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キンフー監督「大酔侠」

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星4.5 キンフー監督チャンペイペイの金の燕武侠 
 
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予告
 
1966年、脚本監督キンフー。
 
 
 
棚からひとつかみシリーズ。キンフー監督です。女性がばったばったと振り切り、殺陣をくりだす中国発、いや世界初ともいわれる「武侠物」の元祖的作品で名高い作品です。
 
私は、キンフー。評論家から読みしった監督でした。山根貞夫、蓮實 重彥、宇田川幸洋、そしてタランティーノでした。
 
棚からひとつかみ ユニバーサルDVD鑑賞となりました。
 
 
 
いやーこんなに 傑作だったんですね。すごいなーー。こんなにソフトなスプラッターもあって 1966年製作なんですね。ニューシネマの前にこんなに
 
シャープで
過激で
ちょっと殺陣とモンタージュがはやくてわかりずらいけど
 
素晴らしい元祖武侠映画でありましたね。
 
もうこれ、悪役が抜群に素晴らしいんですよね。中ボス、大ボスがいるパターン。
そして容赦ない、、子供でもヤルというこの極悪というところ。
 
中国映画やブルースリーのローウェイ映画など 怨念のこもり方が世界一だとおもいます、、、、。怨の表現方法が日本より、アメリカよりも。。。
 
根深いというか、しつこいというか、ひりひりした心象表現をかんじますね、、、。毎回。
 
今回カメラワークもさることながら、ための緊張感がとってもすばらしくて
 
タランティーノの「キルビル」の青葉屋は、この作品の飯屋のセットを参考にしているのかな?とか思いましたね。。
 
この主演のチャンペイペイがお綺麗なんですよね。
 
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殺陣の音が無いんですよね。普通「ピシ」とか「バサ」とか剣が人を斬る音ってあるじゃないですか、あれが、無くて「うわーーー」と突然血を流すみたいな感じなんですね。
 
殺陣の感じもワンカットで魅せたり、細かくカットを重ねる殺陣ですね。繊細ですし、緊張感と音楽のシンプルな拍子木のような心臓音が素晴らしいです。
 
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ほかのキンフー作品も見たいんですが、フィルムが現存しないらしんですよね、、、なかなか 、。だから映画祭で発掘上映とかになっているんですね。
 考古学的映画です。
 
 
物語も実に練られていて、駆け引きも面白かったです。
 
 
 
 
 
さて
キンフーの金のツバメ
キンフー女剣術つばめのドランクバード 元祖女侠
 
ぜひ ごらんください。カンフー映画ファン、時代劇ファンぜび!
 
 
監督違いのこちらも 近日見てみたいかなと棚からひとつかみです。
 
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