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マイケルホイ監督脚本「ミスターブー天才とおバカ」

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星3、3 ミスターブー、とある病院の最後の伝言!



1975年脚本監督マイケルホイ。



昔は散々地上波放送された香港映画マイDVD棚つかシリーズ。

今回は何度も実は挫折しかけ、実は私の中の謎だった作品。DVD発売当時は、後追いの発売でした。かつ「未公開」作品かつ、いわく?つき?みたいな。製作順をとっかえひっかえ公開の事情とのことパケ裏表紙。

「ん?なんだろう。」と純粋疑問。あんなに「ゴールデン洋画劇場」で放送されて、

広川太一郎の無駄品放射駄洒落吹替えに大爆死していた作品群。主要作品は所持済みだった。

ちなみに、マイケルホイ作品は、BOXセット(7、8枚)でDVD発売当時してたっけ。2000年代の作品があってびっくりした!ていうか継続していたことすら

「びっくりだ魚(ぎょ)、ウオ!」(広川太一郎風)
てな感じ。

何が未公開なのか?
その理由を知るべく
マイ在庫棚から1枚TWINユニバーサルDVD鑑賞しました。



なーるーほーどな。
お蔵入りになるのもなんとなくわかるなあ。これがデビュー作なんかなあ?

芸人ならいきなり初舞台が、差別、誤解ネタで放送禁止用枠なんかもしれません。

ミスターブーこと監督マイケルホイは、病院の掃除婦。
弟イケメン、サミュエルホイは、やっぱり音楽担当で病院の介護人という役どころ。
途中コンサートぽく魅せてます。

冒頭天才、おバカアニメーション必見。

二人は精神病院に務めていて、どうやら患者の物を横取りする追い剥ぎっぽい。
ここですでにアンモラル臭漂う。

関係ないけど、このネタがアレだったらチャップリンの短編なんて炎上しまくりのネタだけどね。
消防士なのに火事無視したり
寝ている人殴ったり
観劇くる人に水放水したり
まあ良いけど。

物語がマイケル、サミュエルの病院務め二人組がとあるガタイの良い男からのお宝アルアル話を追い求めウロウロするお話。
このガタイの良い男の方がよくブルースリー映画、初期ジャッキー映画に出演していた方だ。

あとホイ3兄弟のリッキホイも中盤ごろスケートに乗りスイスイ登場。給仕にしてはかなりの迷彩柄なユニフォームで笑えた。

ほか
なかなか笑えないブラックギャグ
精神病をネタとする天才・おバカネタ
ラストのオチも笑えない

みたいな感じは、なかなか公開出来なそう。クレームきそう。

いきなりこれかあ。

まあある意味、百歩譲ったある意味マッドサイエンティスト宝探し物(笑)
いらゆる差別助長なんかなあ。うん。

体温計食べたりねえ。差別ネタは、吉本でも駄目だよねえ。なんだろうなあ。

だから次作からわかりやすい方向で根アカな明るい感じにしたのかな?

あとマイケルホイ意図的にやってます、これ!必見!ずばりそれは!

鼻をほじる

かなり思いっきり両鼻ほじくりまくります。これがね、ギャグかジなのかいやギャグだと思います。カットの変わりめとか、入りのカットとか、人の話聞いてる時とか後半出ます!鼻くそほじる映画なんて本作か石井輝男の「直撃地獄拳大逆転」くらいだよ!

あと妄想ギャグもありますね。こんなんだったらいいなあみたいな妄想、現実貧相みたいなカットあり。これは「インベーダー作戦」とかありました。

原題のラストメッセージもまあ途中からあーそんな感じみたいで、落ちで

エーみたいなオチで逆に引く。ホイ兄弟の「病院へ行こう、宝はどこに?」みたいな感じ。

まあまあな笑いけどミスターブーファン、コメディファンのみどうぞ!




さて
ミスターブー、とある病院の最後の伝言!

追伸
広川太一郎吹替えが恋しくなります。

このホイ兄弟棚からひとつかみ気まぐれレビューしていきます。未見多数。

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