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ジャンルノワール監督出演「ゲームの規則」2015年あけおめはじめ

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星5つ ジャンルノワールのその家の多層な恋
 
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1939年、脚本、監督、出演ジャンルノワール。
予告 リリース予告編
 
 
 
2014年の裏目標の一本でした本作。
 
オールディーズを中年になって見る わかる シリーズです。
 
本作は、淀川さんの本でたびたび登場、ジャンルノワールも淀川さんお気に入り。ミレニアム以前の映画オールタイム紹介本には、必ず頻回に登場した本作。
 
なんか 難しそう と 昔から思っていて、見るなら後 という嗅覚発覚。
 
確か東映のビデオで昔からビデオ屋に存在していたのを10代から認知。
 
自分から見て高嶺の花の存在だったジャンルノワール監督、「フレンチカンカン」も知ってました。ビデオ化の時に騒がれた記憶あり。
 
 
そんな作品に 中年めっきり開始中の いまでしょ ナウ(死語)でしょ
鑑賞したく
 
昨年2014年、勇気をだして ファーストトレーディング社(テレシネっぽい)の格安DVDレンタルしてきました。
 
 
 
 
あの、はっきりいって こんなに 面白かったなんて 思いもよらなかったですね。
 
鑑賞後いろいろ調べてたんですが、まず。監督が出演してるですが、、、びっくりで、、、。劇中のチョイ太めのかたが、 監督なんですね、、演技もいいんです。
 
左の方です。ルノワール。
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自分の作品に結構のはばで出演していたのね、、、というショックがありましたね。同時代のシュトロハイム監督のようですね。すんごい上手でした。
 
 
物語は、こんな感じ、でオールシネマより転写。
 
「主人公クリスチーヌ(オーストリアの大公夫人で彼女自身が役柄のモデルとなったグレゴール)は貴族のロベール・ラ・シュネイの妻。飛行家アンドレ(トゥータン)はその愛人だった。一方で、ロベールにも別れようとしていた愛人があった。彼らの催すパーティに大勢の名士たちが集まる。」
 
そしてこれが、いわゆる 私の好きな「アンサンブル」映画の始祖周辺作品だったという喜びでした。(この映画の系譜が、のちロバートアルトマン、ポールトーマスアンダーソン監督に受け継がれます。)
 
 
映画に沢山の人が右往左往出てきて、恋したり、ハプニング起こしたりする作品です。見る人によっては、わけわからん状態になる映画です。
 
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すんごいわかりやすいし、落ちしかり、金持ちから靴磨きまで一つの家で故意の恋のパーティーが、まさしくゲームの規則のように火花が散っていきます。
 
 
監督は、本作のあたらなさに引退も考えたとか、、、。それから「カイエデシネマ」の評論軍の猛烈レコメンから、本作の再評価が高まったそうです。
 
いや、、、これは、素晴らしいですよ、、。人間ちゃんとつどい、恋し、衝突して、落ちがつく 素晴らしいアンサンブル映画でした。
 
いやー--見て本当によかったですね。
 
 
もっと宮廷もののような感じか、ビィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」のような退廃アッパーものかなとか勝手な事前妄想しすぎでした。
 
なにせ10代から見たいという気運上昇沈下連続していた作品ですので、、、積年の思いが雲散霧消にきえて 気持ちよかったです。
 
オールディーズの面白さの真髄ですよね、、、温故知新をひしひし感じます。
 
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戯曲をもとに書き下ろした、まあちょっと芝居っぽいところも有りますよね、、、。
 
いつの時代も、人は、恋して 傷ついて 憎んで 金に富んで 金に貧して、場か騒いで、、というものを パ-ティ からさぐる感じの作品。
 
みて すぐ思いついた ロバートアルトマン監督の「ウェディング」でした。
 
 
 
さて
ジャンルノワールの
 
ジャンルノワールのその家の多層な恋
 
ジャンルノワールのアンサンブル階級格差家のラブアンサンブル
 
ぜひ 温故知新にどうぞ!
 
 
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追記
あけまして 2015年ブログ 一発目 よろしくごり押しなブログですが、おねがい致します。
 
あけおめ ことよろ 5日過ぎくらい な よろしく加減で マイペースに更新します。
 
蛇足情報
ツイッターとインストグラムに「どーもどーも2010」で登録だけしました。ひとつよしなに。
 
 
 

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