏で購入予定です。



トビーフーパーは、ちなみにこのデビュー作を超えられない作家だと思ってます。

映画監督の二種類だと思ってるんですが、

デビュー作・初期作品が

マックスで

段々面白さが並みになっていく監督



段々波のようにバイオリズムのように
面白さが変化する監督



二つのパターンがあるかなと思ってます。

トビーフーパーは、前者です。

のち
カエルのようなかたまりエイリアンと裸の魂吸い取り映画、 隠れた傑作「スペースバンパイヤー」

ほぼスピルバーグ映画だが滅茶苦茶傑作の「ポルターガイスト」

全然面白くなくなりむしろコメディ映画にみえる続編「悪魔のいけにえ2」

あと最新作の部類にはいるかなりのB級オリジナルビデオのようなホラー映画。
見てかなりがっくりした
「ツールボックスマーダーズ」

などなどありました。

トビーフーパーは、やはりデビュー作がマックスの出来のような映画監督に見えますね。

ちなみにトビーフーパーと同類なんじゃないかな?という映画監督は、あんまりいないんですけど、

ウォルターヒル
ジャンリュックゴダール
ジャンジャックベネックスクロードシャブロル
青山真治

あとある意味
リドリースコット
タランティーノ

「パルプフィクション」を境に

「エイリアン」を境に

変わった
作品がジャンル化していった

映画が弛緩した、伸びてった

監督なんかなーと思ってます。



さてそんな「悪魔のいけにえ」ドキュメント

ショッキングトゥルース

鑑賞となりました。



衝撃的事実のごとく

トビーフーパーのインタビューを中心に製作当時を振り返るインタビュー集でございました。

美術監督のインタビュー、この方が素晴らしい仕事をしたんですね。音声解説の黒沢清監督と篠崎誠監督が口を揃え言ってます。

まあ動物の死体を集めたり
骨あさったりとまあまあリアリティ出すためのムチャクチャ事実を取り揃えていたんですね。

あと
トビーフーパー曰わく

トビーの地元テキサスの実際起こした事件のトゥルースと

フェイマス殺人犯のエドゲイン事件をミックスしたキャラ(「エドゲイン」ていう映画見たなぁ。トムサビーニが特殊メイクしたやつ)

というのは、初めて知りましたね。


それから出演者のインタビューで

劇中の杭にかけられる女性のインタビューがあったんですが、(杭にかけられるシーン、ハーネスで釣ったようですね。あの痛さはたまらない表現ですね。)

あとレザーフェイスがアタックする瞬間もやはりトビーフーパーは、こだわっていて

どうやったらナマナマしい痛さや重さがでるかかなり現場で

殺し方トークを重ねたようです。

めちゃ熱い
めちゃ臭い(現場の家から出て嘔吐をする出演者)

現場でみな頭がショートしつつ

撮りあげたようです。


本当すげーなーという 映画でミラクルなんですね。

本当に大変で

むちゃを若さで乗り切った自主の乗りバリバリあったようです。


家族でテーブルで楽しい?食事シーンも26時間撮りっぱなしだったようです。

すげーなー

のち完全に作品コントロール出来てない、コメディ映画となりはてた「悪魔のいけにえ2」や

スピルバーグの指揮がおおすぎたといわれる「ポルターガイスト」

に比べて

「悪魔のいけにえ」は、トビーフーパーのこだわりを
若さと素晴らしいスタッフによって

悪夢を実行したような現場だったのが、よーくわかった

ホラーファン必見のドキュメンタリーでこざいました。

イヤーやっぱりイッてますね

音楽も音響の方とかなり実験的な音、ノイズミュージックを骨と骨をならして音を作ったり

丁寧に作ったようですね。
編集室と音響室が隣り合わせで作った

シコシコ作ったようです。
あの不気味なサウンドもやはり素晴らしいのはトビーフーパーのこだわりだったと思うとやっぱりすげーと思いますね。

あとマフィアの製作会社と提携してその後の売上ごっそり持っていかれたとか

ライト当てすぎで
食事シーンのチーズ、肉が瞬間に腐っていき臭い臭いとか

素晴らしい逸話満載でした

このドキュメント見ると

あー本編見たくなってきたなー(なんか見るの嫌な反面あるんだけど、、、)


けどこの作品、本編と一緒の特典映像の扱いの作品だよなぁと見ながら思いましたが

やはりファンが多い

需要が多い

作品は、メイキングだけでも商売になるんですね。

出演者のファンミーティングの様子も映り、楽しそうです!

みんな「悪魔のいけにえ」
ホラーヒーロー、レザーフェイスが好きなんですよねー

ジェイソン
フレディ
ブギーマン

レザーフェイスですからねー



そんなショッキングトゥルース体験でしたー

音声解説も濃いですよ、立教大出身二人が語りつくしてました



あと本作の

Viewing all articles
Browse latest Browse all 663

Trending Articles