ジャジャンクー監督「罪の手ざわり」

予告

 

２０１３年、製作森昌行（オフィス北野）。　製作脚本監督ジャジャンクー。

もはや全然文化大革命的に映画は、なかなか入ってこない中国映画

ミニシアターブームは、瓦礫のように封殺され、時の重みで潰れていってる2015年、日本。

殆ど見たことない中国映画を引き寄せるのが、北野武こと「オフィス北野」

ジャジャンクー監督に投資し、製作を買ってでているのだ。

DVDジャケットを見て、驚いたんですよね、カンフー、アクション映画満載のアジア映画コーナーに

「オフィス北野」製作！って何？どういうこと？


というので、初

ジャジャンクー監督「罪のてざわり」　ノーマーク鑑賞致しました。
本当久々のジャケ買いならぬジャケレン(ジャケットだけでレンタルしたの略)です。

 

なるほどなるほど！

予算掛かった、北野武オフィスの意味もわかりました。日本人に投資しない意義も、なんとなく判りました。


それは、ジャジャンクーが繋げる中国の罪と罰の道

複数人物が、つらなる「罪のてざわり」を魅せてくれます。

とっても面白かったです。

 

フィルムとフィルムの間に潜む素晴らしくスリリングなクリミナル

中国地味ノワールのようなジャジャンクーの中華犯罪数珠つなぎドラマでありました。


物語は、
とある髭の中年

とあるマスクのバイカー

とある工場若者

とある女性

が、中国のここそこでノワールを魅せてくれます。


後付けで分かったんですが、このジャジャンクー

なかなか落ちが性急な感じが、あってちょっと

引くアンド笑い

が私には、起きるんですが、そこが個性と捉えたいです。
なんかねアッバスキアロスタミにも似てるンですね、フィルム特性がね。

土着、ドキュメンタリータッチ、突然落ち（笑）


特に工場若者編は、中国の異様な風俗描写が、素晴らしいユニークで刮目ですよん！

さて
ジャジャンクー監督が魅せる

中国罪の駅

中華ノワールの道

 

ミニシアター好きの方に！ぜひ！

監督です！！！下写真。

 

 追伸
ほかの「世界」も見てみたいです！

そう！あらたな素晴らしい映画作家の誕生をタケチャンが支えてる。素晴らしい文化偉業です！

 

 

追加一言

なんかね、お金がふえたのかな。本作の発想が、なんかほほえましいやら、。ここで車ころげさせちゃうみたいなのりをそのままやっている感が、

画面からはみでていて　無駄に遊びこころがあるのが、ジャジャンクーのテイストと

みてます。

 

この「遊び」を退屈、静謐とみるか

おもろがれるかですね。私は、好きです。