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スタンリーキューブリック脚本監督「欲望と恐怖」

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星3、8 キューブリックの戦争の森


1953年、脚本監督スタンリーキューブリック(製作、撮影、小道具、編集ほか多数)

完全完璧主義の映画監督、スタンリーキューブリック。

SF映画の定礎であり難解映画でありベストテン映画の常連宇宙遊泳哲学映画「2001年宇宙の旅」

離れた狂ったモーテルに怒れたジャックニコルソン「シャイニング」


二部構成で挑んだベトナム戦争のしごきと戦場「フルメタルジャケット」

初期ノワールの傑作「現金に体を張れ」

その夫婦に足りないのは、愛か肉体か「アイズワイドシャット」

殆どDVDで完璧フルコンプしているお気に入り映画監督のキューブリック。

今もなお繰り返しソフト化され、影響を与え続けるキューブリック。



こちらも長らく見たかった作品でした。キューブリックの自主で初期作品。

キューブリック本で見てずーっと見たかった作品でした。

ブルーレイボックスもさらに発売されてました。

DVD発売時、Tシャツ付なんていうのが、キューブリックファンの御財布をゆるめたはず?!
キューブリックフリークの私としましても、
東京で公開されたのは、わかってたんですが、

IVC発売のDVDを鑑賞しました、まさかレンタルになってるとは、驚きでした。



まず、実質キューブリックのデビュー作品なんですが、

戦争物っていうのが、本当に意外でした。

そして戦争ものなんだけど、なんとも自主っぽい、観念小説的なモンタージュで面白かったですね。
 
娯楽作品ではなくて、ほんと学生映画の豪華版のよう。

脚本が詩的な人と共作、キューブリックは、助監督から美術、衣装、カメラオペレーターまでやりつくしていた。


キューブリック24歳の作品、同時期には、ドキュメンタリーを二作品しあげている。ちなみに二番目の奥様と結婚の年でした。

とにかく
必見ポイントは、撮影の美しさね!戦争映画にみえない美しさは、キューブリック映像ファンは、是非!

顔面ドアップを滅茶苦茶うつしますが、素晴らしいがかくとショットが見れます。

語り口は、戦争戦場のいち小隊の物語なんですがね、、、。

そのなかの狂言回し的役割が、出演者の若い兵士やく、ポールマザースキー監督です!必見!「ハリーとトント」の優しい映画監督が素晴らしいキレキレ演技を魅せてくれます。


ズームや特殊撮影は、ないですが、カメラマンとしてキャリアをスタートしたスタンリーキューブリックらしい完璧な美意識は、初期に現れておりました!

キューブリックは、監督になるには、今すぐカメラをもって映画を撮れ

と指南してます、、、。そうして、あらゆる事を率先してやり、一本作ると、映画監督がわかるとのこと。

キューブリック自身、自ら若き日をこの作品に捧げてる感じがわかりますね。
「博士の異常な愛情」「突撃」に受け継がれますね。
ていうか、キューブリックって何気に戦争映画いっぱい撮ってるんですね。「バリーリンドン」もある意味戦争シーンありますしね。
5作品も撮ってました。

キューブリックが、魅せる戦争の森からその後のキューブリック作品が見れる作品でございました。




さて
キューブリックの戦争の森

ぜひ!どうぞ!
レンタルであるようです。

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