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「リアリティのダンス」の前に「ホーリーマウンテン」

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南米チリから飛び立ち、カルトムービーに名をなしたアレハンドロ・ホドロフスキー監督。
 
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アレハンドロホドロフスキーの出会いを書いていこうかなと思います。レビューないじゃ字数足りないので。
 
いちおオールタイムベスト的な区分けしてる、ラブシネマなんで、丁寧にざっくりだべっていこうかなと重いやす。
 
最初は、深夜のテレビで「ホーリーマウンテン」が、上映されるというような触れ込みで、犬の十字架姿を見て 激ショックを覚えたのが、最初です。いっぺん見たら忘れられない 10代のショック映像みたいな体験でした。
 
これじゃないけど、もう圧倒的にビジュアルの素晴らしい構築ぶり、巧緻精密ぶり
。「ホーリーマウンテン」はその美術博覧会みたいなんですよね、毎分毎秒がみたいな。だからすごいんですよね。この下のキリストのような人形だけでもすごいでしょ、、、。これ作ったんだーー、みたいなね、。
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なんと素敵な宗教壁画世界を作る。素晴らしい世界観を構築している「ホーリーマウンテン(DVD所持)」
 
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「ジョンレノンが愛好」というのが、表裏一体となって必ず語られる作品。事実ですんでね、、、。すごいですよね。
 
この壁画のような虹もちゃんと遠近きいて、手前に寒そうなふんどし男あり
 
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とにかく動く万華鏡のような世界観なんですね。そこにアレハンドロのどとうな詩と世界観と語り口が、ずーーーーーっとエロス、グロス、エロス、色彩、裸体、美術美術、宗教宗教と展開していって、脳みそが、おっつかないんです。
 
だからすごいのかなと、これ相当製作年数かけてると思います。未体験の方は、ぜひ ナチュラルハイな刺激があります。みるひとによっては、訳わからんちらちらした、全くおもろくない映画にみえるでしょう。
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それは、まるで黒澤明の「夢」やフェリーニの「サテリコン」のような映画系譜にみえます。
 
こんな想像力を フィルムにやきつけたいなーーーという 純粋なイマジネーションを
 
素直に映画にして感じがするんですね。ハリウッドのようにうん百人の駄目だしとかなく、、、。それが、すごいんですよね。ある意味規制の無い表現の限界に挑戦しているんですね。
 
だから 圧倒的に 頭にのこって オールタイムにはいるんです。まだ二回くらいしか見てないけど。
 
ホドロフスキーの宗教世界が完全に表現されていると思います。
 
宗教、タブー、錬金術、裸、セックス、グループ、信仰、殺人、軍隊、動植物、創造主、哲学、絵画、アートもうすんごいボリュームなんで、、、
 
ぜひ 体調の良いときにどうぞ。膨大なアートホラーも見ると思ってください。
 
私は、強くお勧めします。、、。あらかたのかたが、わけわからんと思うけど。
 
ホーリーマウンテン体験。
 
 
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予告 The Holy Mountain theatrical trailer
 
やっぱり予告だけでもすごいです。キューブリックとは、全然違うんですね。
カッコつけない感じで、真実をそのまま、ありのままの想像力を画面に聖地に精緻に配置している映画に見えます。
 
つづく 
 

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