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2015年劇場邦画・日本映画ベストテン

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ということで 後回しにして 遅すぎたいや、去年の日本映画は確実に近年にない
素晴らしい年でした。

今、2011から2014まで自分のベスト見返してみても改めて実感したんですが、まあ早い話が、

「自分の好きな監督さんの新作ラッシュ」という

事実なだけですがね、とっても興奮した日本映画でしたね。洋画なんかより全然日本映画の良かったですね。ホームラン級でした。2010年代で一番芳醇だなという年として記憶します。日本映画の話です。

それでは、まず発表!

2015年劇場邦画 日本映画ベストテン

1  野火
2  BiSキャノンボール2014
3  恋人たち
4  岸部の旅
5  龍三と七人の子分たち
6  極道大戦争
7  新宿スワン
8  電気グルーブムービー?
9  バクマン。
10 みんなエスパーだよ劇場版

という結果です。

注釈昨年ツィッター発表と順位若干変化してます、ご了承ください。

軽い解説をまじえて。だべり開始。

まず10位 園子温「みんなエスパーだよ劇場版」
予告

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これていうか。昨年2015年、園監督「新宿スワン」「リアル鬼ごっこ」「ラブアンドピース」これと

「4本も劇場で園子温見るっていう」 事実は、見逃せませんよ!!!なかなか出来ませんから。ひところの深作欣二か石井輝男なみです。

どんな映画、こんな下記写真の映画です。
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その中でも 一番のほほんと最後まで「ソフト着エロエスパー」映画として私、個人的に幸福な時間でしたね。笑えて、くだらなーーーいとさけんで、また笑って。
ということで、。DVDほしいなぁ。

園監督の「リアル鬼ごっこ」も不条理な青春「うつせみ」のようでわりかし好きです。劇場でのけぞった作品でした。次点作品。「ラブアンドピース」は、ずばりトホホ作品です、挑戦作品として良しという感じです。

9位 大根仁監督「バクマン。」
予告

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興行収入もスマッシュヒットし、ロングラン。つられて見に行ったが、なかなかに娯楽映画していて、良かった作品。音楽のサカナクション、漫画ジャンプネタ、奇人変人キャラを配置して、努力友情結束2015年まんが道 みたいな感じで良かったです。

8位 大根仁監督「電気グループムービー?」 近日レビュー
予告
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つづいて大根監督音楽ドキュメント「電グル」のヒストリーオブ電グルVTR大放出祭り。俺のVHSを映画にして、という感じだったけど、ライブ映像満載。アルバム解説丁寧にホローして、とっても音楽映画していて良かったです。大根監督こちらが、上位ですんません。

7位 園子温「新宿スワン」
予告

園監督でまじめな娯楽作品。俳優綾野くんの生き生きとした、これが「綾野だ」的軟派なスカウト物語。終盤収束ぎみになりますが、エリカ嬢に少し涙がでてしまった。

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6位 三池崇史 「極道大戦争」
予告

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いつもの三池Vシネテイストにもどり とってもわがままで、みたことない、吸血やくざ映画でかつ、ヤヤンルヒンを勝手に近づけて映画にとりこむ荒い力技とまあ、みたことない映画でよかったですね。最近わりかし真面目な「三池崇史」だったんで、くずれていてよかったデスね。笑って、アクションに、三池演出に爆笑したしだい。

5位 北野武監督「隆三と七人の子分たち」
予告
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タケちゃん新作のコメディ、おやじ活劇風コント。私は、中尾さんがはまりましたね。ラストまでタケシコントを丁寧に一流俳優でコントにした作品。これでタケちゃんまた、ひとつ階段をあがったのかもしれません。藤さんの真面目さを茶化すから、ボケがきいてくる。ぜひ!タケちゃんもでてます。

4位 黒沢清「岸辺の旅」
予告

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黒沢清の本領が現れてきた、また新たな表現のような「ラブストーリー」に挑戦した本作。まあ現代の幽霊ものなんですが、表現方法とその「愛」の

またわかりづらい言説や省略もさりげなくぶっこみつつ、風のような浅野さんの存在と受けの深津さんのロードムービー。

見た後のなんともいえない「さみしさ」は、「東京ソナタ」でもかんじたが、本作の鑑賞後の感慨は、特別なものがあった。それは、「新しい黒沢清映画」がみれた喜びなのかもしれない。良かった!本当に! 

3位 橋口亮輔監督 「恋人たち」
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橋口監督の怒りもみえながらも、画面には、到底主役にみえない俳優たちのなんとも愛らしくない「恋人たち」のうめきやさけびやよろこびや怒りが、しっかり見えていた。いつも橋口監督は「感情対感情」をかならずクラッシュさせるのだが、今回は、「理不尽なるもの」「日々の倦怠」「日常にある怒り」をこの俳優に注ぎ込んだように思った。俳優たちの震えを感じてほしい一作。

2位 カンパニー松尾監督 「bisキャノンボール劇場版2014」  
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もうこんなに 面白いドキュメントはないという体験でした。まあ興味ない方には、ピンも来ないと思いますが、「アイドルに失礼な密着してみた」的ドキュメントです。地下アイドルの「bis・ビス」に大人の監督たちが、密着するドキュメント。
ぎりぎりの反則と失礼と本性とアイドルを魅せる 素敵なドキュメント。DVDの完全版と共に こんなおもしろいドキュメントは、初めてでした。完全版のラストも実に良かった!!!

いままでAKBのわりとあたりさわりないドキュメントしかみたことないので、カンパニー軍団のきりこんだドキュメントとしてとっても良かったです、この暴挙最高!

一位塚本晋也監督 「野火」 近日レビュー
予告
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本作のロングヒットも、俳優のゴリ押しのレコメンコメントも、ひょいと出てしまう。塚本監督渾身の記念エポック戦争映画。とっても色あざやかに
狂ってしまう映像感覚。原作を疑うような描写、戦火の絶望的状況、戦士同士の無力化。市川版とは、まったく違う塚本版の肉体感覚映像戦火。

まだレビューかけてません。それほど、ていうかもう一回見たかった。

本作の銃砲に撃たれてまだレビューがかけないのかもしれない。いや怠惰なだけか?

レコメン作には、予告つけました、まだソフトになってなくて、上映中作品ありますが、ぜひ今年の10本おすすめばかりです。

ぜひ!いやああ2015は、あつかったですよ。邦画。

ほか見たかった日本映画以下
ローリング、ザコクピット、ハッピーピープル、ビリギャル、goninサーガ、みんないいこ、等々。

そんな感じの2015年日本映画ベストテンでございました。

 

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