アカデミー脚本賞受賞。
1976年、脚本パディチャイフスキー。監督シドニールメット。
好きな監督のこれ見てないので見てみようシリーズ
今回は、マスコミ・裁判・犯罪・警察を描いたらこの監督
シドニールメットです。
オスカー受賞の本作。
何気に中学の映画好きな友達が本作とブレイクエドワーズの「ピンクの豹」をやたらすすめられた記憶あり。どんな中学生だよ！私はホラーばっかりすすめたけどね。
本作、お気に入り監督のポールトーマスアンダーソンが、好きな作品。｢マグノリア」のテレビパートは、本作の影響大だそうです。
フォックスDVDレンタルしました。
なーるほどね！
マスコミ問題を本作で、ルメットきっちり描いていますね。
ルメットは、もともとテレビ演出畑の人。ご自身も俳優もやり、アクターズスタジオの前進母体を作ったという俳優素質も有り。
テレビの事は本作で痛烈に表現されていて、どこぞのテレビ局の皆様にみてもらいたいですよね、本当に。
テレビは、なんか尻すぼみで、今や若者から無視されてきている状況ですよね。
テレビより携帯
テレビよりYouTube
テレビよりおにぎり
の2016年です。
本作のフェイダナウェイは、良いですね！精もコンもテレビキャリアウーマンでしたね、必見です。
そしてミスター視聴率のロバートデュヴァル、必見ですねー。
やる、数字の為ならちまなこ、どなりちらし、のさばらす。デュヴァルプロデューサーは、日本にもいますよね。きっと。
本作の面白さって
テレビってなに？
テレビの過激さって何?
ということですよね。
アカデミー賞を死して受賞したピーターフィンチをどう？みるの？
ということなんかなと思います。本作を見るとスコセッシの「キングオブコメディ」を思いだしますよね。
要は、テレビにどんな人間を映し出すの?
ちょっと過激な事言う人の方がいいんじゃないの？
ピーターフィンチがまさしくピエロのようにネットワークに表出する物語
ラストを含め
痛烈なマスコミ映画を見たなあと
うなってしまいましたよね。
テレビ組のパディが２年かけた脚本を同業者のテレビ畑シドニールメットが監督した素晴らしき
ザテレビジョン映画でありました！
さて
ルメット監督の
パティ・ルメットのザテレビジョン
マスコミ志望のかた
ルメットファンのかた
ぜひどうぞ！