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脚本ジェームストバック、監督カレルライス「熱い賭け」

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星4つ

ジェームズカーンの賭博者



1977年製作ロバートチャートフ、アーウィンウィンクラー。脚本ジェームストバック。監督カレルライス


うちのビデオ屋でもうすぐ撤去されるであろうビデオ作品を見てみようシリーズ
VHS二週間レンタル 86円コースでございます。



今回久々の大好きな得意分野アメリカンニューシネマ期70年代作品

本作ビデオの裏ジャケットを見て

「ロッキー」シリーズやスコセッシ作品を製作したロバートチャートフ、アーウィンウィンクラーのダブル製作者コンビじゃなく

コッポラの困った雨の男のロードムービー「雨の中の女」主演のジェームズカーンじゃなく


私のお気に入り映画

モリーリングウォルド、ロバートダウニージュニア主演「ピックアップアーチスト」や

初監督作品で、その暗さ、その悪魔のピアノ手、ハーベイカイテル主演「マッドフィンガーズ」

これらを脚本監督した
脚本家のジェームズトバック作品だったからです。

このジェームズトバック好きな人なんて日本で私ぐらいかと思います。



CICビクタービデオ、パラマウント作品鑑賞となりました。



いやぁ、やっぱり70年代の作品って 好き、素晴らしいですね!

もう身も蓋もない、ラストですね!それが許されるから素晴らしいんですね!

人間のありのままを描いているアメリカンニューシネマ、まあ70年代後期なんでずれてますが、この男に女性陣は、無視軽蔑のキャラクターですよね。だらしないだけですから、、、。
だけど男は、パチンコ、競馬、麻雀なと゛こりないギャンブル日常が今も脈絡とありますからね、シンパシー感じてしまうんですよね、、、。

まあギャンブル映画なんで成功or失敗しかないわけで、、、。

男のどうしょもない、しょったれ(だらしがない)姿丸出し映画なんですね。



物語は、大学教師のジェームズカーン。ふらふらしながら、いっせき授業をかましながらも、ギャンブル好き。勿論大きなバクチにでますが、、、世の賭博者は、そうなる展望であとは、野となれ山となれ、石は転がり落ちていきます、、、。


ジェームズトバックは、「ピックアップアーチスト」でも教師がバクチしてモリーを救い出しますが、

博打を物語のキーポイントに添えます。

そして

依存 を必ず絡めます。

本作では、賭博にのめり込む哲学をとうとうと語り

とうとうスタスタと人生階段をゆっくり踏み外していきます。


劇中「2+2=5に なる」という逸話をロシアの超ぶっちゃけ文豪、ドストエフスキーから引用します。写真もチラッと登場。

ジェームズトバックがドストエフスキーの「賭博者」がきっと好きなんでしょうね、それにインスパイアされた物語を紡いでいます。

ジェームズカーンは、飄々としながらも冷静にイライラしながら、賭博の渦に衝動極まります。

スコセッシの「グッドフェローズ」でギャングボスを演じたポールソルヴィーノが若い。取立やになっています。

同じく「ロッキー」シリーズでも出てくるバートヤングも出演、取り立てていました。


ラストは、さながら予想つきそうな感じですが、

私が好きなニューシネマらしい 根暗オチ で忘れられない映画になりそうです!

いやぁ良かったなぁ、ジェームズトバックは、9作と寡作で消え失せてしまった作家ですが、私は大好きな根暗作家監督です!


これは○○ヤ良品発掘じゃないとソフト化しなそうな作品ですね。

大変
良かったです!



さて
ジェームズトバック

ジェームズカーンの賭博者
ぜひ! ご覧ください。



追伸
ギャンブルは、怖いですね。ラスベガスも怖いなぁ。楽しそうだけど怖いなぁ。私はノーギャンブル・ナチュラルハイを目指す映画愛好家です。

追記
ドストエフスキーの「賭博者」も読んでみたいですね。

ウォンカーワイ脚本( 他)監督「グランドマスター」小盛版!

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星4つ

ウォンカーワイのカンフーダンス



武術指導ユアンウーピン。脚本(他一名)、監督ウォンカーワイ。



時は1990年代。

東京のミニシアター界の興業収入最高記録を更新しまくった映画監督が、ウォンカーワイでした。

ミニシアター界から飛び出して、

今やカンヌ映画祭審査員長になり世界のウォンカーワイ。

ウォンカーワイの魅力は、
耽美、感覚的散文的な引き延ばしスロー映像に

度重なるモノローグをぶち込み

観客をウォンカーワイワールドに引き込む世界観を魅せてくれました。


ウォンカーワイ、もともとテレビ局の脚本家出身。


ウォンカーワイのフィルモグラフィの中で今思うと、唯一わかりやすいデビュー作、脚本家らしいデビュー作「いますぐ抱きしめたい」とりたて屋のラブストーリーでした。
もう忘却しましたが、確かウォンカーワイでもこんなにわかりやすい物語作ってたんだぁという思い出。

やしのみと戦地とからむ思い、こちらも尻切れトンボがちな熱い思い「欲望の翼」

タランティーノが惹きつけられた、それぞれの恋するカウンター、恋する侵入部屋、パイナップルを食べ続ける男「恋する惑星」


「恋する惑星」のキャラクターを延長、生かした映画「天使の涙」


私のお気に入り映画。ウォンカーワイの野心作第一弾。同性愛は滝のもとのフラメンコの衝突愛「ブエノスアイレス」


ウォンカーワイ映画史上の失敗作と言われる剣士の物語「楽園の瑕(きず)」


本来の製作スタンスに戻り、撮影クリストファードイルなしで、閉鎖的視覚的な耽美フェチシズムのようなアングルで魅せていく恋チラリズム映画「花様年華」

ウォンカーワイの新境地というか挑戦的製作。製作難航でやっと出来た合作近未来映画「2046」


ウォンカーワイのアメリカン映画でラブストーリー「マイブルーベリーナイツ」(未見)


そしてそして最新作は、なんとカンフー映画!

ウォンカーワイのカンフー映画?! マジかよ!

てな感じでありました。

しかも主演は、ウォンカーワイ組のトニーレオン。そしてチャンツィーイー。

長らくDVD発売を楽しみにしていた作品

ギャガDVD準新作鑑賞となりました。



まず、。本作は、本来を求めてはいけない気がします。本来のカンフー映画をね。

だってそれは、ウォンカーワイだから!という事につきます。

本作はカンフー映画じゃありませんよね。これを本来のカンフー映画と思って期待してみるとなんだよ!コレって怒るだけかと思います。

つまり、過去のウォンカーワイを知らないということだと思います。あしからず、、。



ウォンカーワイ。新たな転換期にきていますよね。新作のたびにカンヌ映画祭に呼ばれる世界作家になりつつあるウォンカーワイ。新たな監督ステージであります。


ウォンカーワイの完全なカンフーアプローチ映画ですよね!

まさしくウォンカーワイのカンフーダンス映画でした。

はじめはもっともらしくカンフー派閥勢力映画らしい物語りにみえて、ラストかなり尻すぼみになるのも

ある意味ウォンカーワイらしい感じで、こういうわかりにくい部分も相変わらずのウォンカーワイの良さと私は捉えたい。

ウォンカーワイは、あくまで感覚派、映像美推進派閥なんですよね。

ウォンカーワイは、映像と映像の間の表情やニュアンスをさらにスローに引き延ばした間の行間に

我々の想像力を絡めさせるような映画であります。

言語にたよらない
色彩に耽美に魅せる
脚本から逸脱する

それがウォンカーワイの良さ悪さなんかなと、私は大好きですがね、、、。


前ふり長いですが、度々。


あ、やっぱり劇場いけばよかった(ちょっと後悔)
良かったですねー!

本来のウォンカーワイテイストな映画でまた、新たなウォンワールドを魅せてくれてとっても良かったです!


やっぱり笑うでしょ!

トニーレオンと チャンツィーがキスしそうな空中近づきに爆笑耽美サービス

遊郭のような素晴らしい金色の内装と遊女のふてぶてしいいかがわしいたたずまいの配置美

このシーン必見ですよ!

そしてウォンカーワイフィルムでは、いつでも中途半端。チャンチェのカミソリも通りすがりの美貌を見せつけ中途で退場していきます(笑)

チャンチェって「ブエノスアイレス」でもそうだったけど、中盤から最後にかけての盛り上げ要因のようで、意図的出演でちょっと笑えます。チャンチェファンも必見ですよ!


チャンツィーの駅の合成ですが、ホーム決闘も必見!

詠春拳のマスター、 トニーレオンの拳はらい!必見!いやぁ格好いいわぁ!

ファーストシーンのいかにも雨のスローモーションカンフーの美しさは! ウォンカーワイの必殺技ですよね! 綺麗綺麗綺麗!であります。これを楽しむ映画であります。

理屈ぬき、映像に酔えるの?よえないの?という感じだと思います!



けど実際のカンフーの派閥争いや話し合い、お手合わせもあんなふうに話し合いながら、稽古つけていたんかなぁ、と思わせる感じを受けましたね。

今度64手を披露してくださいよ!みたいな感じです。

これは、ブルースリー、ジャッキー、には出せないテイストであります。トニーレオンは俳優ですからね。カンフー出来ない俳優がカンフーをやる映画ですからね。カンフー映画じゃ、はなからないわけです。



まさしく
ウォンカーワイの カンフーコリオグラフィー

私はカンフーミュージカルにも見えましたね。音楽の中国民謡のような懐メロ感。

そこにラブストーリーとカンフー跡目争いを 絡めたカンフーミュージカル映画に見えました。

とっても新しく見えましたね!


カンフーの恋バナグランドスローマスターサービス



ウォンカーワイのカンフーダンス

ウォンカーワイファン必見の 素晴らしいソフトファイトミュージカル

トニー、チャンファンは、マスト必見!


ぜひどうぞ!



追伸
ウォンカーワイの新たな監督作品が楽しみです!

追記
なんかチャンツィー、顔が変わりましたかね!目元がなんかね、、。


追記2
トニーレオンって、「欲望の翼」で共演したカリーナラウと結婚してたんですね、知らなかった。

追記3
「欲望の翼」「恋する惑星」「天使の翼」は、必ずDVDブルーレイで手に入れます!


写真ラストは、ウォンカーワイに夢中熱中症時代に購入したウォンカーワイ本と
所持してる 「ブエノスアイレス」DVDです!

ウディアレン脚本監督「ミッドナイトインパリ」

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星3、5つ

ウディ監督の真夜中のベルエポック




アカデミー脚本賞受賞。
ウディアレン脚本監督。



久々のウディアレン作品。
ウディアレン、はじめはスタンダップコメディアンで俳優だったのが、

いつの間にか監督側に。

全編テレビニュース方式のようなさながらウディテレビショーのような「泥棒野郎」

まさしくセックスについての青臭い大袈裟オムニバス「セックスのすべて」などの初期のコメディ監督期。


ウディジョーク恋愛独白のようなアプローチからアカデミー賞を撮りあげた「アニーホール」

そこからウディの作風が変わってかた中期ウディ作品群の数々。

敬愛するベルイマンを作品のテーマに織り込んだ浜辺姉妹の波のもまれ「インテリア」

私が一番好きなウディ作品で映画の映画話、ウディ版「81/2」「スターダストメモリー」

現在のアンサンブル恋愛作風に近づきつつある最初の完成型で私のお気に入り作「ハンナとその姉妹たち」
などなど中期。

「ブロードウェイと銃弾」ぐらいから有名若手俳優起用相次ぐ。

そしてドリューバルモア、ティムロス、ジュリアロバーツ、ゴールディホーン、ルーカスハーツ、エドワードノートン、ナタリーポートマンと素晴らしい俳優陣を寄せ集め、舞台を「パリ」にして傑作ミュージカルを作った「世界中がアイラブユー」。歌えない有名人を皆歌わせ、みんな幸せミュージカルを作り上げました。


次第に有名俳優起用まで

予算と認知(ヨーロッパで興業、評価あがる。これがウディパリ好きの発端)が増えていき、

後期のネオ傑作期を迎え、
有名俳優起用恋愛アンサンブル映画「それでも恋するバルセロナ」

サスペンス映画連発「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に発展していくウディアレンです。



ずーっと気になっていた作品。

聞けば興業収入ウディ作品で最大級のヒットだとか。
なかなかDVD借りれずの人気作品。

チラシは、ウディ作品にらしくないエラ若手オーウェンウィルソンのパリでの独歩なたたずまい。脚本家の物語。

角川DVD鑑賞となりました。



なるほどなぁ。まず、結論は、まあまあかなと。

というかこんな

例えおとぎ話のような展開だとは、

私予想だにしていなくて、びっくりというか

意外な展開にちょいちょいと 置いてけぼり気味になったという感じで

ラストも なんか、えっ!そんな都合良くぅ!
って突っ込んでました。


もっとはじめは
散歩して奇想天外ストーリーだと 思ってたんですが、

まさか
パリの有名人あるある出会いました タイムスリップ気味だとは、、、

ウディ作品ではよく出てくる

有名人に会うシリーズだったんですね、、。

「アニホール」の評論家

「カイロ紫のバラ」のスクリーンの中の登場人物に会うシリーズ

等々

本作では、

ダリやら有名小説家やら

ベルエポック

シュールリアリストでブニュル

等々これら 「パリ」らしい逸話が分からないとまるで
チンプンカンプンミッドナイトパリになりそうですね。


オーウェンウィルソンのまるで、さながらのウディアレンの分身饒舌気味主人公も相変わらず。オーウェンウィルソンがしゃべってるんだけど、 語彙の趣旨が「アニホール」の頃のウディ自身の主人公と全く変わってないという有り様((笑))
落ち着きなく
必ずセンチメンタリスト
病弱さりげなくかます
博識さりげなくみたいな感じでやたら饒舌
妄想好きで例え好き

みたいな一貫した ウディ作品の主人公像ですね。


タイムトラベル馬車ベルエポックパリ物語でございました。


マリィオンコティアールもゲストな美貌を振りまいてます。


ですが、この脚本家志望、結婚前提段取り進捗状況のラブラブぶりと

ミッドナイトイン馬車の展開が

私にはなんか、

空回りランデブーに見えましたね。

はい、ウディ作品によくある感じであります。

ちなみに私のウディ空回りな感じ作品は

「マンハッタン」
「マンハッタン殺人ミステリー」
「ラジオデイズ」であります。ていうか多作過ぎてなかなか見られません。し、なかなか全作品揃ってるビデオ屋は、なかなかないかなと。特に初期はレアです。


ですが、アカデミー脚本賞も納得の高品質なおとぎ話が

冒頭三分弱のパリの風景紙芝居カッツのように美しいパリ景色とともに


夜な夜な展開ランデブー恋バナでありました!



さて
ウディアレンの深夜のパリで夢の散歩

ウディ監督の真夜中のベルエポック

ぜひ!


追伸
ますます、ウディは、 盛んになってきているので、恐ろしいですね!私、個人的には、

初期の「バナナ」や「泥棒野郎」のようなナンセンスコメディを豪華に金かけて撮りあげてほしいです。

あとミュージカルもみたいですね。

あと、ウディのベルイマン系シリアス路線も結構好きです。「重罪と軽罪」や「インテリア」のような作品!DVDほしい「私のなかのあなた」等々!

溝口健二監督「西鶴一代女」

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溝口マスターピース、お春の性



1952年、ヴェネチア映画祭国際賞受賞。原作井原西鶴。脚本依田義賢。監督溝口健二。



日本映画の四大巨匠

日本の侍映画と黒澤ヒューマニズムを描いた黒澤明

規定アングルにおさめた日本人の礼と節と別れとラブ、小津安二郎

多岐にわたる一般市民の様を時にミステリーに時にサイコに乱れて、流れるドラマを表現した一番好きな巨匠、成瀬巳喜男

古典の再現と女性達の生き様を得意とした溝口健二。
今回はその四巨匠の中から溝口監督作品。


長らくレーザーディスクのみ。ビデオ発売なし。

発売なかなかされなかった溝口作品の最高傑作といわれていた本作。

溝口のドキュメンタリー、新藤兼人監督の「」等々こだわった作品として本作の逸話は、数々聞いていました。

なかなか見れてないですが、今までの溝口鑑賞おさらい。

もう若き日に見て失念してしまったので再見したい、溝口流御伽噺「雨月物語」「山椒大夫」

私の一番好きな作品、非常で 非情で貫いた愛「近松物語」

国産女優第一号といわれた「女優須磨子の生涯」

遺作は、どっぷり現代劇につかり、赤線の女性達を描いた「赤線地帯」

そんな感じであります。一部溝口作品は、大映DVDで再発売されてます。
初期作品、サイレント作品は、ビデオのみでしょうかね。


長年ずーっと見たかった作品が、DVD新作コーナーに並んでいて

思わずの衝撃!新作料金から二週間レンタルプライスダウンを確認後速攻レンタルしてまいりました。



カメラがガンガン動くんですよね、それにびっくりしました、まず。スコセッシの映画みたいに動きます。
この四大巨匠の中できっと一番カメラワークを重要視したのは、溝口監督かもしれませんね。


そして、それがのちヌーヴェルバーグの作家達(ゴダール、ジャックリベット、時代違うけどベルトリッチ等々)に模倣される元になった理由をようやく確認できましたね。

四大巨匠の中で一番カメラワークがガンガンしているのは、溝口監督なんですね。

俯瞰からの天井ショットからの横移動

田中絹代を背中越しからの全体歩行移動ショット

素晴らしいカメラワーク必見ですよ!劇的刺激的に目に焼き付けてくれます。

あと人形浄瑠璃も ちょっとうつります日本文化が垣間見みれますよ!


物語は、井原西鶴が原作。
井原西鶴って日本史でこういう作品を書いた人だ覚えておくようにと記憶した代名詞にしか思えない、歴史上物書きですよね。

田中絹代演ずる、前途多難ないばら恋の道を行く「お春」の恋物語でございます。



ラスト付近の田中絹代の顔面!必ずみてほしいですね!私は思わず その演技に涙してしまいました。

田中絹代と溝口監督は、ひそかに恋愛関係だったと新藤監督がドキュメンタリーで言ってましたが、

本当に女優 田中絹代という この方は 立派な女優さんなんだなと

私は本作を 見てビンビンに感じました!

さぞ溝口監督にしごかれたんだろうなぁ、それはラブに発展するだろうなぁとなんとなく夢想妄想 。

特典映像を見ると本作、溝口監督、スランプ時期だったようで、独立プロ作品だったようですね。

スタジオも借りれず 大変苦労して撮影していたようです。児井プロダクション提供。

カメラマンも「山椒大夫」「雨月物語」で脚光を浴びる宮川一夫さんじゃなく、平野好美さんという方でした。

劇中の絹代さんの口からはかれる息が寒さでゆらいでいましたね、、。

そして内装や衣装の素晴らしい細やかな再現は、独立プロと いえども素晴らしい見栄えこれぞ、日本文化と言える着物、建築、男たち。

私は絹代さんが幕府に使えた時、乳母室のような部屋の奥にあったやや巨大なぬいぐるみのような力強い赤子置物がインパクト大でありました!ちょい必見。

音楽も素晴らしいですよ!
あと三船敏郎さんも、まだ駆け出しの若手でしょうね、必見です!
あとあと大泉滉さんもいつもの女々しい色男ぶりをふりまいてます!


溝口監督が魅せる

不義でも
みっつうでも

真に思う人と添い遂げたい
今じゃあたし前
昔じゃ 罪と罰で追放出ていけ!やっかい払い!

のラブに

ラストの素晴らしい立ち振る舞いのお春さんに涙がでました!

そして何より素晴らしい作品に出会った、出会えた時に

私に沸き起こってしまう感情

この先!!!
いったい!!!
どう?なるん?


ラストまで食い入るように口があっぽーんと あいてしまうような
夢中感覚体験を魅せてくれる作品こそ

名作、まさしく星5つな作品なんでございますが、

ラストまでの素晴らしい語り口もさることながら

でずっぱーの田中絹代さまにやられてしまいました。
田中絹代という女優さんの様々な喜怒哀楽を見て魅せられる映画になっています。今の女優さんも良いですが、

本当に凄い女優さんだと田中絹代さん本作見て確実確信しましたね。



さて
溝口監督が魅せます

ライブオブお春

溝口マスターピース、お春の性



溝口監督を知るには、一番もしかして入りやすい作品かもしれません!

ぜひ!日本映画巨匠監督の名作

力強くレコメン!



追記
本作の前年に作られた「武蔵野夫人」も見てみようと思いまーす!

砂田麻美監督「夢と狂気の王国」

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砂田監督のジブリの風景と密着



製作ドワンゴ。脚本監督砂田麻美。



こちらもずーっと見たかったドキュメンタリー。

影のジブリストである私。
日本のアニメーションを牽引するスタジオジブリ。

その先頭を走ってきた宮崎駿と高畑勲監督。

すでにお二人は、一線から引退をしております。

宮崎監督は、公式発表を行い

風の中に飛行機を自分と偉人に重ね合わせた大ヒット遺作であろう「風たちぬ」

高畑監督は、またまた五年以上かけて、説得と停滞、遅延を繰り返し

最高日本昔御伽草子を作り上げた「かぐや姫の物語」を監督しました。

ちなみに

ジブリドキュメンタリー

今までのおさらーい!

はじまりは、戦乱と神様と腕神様と山の少女「もののけ姫」のドキュメンタリー

テレビマンユニオン製作、「「もののけ姫」は、こうしてつくれた」がはじまり。ソフト化され、アニメの製作プロセスを段階的に丁寧に解説していく力作でありました。

作画の苦労
アニメーターの要請
宮崎駿のこだわり
アフレコ風景の演出
等々

素晴らしくわかりやすい ドキュメンタリーでございました!DVD所持。


そして崖の上の人魚マンマーレ、私魚だけど好きってことわかってつたえたよ!の

またの名を「パンダコパンダ雨降りサーカス」を改変リメイク「崖の上のポニョ」
こちらのドキュメンタリーNHK製作、DVD6枚にわたり、超大作になった「ポニョはこうして生まれた。宮崎駿の思考過程」ドキュメンタリー

こちらは荒削りなアプローチですが、ドキュメンタリーとしては大変質が上がった素晴らしい作品でした。
宮崎駿に全身で無知と失礼をぶつけていく。ドキュメンタリーとしては最上級の良さがあります!

絵コンテ完成までひたすら密着するという内容ですが、

宮崎駿を知るには素晴らしいカオス的言説を聞けるドキュメンタリー。



そんな

背景の二人の製作期のスタジオジブリのドキュメンタリーが映画公開されたという事で楽しみにしていました。

「夢と狂気の王国」で、鈴木プロデューサー、宮崎、高畑監督が並んで座っているジャケット。

砂田監督は、「エンディングノート」というドキュメンタリーで突破してきた女性監督さん。

ジブリをどう捉えるのか?楽しみでありました!

ジブリがいっぱいコレクション、ブエナビスタDVD鑑賞となりました。



まず、まあまあな作品だったかなと。
本作のタイトル「夢と狂気」とうたってますが、

全然狂気は、感じませんね。監督さんが、狂気と思ったかもしれませんが、

このドキュメンタリーみる限り伝わりません。

さながら
「「風たちぬ」のスタジオジブリにお邪魔させてもらいながら、周りの風景と音楽演出つけてみました。砂田監督のスタジオ王国を見た」

という感じのドキュメンタリーでありました。


えーっと「狂気」だったら「ポニョ」のドキュメンタリーのほうが、よっぽど感じられます。

ドキュメンタリー的には、砂田監督がジブリに恐縮しているので、全然宮崎駿の何かを引き出したりとかいうじゃなく、

砂田監督が猫のように覗かせて頂いたドキュメンタリー

ある意味逆に一番見やすいジブリドキュメントかもしれません。

をぜひ! という感じでしょうか。

なんで、前二作のドキュメンタリーと比べると

音楽が多いなぁとか

高畑監督のドキュメンタリー全然魅せてくれないんで、もっと粘って欲しかったなぁとか(おそらく許可降りなかったとは、思いますが、)


私にとっては、ですよ、演出で少し気になったとこありという感じ。

要は

ジブリの中を魅せてよって話なんで、

ジブリで働いている人を沢山魅せてよって話なんで、
話聞いてよ、衝突取材してよ!

そういう欲求は、かなり満たせてもらえてないので、
前二作ドキュメンタリーと比べると

私はかなり不満足でありました。ドキュメンタリー的にも一番ソフトです。

特典映像がなんか唯一ドキュメンタリーっぽいんですよね、砂田監督の意図ある演出だと思うんですが、

私は特典映像の内容を含めもっと映像を整理、取材して欲しかったなぁ。

いや、 もっともっと「風立ちぬ」「かぐや姫の物語」の裏側を見せて欲しかったですね。

両巨塔のラスト作品ですからね、そこが残念でした。はい。厳しいようですが、、、。

中心は、「風立ちぬ」の製作ドキュメンタリー。宮崎駿のアトリエとジブリ内の模様です。


で、すが、。

素晴らしい瞬間やこんなとこ見せてくれるのという風景満載なドキュメンタリーとなっております。

声優庵野監督が決まる瞬間と周りスタッフの驚愕な黙りこくり

これ、素晴らしいですよね!ある意味ジブリが、露わになっている瞬間を切り取ってます。誰も庵野さんは、ちょっとダメですと言えない雰囲気ね、、、。ジブリの本質ですよ!このシーン必見。



鈴木プロデューサーの日常
映画館に出掛け、映画館内を演出。

ワーナーのチケット売り場付近、やや天井に近いワーナー有名映画だらけの写真看板をジブリだらけにしたいねーといってましたが、実際「風たちぬ」の時ジブリヒストリーになってました。

鈴木プロ、アニメフェスに行く

ジブリの打ち合わせ風景。
ジブリ内の販促会議みたいのも見れましたね、 これは貴重。確かにジブリ物販子供むけも良いですが、大人むけも開発お願いします。

「となりのトトロ」製作時の映像。(日本テレビのドキュメント)

鈴木、高畑、宮崎の関係


「風立ちぬ」への思い
こちらは宮崎駿のパーソナルな思い、本作一番宮崎駿の私情を表現してます。
それがラストの完成試写の宮崎駿の一言につながると思います。

ジブリ、アトリエでの宮崎語録。変わらずの宮崎語録。

鈴木プロ、完成後、プライベートでワンピースシャツを訳ありで着る

とうとうありました。




さて
砂田監督の覗いたジブリ風景

砂田監督のジブリの風景と密着

ジブリファンは、ぜひ!

只今梅雨不作中だけど、チラシで劇場映画だべり

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という事で

いかがお過ごしでしょうか?

色々盛り上がってる世の中ですが、

暑さ寒さの段違い平行棒のような寒暖差に

体調傾き、立て直した 私でございます。



2014年、劇場映画不作ですねー。2009年以来だなぁこの感じ、、。

ハリウッドも景気低迷でネタ不足なんでしょうかね?!


半年過ぎましたが、私もなかなか見たいなぁというのがなくて困っております。

リバイバル作品のゴゼジュウ、シネパスの方が食指が伸びるというオチになってきています。



なげていてもラチ開かずの扉でオープセサミー(?)

チラシでだべっていきましょうか。



まず、出ました!
マイケルベイ監督のもはや
ドル箱代表作

「トランスフォーマー3」でましたね。

SFロボコン好きにはたまらない作品ですよね。

うちの兄貴も好きな作品です。

一作目を兄貴と劇場鑑賞したんですが、横でスヤスヤした

ロボコン系苦手な私

世間裏側大絶賛「パシフィックリム」も ピンともポンともこなかった私です。ロボに燃える物を感じないんですよね。

ガンダムよりあさりちゃん、ふくちゃん、ハットリくんに興味があった男の子であります。



次は
ブラピミーツクリストファーノーランの「トランセンデンス」

こちらはノーラン組の撮影監督さんが監督ですね。ノーランは製作だけでしょうか。

ブラッドピッドで

コンピューター脳内 サスペンスみたいな感じでしょうかね?

ブラピも
ハリウッドを牽引する俳優プロデューサーになってきましたね。

今回紹介しなかったですが、トムクルーズも同様ですね。「オールユーニードキル」

日本ゲームソフト映画化作品ですね。
「スーパーマリオ」
「バイオハザード」
「鉄拳」
「ファイナルファイト」
とかです。

トムクルーズも最近SF・アクション系が続いていますね。

トムクルーズもヨロッとベタベタの恋愛物とか歴史大作みたいな作品見てみたいですね。



そして公開中、ウェスアンダーソン監督「グランドブタペストホテル」

ウェスアンダーソンがもはや越後シネコンでかかるなんて

おかしな話ですよ!
ウェスアンダーソンは、完全短館上映むきな監督さんなんで

はやく終わるだろうなぁ。

けど
前作の「ダージリン急行」で路線変更ロードムービーになったので

軌道修正したのか

また

リスペクト「グランドホテル」

スタイル丸出し

アンサンブル映画に戻りましたね。

今回面白そうですね。

シャーシャローナンが丸くふくよかになりましたねー!「ラブリーボーン」と大違い

そして私の注目は!
「ザフライ」のジェフコールドブラム

丸ゴリン刈りのハーベイカイテル
DVDで見たいと思います。
ウェスアンダーソンのこのアンサンブル系
「ロイアルテネンバウム」
「ライフアクアティック」
「」
「グランドブタペストホテル」

である意味
極めてきましたね。


チラシデザインは、シンプルでカッコいいと思った「猿の惑星新世紀ライジング」

まだやるか!シリーズですね。

「猿の惑星」は、アナログなメイクアップ猿が良いのに
すべてCGで群集動物活劇みたいになってきましたね。


2014年日本映画で一番注目している中島哲也監督「渇き」

猛毒エンターテイメントバリバリみたいな

中島監督、「告白」から正統派猟奇サスペンスを捕りあげてきてますね。「告白」は、新しい日本青春サスペンス映画だなぁと思ってます。

なにやら
モラルハザード近親悪人大集合みたいな作品に見えますね。「告白」から羽ばたいた橋本愛さんも今や知名度「あまちゃん」アップ状態

今や売れっ子の二階堂ふみちゃんも茶髪悪さをふりまいてます。楽しみです。



そして予告は見たんですが、来月公開スタジオジブリ最新作 「思い出のマーニー」

予告見ると 少年少女ノスタルジー あの日の夏の夜のボートでキッス みたいな 恋愛感傷感ハンパない
ジブリ路線変更ですね。ベタベタな感じが匂います。
宮崎駿、高畑勲感ない感じですね。鈴木プロデューサーが童話を監督さんに渡した所から始まったみたいな
製作秘話を聞きましたがね、新生ジブリ応援しまーす!見に行きます!



そして
「ジャンプ」漫画化作品るろ剣の続編でしょうかね。

「るろうに剣心2」前後編のようです。この漫画映画化作品の3部作、2部作とか多いですね。お気に入り女優、武井咲さん出演なんで気になってますが、監督は、大河ドラマのテレビの方ですかね。



はじめは なんか面白そうと思いましたが、監督見て、、、と思った「超高速参勤交代」、

本作マジで何十億ぐらいでお金かけると超大作コメディになると思うんですがね、、、「クレオパトラ」「ベンハー」なみに衣装、セットとかねメッチャ金かけて、超スピードで参勤交代したら、面白そうなんですがね。



そしてチラシから充分怖さが伝わる
生みの親清水崇監督は、ノータッチぽいですが、
「呪怨終わりの始まり」

ちょっとDVDで見たいですね。佐々木希さんも素晴らしい目のむき出し!ホラーに適した美貌で良さげですね。

「呪怨」シリーズ大好きです。



てな感じで見に行きたいの日本映画だけだべってきましたが、


スパイクリーの初リメイク「オールドボーイ」
スパイクリーの新しい映画もしくは失敗作になりそうなリメイクです。

ウォシャウスキー姉弟のオリジナルSF「ジュピター」


アレハンドロホドルフスキー最新作「リアリティのダンス」今年一番みたい!

大林監督最新作品「野のなななのか」


等々ありますが、ひとまず

只今梅雨不作中だけど、チラシで劇場映画だべり


でしたぁ。

ホウシャオシェン脚本、監督「悲情城市」

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ホウシャオシェンの台湾兄弟の静けさ



ベネチア映画祭金獅子賞受賞。英語題「City of sadness」。1990年、フランス映画社配給。監督ホウシャオシェン。



私のビデオ屋のもうすぐダンボールに入れられて廃棄物処分になる前に見ておこうシリーズ

うちのビデオ屋の最上段と最下段(いっち下)がVHSです。辛うじて、脈絡意図関係ないラインナップで残されたビデオ。

その廃盤寸前の作品を見ていこうシリーズ

今回は 台湾ニューシネマシリーズ、監督ホウシャオシェン。

最近は、フランス映画「赤い風船」リスペクト映画、「ホウシャオシェンレッドバルーン」や

日本映画の小津安二郎好きがこうじて引き受けてしまった作品、私にとっては残念な作品「珈琲時こう」

など急速に作品数が減り、リスペクト作品製作が続いているホウシャオシェン監督。


出会いは、私のオールタイムベスト映画のひとつ「恋恋風塵」
台湾にすれ違うピュアネス、田舎に届く静かな愛、引き剥がし

本作でホウシャオシェンを覚え、追っかけ鑑賞。

ひたすら画面からはみ出し舞い戻る憂鬱な登場バイクと台湾人と喧騒喧嘩。新しいホウシャオシェン映画「憂鬱な楽園」

台湾人の若者がひたすら騒いで、働いて、喧嘩して佇み、踊りふざける純無垢な若者「フンクイの少年」

チャンチェ、スーチーが三時代をすり抜け、歴史的に駆け抜けた「百年恋歌」

なぜかラストは、ホウシャオシェンの思い出の「夕張映画祭」の夕張がうつる「ミレニアムマンボ」

等々鑑賞。

ホウシャオシェンのフィルム特性

遠景近景をつなぐ固定カメラ
素朴な人達
静かにつなぐ風景、自然
わかりにくいほどの遠景
つむぐ愛

アジア映画、台湾でもこんな素晴らしい映画を作っている映画監督がいたんだなぁと若き頃いたく感心し、
故淀川長治先生の映画エッセイも手伝い

お気に入り監督になったのです。

DVDは、紀伊国屋さんがボックスのみ発売しています。

本作は、ホウシャオシェンの代名詞という作品。




私はながらく 敬遠していたホウシャオシェンの苦手系歴史大作っぽい感じの作品

ようやく中年になったので理解できる と思い若い時から知ってましたが、トニーレオンも出ているという事で、東宝ビデオ鑑賞となりました。
(借りたビデオがシールも剥げて、新たなシール添付されていて、手書きマジックで間違えたタイトル記入してありましたが、ビデオの保存状態愛に感謝です。)



トニーレオンのとあるシーンに涙が落ちる。

静かな襖から覗いたような台湾人達がパクパク静かに食べている姿

山あい
港付近
賑わう段差のある都市

もっと
歴史的劇的悲壮感あらわな感じの年代歴史物では、全くありません。

固定カメラで

遠くから覗いた

日本語、台湾語?、中国語が 入り混じった兄弟が

ホウシャオシェンカッツにのせて

切り取らた

台湾兄弟の静けさのようなたたずまいを見届けたようでした。

本当分かりづらい映画なんですが、家族構成やら、キャラクターやら、どの兄弟が誰よ?、とか

決してアップで説明したり、 劇的な暴力や歴史的弾圧のようなものも

ホウシャオシェンは、豆つぶもやしのような遠景で捉えていきます。

トニーレオンは、どうやら聴覚障害者のようです。そしてなにかに巻き込まれるようなんです。


ホウシャオシェン初期映画の常連おじいさん、リーティエンルー。


ホウシャオシェン映画初期のミューズ、シンシューフェン。お人形さんのようなの姿、トニーレオンを支える寄り添い。
シンシューフェンは、「恋恋風塵」でやられて以来です。
真っ白なお雛様みたいなんですよねー。

見終えた後、
台湾の事件、蒋介石、戦後、台湾人中国人の衝突

Wikipediaで調べつつ
沢山のレビューを読みつつ
トニーレオンの起用理由

等々

より本作の背景を理解した次第。



やはりホウシャオシェンの静かなカッツに

右往左往する台湾ヒストリーと兄弟模様

トニーレオンもさることながら、個性違うキャラクターの兄弟達ゆえの変化に

ラストまでのたどりついた結末に

静かなサドネスを感じたしだいでした。

ビデオで見ておいて良かったなぁ!


さて
ホウシャオシェンの台湾兄弟の静けさ

是非見れる手段があれば、ぜひ。



追記
このビデオシリーズ特定監督さんで見ていきたいと思ってます。

予定ラインナップ
ルイマル
ホウシャオシェン
クロードルルーシュ

ルイマル監督「さよならの子どもたち」

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ルイマルのさよならの子どもの瞳



1987年脚本監督ルイ・マル。



ビデオ屋の廃棄寸前作品を見てみようシリーズ

今回は、ヌーヴェルヴァーグ以後の新世代

受話器から愛の殺人昇降機「死刑台のエレベーター」

ただその男はつらく思いつめた「鬼火」

アメリカ進出で描いた青少年の性の小屋「プリティベビー」(挫折)

遺作にして意外、作り込む面々に着目した演劇作劇ドラマ「42丁目のワーニャ」

そして私のルイマルベストでオールタイム映画

なんと素敵で意地悪で可愛いザジが見た可笑しな世界。
それはルイマルのサイレントアプローチでルイマルが私財を投げ売り製作した大好き大好きな作品「地下鉄のザジ」


鑑賞履歴以上。


今回は、ルイマルの児童映画のような赴き「さよならの子どもたち」をチョイス。カルチャーパブリシャービデオ鑑賞となりました。


いやいやいやいや!素晴らしい!

ラストのあっさりした感じながらも、

素晴らしい光のような涙を私は頂いた気がしました。
その2人のフェアウェルチャイルドの無垢な瞳の素晴らしさ



物語は、戦時中の修道学校寄宿舎。そこのとあるクラスに転校生。その子にはとある秘密がありました。そしてそのクラスには、戦時下ゆえの背景がありました。さていかに?


戦時下の修道学校からしだいにエピソードが積み重なっていきます。

竹馬に乗ってつつきあったりするんですね。竹馬、乗りましたねー。

中心人物の2人の子どもが、まあ可愛い

そして憎らしい
腹立たしい
優しい
苛立たしい
騙す心
盗む心

様々な顔を見せてくれます。必見です。我々が子ども立った頃を想起させる子ども映画であります。

トリュホーの「思春期」も同様なフィルム特色でありましたね。テーマ性は本作とちがいますがね。


劇中映画を見るシーンがありましたが、私のアイドル、 チャップリンでありました。ちょうどこの映画のテーマのような「チャップリンの移民」が上映されていました(笑)

ルイマルがサイレント映画好きなのがやはりわかりますね。「地下鉄のザジ」を見た時、すぐ思いましたね、
ルイマルは、何度もサイレント映画を愛でた、サイレント小屋に通った経験があるんだなぁ、その時思いました。



私は、
ラストの幕切れの子どもの見つめ合いに素晴らしい瞬間を見れた気がしましたね。

決して大袈裟大仰じゃなくて

誠にあっさりバッサリ魅せてくれた

素晴らしい瞬間を魅せてくれたような気がします。

「地下鉄のザジ」といいルイマル監督も子ども映画の素晴らしい表現をした子ども作家監督であると私は思ってます。

ゴダールなんて全く撮れませんからね、子どもが出る映画。本当に作家の特性でありますね。

ルイマルは、監督の出生としては、大富豪の家族の出であります。(悪く揶揄されたりするが、私はそうは思いません。)



さて
ルイマルが魅せてくれたさよならの子どもの瞳

さよならの子どもたち(邦題つけた方素晴らしいです。)


本当に素晴らしい作品です、ぜひ!どうぞ!



追伸
ルイマル引き続き、ビデオ鑑賞。カルト作品と言われる「ブラックムーン」、二回めの挑戦します。

から梅雨の夏むし暑いゲット通信

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いやぁ暑い!そして、夜なると寒い!

この寒暖勘弁して、 本当に!

皆様いかがお過ごしでしょうか?



いつもの中古新譜ゲット通信だべりブログ

ディグブログでございます。



先日つぶやいたんですが、
どうやらワールドカップ開催、ビバブラジルの雰囲気に

レコード会社さんもリイシューに火がつき

千円一枚シリーズで滅茶苦茶再発づいてます。

まあボサノウ゛ァ夏必ず安値で毎年売りますがね、、、



さて(写真順にだべりはじめ)




今回 バニーケッセルの「コンテンポラリーラテンリズム」

めちゃくちゃグルーヴなソフトギターボサノウ゛ァで購入して良かったです!

ケッセルのギターのバックのリズムセクションが高速なグルーヴリズムを叩いていて 涼しげでよろしいですね!

レーベルタイトルみたいのが「Brazil 1000」 とついていましたが、

めちゃめちゃ欲しいのがいっぱいあって 余裕で一万使えそうな勢いで困ってます。また購入してきます、アストラットジルベルトの「ウィンディ」

ワルダワンダレー「ポップコーン」を狙ってます。



そして

今年欲しいのフルコンプアーティスト

ブァイブ奏者

ロイエアーズの「アティアトゥアスマイル」

です。ロイエアーズのユビクゥティ?なる 初期ミュージック集団みたいな感じなんですが、

ロイエアーズは、もう完全に

ブィブラフォン奏者なんですが、

このアルバムでもそうですが、やってる事は

ラッパーに近いですよね。素晴らしいです。



そして買うの二回目の

「燃えよドラゴン」サントラ、ラロシフリン

やっぱり好きな作品のサントラは手もてに欲しいの

でもう売りません。

おまけのハガキが付いてきました。

このワーナーサントラシリーズ 80年代から90年代のサントラが全部千円でしたね

ほか
トップガンとか
スタンドバイミーとか
ブルースブラザーズとか
カクテルとか

ありましたね。





次からは中古アウトレット

まずは800円購入の

ライムスター「ヒートアイランド」

ライブDVD「ダーティーサイエンス」が超良かったので
旧譜揃えようと思い買い

アルバムタイトルの
ヒートアイランドは、

横浜集団レゲエの火の玉

ファイヤーボールとの 素晴らしいコラボレーションチューン



お次は、 THE HIGH-LOWSのレア収録シリーズ「フリップフラップ」

日曜日の使者と

相談天国がききたく800円購入



次は探していた タッチャンシングル

山下達郎 「ラブキャンゴーザディスタンス」

タッチャンのひとりアカペラのオリジナル作曲シリーズ

CMで聞いてからずーっと欲しいと思っていたやつ

アルバム未収録なんで苦労しました 300円なり



ラストも二回めの購入

東京スカパラダイスオーケストラ

「ワイルドライフ」800円DVD付

本作は、甲本ヒロト、チャラ、ハナレグミのボーカルフューチャーで、


私はハナレグミさんの

「追悼のライラック」という曲が大好きで

ヘビローです!



そんなこんなで

から梅雨の夏むし暑いゲット通信

でございました。

ユーチューレディオ、追悼の梅雨ライラックミックス 2014.6.28

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よろっと
扇風機 うちの 部屋で まわしてみる ヘイ!DJ 扇風機まわせよっ! 
 
てな蒸し暑い カラ梅雨で のども ひとみも からからな 2014 6月 ですが、皆様いかがおすごしでしょうか!?
 
諸事情でブログの投稿が、 わたしの時代遅れのガラケーから 出来なくなり よいよ 愛フォン購入かなと悩んで、乾いているところでございます!
 
さて、いつものはっつけ 音楽 ブログ ユーチューレディオ バックアゲイン 提供フロム ノーマネー 私の情熱のみでおおくりします。 
 
 
さて、
先日ゲット通信でおおくりした(2014.6.23) ものを羅列はっつけ! ごしょうかーい! いってみよー
 
涼しげな バニーケッセルのギターボッサ どうぞ
Barney Kessel - One Note Samba
ワンノートサンバ 超定番なボッサですが、ケッセルのギターだけじゃなくて、うしろのリズムセクションがムチャいいんですよね!ヴァイブが私好きです。
 
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お次は、鉄琴奏者 ロイエアーズ 先日購入 欲しいアルバム今年フルコンプ目標のロイです
Roy Ayers - Time and space
女性ヴォーカルフューチャーです、途中からロイのヴァイブが連打されていきます。この高速感がすばらしいです。 
 
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ライムスター の ヒートアイランド フューチャリング ファイヤーボール
RHYMESTER「HEAT ISLAND featuring FIRE BALL」  曲のみです。
 
ザ・ハイロウズ-ピストルズ日本公演前座Ⅲ  相談天国 ライブ
ピストルズの前座公演のレアライブより
 
そして スカパラのDVDで感動した 「水琴窟」 フューチャリング 上原ひろみ PVですが、どうぞ!
TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA / 水琴窟-SUIKINKUTSU
これライブ だと 狂おしい ピアノになってまして、全然このPVとの ソリッド感、鋭さがまるで違いますが、いちおこんな感じなんですが、 この ライブ版に涙しそうになりました。
キーボードの北原さんが、メガすごいんであります!
子のDVDです。Tシャツなしの通常版。
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ついでに 追悼のライラックをどうぞ!
東京スカパラダイスオーケストラ / 追憶のライラック
 
 
それでは、追悼の梅雨ライラックミックスでしたー
 
チャオ 
 
 
 
 
 
 
 
 

サモハンキンポー主演。ユアンウーピン監督「燃えよデブゴン7」

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「サモハンの燃えよデブゴンセブン」
 
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1979年、監督ユアンウーピン。
 
久々に棚から一掴みシリーズ。わがDVDコレクトの中の未見を鑑賞シリーズ。
 
サモハンキンポーの隠れ主演ヒット作品、通称「デブゴン」シリーズ。
 
本作は「7」なんですが、元祖「燃えよデブゴン」を含め邦題でまとめていますね。まだまだデブゴンシリーズあるようですね。
 
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ユニバーサルハッピープライスシリーズで鑑賞です。
 
 
 
サモハンの修行シリーズってのも、あるんですねーー。
 
ジャッキーの「蛇拳」「酔拳」とかをほうふつさせますが、本作は、あくまでユーモア強いサモハンだけに、修行も、ボス戦も独特、ユニークでございます。
 
「酔拳」のユアンウーピンが監督なんで、しっかりサモハンとカンフープランもたてた、非情にユーモラスなカンフーも魅せてくれます。
 
本作のおっしょうさん、お酒酔いドランクおっしょう登場。だらしなすぎ。格好不潔。だけど、動き機敏でめっちゃ強い。という見かけで油断、中身強い系のシーフー登場。サモハンに修行伝授致します。一部吹き替えが、動いていましたが、、、、。
 
修行してサモハン、中ボス、大ボスをトラブルぶちあたりながら、倒していきます。サモハンも軽やかなジャンプとかは、吹き替えのかたが、ジャンプしてたりしてましたが、、、。
 
物語は、
医者でカンフーマスター、ウォンフェイフォンの弟子であるサモハン。
悪さ、悪戯で、調子のりのサモハン。とあるトラブルから人助け。ですがそれは、騙し、騙され、美女トラブル、死へと発展。そこでサモハン、怒りの修行からのデブゴンカンフーが炸裂していきます。
 
共演に兄弟弟子におユンピョウ登場。超若いユンピョウです。
 
また「霊幻道士」シリーズの主役の方が、敵役で出演。扇子カンフーを披露してくれます。
 
カンフーも もう むちゃくちゃな 爆笑弱そうなカンフーも出現。
 
猫拳登場!(爆笑) 「ミャーミャー」と猫のような拳法をつかい、天井をスルスル登ったりします。爆笑失笑。
 
怒りのデブゴン パンチパンチパンチ必見!ユーモラスですよ。あくまで、悲壮な野心も、復讐心もすべて笑いでぶつかっていく感じに、サモハンの作風も感じさせます。
 
ブルースリーの硬さも弾力で柔らかく笑いに包み込むサモハン!
 
不格好さを全身ではじけさせながらも、締める、なぐる、キレキレカンフー炸裂のサモハン。素晴らしかったで
す。
サモハンの「橋」を表すカンフー
蛇、鶴などの動物カンフー
も必見!
 
また、ウォンファイフォンの方の習字を使ったカンフーも必見。ジャッキーでもありましたね。道具をからめてのカンフー。今回は、習字で表していました。
 
サモハンの基本的修行カンフー物語、笑いながら、あきれながらも、ネアカさにつられてきっちり楽しみました。
 
 
さて
燃えよデブゴンのユーモラスパンチ
 
サモハンの燃えよデブゴンセブン
 
ぜひご覧ください!
 
追伸
サモハンの別作品フルコンプしたくなりました。デブゴンシリーズのソフト化もよろしくお願いします。
 
 
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中島哲也脚本(ほか)、監督「渇き。」

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2014年中島監督の一番新しいヤクとヤツ(薬と奴(ら」))
 
予告 (この予告の150倍増しの悪さです!!!)
私は、悪い役所さんだけで、本作全然良かったですよ!ツマブーは、下の写真から想起したとうりのイメージです(笑)
 
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原作深町秋生。脚本(ほか、女優の唯野未歩子さんも脚本!驚愕)、監督中島哲也。
 
2014年の日本映画で一番の期待値な作品でした。
 
前作で 橋本愛をいちはやく女優としてはばたかせつつ、皆殺しの教室映画「告白」を撮った中島哲也監督。
 
私は、どちらかというと中島監督の前作の素晴らしい新しい語り口に心底感動した「告白」でした。
CG多めの「下妻」「嫌われ松子」「パコ」(すべて略称)より 
 
このミステリー仕立ての高速なカッティングと絶望青春の執拗な青臭さとストーリーテーリングに陰湿な新しいミステーリー映画に狂喜しました。
 
ちなみにあと中島作品は、団地で戦隊物と永瀬さんが出演していた、ほぼ失念した「ビューティフルサンデー」
のみ鑑賞。低予算なCM映画のような印象でした。
 
なんで「告白」で中島監督が大好きになった感じであります。作風の変化というところでしょうね!?
 
チラシは、猛毒エンターテイメント。また、全員そのキャラクター 超最低みたいな臭い。お気に入り男優、役所さんのヒール役!まあこれだけで見に行きたいわけです。
 
まじめそうな役所さんが、悪だから見に行きたいんです。過去作品だと黒澤清監督の「蛇の道」「キュア」、「シャブ極道」「カミカゼタクシー」のような ダークな役所さんが、私は見たいんですよね!
 
2014年日本映画 劇場鑑賞2本めですが、、、。    いちはやくデイタイム鑑賞してまいりました。   
 
 
 
いやーこれは良かったですね!もう むちゃくちゃマスターなピースですよ!中島監督の最高傑作かもです!これは、すごい。
 
 
中島監督の力を感じましたね!まあ、ラスト付近もたついて、ほんと韓国映画かよというくらいしつこいですが、、、ちょっとラスト脚本けづっても良かったとも思ったけど、、、、。
 
それにしてもこの にじりより方は素晴らしいですね!新しい悪い映画の誕生を私は、祝福したいです。
中島監督、これは。もう3部作ですよ!次もダークな作風おねがいします。
 
とっても 悪くてひどいですよ もうもう、悪いというか 鬼畜生のぼこぼこフレッシュな新鮮さにあふれる
悪い薬と奴らの物語でしたね! 結構鑑賞後 腰が悪にまみれてたつのが一瞬つらかった!
 
皆様に説明しますと、 
女性は基本的に暴力に耐性がある方でお願いします。若人もね! 酷いんですよね。ほかレビューでもいわれてますが、
 
人間バケモノ よろよろさまよう映画です。ひどい人しかでませのであしからず。本当そう言う意味で
70年代のありのままのひどい人間たちを直視したニューシネマのようかもしれませんね。
 
私が見た時 斜め前のカップルの女子 スクリーン直視できず彼氏背中さすってました、、、。
 
物語、登場人物の魅力すべて必見です。言いたいけど、言いません。私は、役所さんと橋本愛がからむだけで超満足でした!あと黒澤あすかさん、売れっ子二階堂さんも出演(役所監督「がまの油」で見出された二階堂さん、役所さんと再共演です。)
 
R-18でも良さそうな感じですがね、、、。過激です、劇薬ですね、。韓国暴力映画の結構すごい版の映画を見に行くんだという気概で、危険を覚悟してごらんになったほうがいいです。
 
無論「告白」みたいにじりじりくるなんてもんじゃない。 
 
さながら気分は
 
超高速パンチで 役所パパがなぐりちらしまくる、ロードエロス薬ムービーでございます。超悪悪なえいがですんで、
 
このなかのキャラに感情移入とか、
 このミステリー映画はどんな犯人、どんなロジカルな謎解き、渇きという悩みは何とか
そんな
やわな腰構えだと みごと 役所さんからつばきと怒号が、そしてこの登場人物最悪キャラにねじ伏せられてしまいますよ!
 
劇薬、毒薬、70年代きめこんで、フレッシュさも、軽さも含みながらも
 
役所さんの渇きに高速で 殴られて、犯されていきます!
 
私が今回素晴らしいと思ったのは、 まず この映画の 劇高速なモンタージュですね!本当に秒殺中島トリップカッツ 必見ですよ!
 
こんなに フィルムのスピードが無茶苦茶はやいの 今まで見たことないですね! それが新しい素晴らしさだと思います。 これに ついていけない方、ものすごくでるだろうなーーー。拒否感につながりやすいほどの
 
高速100キロのスピード感なるフィルム展開。しかも時制は、過去未来に飛びまくります。
 
ときにフレッシュな青春のダークサイドに
ときにボコッとした痛覚に
ときに役所さんの悪態にまきこまれ
時にこの渇いた奴らのひどい鳴き声に
 
われわれは、超高速に劇薬をきめこまれていくのです。
 
本当に時々美しいほどの瞬間が訪れたかと思うと その次は、叩きのめされ、その繰り返しのゲームのような、地獄のポエムなんです。
 
一見70年代ふうにみえて
音楽も70年代風に聞かせて
アニメもCGもマジくっていて
見たことない瞬間がふわりとおとずれ、痛覚はぼっこフルぼっこに脳内に劇薬がとうにゅうされていきます!本当にマスターピースかもしれません、この感覚。
 
ちょっと感じた中島カッツの素晴らしい瞬間
 
素晴らしいばんそこのひらひらの絶望感
高速なティーンの若さディスコチック無意味なダンスシーン
突然ぼこられる 暴力描写 いくつもハッとした、いくつもおぞましいと感じたその、ヴァイオレンス描写!これは、本当に良く描きましたね!直接的にばしばしきますんで、女性は、本当に注意です。
 
女性は基本的に暴力に耐性がある方でお願いします。若人もね!
 
中島監督の心底撮りたかったという 情熱の劇薬を私は 飲み干したら意外に新しい興奮をいただいた
素晴らしい劇薬エンターテイメントでした!
 
 
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さて 
 
中島監督が描く
2014年中島監督の一番新しいヤクとヤツ(薬と奴(ら」))
 
役所パパのろくでなしにのどを苦くのみほしてみる 勇気 あなたにはありますか?
 
てな2014年いや 2010年代 日本映画において 超モラルハザードな劇薬をどうぞ!
 
私は、大満足でしたよ!
 
追伸 
2014年いまんとこ一番良いです。ていうか「ハロー純一」しか今年劇場日本映画みてないけど。
「告白」ファンは、ぜひ!それより刺激の強いのはいってます。
 
 
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ユーチューレディオ オーディナリーどーもミックス 2014.7.6

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さて暑い 梅雨をふきとばせ
音楽
ふきとばせ 扇風機 
 
オーディナリー どーもミックス
 
レッツビギン!
 
まずは、東京スカパラダイスオーケストラ ライブDVD 私が購入したのと同じのノーカットであがっていて違法くさいですが、 水琴窟 の大感動ライブ 1.17分から1.30分(1時間17分あたりにあわせてみてください、、、。)あたしです。
 
東京スカパラダイスオーケストラ  水琴窟
 
ぜひどうぞ サブいぼ絶対たちます。すでに15回みてます!ぜひ。これこそグルーブ!北原さんのトロンボーンのところで背中がぞわーーーーっとします!ピアノの沖さんは、天才です!ロニーリストンスミスを思い出します!最後ロックに決める沖さんです。
 
今日のたっちゃんのラジオでかかっていた 棚つかの一曲
James Bradley - I Can't Get Enough Of Your Love
ツーステップで踊れそうな、ジェームスさんの素晴らしい一曲。
 
今アルバム狙っている アーバンソウル
Collins And Collins - You Know How To Make Me Feel So Good
 
こちらのコンピレも狙っている テリーキャリア
Terry Callier - Ordinary Joe (Live)
いやべーーーーーーーーーーーーめちゃいい このライブ 無茶いいです!
 
このアルバムもめっちゃきいてる セルメン65 黒いオルフェです
Sérgio Mendez - 08 Black orpheus medley - In person at el matador
シンプルでいいんですよねーー。ライブ感もぐぐうううです。
 
アルバムがほしい ニコラコンテ の 初期リミックス作品 疾走感のみの はやボッサ
Nicola Conte - TEMA IN HI FI
映像全く関係ありません。
 
最後は、まさしくいまや 梅雨の夏 サマーナイト の ロニーリストンスミスでサマーナイト
Lonnie Liston Smith - Summer Nights
 
これをサンプリングしたラップがちなみに proera のジョーバダスの これ 兄貴にダウンロ-ドしてもらおう。
Joey Bada$$ - 1999 (Full Album/Mixtape)
今年こればっかきいて ブログうってました。まんまさんぷりんぐしてますでしょ。
 
あう 
ということでラストは こちらもねらっているアルバム オデッセイ  Odyssey - Battened Ships
高速ですね、途中のフルートがいい感じです。
 
それでは
あう
チャオ
 

このTシャツ ゲッツから考える

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もうこれ見た時
 
これは、チャップリン協会勝手に新潟支部 の 支部長と自称を吹聴している
わたくし どーもどーも2010 が着るしかないだうろと
激安な2100円で購入しました。
 
これを着ているのは 完全私です。
 
これトリプルミーニングぐらい かかってますかね。
 
時計仕掛けのチャップリン
 
「モダンタイムス」ですよね、有名なナット締めのところがそれにあたります。
このジャケは、 キューブリックの あれですよね。「時計仕掛けのオレンジ」であります。
 
 
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そしてチャーリーが現代社会を皮肉った「モダンタイムス」
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パロディーシャツにしては、素晴らしい出来で、すぐレジに奪取しました。
ユニクロでチャーリーシャツ一回発売してましたが、シャツの生地が薄くて購入断念しました。
 
この写真ですよね いじったの チャーリー
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このTシャツを製造した イカシタセンスのデザイナー の方
あなたは素晴らしいので ゲットしました。
 
ちなみに 「このシャツ面白いですね!」
 
ってもし 私に話しかけると
 
もれなく スタンリーキューブリック と チャップリン についての脈絡ないウザイうんちく 二時間コースでおしゃべりします、、、、。なんてね。
 
ゲットシャツから ひとねたでした。
 
ほかキン肉マン Tシャツが売っていて 今度ゲットしてきます。
今 月曜「バイキング」で 浜辺で地引網芸人になってブレイク中の
サンド 伊達ちゃんが もれなく着てます!メッチャかっこいいです。
 
ちなみにその時の映像がこちら
サンドウィッチマン 地引き網生中継 (茨城・鉾田) 1/2
 
 
こないだカレークックのシャツきてました(笑)ほしい。
 
 
もちろんこの両作品 私のオールタイムベスト圏内映画でございます。DVDももれなく所持。薀蓄は長いです。

ユーチューレディオ クルージンオールディ-ズミックス 2014.7.10

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さて きまぐれ 脳内 はっつけ 遠くて浅い音楽はっつけレディオ風
ブログ ユーチューレディオのおじかんです。
 
みなさま こんにちわ どーもどーも2010です。
 
今回はですねこないだ 購入した下記 オールディーズコンピレ
 
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2800円くらいで10枚のお得。当分オールィーズお腹いっぱい感で聞くのにやっとのクルージングストーリーから 
 
「おっこれは、懐かしい」というチョイスをぜひ!
 
まずは、れっつはじめ
 
リップスティックは、使い分けないとね、、、。わたしは、やさしく、きびしく、正直にルージュは、ピンクでね。
 
コニーフランシスの 歌です。
CONNIE FRANCIS ON TV: LIPSTICK ON YOUR COLLAR
このバックコーラスの「いゃぁぁいゃぁぁああーーー」というふのぬけたコーラスだけでずーーっと子どもじぶんから記憶している曲でした。
 
単純なメロディーだけど かっこいい インスト
Johnny and the Hurricanes - Red River Rock (live)
 
オールディーズの定番 ポールアンカ のこれ
Paul Anka - Put Your Head On My Shoulder
バックの女性ボーカルがスンゴイいいです。男性ヴォーカルもかぶさってきます。
 
そしてエルヴィス の ロックを大滝さんがこよなく愛する曲
Elvis Presley - i got stung
 
上記のデディケイト曲が 大滝詠一さんのこの曲
Japanese Elvis !!! 烏賊酢是!此乃鯉 Each Ohtaki "LET'S ONDO AGAIN"
 
これ聞いたとき 絶対タイトル名「over and over」だとおもっていたけど 全然違った 人生は オーバーアンドオーバーと思います。
オーバーすぎがちょうど充分。
「パーソナリティ」"Personality" Lloyd Price
この方 お顔が ジェイミーフォックスに似ています。
 
そして 素晴らしい コーラスワークの 一曲
いつも ソフトに優しくいきたい 耳に優しく ボディに肘鉄 
とってもいい曲
Come Softly To Me-The Fleetwoods-1959
画像がアメグラばっかりですが、、、私が、オールディーズになじんだのもこの作品とラジオと貸しCDで聞きまくったオールディーズコンピレからの記憶です。
 
まずは、先に知ったほう 原曲があったなんて これ聞いて初めて知ったタラちゃんのオールディーズ力
まずは「キルビル」から
5 6 7 8's (Japan girl band) perform "Woohoo-oo-oo-oo"
これオリジナルスコアだとばっかりに思っていたら、、違うんですね。このバンドの女性陣が素晴らしいリスペクトオールディズだったということを知りました。
 
別ヴァージョン5 6 7 8's - woo hoo - (j ross show) - vcd [jeffz].mpg  ライブ版からhttps://www.youtube.com/watch?v=aR6qvkDDBCg&feature=player_detailpage#t=2すんげーいいです。早いですね、若干。
 
そして原曲
The Rock-A-Teens - Woo Hoo
ヴォーカルが優しいですね。けどバックのコーラスがリメイクとそっくりなのが、わかりました。「いやぁぁぁ」の入りも似ています。
 
そして これまた ツーすってぷで ずーッと 踊れそうな
カンザスシティ めっちゃ 頭に残ります。
Wilbert Harrison-Kansas City.wmv
途中間奏 の時に「マスター」「ムスター」「まっちゃー」か そらみみを笑いながら叫びます。
 
気分は、オールディーズ クルージンオールディ-ズミックスでした。
 
それでは
 
チャオ 
 
 

ペトロアルモドバル脚本、監督「ライブフレッシュ」

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星3つ アルモドバルの愛の別れ
 
 
1997年、原作ルースエンデル。脚本(ほか三名)監督ペトロアルモドバル。
 
 
 
ビデオ屋の数少ない貴重価値 廃盤作品 レア作品をビデオレンタルしてみて行こうシリーズ。
 
今回は、まだ未開拓な欧州スペインからのセクシャル映画の代表格から今や四大映画祭の常連招待作品をてがけるまで多作連発するペトロアルモドバル監督作品に挑戦です。
 
 
イメージ 1
 
なかなかとっつきにくい監督さんなんですが、私はです。過去「オールアバウトマイマザー」を挫折。
 
アルモドバル監督というと、
情熱的、
セックス描写、
肉感的映画、
同性愛コメディ
セクシャルサスペンス
 
からいまや
家族映画や母性映画に映画作風が変わってきてるんかなーと遠い目で思ってました。
 
今回は、CⅠCビクタービデオ、棚上にあった全く手つかずの知らない作品をチョイス。なんか、アンサンブル恋愛セクシャルサスペンスっぽい印象。ジャケから。そしてびっくり!のちの夫婦バビエルバルデムとペネロペ共演作品でした。いやー知らなかった。90年代にすでに共演してたんですね、、、。ウディの「それでも恋するバルセロナ」が、初で、結婚かと思ってました、、、。2週間レンタル94円レンタルしました。
 
 
 
なーーるほど、これは、また見やすい、、また、ところどころエッチにソリッドに、鮮烈に一気に時制も飛んであれよあれよと恋愛アンサンブルは、ライブフレッシュに終わっていきました。
 
最初の前ふりが衝撃的にはじまり ペネロペさんが、わーーーーーけいのなんの。
「ハモンハモン」の頃に近いんですね。未成年のような幼いペネロペさんです、冒頭主人公にかかわります。
 
内容はまあ解説しません。あえて。
 
二時間ドラマのソープちょいエッチオペラのような印象でしたね、、、。ラストもなんともアルモドバル的にセイント的な終わり、、、。
 
恋愛のありえないから見合い、嫉妬、暴力、薬、貧乏金もち、神、同性愛とうとうほどよくアルモドバル印を集約したライブフレッシュでした。
 
入門編にちょうど良かったです。
 
イメージ 2
アンヘラ・モリーナの強烈なお顔が印象的でした。上記右、、。
 
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フランチェスカ・ネリも透明感ありますね、、、。あえて劇中がやさぐれからの正常みたいな役柄でした。目の細さがとってもセクシーで、母性すら感じます。
今の写真みると開眼したようにおめめが大きくなってます。ビデオ屋で「ルルの時代」というエッチ映画をよくジャケでみたような記憶です。
 
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バビエルが何度も「ニコラス刑事でニコラスケイジ」に見える現象がおきました(笑)こちらも若いです、、、。バビエルファン必見!
バビエルとペネロペは直接な絡みは無いんですよね、、、おそらく、、。
 
 
 
 
さて
アルモドバルが魅せる
 
乱愛関係ライブフレッシュ
 
ぜひどうぞ!
 
イメージ 5
追伸
アルモドバルの初期をもうチョイ探ってみたいです。よりエッチなほう、、、。どんなんだろうと気になってきました。
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脚本家なのか、情熱的恋愛映画監督なのか、なんなのかすんごい気になります。
 
ちなみに蛇足。同せいあい映画監督、カミングアウトしている方は、
 
故「真夜中のカーボーイ」のジョンシュレンジャー監督、台湾のお気に入り監督ツァイミンリャン、こちらもお気に入り監督、「ぐるりのこと」の橋口亮輔監督がいらっしゃいます。
 
追記
アンリー監督もそうだと思い込んでいたら、調査すると違うようでした。すいません。お詫びいたします。

ルイマル監督「ブラックムーン」

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星3.5 ルイマルの胸の中、ちんぷんかんぷんブラックムーン
 
 
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劇場予告
(予告だけじゃ わからない予告ですね、、、。)
 
1975年、脚本監督ルイ・マル。
 
 
こちらもビデオ屋の今や希少価値が逆に高まる太いカセットビデオをレンタルしようシリーズでした。
 
ルイマルのすばらしい「さよなら子供たち」をみて感動さめやまぬ時に次にと借りた、挫折作品。上のジャケだけみると傑作な雰囲気ただようんだよなーー。
なんか、タイムスリップ、古代恋愛ジュブナイルものみたいなのを想像していました。
 
カルチャーパブリシャービデオ鑑賞となりました。
 
 
 
もう気分は さながら 
 
ルイマルの胸の中、ちんぷんかんぷんブラックムーン
 
という ちちんん ちんちん作ですよ^^ これは、なかなかのずっこけたい大作でしたね。冒頭15分ほどで、即効星1つでいいとも思いますね。
 
私は好きなんですよ、、、映画監督のフィルモグラフィーでいくと
映画監督の思い入れの一作系の映画ですよね、、、。念願のオリジナル作品みたいな感じです。
 
私のなかのそのような作品って、、、
黒澤明の「どですかでん」「夢」 黒澤清「カリスマ」 フェリーニ「ローマ」「サテリコン」 私のなかの究極のそれは、ホドロフスキーの「ホ-リーマウンテン」とかにあたりますが、、、。
 
アメリカ渡米前にとりあげたやりたい事をまさしく 隣の庭で少数スタッフで自主制作したような まあ 自主映画のノリです。
 
まあルイスキャロルの「不思議の国のアリス」的な好意的な評もみうけられますがね、、、、、
 
私は、ルイマルの念願の 訳わかんない映画を はっきり自覚的にとりあげた
作品いわくの「異世界」
 
ルイマルの胸吸い映画だったのかなというかんじでしたね、、、。
胸躍ったのは、冒頭のみで。あとは、閉鎖的な家に監禁閉鎖ワールドでしかも
 
奇奇怪怪
論理消滅
笑い消失の意味不明
 
 
ルイス、ルイマルの不可解正解が広がります。ある意味超ゴダール映画のようなかんじです。ゴダールの後期の匂いが超しました。政治的なゴダールの映画「中国女」ような作風です。
 
まあやりたかったんでしょうね、こういうのね。コントかよ、これとおもいますがね、、、。まっちゃんのコントのようにも見えます。
 
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ビデオ版ジャケです。この主演女優さんもよくぞ、ひきうけてくれました!という感じ。ほぼルイマル作品ラブの方のみ おすすめです。
 
物語は、なにやら激走する 少女。いつのまに異世界の森に突入。そこには、そこ庭があり、家があり、ルイマルキャロル的世界がひろがっていた!ラストまであなたは、みることができるのか?てな感じ。
 
「なにこれ 訳わからんからすぐ返そう」 でいいと思います。
 
けど私はきらいじゃないけど、、、。ラストもまあ意味不明で にやりと私の口元がブラックムーンだよ(笑)
イメージ 3
 
 
 
さて
ルイマルが魅せる
 
胸吸い世界の鼓動 ブラックムーン
 
不可思議な世界観が大好きな方は、ぜひ。だけどかなり安っぽい異世界ですよ、、、。
 
私は、ルイマルの自主映画がみれたんだなーと解釈しています。おもしろかったです。
 
 
イメージ 4
大好きな監督であります。変な作品も、面白くない作品でも受け入れたい監督であります。
 
追伸
ルイマルの迷走する以降のアメリカ作品も見てみたいです。初期もね、、。

ちかごろの思い 

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たまには、普通のブログです。
 
業務連絡ですが、
みなさまも胸中渦巻いているのと同様です。やほーの映画コーナーが、むつかしくなり、レビューも読めない日々。ブログもガラケー投稿不可で、リアルタイムで投稿連発できた爽快感がなくなり、不満が蓄積される一方な6月下旬からみたいな状況です。ご了承ください。
 
なんで、2014年劇場映画も ぜんぜん見たいのが無くて いけてないですね。
ジャッキー最新作「ポリスストーリーレジェンド」は、近日レビューします。
 
ジブリ最新作は、なるたけ早く見に行きマース!ストーリーも大体予告で想像つくんですが、楽しみです。
 
読書では、村上龍さんの「55歳からのハローライフ」をもうすぐ読み終えます。
ショートストーリーの 飲み物と余裕と貧困と就職をめぐる
素晴らしい短編です。 ドラマも見てみたいですね。
 
あと「新世紀エヴァンゲリオン」テレビ版を大人買いしていまシコシコ見ています。来年あたしにそなえて、、、、。「アスカ、来日」を今見ています。
 
近頃の思いネタでございました。
 
写真都合により添付できず、、、、。地味なブログでした。
 
はやく梅雨あけてほしいですね。皆様体調管理におきおつけください。
 
ブログ写真は相変わらず の チャーリーとリーと 
あばたーは、ポーレットゴダートとヘップバーンです。
ポーレットは、チャーリーの後期妻さんですね。きれいです。チャーリーと日本に来日した方です。「風と共にさりぬ」の最終オーディションで落選したポーレットです。女優さんです。
 
ヘップバーンも好きです。
 
あとぜんぜん関係ないですが、アラーキーの個展、来月から開催されるので、行きたいともくろんでます。写真家荒木経惟さんの個展、新聞での掲載のまとめですかね。
 
ではでは

監督ラウカーリョン「新少林寺三十六房」

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星3.5 新弟子騒動、新少林寺三十六房 
 
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1984年、監督ラウカーリョン。主演(客演リューチャーフィ)
 
棚から香港映画掴みマイDVD鑑賞シリーズ。
 
今回は、ショウブラザーズ作品。70年代火がついたリューチャーフィ主演のヒット作「少林寺三十六房」シリーズ。
 
修行のいろんな過酷さが垣間見れたリューチャーフィの修行ぶりと寡黙さが売りになったファースト。
 
ちょっと話がそれ気味になるが、ラスト付近の竹細工カンフーの素晴らしいカンフーファイトが必見の「続少林寺三十六房」
 
修行カンフー物で地味に公開。立て続けに製作されたと思われるこの三作目。
 
キングレコードの最初の高値に手が出せず、苦いスルー廃盤を見逃していたので、再発売はうれしかったです。だから買ってます。ハッピープライスシリーズ、ユニバーサル1000円DVDシリーズでグーーーンとお求めやすくなったショウブラザースシリーズ。ほとんどフルコンプリの勢いで購入しています。
 
「新」とついてるのできっとリューチャーフィあんまし関係ない映画の続編になるんじゃないのかなと予想。棚つか鑑賞となりました。
 
 
 
リューチャーフィは、あくまでサンタ和尚の役柄でサブキャラです。
 
今回の主役は、なにやら最強な足をもつ おさがわせいたずらな少林寺新弟子の物語のようでした。この主役の方。素行が悪く、おつむも弱い成果、下級下の学校でしかも兄弟と鎖でつながりながら勉強しています(笑)犬かよ!!!
 
このおさがわせ弟子がとある問題を巻き起こし、少林寺に入門、修行、脱出する物語になっています。
 
「少林寺三十六房」とは、全然作風がちがうんで、びっくり。まじめでもないし。この主役のかたのキャラが明るいせいか楽しかったです。
 
ラストサンタリューチャーフェィとボス戦がとってもよかったですね。ちょっとガチャガチャしたかんじになりますが、しっかりあだ討ち、復讐の新少林寺36房修行の発揮になっていました。
 
監督がよく見る、ラウカーリョンになっていましたので、作風が変わっていましたが、全然よかったです。
 
「少林寺」シリーズでは、ジェットリーの「続少林寺」で大変作風が違いすぎて、困り果てた軽いトラウマがありますので、心配したのですが、今回「新」にふさわしい作品でした。
 
この主役の母の方も素晴らしいカンフーで蹴りが、美しい蹴り上げでしたね。
 
 
 
さて
新弟子騒動、新少林寺三十六房 
 
カンフー映画ファンはぜひ!
 
 
追記
この リューチャーフェィ監督作品が超みたいです。ヒップホップリスペクトが高い作品ですね。ウータンとあります。昔から気になるシリーズです。
リューチャーフィは、まじめで、コメディ感覚がない俳優さんですが、まだまだ作品発売してほしいです。
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チャンチェ監督「嵐を呼ぶドラゴン」

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星4.5 嵐を呼ぶ英雄 ダブル死闘ドラゴン
 
 
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予告
 
 
1972年、助監督ジョンウー。監督チャンチェ。
 
 
棚から一掴みカンフー映画シリーズ。購入したDVDを見てみようシリーズ。まだ買ったのにみてないDVD、20本くらいあります。とほほ。
 
本作は、全くの予備知識なし。「嵐を呼ぶ」とくると「ゆうじろう」「クレしん」と浮かんでしまいますが、、、、。
 
ショウブラザーズ、ユニバーサルDVD鑑賞となりました。
 
 
 
うぁぁぁぁこれ、続編作られてますね。めちゃくちゃ興奮しました。
 
あだ討ちの具合がなかなか 物語の悪が こにくらしい 悪役でむかつきましたね。まあ、卑怯、悪知恵、極悪でヒ-ルとして素晴らしかったですね。
 
いきなり冒頭焼き討ちカンフーで面食らいます!!差し迫る感じ。こういう展開って続編でみられるパターンですがね。
 
物語は、燃え盛る少林寺。必死で逃げまどう一人のカンフー使い。死にじおこないながら追っ手から難を逃れます。追っては、容赦ないボス、中ボス軍団。
そこに色男のこれまたクンフー使いが、その男と拳を交えます。それは、嵐を呼ぶカンフーのはじまりだった。
 
物語の練り上げ、復讐、だまされ、邂逅、誤解がとってもほどよくミックスされて、ラストのまさしく「死屍累々」の死闘は素晴らしいです!
 
チャンチェ監督の単独プロダクションでの一作目でやりたいことをしっかり魅せていて。とくに悪役の層のあつさ、しつこさ、主役のダブルドラゴンのドラマもとってもスパイスきいていて
 
ラストよかったですね。
 
 
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あと私が 個人的に好きな映画ファクター 「洞窟・穴」がでてきます。
 
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この色男のカンフーが、のちのジャッキーの原型をみるという評は、大変納得しました。
 
ジャッキーのヤングマスターですよね。センスカンフー。 
イメージ 4
 イヤー続もみたいなーー。
 
 
 
さて
嵐を呼ぶダブルドラゴン
 
ぜひ!カンフー映画ファン!必見
 
追伸
こういう、おもわぬ作品にあえるからいいです!
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