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ジェームズカーンの賭博者
1977年製作ロバートチャートフ、アーウィンウィンクラー。脚本ジェームストバック。監督カレルライス
うちのビデオ屋でもうすぐ撤去されるであろうビデオ作品を見てみようシリーズ
VHS二週間レンタル 86円コースでございます。
今回久々の大好きな得意分野アメリカンニューシネマ期70年代作品
本作ビデオの裏ジャケットを見て
「ロッキー」シリーズやスコセッシ作品を製作したロバートチャートフ、アーウィンウィンクラーのダブル製作者コンビじゃなく
コッポラの困った雨の男のロードムービー「雨の中の女」主演のジェームズカーンじゃなく
私のお気に入り映画
モリーリングウォルド、ロバートダウニージュニア主演「ピックアップアーチスト」や
初監督作品で、その暗さ、その悪魔のピアノ手、ハーベイカイテル主演「マッドフィンガーズ」
これらを脚本監督した
脚本家のジェームズトバック作品だったからです。
このジェームズトバック好きな人なんて日本で私ぐらいかと思います。
CICビクタービデオ、パラマウント作品鑑賞となりました。
いやぁ、やっぱり70年代の作品って 好き、素晴らしいですね!
もう身も蓋もない、ラストですね!それが許されるから素晴らしいんですね!
人間のありのままを描いているアメリカンニューシネマ、まあ70年代後期なんでずれてますが、この男に女性陣は、無視軽蔑のキャラクターですよね。だらしないだけですから、、、。
だけど男は、パチンコ、競馬、麻雀なと゛こりないギャンブル日常が今も脈絡とありますからね、シンパシー感じてしまうんですよね、、、。
まあギャンブル映画なんで成功or失敗しかないわけで、、、。
男のどうしょもない、しょったれ(だらしがない)姿丸出し映画なんですね。
物語は、大学教師のジェームズカーン。ふらふらしながら、いっせき授業をかましながらも、ギャンブル好き。勿論大きなバクチにでますが、、、世の賭博者は、そうなる展望であとは、野となれ山となれ、石は転がり落ちていきます、、、。
ジェームズトバックは、「ピックアップアーチスト」でも教師がバクチしてモリーを救い出しますが、
博打を物語のキーポイントに添えます。
そして
依存 を必ず絡めます。
本作では、賭博にのめり込む哲学をとうとうと語り
とうとうスタスタと人生階段をゆっくり踏み外していきます。
劇中「2+2=5に なる」という逸話をロシアの超ぶっちゃけ文豪、ドストエフスキーから引用します。写真もチラッと登場。
ジェームズトバックがドストエフスキーの「賭博者」がきっと好きなんでしょうね、それにインスパイアされた物語を紡いでいます。
ジェームズカーンは、飄々としながらも冷静にイライラしながら、賭博の渦に衝動極まります。
スコセッシの「グッドフェローズ」でギャングボスを演じたポールソルヴィーノが若い。取立やになっています。
同じく「ロッキー」シリーズでも出てくるバートヤングも出演、取り立てていました。
ラストは、さながら予想つきそうな感じですが、
私が好きなニューシネマらしい 根暗オチ で忘れられない映画になりそうです!
いやぁ良かったなぁ、ジェームズトバックは、9作と寡作で消え失せてしまった作家ですが、私は大好きな根暗作家監督です!
これは○○ヤ良品発掘じゃないとソフト化しなそうな作品ですね。
大変
良かったです!
さて
ジェームズトバック
ジェームズカーンの賭博者
ぜひ! ご覧ください。
追伸
ギャンブルは、怖いですね。ラスベガスも怖いなぁ。楽しそうだけど怖いなぁ。私はノーギャンブル・ナチュラルハイを目指す映画愛好家です。
追記
ドストエフスキーの「賭博者」も読んでみたいですね。