ジョージAロメロ監督脚本「ダークハーフ」

1993年オリオンレーベル提供。
原作スティーブンキング。
脚本監督ジョージAロメロ。



お気に入り作家・俳優のこれ見てないから、いきなり見てみようシリーズです。

今回は、「ゾンビ」三部作から完全なるゾンビ作家に一見みえて、極めてホラー作家の

ジョージAロメロです。
本作RCAコロンビアビデオ時代に予告だけ見てました。

ジャケが何気にカック良い、ティモシーハットンの顔面ブラックシャドウジャケ。

ギャガ(ギャガ有線時代)DVDレンタルしました。



これ、完全に
ジョージAロメロのジキルとハイド

でしたね！

古典ホラーをきっちりキングの荒々しい原作に重ねつつ

 しっかりとしたサスペンス
妄想幻想想像力、略して「妄幻想」モンタージュをぶちこみながら

予期しつつラストを迎えました。

面白かったなあ。かなりサスペンスでしたけどね。ロメロ！こんな作風サラリと監督するんで、きっとベタなサスペンスもわりに撮影出来る技量は、絶対あるんですけど、

やらないんですよね。興味無しかと思います。

それよりもローコストでやりたい事をずーっと制作しつづける姿勢は不変。

なやめる作家にナイーブたまらないティモシー八トン。たまに役所広司さんかと思った、顔系統くりそつ。

 妻に出演して嬉しかったエイミーマティガン。「ストリートオブファイヤー」「フィールドオブドリームス」の彼女です。シンある女性を妻として支えてます。

作りや度重なる幻イメージやラストの丁寧なシーンもよかったですね！

とある作家の悩み吐露作品

こんな興行の悪そうなパーソナル小説映画化を地味に撮るロメロは、

ゾンビ作家というより
やはり古典ホラーをしっかり愛するホラー作家だなあと
　
今回あらためて思いました。

「マーティン」の青年吸血鬼
「魔女の儀式」の魔女、呪い
「モンキーシャイン」動物もの、擬人化もの
「クレイジーズ」の細菌もの

地味だけど、素晴らしい。ここが私、作品に波があるカーペンターとまた違うんかなと思いますね。ホラー監督として。

やっ！やっぱり、映画で１番難しいのは、ホラー映画だなと痛感しましたね。だから撮る監督を尊敬します！

本作有名俳優起用した珍しくもロメロ大規模作品なのに、お話超ミニマム(l笑)

ロメロファンのみ！おすすめ！

さて
ロメロ・キングのダークハーフな小説家

ぜひ！

鑑賞即行レビュー版

追伸
おきにいり作家俳優のこれ！極所的見ようシリーズ時々開催予定、おもいつくまま10。
 カーペンター「ザホッグ」

シドニーポラック「追憶」

ジャームッシュ「ブロークンフラワー」

フェリーニ「オーケストラリハーサル」

アルトマン「バードシット」

クローネンバーグ「スパイダー」

ボグダノビッチ「ハドソン河のモスキート」

トビーフーパー「ファンハウス」「残酷の沼」

ウェスクレイブン「スクリーム」

ベンダース「まわり道」

等々ノンジャンルミックスで不定期に開催(予定は未定)