星4、3
カンパニー松尾監督のWACKアイドル対テレキャノミックスディレクター
https://youtu.be/mY3fy6_rn7s
配給日活。
製作WACK INC、 SPACE SHOWER NETWORKS INC
監督編集出演カンパニー松尾。
有限会社 HMJM(ハマジム)所属のカンパニー松尾監督(以下「隊長」明記)。
別名ハメ撮り隊長カンパニー松尾監督。
私の中では、V&R(ブイアンドアール)魂をカメラに閉じ込め
女性を撮り続けているドキュメンタリスト
日本の素晴らしきドキュメンタリー監督だ。
そもそも「テレクラキャノンボール」というか、隊長とテレクラは、おそらく
からの派生のような気がする。地方のビデオ主演女優をビデオ片手に会いに行くシリーズオムニバスドキュメントだ。その出演理由に「テレクラ」発信があったように思える。
それと映像にスピード感を搭載させた隊長の交通手段「バイク」がおそらく「テレキャノ」の重要ファクターになってくる。
デシカムを縦横無尽に動かし爆走する道とヘルメットと目的地までの映像は、さながらロードムービー。
その目的地に「テレクラ」を据えた「燃えよテレクラ」シリーズは、間違いなく
「テレキャノ」のスタートとなっている。
テレクラがすたれつつある頃、映画「キャノンボール」にちなんだレース形式ハメ撮りAV「テレクラキャノンボール」は、最初3人ではじまる。カンパニー松尾、
平本一穂、花岡じっただ。
バクシーシ山下は、第3回からの参加。このころより勝負への執念は、深いバク山監督のあらゆるデータリサーチを駆使して勝負にくいコム王者の風格を表す。(一回からは、ベスト版でソフト化。こちら再発売希望!)
作品が売上爆走し跳ねたビーバップみのる監督は、4回目からの参加。隊長がみのる監督の作品を見て出演を打診。みのる監督の雑学カオスストリートナンパに共演者驚愕の刺客だった。(ハマジムで発売)
のち「AVオープン」なる紺へでも本シリーズ参戦人気をはくし、ついには2013年「劇場版テレクラキャノンボール」で祝!劇場化かつスマッシュヒット、全国裏展開までブランド化する。
そんな私的おさらい。レンタルビデオ体験からだと。いちおリアルタイムに今や廃盤ビデオか有料配信サービス動画に収まってしまったウルトラレア作品の数々。
90年代にかけてアダルトビデオの隆盛とともに今も現存する
「V&R」(ブイアンドアール。現レーベルロゴ)
の会社の社員監督だった。ここにバクシーシ山下、平野勝之監督がたまにオムニバス作品でコラボレーションする。
わたしはいつもそれらを借りて毎回貼り手をくらい返却した。だってこんなに○ソ面白い映像みたらはまるでしょ!ってくらい衝撃的嵐、またエロスの嵐だった。
臭いエアコンの臭いを嗅ぎながら「ノアセレクト」のビデオや「ドッカーン」(hmp)、他社外注監督ビデオを追いかけていた隊長ホロワーである事をここに記す。同時にバクシーシ山下、平野勝之(「シネマユニットGUS」)も同様だ。
そのV&Rの人気ビデオだったひとつ。「燃えよ!テレクラ」から派生した「テレクラキャノンボール」シリーズ。スピードを競うランステージとガチで撮影女性を求めるレースと発表審査会なる映像ポイント吟味会議の
何が出るかな
何が写っているかな
どういうドキュメントなのか?
のあの審査会のハラハラは、
毎回阿鼻叫喚
爆死爆笑
エロス
グロと気色悪さ、
虚しさ、
挑戦、
罵詈雑言
無駄無為無力
から
最終的に
人間力(ビーバップみのる曰く)
まで査定させられてしまう
まさしくドキュメント監督の品評会みたいでスリルあるガチンコなドキュメントを毎度魅せていただけます!一気にみてしまいます、毎回毎回毎回毎回!
でえ!テレクラキャノンボール旋風後に次は?
アイドル?を撮るという事で、その番外編的に派生した外注監督編、アイドルとキャノンボールする「BISキャノンボール2014」が公開(レビュー済)
そのながれの第2弾。
ビスキャノでおそらくテレキャノ好きなプロデューサー。
隊長に映像を撮ってと挑み、隊長ファンだろうなあ感を出しつつ個性を振りまいていた、現WACK社長渡辺淳之介。
「渡辺さん」が手掛けるアイドル合宿に密着した映画が本作「劇場版アイドルキャノンボール2017」だ。
なお本作出演エリザベス宮地監督の「ALL NEED IS PUNK AND LOVE」 を事前鑑賞済み(レビュー済み)、こちらはアイドルグループ「BISH」のドキュメントだ。
こちらがなんとも面白い正統派たる密着ドキュメントだった。
それで、2月1週間上映のシネウインド初日鑑賞してまいりました。