星4つ 加藤監督、安藤昇の兵塀(へいへい)の中
1967年 脚本笠原和夫ほか、監督加藤泰。
ということで、加藤泰の「明治侠客伝三台目襲名」を見て、調子にのって借りてきた ビデオだけど、、加藤泰、笠原和夫のゴールデンコンビの本作を借りてきました。
これは、安藤昇の映画の予告にはいっていて、気になっていた作品でした。
東映ビデオ鑑賞しました。
いやーーおもろかったなー。
さながら自伝のような、安藤昇のムショ物語でしたね。
敵役に 刑事コロンボこと 小池朝雄であります。
こういう 小利口で 口が立ち じくじくと 悪を生きる
ような男うまいですね、、、。 腕一本 実業家男を演じております。
物語は、戦後間もない 兵隊二人 安藤と小池は、「マーケット」設立のために
闇な物資を奪っていた。とある日。警察の目をかいくぐれなかった二人。
犠牲に安藤は、つかまり、いただいた大金を小池が引き継いだ、、、はずだった。。未来のマーケットのために、、、。
安藤昇初出演作だったようです。
安藤昇の刑務所描写が、実に板につきすぎていた素晴らしかった。
山城「りんご」新吾さんも出てます。
みなさん若いなーーー。新吾さんとなりが、三田佳子さんですかね。。
コメディラインでの山城さん演技役ですかね、、、。先輩むしょ男さん的な役どころでした。
現代とむ所の中の理想がぶつかる 安藤対小池のぶつかりあい 良かったですね。小池朝雄の素晴らしいヒールが光ります。
ラストのいき詰まる 安藤昇のぶち切れ 殴りこみ と唐突なラスト良かったです!
あんまりアップもひきの絵もない加藤アングルでした。
「こんどうーーーです。(ばい鶴ちゃん)」もひじょうーに若手の「きんぐ」なる元気不良役で出演。はじめわからなかったです。あまりにも若くて。
続編も出来てますね。ヒットしたんでしょうね。。。
そして若山富三郎兄貴もいびり警官役で出ています!
この山下耕作監督「海軍横須賀刑務所」も面白かったです。
さて
加藤監督、安藤昇の兵塀(へいへい)の中
刑務所の中がわかる 塀の中の安藤昇
ぜひどうぞ。ビデオしかないようです。