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スティーヴ・マックィーン監督 「それでも夜は明ける」

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星3つ それでも奴隷の夜はあけたのか?
 
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映画『それでも夜は明ける』予告編
 
宇多丸が映画『それでも夜は明ける』を語る
ウタさんは、わりと褒めてます。見せ方が好きなようです、ウタさん。注意「ネタバレ」アリです。
 
 
アカデミー賞作品賞、脚色賞、助演女優賞ルピタニョンゴ受賞。
製作、出演ブラッドピッド。脚本ジョンリドリー。監督スティーブマックウィーン。
 
 
 
2014年劇場見逃し作品を見て行こうシリーズです。
 
アカデミー受賞の本作ですね。これ、劇場でデカめのポスター見たときに、
んんん、見に行かなくていいかな。とすぐ、即決した作品です。感が働いたんですね。
 
理由 まず、申し訳ないですが、ブラッドピットが、、プロデューサーであること。鑑賞後なおさら、落胆濃厚強まる。
 
そして、ものすごい美味しすぎるキャストのブッキング。監督スティーブマックイーン、で、アカデミーも受賞しちゃってる点。
 
疑問ですね、、。「ゼログラビティ」で作品賞いいじゃん!!!という意見です、、、未だに、、、。
 
 
直観は、私、、、だいたい当たるようになってきてるんで、、、DVDにしました。
 
 
 
 
 
まず、すいませんファンの皆様。本作好意評価の方、、、あらかじめことわります。かなり ぶっちゃけまくってます。以下不満多々です。
 
 
 
 
 
普通でした。はい。 まあこれを見れば、奴隷制度がわかります。
 
ですが、私は、あまり気に入りません。
 
これならヤコペッティの「残酷大陸」のほうが、秀抜に感じます。
 
あとあの上の本作のポスター見たときに、 「逃げる」の丸出しのポスターですよね。これもセンスがね良くないんです。下の海外ポスターならね良いんですがね。
スティーブ監督、映像関係の仕事からの監督昇格の方のようです。
 
俺は、これこそ スパイクリーに監督してほしいなぁ。まあこの原作を選ばないと思うけどね、リーなら、、、。
 
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本作のあまりにも、、、の、ラストのあっけなさ。事実だから的な、、、。なんか日本映画でもありますねこういう感じのラスト、、好きじゃないんです。こういう系。
 
それからブラッドピッドの役割。これが、もうかなりいやでした。私はね、、、。美味しい役ですよ。映画観る前から予想がついてんです。だいたいね。したの写真のようなことをやりたくて、製作したの593%の映画です(ブラピの脳内ね)
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嫁さんのジョリーさんも社会派になってきてます。今日本の抗日くさい映画を撮ろうとしているとか、、、、。チョットね警戒してます、、、ブラピとジョリ-さんの製作姿勢ですね憂慮。あとジョニデとか、ウィルスミスとか、ジョージクルーニーとか、、、警戒している俳優監督・製作者の方々です。
なんかね、俺俺映画なんですよね、早い話が、、、。それが、好きじゃないんです。
 
ちなみに優良な俳優監督さんだなーーと思う方は、
ケビンコスナーとか、ティムロスとか、ドリューバルモアとか、ジョディホスターとか、シルベスタスタローンとか、、、、、素晴らしいなあと思ってます。
 
が、ですね、これ、その豪華キャストの演技皆、必見です。
 
特にスティーブ監督の処女作からのつきあい、マイケルファスベンダーの悪は、すんごい いやいやいや ららししいです。 必見。本当にだらしなむかつきの極みです。
 
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ベネディクトさんも理解ある紳士マスターをそつなくこなしてます。
 
キウェテル・イジョフォーにもなんでアカデミー受賞してよとも思いましたが、 素晴らしい演技ですよ。
 
 
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 アカデミー受賞のルピタ・ニョンゴも必見です、、スクリーム演技ですね。これで受賞して本人うれしいのかな??? ウタさんも上記動画で言ってましたが
監督の映像の語り口での受賞も大です。 
 
 
私は、この監督黒人の方ですがね、、、、。なんかね 私は、逆に
 
あまりにも省略し過ぎて 不満ですね。
 
奴隷、綿花、罵詈雑言、反目、罵倒、鞭打ち、激痛、容赦ない家畜あつかい
 
 
奴隷制度の読みイメージできる そのとうりの原作のままで、これ脚色賞を受賞してますがね、、、。
 
これをね、 黒人の方がね、、、どのようにみてね
 
酷いねとしか言いようないでしょ という この短絡的すぎるこの
 
描写にどうも ね 腑に落ちませんね。
 
だっけどういんみたいなね。 こういう時代がありましたとさ、、、。
 
歴史ものを見るときに常に この
 
「こういう時代がありましたとさ」
 
問題に付きまとわれるんですが、、、。同じ「ベンハー」とかと比べちゃなんですがね、、、。
 
この脚本、監督のなんか無駄に長い描写も私、あまり好きじゃありません。監督三作目に相応しいダダ長さとしても捉えてもいいと思います。
 
 
ブラピの役もむかつくしね、奴隷制よりあんたの公正キャラが問題視だよと思いました。んんん、センスの問題です。この映画を見てのね、、、私は好みじゃないんですね、、、。とにかく。アカデミーとろうが、なんだろうがね、、、。
 
奴隷の傷は、傷に泣き叫び、イタイイタイと薬塗る 描写よりね
 
もっと描くべき悲惨さが、あると思うんですね、、、。もっと残酷だと思うし、、。
 
その点ヤコペッティは、とことん人間を家畜的に即物的に 酷さに磨きがかかっているという気がします。だからヤコペッティのほうが、上だなと思ってます。
 
アメリカの19世紀の差別、奴隷制度を普通に感じれる映画だ
 
とは、思いますが、、、、私の好みにはあいません。好きでも嫌いでも、いい映画とも思いません。 
 
 
きわめて普通の奴隷制の映画を豪華キャストで仕上げた 賞取りに相応しいほどの
夜があける映画に見えました。
 
 
 
 
さて
これでも奴隷制度がわかる映画
 
私には
 
それでも奴隷の夜はあけたのか? いやいや全然明けないあけない、あけさせない。
 
だって、そもそもこの夜は、あけさせない 
 
私の偏見的思慮が、ひっかかりまくる 映画だもん。てな感じです。
 
繰り返しますが、普通の映画でした。
 
 
追伸
なんでやはり初の奴隷映画フライシャーの「マンディゴ」
テレビドラマ「ルーツ」も機会があれば見たいと思います。
 
 
 
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追記
あとこの映画「愛」が、足りないよねという 脚色も気になります。
ヘイトばかりじゃ ヘイトのみなんですよね。
 
 

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