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中島哲也脚本(ほか)、監督「渇き。」

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星4,5
 
2014年中島監督の一番新しいヤクとヤツ(薬と奴(ら」))
 
予告 (この予告の150倍増しの悪さです!!!)
私は、悪い役所さんだけで、本作全然良かったですよ!ツマブーは、下の写真から想起したとうりのイメージです(笑)
 
イメージ 1
 
原作深町秋生。脚本(ほか、女優の唯野未歩子さんも脚本!驚愕)、監督中島哲也。
 
2014年の日本映画で一番の期待値な作品でした。
 
前作で 橋本愛をいちはやく女優としてはばたかせつつ、皆殺しの教室映画「告白」を撮った中島哲也監督。
 
私は、どちらかというと中島監督の前作の素晴らしい新しい語り口に心底感動した「告白」でした。
CG多めの「下妻」「嫌われ松子」「パコ」(すべて略称)より 
 
このミステリー仕立ての高速なカッティングと絶望青春の執拗な青臭さとストーリーテーリングに陰湿な新しいミステーリー映画に狂喜しました。
 
ちなみにあと中島作品は、団地で戦隊物と永瀬さんが出演していた、ほぼ失念した「ビューティフルサンデー」
のみ鑑賞。低予算なCM映画のような印象でした。
 
なんで「告白」で中島監督が大好きになった感じであります。作風の変化というところでしょうね!?
 
チラシは、猛毒エンターテイメント。また、全員そのキャラクター 超最低みたいな臭い。お気に入り男優、役所さんのヒール役!まあこれだけで見に行きたいわけです。
 
まじめそうな役所さんが、悪だから見に行きたいんです。過去作品だと黒澤清監督の「蛇の道」「キュア」、「シャブ極道」「カミカゼタクシー」のような ダークな役所さんが、私は見たいんですよね!
 
2014年日本映画 劇場鑑賞2本めですが、、、。    いちはやくデイタイム鑑賞してまいりました。   
 
 
 
いやーこれは良かったですね!もう むちゃくちゃマスターなピースですよ!中島監督の最高傑作かもです!これは、すごい。
 
 
中島監督の力を感じましたね!まあ、ラスト付近もたついて、ほんと韓国映画かよというくらいしつこいですが、、、ちょっとラスト脚本けづっても良かったとも思ったけど、、、、。
 
それにしてもこの にじりより方は素晴らしいですね!新しい悪い映画の誕生を私は、祝福したいです。
中島監督、これは。もう3部作ですよ!次もダークな作風おねがいします。
 
とっても 悪くてひどいですよ もうもう、悪いというか 鬼畜生のぼこぼこフレッシュな新鮮さにあふれる
悪い薬と奴らの物語でしたね! 結構鑑賞後 腰が悪にまみれてたつのが一瞬つらかった!
 
皆様に説明しますと、 
女性は基本的に暴力に耐性がある方でお願いします。若人もね! 酷いんですよね。ほかレビューでもいわれてますが、
 
人間バケモノ よろよろさまよう映画です。ひどい人しかでませのであしからず。本当そう言う意味で
70年代のありのままのひどい人間たちを直視したニューシネマのようかもしれませんね。
 
私が見た時 斜め前のカップルの女子 スクリーン直視できず彼氏背中さすってました、、、。
 
物語、登場人物の魅力すべて必見です。言いたいけど、言いません。私は、役所さんと橋本愛がからむだけで超満足でした!あと黒澤あすかさん、売れっ子二階堂さんも出演(役所監督「がまの油」で見出された二階堂さん、役所さんと再共演です。)
 
R-18でも良さそうな感じですがね、、、。過激です、劇薬ですね、。韓国暴力映画の結構すごい版の映画を見に行くんだという気概で、危険を覚悟してごらんになったほうがいいです。
 
無論「告白」みたいにじりじりくるなんてもんじゃない。 
 
さながら気分は
 
超高速パンチで 役所パパがなぐりちらしまくる、ロードエロス薬ムービーでございます。超悪悪なえいがですんで、
 
このなかのキャラに感情移入とか、
 このミステリー映画はどんな犯人、どんなロジカルな謎解き、渇きという悩みは何とか
そんな
やわな腰構えだと みごと 役所さんからつばきと怒号が、そしてこの登場人物最悪キャラにねじ伏せられてしまいますよ!
 
劇薬、毒薬、70年代きめこんで、フレッシュさも、軽さも含みながらも
 
役所さんの渇きに高速で 殴られて、犯されていきます!
 
私が今回素晴らしいと思ったのは、 まず この映画の 劇高速なモンタージュですね!本当に秒殺中島トリップカッツ 必見ですよ!
 
こんなに フィルムのスピードが無茶苦茶はやいの 今まで見たことないですね! それが新しい素晴らしさだと思います。 これに ついていけない方、ものすごくでるだろうなーーー。拒否感につながりやすいほどの
 
高速100キロのスピード感なるフィルム展開。しかも時制は、過去未来に飛びまくります。
 
ときにフレッシュな青春のダークサイドに
ときにボコッとした痛覚に
ときに役所さんの悪態にまきこまれ
時にこの渇いた奴らのひどい鳴き声に
 
われわれは、超高速に劇薬をきめこまれていくのです。
 
本当に時々美しいほどの瞬間が訪れたかと思うと その次は、叩きのめされ、その繰り返しのゲームのような、地獄のポエムなんです。
 
一見70年代ふうにみえて
音楽も70年代風に聞かせて
アニメもCGもマジくっていて
見たことない瞬間がふわりとおとずれ、痛覚はぼっこフルぼっこに脳内に劇薬がとうにゅうされていきます!本当にマスターピースかもしれません、この感覚。
 
ちょっと感じた中島カッツの素晴らしい瞬間
 
素晴らしいばんそこのひらひらの絶望感
高速なティーンの若さディスコチック無意味なダンスシーン
突然ぼこられる 暴力描写 いくつもハッとした、いくつもおぞましいと感じたその、ヴァイオレンス描写!これは、本当に良く描きましたね!直接的にばしばしきますんで、女性は、本当に注意です。
 
女性は基本的に暴力に耐性がある方でお願いします。若人もね!
 
中島監督の心底撮りたかったという 情熱の劇薬を私は 飲み干したら意外に新しい興奮をいただいた
素晴らしい劇薬エンターテイメントでした!
 
 
イメージ 3
 
さて 
 
中島監督が描く
2014年中島監督の一番新しいヤクとヤツ(薬と奴(ら」))
 
役所パパのろくでなしにのどを苦くのみほしてみる 勇気 あなたにはありますか?
 
てな2014年いや 2010年代 日本映画において 超モラルハザードな劇薬をどうぞ!
 
私は、大満足でしたよ!
 
追伸 
2014年いまんとこ一番良いです。ていうか「ハロー純一」しか今年劇場日本映画みてないけど。
「告白」ファンは、ぜひ!それより刺激の強いのはいってます。
 
 
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